ニコニコ大百科

こんな人が総司令だったら・・・
そもそも宣戦布告なんて馬鹿なマネやらないか

政治的な発想、才能が求められる軍令部総長や参謀、連合艦隊司令長官は無理だろうけど、
前線部隊である第2艦隊や第5艦隊の長官、あるいは重巡戦隊の司令官やってたらという妄想はしてしまう。
空母部隊指揮官に洋の東西を問わず水雷屋が多いことから、
(例えば日本の南雲・小沢、英のフィリップ・ヴァイアン、米のハルゼーとか)
案外機動部隊の指揮も行けたかも、というのは買いかぶり過ぎだろうか。

開戦前は軍令部が、開戦後は連合艦隊司令部が政治的に動きすぎて
戦力優位だった時期を支離滅裂な戦いぶりで空費してしまったのが二次大戦時の日本海軍という印象だなあ

我が故郷の誇りですわ
でも静高でてんのに名前聞かないんだよなぁ

吉田俊雄の著書にキップはいいが、口の悪い駆逐艦乗りに
「ヒゲさん、ありゃ大物かもしれん」って評価されてたって
書いてあった
立派なおヒゲだったのでヒゲの木村とかヒゲさんって呼ばれてたとか

>>32 有能だけどエイブラムスやブラッドリーみたいな現場の指揮官型だと思うぜ。作戦本部にいるような人で有能な人間って誰だろうなあ・・・・・・・

>>36 それ言い出すとアイゼンハワー的な人が欲しくなる。優秀で癖のある指揮官を束ねて動かせる人材って日本だと誰だろう

>>37
……陛下とか（ﾎﾞｿｯ

>>36
木村提督の同期の草鹿龍之介中将が連合艦隊（GF）参謀長やってる。更に木村提督をGF司令部に招聘して「司令部付」として相談役（実際は参謀副長）にしてる。

草鹿さんは本来なら木村さんを副参謀長に抜擢して実践的な作戦提案したかったみたいだけど木村さんがハンモックナンバー低かったのがウィークポイントになって曖昧な地位にしか就けられなかったのを後年まで悔やんでた。副参謀長なら大和特攻なんて馬鹿な作戦断固反対したんだろうな・・・

堀悌吉でどーだろか＞参謀

神が参謀やってる時点でお察しではある。

参謀というよりは軍政の人のような＞堀さん
昭和さまの信頼も厚かった山梨さんが大臣で堀さんが次官だったら
陸軍はおそらく手も足も出なかっただろうなとは思う。＞開戦
自分が殺されようともNOという感じだったっぽいし。

>>32

世界水準の現場指揮官は陸海を問わず日本にも沢山いたのは間違いないけど
日本のアイクがいなかったのが敗因の一つだと思う。政治的戦略的な才と
あの調整力がねえ。

>>42
戦争を悪として国を護る軍人としての在り方を貫いた人という感じだな＞堀提督

利権塗れの陰謀（満州事変やら軍令部への権力集中）を徹底的に糾弾し、ナチス隆盛前からドイツに対して嫌悪感持って距離置くようにと提唱した当時でも稀有な人。予備役に追われても国のために敢えて敬遠してた兵器生産の責任者になって文字通り縁の下で支え続けた名将だったよな・・・木村提督同様もっと評価されてほしい。

ダチョウに乗って写真を撮ってもらって
それを見合い写真に使うとかｗｗｗ
私人としては案外ファンキーな人だったのかもね。

この人の海兵同期には、ミッドウェー海戦時の赤城艦長だった青木泰二郎大佐がいるんだけど、戦没した4空母の艦長の中で唯一生き残ったからなのか、予備役にされるわ同期生からクラスの恥晒しだの腰抜けだの罵声浴びせられてたんだよな。

そんな同期生の姿を見て、木村さんは何を思ったんだろうな…。

※45
軍務の事は家族には話さず、家では酒飲んで豪快に笑ってる親父さんだったらしいね。戦後に取材に来た記者から色々聞かされて、家族が「え？うちのオトンそんなすごい人なの？？」ってなったとか。

戦時末期は山口県防府市の三田尻で海軍学校の校長をした。
その地で終戦を迎えた後は製塩会社を興して元部下の就職支援。
自宅に畑作って、朝は肥料に使う馬糞を拾い歩いてたらしい。

>>43
その前に物量の差だろ。あと拡大し続ける占領地。現地人とか使って占領地のお守りを減らせればオーストラリア上陸もワンチャンあったと思うぞ。他の植民地支配についてもそうだが。朝鮮人に日本語なんか話させる必要ないんだよ。植民地人は税金だしていう事聞いてれば十分。

物量が問題だってわかる奴が居れば開戦してねえよ。
まあ占領地を無定見に拡大しすぎたってのはあるわな。

準備不足で考えが浅かったんだろうな。

1939年の欧州大戦勃発でアメリカが国力を物量に転換する大軍拡を始めてしまった「から」、
それが太平洋に具現化する前に開戦してイチかバチか日米対立を日本優位に決着させるしかない

……っていうのが「開戦」を選んだ理由よ。物量が問題「だから」開戦したの。もちろんこれはおかしな話なんだが、そのおかしさを正せる権力を持つ人間というのはもはや「まともな軍人」の枠を逸脱した怪物になってしまう。大日本帝国はそんな「怪物」でもなければ救えない状況にハマってしまっていたんだよ。

理由はわからんでもないが勝ち目薄いなら開戦するなよ…

さらに問題なのは予想通り失敗したときに手仕舞い出来る奴が居なかったことだな。
陛下が出張ってやっとこさ白旗。そりゃ滅びる。

話は戻るがキスカ撤退を描いた『八月十五日に吹く風』面白かった。

エリート街道から外れたからこそ柔軟な思考を持って
確固たる信念のもと行動出来た。そんな人に見える
こういうリーダーに巡り会えたら幸せだなあ。そら戦後も慕ってついてくるよ

>>51
1931年の満州事変に始まる日本の外交関連の失敗のせいで英米側に付く事に関して絶望的な状況になってたからねぇ。
あの時点ではすでに開戦以外の選択肢は無かったでしょう。どんな人物であろうと。
開戦の問題については満州事変やその原因とも言える1930年に発生した統帥権干犯問題などの政治側の問題の方が遥かに大きかったと思うよ、俺は。

>>42
無理だって。
海軍がシーメンス事件を起こしてなかったならともかく。

本来なら功績や人格の高潔さを語るべきなのだがここはニコニコ大百科なので次男がマンガを描いていたことや缶これの人気キャラクターに乗船してたことに注目してもいいはず

キスカ撤退作戦の木村昌福しかり、スラバヤ沖海戦でイギリス海兵を救出した工藤俊作しかり、エンガノ岬では敵の攻撃をかわしまくり、戦後は発明でいくつも特許を得た松田千秋しかり、帝国海軍でひげ提督って良きキャラばかりだと思う。