ニコニコ大百科

ようやく出来たかｗとりあえず記事作成乙です。

アニメカービィでアナーキストの単語が出てきた時は訳が分からなかった。
今の政治家を見ていると、いっそ無政府状態の方がいいんじゃないかとか思える。でも大きな事業が出来なくなるよなぁ。他にも問題があるかな？

あーあ 早く忘れられるといいね

>>2
一番の問題は国防と治安と法律じゃないすか
それを国が最低限どうにかするとなると夜警国家になる

近代無政府主義だったら、とりあえず代表的な人物にプルードン、クロポトキン、バクーニンがいるね。

触りだったらこのサイトもお勧め。
ttp://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/faq/

アナルコキャピタリズムは無政府主義ではない、と主張する為に作られたが、
ついでに無政府主義自体に付いても簡単に知ってもらおうと言う目的も合わせて作られたらしい。

日本だと大杉栄とか
そのぐらいすかね

>>7
後は大逆事件の幸徳秋水とか。

>よく誤解されるが、統治政府が存在せず無秩序である状態とアナキストが望む「無政府状態」はまったく異なる状態である。
でも現実的には同じですまる。
結局のところアナーキストが忌み嫌う「政府」の存在無くして秩序を守る事などできゃーせん。
まあ実質的な政府を政府と呼ばないとかいうセコい話なら別だが。

>>8
この辺りは翻訳の問題だけど、「無政府主義」は「無支配主義」と訳するのが実際には正しいんだよ。

つまり政府の様な意思決定機関は存在するけど、それらは職場の組合や町内会止まりで、最小規模だが
最小故に、そこに属する個人全員がある意味議員であり、相互に対等な政府の一員でもある訳だ。

そして各地域、職場の機関がこれまた平等に横の繋がりを保つ世界を一つの理想としているらしい。

んで、秩序を乱す人間、割り当てられた仕事をサボったりする奴は基本説得するが、
それに応じなければその職場からパージするとクロポトキンは言ってるね。
もちろん、その場合でも生きて行けるように農耕機具やらは渡すし、
皆が使っていない時は工場で勝手に必需品を生産しても良いらしい（できればだけどね）。

そしてパージされた人間が他者の自由を侵害する行動を行った場合は、
予め志願した民兵なり、自警団なりが「対応」する事になるんじゃないかな。

社会主義の理想は無政府でレーニンはあと数十年で国家権力は消えるとか言ってた
実際は逆に進んだんだが
中央政府がタッチしなくとも寄合と相互監視と村八分で社会を運営した農村漁村とか
ちょっとそこに踏み込んでるかもしれない

なんか「無政府主義者でないと極左とは呼べない」ってのをわかってないやつが多い気がするんだが

>>9
で町内会単位で利害対立したり自警団を置いたり武器や戦闘技能を磨いたりするわけね
ですぐにある程度束ねた方が有利ということになって大きなグループが出来て群雄割拠の時代に戻るわけね

>>13
まず武力による攻撃は明らかに攻撃対象の自由を侵害する物なので、その様な自治体が表れた瞬間に、
各自治体は義勇兵を編成し、革命の防衛に乗り出す。

更に言えば、前提として無政府主義社会が成立していると言うことは、
そこに暮らす人々は当然、まったく支配の無い状態を謳歌し、当たり前の事と思ってるだろうと言う事。
その状況で再び、歴史の授業でしか習った事の無い様な、
支配者のいる世界を復活させようとする企てを目の当たりにすれば、
それは死に物狂いの抵抗を生むだろうし、その状況で争えば、
少なくとも現代社会で無政府主義革命を起こして勝利するよりよっぽど簡単に勝てるだろう、と言われているね。

中世ヨーロッパなんかも今日的な視点では封建的無政府主義とか呼ばれてるね
個人の勇気や資質に美徳を置く部分や家族や友人といった狭い人間関係を大事にするのも似てる

ジョージ・オーウェル曰くアナーキストの義勇兵が一番人間的に清々しい人が多かったそうな

無政府主義が今日の自由主義に与えた影響は無視できないものが多いのだが、いかんせんノータリンの暴力的反政府主義者が暴れやすいんでイメージが悪すぎる。
アナーキスト集会のポスター見るたびによく生き残ったものだと思うよ。

