ニコニコ大百科

サメよりも身近な死神

熊って四つ足歩行なのもそうだし密度を高める方向に進化してるからパッと見そんな大きく見えないしあんま強そうに見えないのよね
山の中で見たら標準的なサイズなら大型の犬ぐらいに見えると思う
何とかなりそう感マジである
まじまじ見ると全体的に分厚いバケモンなんだが

1970年ってまだ当時者生きてるじゃん
〜でありますとか言ってるからもっと昔の人なのかと思った
正直番組はオーバーに描いてるんだろうな、とか、当事者達が見たらどう思うんだろうなとか考えちゃうけど、部外者からするとめっちゃ面白い。2回目なのに最後まで見てしまった。

なんで上がってるのかと思ったけどまたテレビで取り上げられたのか
獣害事件としては三毛別と並んで一番メジャーかつエゲつない事件だもんな
こっちは比較的最近ではあるけどもそれでも恐ろしい…

彼らをアホ、と一括りにするのは便利だが、真面目に考察すると「危機的な状況の中でも自分は大丈夫、安全」という心理学的に「正常性バイアス」が働いたのだと思う。
正常性バイアスについてはググってくれ、何してんだっていうような似たような例がいくつも載っているぞ。

九州にはクマがいないからクマに対する警戒心が薄かったって説あるけどさ
今基準で見れば登山先に対応した対策もせずに登るなんて無謀にも程があるよな
現代から彼らのことをとやかく言うのは違うかもだが、少なくとも全国の登山部をビビらせて安全対策強化と知識の共有を進めたという意味では重要な事件だね

>>148
避難報告書に
「事前調査の甘さがあるとするならば、現地のことが書かれたガイドブックに明確な指摘がなかったことこそ問題にされなければならない」
と書かれるレベルなんで
ネットもない当時では危険性を把握するのは非常に困難だったと受け取れると思うよ

テレビでやってたからトレンドに来たか
このシーンよりも誘拐事件の方が怖かったがね

当時の状況を見てもいないのに伝聞だけで判断してアホだとか言うのは卑怯だと思うわ

卑怯こそ男の勲章だろ

何いってんだこいつ…？

まぁまぁ…
「俺なら〜する」「〜したそいつらはアホだと思う」ってコメントは
中学生が妄想する「今教室に武装テロリストが襲ってきたら、こう銃を奪って、こう反撃して…」と同じだから
そんなにマジレスしたらかわいそうだよ

昔はクマは焚き火を恐れるとか普通に言ってたし、ここ最近なんだよね
炎を恐れない、死んだ振りは無意味
助かったのはたまたま運がいいだけ
ひどい言い方だがワンゲルを襲った個体は観光客が食い物を与えてしまったのか、結果的に食ってしまったのか
とにかく味を占めてしまったから食い物持ってる学習してしまった

クマがほかの動物と違って非凡なのは人間で言えば子供くらいの知能があり、学習能力が高い
おまけに１００ｍ７秒で走り、７ｃｍ以上の分厚い皮下脂肪がある
ナイフで殺すには鼻と目玉を潰せばいけるか？ってところだな
両目と鼻が修復不可能な傷にすれば逃げられる
耳だけで追いかけるのは無理だろうし、サバサキの兄貴はそれでしとめた可能性はある＝っていうかそれ以外無理だろ

遺体が悲惨な状態だったのに食われてなかったのは、単におもちゃにしていたのか、あまりにも右往左往するワンゲル部に熊の方がパニック起こしていたのか……。
しかし「知らなかった」とはいえ、テント襲撃された時点で下山決定しなかったこのリーダーはどうしても無能。

