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聖刻1092とは、千葉暁の執筆する小説である。ジャンルは大河ヒロイックファンタジーロボット活劇。聖刻シリーズと称される一連の作品群の一つであり、TRPGのワースブレイドとは世界観を同じくする。

概要

架空の世界に存在する大陸(ア・ハーン)。この大地では大小の王政国家群が各地を統治し、操兵(リュード)と呼ばれる人型の兵器が闊歩していた。

物語は、その中央部たる中原と東部たる東方を舞台に、絶大な力を有する結晶体、聖刻(ワース)の神秘と謎を巡り戦いが繰り広げられる。全4部作が予定されており、2010年までに最終部の神樹編1巻までが刊行されている。でも著者がかなり遅筆なのでいつ完結するかも神秘と謎に包まれている。もう一つの聖刻群龍伝も終章であるし。

何百何千の操兵がぶつかり合う軍団戦や、練法(魔法のようなもの)が飛び交う魔術戦などが大量に盛り込まれており、若干(どころじゃないかもしれない)マイナーな小説であるものの、ロボ物好きにはお勧めできる作品である。

なお、タイトルの「1092」は年号を指すわけではない。物語の根幹をつかさどる、ある存在を示す秘蹟である。

出版形態

聖刻1092はもともと朝日ソノラマ文庫から文庫本の形式で出版されており、イラストノベルつまり現在で言うライトノベルである。第1部の「聖都編1巻 疾風の狩猟機」から、第3部「黒き僧正編6巻 宿縁の八聖者」までが刊行されていた。その後、続編は長らく刊行されず、お蔵入りになったかと思われていた。(誰?)

しかし、新装版として、朝日新聞社出版のソノラマノベルスのレーベルにて加筆修正を加えて「完全版」と銘打たれたシリーズが現在進行中である。これは文庫版2冊の内容を1冊にまとめ、ストーリーに若干の修正や外伝の加筆などを加えている。イラストもすべて差し替えとなっており、幡池裕行氏のコミカルかつアニメチックな挿絵や、巻末の福地仁デザインによる操兵名鑑は新装版には無いのが残念。下記の巻数表記は新装版の冊数に準じている。

第一部 聖都編(1巻から3巻まで全3巻)

舞台は大陸中央部、中原と呼ばれる地域。カロウナ村の見習い修道僧のフェンと、ラマス教管長の娘でフェンの幼馴染のリムリアがキーパーソンとなる。操兵傭兵団にさらわれたリムリアを助けるべく、父の形見のオンボロ操兵ヴァシュマールを駆って旅に出るフェン。その道中で占い師の少女ジュレ・ミィや家出騎士クリシュナ・ラプトゥ、東方の武者ガルン・ストラらと出会い、仲間として共に戦うことになる。果たして、リムリアをさらった張本人「大師」とその配下たち「聖華八門」の目的とは・・・?

第二部 東方編 (4巻から7巻まで全4巻)

 凄まじい戦いの末、リムリアを奪回し、首魁たる大師を斃したフェン一行。彼らは古に伝わる謎の存在たる八つの「真・聖刻(ラ・ワース)」を見つけ、封印するべく旅を続けることになった。一行は東方出身のガルンに先導され、中原から交易路(カグラ)を進み、大河アグを越えて大陸東部、東方へと潜入する。東方は魔術の統べる地とされ、万の操兵を擁する東方最大の組織、「東方聖刻教会」の腐敗した陰謀が水面下で進みつつあった…

第三部 僧正編(8巻から10巻まで全3巻)

舞台は引き続き東方。聖刻教会は二派に分裂し、東方での動乱は治まる兆しは未だ見えない。教会の力の弱まりは各国の紛争の引き金となり、かつて滅ぼされた二つの国家、ヒゼギアとスラゼンの残党が、怨讐と祖国再建のため蠢動する。クリシュナはフェンとの不和から決別し、ただ1人無謀な戦いへと身を投じてゆく…クリシュナを慕うジュレ・ミィの心は彼を絶望から救い出せるのか。

第四部 神樹編(11巻から現在1巻のみ刊行)