どの思想でもそうだけどその名前を騙ってただ暴れたいだけのゴミがいたりするのがなあ
それは置いといて特に無政府主義は人とか組織によって主張がかなり違うよな
アナルコサンディカリスムだけ見ても割と集権的なIWWと分権的なCNTとかあるわけだし
だけど自由を求めてるっていう大前提があるからか後者も時代の流れとかの影響で今は全盛期の人数の30分の1ぐらいだけどそれでも数万人規模なのに対して前者はほぼ死んでるという

回転寿司を食べない奴は反逆者！内部告発者！アーチストぞい！

なんで俺はアナーキーなんて言われるんだ？
別に無政府主義者じゃないぞ
ちょっと集団のルールにルーズなだけなのに

>>19
それはアナーキーとかじゃなくてただのダメ人間だｗ

集団のルールにただ従うのも「全体主義への加担」だから間違ってもいないけどな
全員スーツ着て、決まったルール通りに動き、決まった人生を送る
そこから外れた者、合わない者を社会不適合の烙印を押して排斥する
違う意見、違う価値観、違うルート、違う人生、自由や異色を許さない

これ無意識の社会主義だぞ
村落社会と同じ

>>21
左巻きの人がよくそれ言ってるけど、それがよりよく当てはまるのって
昔の村社会より共産主義社会じゃねぇかってツッコミ入るよな

村は別に出てったって構わんし晩飯何食おうが自由だが、共産主義じゃ粛清対象だからなぁ

共産主義も国外に亡命できりゃ自由だし、村社会も村八分にされれば飢え死になんだよなあ
「村出れば」とか簡単にほざく時点で近世村落の成立と解体の背景について全く知識無さそう（小並）

>>22
だって共産主義を発明したのはロシアの農民だもの
農村社会、村落社会こそが共産主義を生み出した原型で源だぞ
農民が自分たちを搾取してきた帝国の王侯貴族に反乱・革命起こして作ったのが共産主義なんだから

そんでみんなで真面目に畑耕して富＝収穫を分配しようぜ
（全員が真面目に働いて、全員が農民か労働者で、全員サボらないのが前提）
なのが共産主義
上の支配者（王侯貴族）がいなくなっただけで、農民同士が相互監視・同調圧力で監視し合うシステム
要は超巨大農協＝ソ連

もちろん農協・組合にも幹部や代表者がいるから、本当は平等なんかでもない
結局は搾取もある

>>23
亡命できれば自由(わざわざ追いかけて殺す)
村八分(個人で自給自足できれば何の問題もない)

つーか個人の自由とそれに対する共同体の応答の話してるのに「近世村落の成立と解体の背景が～」とか的外れなこと抜かしてるのすごいな…大学行ったことある？行ったとして、文系のバカがよくやっちゃうエライ教授の講義ボーッと聞いて盲信して、丸暗記した単語を使いたくて仕方ない幼稚園生マインドになってないか、君？

>>24
貴族たちブチ殺して自由になったと思ったら、
もっと過激な監視社会、全体主義社会になったってスゲー皮肉だなぁ…

ソ連のジョークに爺さんが共産主義化する前のがマシだったな、っていう趣旨のこと言うのがあるのはこういったことが元になってたりするのかねぇ

村社会では村を出る者は白い目で見られた
一方、かつての某社会主義国は国境を越える前に射殺した

やっぱり社会主義の方が優れてるな

>>25>>27
それは単に人的リソースに余裕があるからだろ

根本的に集団主義を是としながら、
一方で共同体からの離脱の自由だけは擁護されなければならない、
何て個人主義的な権利意識のみ生じると考える方が不自然。

人的リソースに余裕があるなら射殺するのか・・・（恐怖）

むしろ、（一応）近代的な思想の元に誕生した共産主義が、
前時代的であるはずの村落社会より凶悪という事の方が不味いんじゃないですかね

>>29
ちげーよｗ人的リソースに余裕があるから、去る者追わなかったり
村八分の放置プレイ状態で済んでたんだよ。

それすら許さず射殺に走るのは、逆にそれの余裕が無いから
これ以上勝手に出て行く人間を抑止する為の見せしめとして射殺に走ったんだよ

実際ブラック企業でも、本当に酷い所は辞めようとしても、
半分脅迫じみた事まで言われて辞めさせてもくれなかったって話は一時よく聞いたでしょ？