そういや昔は木に登れば大丈夫。って話もあったな
実際はなんの意味もないけど

>>163
ツキノワですら両目潰すの難しくね…？
臆病でこっちが威嚇するだけで逃げる個体が多いあいつらでもパニック起こしたり逆上なんてされたら一溜りも無いぞ…？

山本兵吉は樺太でサバサキ包丁で殺したらしいから可能性というとこれくらいしかない
よほど胆力が座ってたみたいだし
酒浸りだったらしいが、素面のときは意外と真摯な態度だったらしい
大川村長の孫がコツを教えてもらったなど子供には意外と優しいから兄貴分的な奴だったらしいし
クマの習性を熟知してたからパーティーメンバーと彼のような狩人と知り合いでそれらを知っていればあるいは
って思ってしまう

何が怖いって生きたままジワジワ齧られる所だよな
殺すならせめて一思いに殺してくれよ

>>164
クマが人間の荷物（バッグ）を盗み、人間側が取り返す行動をしたことでクマは彼らを「自分の獲物を奪おうとする敵」と認識して殺そうとした。クマの内臓から肉片が出てこなかったのはそのため。

>>164
敵としか認識してなかったからじゃなかったっけ
なんにせよ気の毒な事件よな

熊に取られた荷物を取り返すなんてことさえしなければこんなことにはなってなかったかもなんだよな結局のとこ
あるいは指摘されてる通り２日目最初の襲撃で全員下山を選択してれば全員助かる可能性は高かった
結果的には無知と判断ミスの積み重ねって感じだなぁ、生き残った二人はその後どうなったのかちょっと気になる

>>167
その人すげぇな…
現実問題として1番は冷静になれるなんだろうなぁ。
俺も1度ツキノワに遭遇したことあるけどパニクったし。

別の話だけどいくら橋の下だからってヒグマ（恐らく親子）見物してる観光客を知床で見た時は怖気がしたわ。

死んだふりだの焚き火だのは、クマにも個性や機嫌の良し悪しがあるから、たまたまうまく行った行動が広まってしまったんだろう
逆に言えば「〇〇すれば絶対大丈夫」というのもないのだけれど

はぐれたCは発見された時まだ死後硬直が始まっていなかったそうだ
それが見つかる少し前まで生きていたのか、高地の低気温が作用したのかはわからないが

開拓時代土葬された人肉食った記録もあるからツァヴォのようになるケースもある
死んだふりで助かったのはたまたま腹が減ってないから
あと意外と焚き火とか無効なんだよな

知床というとニュースでブサオとイグザイルを射殺せざる得なくなった件あったな

食い物を与える、車外に出て至近距離で写真撮るとかすると、人間に警戒心がなくなって、人里に普通に来て農場とか荒らすようになるから殺すしかなくなる
クマはちょっと人間を殴ったら殺せるから怖いよ

グレスリーマンっていう、熊と友達になれたと思っていた男が食われたドキュメンタリーもオススメ
ニコニコに上がってる

クマに襲われた時点で引き返さなかったのは、登山し始めて10日以上経っていたのもある。達成したい思いが強いのも分かるよ。
クマがここまで執着する生き物だとは思わなかったんだろうね。

福岡大ワンゲル部の事件を見る限り
死んだふりという対処方法はある意味で正解だね。
死んだふりをしているヤツが食われている間に他の人は逃げれるわけやん。「熊には死んだふり」というのはこういう囮役を炙り出すためのデマゴーヴァだったんでないのそもそもが。

>>172の方が挙げてた知床の観光客問題はまだ続いているようで、
今朝のニュースにも取りあげられてましたね…。
今のところ死傷者が出てないとはいえあまりにも無茶苦茶すぎる…(汗)

コメントでも触れられてるけど、熊って執着心が尋常じゃないのよね。三毛別の事件でも食害した遺体を取り返そうと葬式を襲ったりしてるし。
今でこそネットが発展して熊の習性が広く知られるようになったけど、当時はクマへの恐怖＜登頂だったんだろうね(執拗に追い掛けられるようになるまでは)
獣害事件の記事を読むと野性動物に対して人間がいかに非力かって思いしらされる