ニコニコ大百科

塩野七生さんはニコニコにうPされてる古代ローマ系の番組でちょくちょく名前を見るよ

番外編が本では収録されないのがちょっとばかし残念
月世界旅行もそうだけど、天体の回転についてがほんと好き

というか歴史学専攻じゃないかぎり古代ローマの歴史に興味を持った人はたいてい塩野七生のアレに手を伸ばすものじゃないかと
ベストセラー作家だし

KADOKAWA出版に対する反応でどういう層が見ていたのかが分かったのは良かった
そりゃアホみたいなコメントも増える訳だ

twitterで語られている書籍化までの裏話では

表紙に似合う絵画を選んできたり
動画の雰囲気を現した帯のフレーズを考えてきたり
校正時にＮＡＳＡの過去資料から皆既日食の経路図を見つけてきたり…
と、担当編集氏の仕事ぶりに感服しますね

書籍化すごく良かった
我ながら不思議なんだけど読んでからもう一回動画を見直したくなって最初から見てる
何より表紙の手に馴染む触感がほんといい、つい触りたくなる
汚さないようにしないとなぁ

アウトプットの能力、方法が抜群に上手いと思う。
自然と息を吐くように動画の中の文章作れると思ってた
けど、色々見たら本人の努力と推敲の賜物だって分かったし、上手く言葉に出来ないけどすげー尊敬する。

勝手に超高学歴だと思ってたけどそうじゃなかったんやな

書籍版を読んだ。確かに素晴らしい出来で買ってよかったと思う。
ただ、強いて言うなら動画ならではの間とか表現が好きなので、ぜひこれからも動画で頑張ってほしいとも思った。

>>67
書籍版は書籍で素晴らしいんだが、それはそれとして同じ書に対する解説で内容も似たものでもやっぱり動画版は別腹な気がする。

動画版は個人経営のレストランに入店してから料理が来るのを待ってる間みたいな雰囲気ですよね

天動説の回は教会を悪者にしすぎ
あれは科学VS宗教なんて単純な話じゃないし、そもそも天動説は天文学的見地から惑星の軌道予測をしやすかったから信じられてただけだ
教会だって聖書に基づいて天動説を支持してたわけじゃないし
ガリレオが異端審問にかけられたのも個人的な恨みを買ったのが大きいし当時の教会や学閥の権力闘争とか色んな要素が絡んでる

>>70
ガリレオに向かって、「数学に無知で立腹している神学者たちの集会が『天文対話』を禁書にするために招集された」とカンパネッラが伝えたりしている
ガリレオ事件は確かに複雑な話ではあるけれど、その中心には科学VS宗教という単純な対立構図がある

「天動説は天文学的見地から惑星の軌道予測をしやすかったから信じられてただけ」ってのも疑問が残るわ
ガリレオ登場以前から、天動説の主な支持層はキリスト教神学者だったし

あれで教会が悪者だという単純な理解しかしてない>>70の見方に問題がある説
普通に後説でフォローもあったし、現代の日本人が当時を考察する場合どうしてもキリスト教文化への距離感は生まれるし、無駄に配慮した言説で視点ブレブレになるよりはアレくらいの解説でちょうどいい
というか「軌道予測をしやすかったから信じられてた「だけ」」ならそれに固執する理由はないはずだよなあ！

>>71
古代でも天動説支持者は大勢いるでしょ。
アリストテレスだけでなくエウドクソス、アポロニウス、ヒッパルコスは天動説支持者だし動画内で紹介されたプトレマイオスも天動説支持者。
かの有名なアンティキティラ島の機械も天動説を元に作成されてる。

古代では古代ギリシャ系天動説支持者は大勢いるだろうね
>>70>>71>>72の話題は、ガリレオの時代のキリスト教系天動説だけど

動画でもいくらか言及されてるがキリスト教は、古代多神教時代の天動説をそのまま手放しに受け入れたわけではなく
その天動説を、キリスト教神学（スコラ学）に馴染むような形へ改変している