聖刻教会の不正を誅すべく北上する連合軍は、東部域の聖刻騎士団「鳳」との会戦に臨む。ガルンは連合軍の将として、クリシュナとジュレは戦後のヒゼギアの復興のため、それぞれの戦いに身を投じる。フェンはただ一人リムリアの元へと戻り、彼女の手助けをしたり、迷惑をかけたりと一見楽しそうであった。しかし、フェンの帰還もまた、新たなる戦い予兆を感じ取ってのものだったのである。そして、かつて倒したはずの、あの敵の影が忍び寄る。

外伝 2冊

聖刻騎士団の団員であるナム・デュランは団長の特命を受け、極秘任務のため、中原へと赴く。そこで出会う、奇妙な力を持った女、マハや小国ホータンの警備体長ハオ。彼らが共に進む先には八の聖刻を巡る、過酷な運命が待ち受けていた。(北方の傀儡子)

まだフェンたちがお互いの事を知らず、各々の道を歩んでいたころの話。本編より少し前の彼らの生き方を描いた短編集(東方の嵐 中原の砂塵)

関連商品

設定資料集としては「聖刻1092読本 新版」(2008)以外にも聖刻1092聖都編グラフィックブックというのがかつて刊行されており、現在は絶版のため、中古本屋やネットオークションなどでしか出回っていない。

ちなみに聖刻1092シリーズとしてコンピューターゲームとしても2本が発売されている…が、ワースブレイドプレイヤーやその他ファンにも「ゲーム?そんなのないよ」と言われるレベルのものである。お察しください。

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聖刻1092

11 ななしのよっしん
2019/01/18(金) 22:32:19 ID: JaKzEWdyTd
ガキの頃出会ったクソゲー(真・の方)をふと調べてみて、予想を遥かに超える重厚な世界に驚愕
まだ聖都の弐までしか見つけられてないけど
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12 ななしのよっしん
2019/11/14(木) 18:31:23 ID: /KeUW/bE7A
多分これラ・ギアスみたいな世界だと思うんですけどねえ
でも操兵に飛行機能ついてないですからラ・ギアスより技術的には発展してない感じですか?
練法師というのがプラーナの使い手みたいなものですかね?
呪操兵で魔装機の下位機種位の力持ってる感じですか
バイストンウェルとラ・ギアスより古代寄りの世界観て感じですけども
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13 ななしのよっしん
2020/06/15(月) 19:12:41 ID: muYxqI9Kcq
神樹編2刊行
数年前にチラッとそんな話はあったが出ないんだろうなと諦めていたのでうれしい
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14 ななしのよっしん
2020/08/11(火) 17:04:46 ID: OLKe8w2BSY
やはり
紙の方はもう印刷しないって事かな(完全版の方)
ソノラマ文庫版だけしかよんでなかったから完全版で変更点あるって今回の後書きで聞いて後悔したわ
当時は学生で金なかったし操兵図鑑もないって聞いて手に入れようとしなかったんだよなあ
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15 ななしのよっしん
2021/09/13(月) 20:22:06 ID: I6r47NBQq6
https://www.shindosha.com/waresexit
公式サイトで設定資料集が無料公開されたので原作知らずに読んでみたけど、
こういうのは設定読んでるだけもでめっちゃ楽しいな
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16 ななしのよっしん
2021/11/15(月) 17:00:55 ID: JRsl6CinCh
出版社側からクラウドファンディング提案てどういう状況なんだろう?
売れるかわからんから刷る費用は会社じゃ出しませんよってことなんか
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17 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 12:48:48 ID: JaKzEWdyTd
ニコニコでは本編より真・聖刻の方が幅を利かせてるが、当項で一切触れてないのがあっちの原作で本編に一切触れてなかったのの逆転現象みたいになってて少し笑う
まぁ知られてると言っても例のアレのおもちゃ扱いだから幸か不幸かは判断が分かれるだろうが
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18 ななしのよっしん
2022/11/01(火) 11:52:55 ID: biwgc61i0H
真・聖刻は元々クソゲー9栄神としてクソゲー界で有名だったのに例のあれの玩具とか何いっちゃってんだろ
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19 ななしのよっしん
2023/11/21(火) 09:01:15 ID: 24b8vGg00F
それぞれの巻の刊行年が知りたいところさん
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20 ななしのよっしん
2025/02/23(日) 01:07:44 ID: REzeH2v+41
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