でもその天動説地動説ていう言葉ニュアンス微妙じゃないですかね、geocentrismとheliocentrismの訳ですか？
しかし天が動いてるか地が動いてるかという論争ではなくて地球が中心か太陽が中心かという論争、
動いてるかどうかでいえば天文学的には天体は全部動いてるって話になるんでしょうし…でもfixed starというのはそれ自体が動くのではなく何かに固定されていてその固定した先のsphereが回転しているといったような考えに基づくでしょうから、
でもheliocentricでかつ地球回っているという考え、それは何か引っ掛かりありそうですね…多分古来Heliosと呼ばれる天体は動いてるでしょう、しかし地球は中心でもなく又動いてもいないという事かも知れません…
或いは地球も回っている側と回っていない側とがあるという事も考えられますか…それは少々複雑ですか？

>>70 わあ！なんて物知りな御人なんだろう！ぜひとも間違った知識が流布しないためにゆっくり解説動画を作ってほしいな！こんなところで唇尖らせて”教会悪く書きすぎ”なんて他人の創作物に便乗してボソボソ呟いてるよりよっぽど有意義だぞ！

関係ないけどそろそろ『穏健なる提案』あたりの動画が投稿されないかな〜とか思っちゃう

視聴者の中のアンチキリスト教コメは本当ダメダメだわ
うp主さんが解説してくれているのに、善悪二元論に終始してる

宗教全般を悪と断じるのは日本人らしいコメントだとは思うけどね。
キリスト教も過渡期手前には道徳の一環としての側面があり、そこを重視していれば日本でも受け入れられたかもしれないけど、
日本に来るころにはバリバリに成熟したねずみ講並みの信仰換金システムになってたからね。
現に日本で有名になった宗教といえば…は置いておいて、
下地のない日本人には嫌悪の対象になるのは仕方がない。

>>76
なぜそうやってすぐ煽るのか

ほならね理論多すぎィ！

奇書の人も意識高い系の亜流みたいな言い回しが多いからニコ百では叩かれてるのかなぁと心配だったけど叩かれてなくて良かった

でも投稿者が叩かれてなくてもコメントとか批判的な意見は叩かれてるから結局なにかを叩かないと駄目なんだろうなニコ百は。
投稿者が叩かれてないだけ他のニコ百よりはマシだと思うけど

↑
奇書往氏は意識よりも知識のほうが高い系だからね。
無知への批判は無知でも出来るが、
知者への批判は無知には出来ない。

最近知ったんだけど「亞書」って扱ってくれないかなあ
疫神様の詫び証文がいけるならこれもいけるはず

新作動画時事ネタだけどすげー面白かった。まさかアマビエの話も出てくるとは。今と昔で変わったこともあるけど、変わらないものもあるんだって思えたよ。

作者さんは意識も高いと思うよ、いや悪い意味じゃなくて
知識だけじゃなくて対立する両者の思想や立場をどちらも尊重しようとする意識が動画の質を高めてると思う
だからこそその動画を見ながらも尚片方を平然と貶すコメントを見ると動画の何を見てたんだという気持ちになる

いつも話の締め方がおしゃれで好き

バランス感良いよね
偏見を極力減らそうという努力を感じる

正直なところ、ここ最近の数作はネタ切れ感が否めない感じはしてる。書物そのものよりそこに至るまでの歴史的背景がメインな、番外編と同じような動画構成になってきてる
ただ奇書である以上、資料も少ないし絶対数も多くないから仕方ないのもわかる

『穏健なる提案』と『椿井文書』が動画化されれば書物中心の話にはなりそうだけど、そこから先はどうなることやら

>>8 今更かもだが
BGM:ベラドンナ /byMakoto Hiramatsu
https://dova-s.jp/bgm/play4463.html

名曲よな。これを選んだセンス含めてスゲーわ……