ニコニコ大百科

真面目を絵に描いたような人だったからかな
生一本な性格だったんだろう

パーマン、モジャ公（深夜アニメで）アニメのリメイク見てみたい
バウバウ大臣、宙犬トッピ、ミラ・クル・1のアニメも希望

>>210
その際たる例が、日本テレビ版『ドラえもん』封印。

アニメ制作会社が逃亡してアニメが打ち切り。これは稀ですが他のアニメでも無い訳では無い。
アニメ打ち切りの道連れで原作も打ち切り（未遂）。これは漫画にはよくある話です。

現行のテレビ朝日版放映開始後に、日テレ版を再放送した富山テレビに抗議して打ち切らせ、以降ドラえもんの世界では、日テレ版の存在はほぼ完全に無かった事にされた。
テレ朝や小学館の意向なら、ここまで徹底的な黒歴史化はしていません。

アニメが不出来だからといって、原作者が復讐できる機会はそうありませんが、藤子F先生はその機会を得た稀な例です。

>>213
訂正　際たる例→最たる例

原作者がそこまでの権力を持つこと自体、現代じゃ考えられないなぁ・・
出版社に隷属状態の作者も多いのに。
凄い話だ。

>>215
当時にしても『ドラえもん』が大当たりしたからできたこと。

最初は単行本も出してもらえず、傑作選という形で何とか6巻出た。しかし出してみたら売れたので、無事7巻以降も発売された。
単行本が当たって、ドラえもん総集編的存在の『コロコロコミック』が創刊されて、テレ朝で再度アニメ化されブームになった。そこで初めて日テレ版の再放送に文句を言えるようになった。

もし日テレ版と一緒に原作まで打ち切られていたら、再放送に文句を言う力は無かっただろう。

原作者がそこまで思い切った要求が出来る、ってのがロマンあるな。
同じ大当たりにしてもパッと思い浮かぶのは
ドラゴンボールの爆発的人気に振り回されて鳥山明が消耗しきったようなネガティブな例ばかり。

>>208>>209
SF短編は海外のSFの翻案が多いから、おもしろいのはおもしろいのだけれど、
あれがF先生のスタイルを表してるかって言われたら微妙な気もする。
個人的に『ミノタウロスの皿』と『老年期の終り』は好きなんだけどね。

翻案といっても流血鬼くらいまでいくと十分以上にカラー出てるんだけどね

>>217
そうは言っても基本的には今も売れてる奴は強いよ
冨樫があんなやり方を許されてるのは過去にヒットを出してハンターも売れてるからだし、ワンピの織田みたいに編集の言うこと全部無視なんて実績がないとまず無理

WJは部数激減を経験してるだけに強く出られないんだろ。
他の出版社はまた別だと思う。

いやー、直接経験してなくたってあの激減ぶりは怖いだろ。
同じような事がウチでもあったらって考えないわけにはいかないさね。

手塚はほんま修羅みたいな漫画家だけどこの人はめっちゃ穏やかだよなあ
のび太のこんな幸せなことがあるか元々はよく思いつくと思う

藤子Fさんは、今で言えば手塚信者と言う事になるのかも。
しかし彼の作風は、手塚マンガとは全く異なる。
彼の初期の作品は手塚さんの影響を受けていたが、
やがて自分の作風を確立した。

小学生の頃、色んなマンガを読んだが、ドロドロした作風が苦手だった自分には、
藤子Ｆさんのマンガが一番合ってた（今も）。

SFにおいても非日常ではない日常を描き続けただけに
平凡な日常に存在する幸せも描いている。
そこが現実にも参考になる部分で好きだな。

if最終回みたく覚醒したわけでもなく情けない父親に育ったのび太の頑張りや
馴れ初めなんて些細なきっかけで喧嘩したのび太の両親が仲直りする理由は何度読んでもグッとくる。

>>225
個人的に推すエピソードは「りっぱなパパになるぞ！」

途中で子供のび太が大人のび太を叱ってるけど、その先の台詞が
グッとくる。

「何の努力もしなかった人間がある日突然天才になれるか？」(だったかな。間違えてたらｽﾏｿ)
「失敗しては反省し、失敗しては反省し、その繰り返しさ」
大人になって見返すと身にしみる所だけど、最後の最後は前向きに
行く部分がF先生の醍醐味だね。

あと、大人のび太ってたまにF先生の投影ではないかなと思う場面が
ちょくちょく。F先生もやはり人の親やってたから、年代別の子供
のび太と大人のび太との会話を見ると色々と変遷があって興味深い。

夢のあるロマン設定の方が人気は高いけど、
大人になるとこういう現実的な結末の良さがわかる。

ヌターウォーズを見たネトウヨは藤子・F・不二雄大先生を左翼扱いするだろうなw

今見ると、数字や科学絡みの考察の浅さが垣間見えるね
そこを想像力を補ってるおかげで、爆発的に面白い作品を生みだせるんだろうけど

そんな専門的なところまで突っつく読者が増えたのは最近になってからだろう。
それにあくまでオタクであって専門家じゃないんだからさ。

Ｆ先生がやけっぱちのマリア的な話書くとマミ公がマリアになるんだろうなあ・・・高畑さんが生徒で・・・鼻血出しすぎて倒れそうだけどｗ

>>229
手塚御大含めほとんどの漫画家が「知らないものをちゃんと描くことはできないんだからいろいろ経験しておくべき」みたいな事を言うんだけど
F先生は「知ってるとどうしても知ってる範囲で描いてしまう」って言うんだよね
手塚御大はBJで医学知識を生かしてリアルなウソを描いて名作を生んだけど、
現代科学でこうだから100年経ったらこういうものが作れそうって発想でドラえもん描いてたらこれほどの作品にはならなかったと思う

先生が亡くなった後の数年間はまだ母上のめよさんは存命だったらしいけど、インタビューとか残っていない？

ロブスターがどうのこうの言うコピペは本当にF先生が仰ったのか真偽不明だが、
辻邦生の言葉の箱って本にはあれに近い趣旨のことが書かれている箇所がある
結論部分のみ引用すると「いちばん最初に言葉の箱を、言葉によって世界をつくり、その箱のなかにあらゆる世界が積み込めるんだという信念を持たないばかりに、ゴソゴソと歩き回る。これが本当に強い作品の生まれない第一の理由だと言っていいでしょう。」
でも、日産で働いたりパリ大学留学したりギリシャ行ったり色々な経験積んだ上で作家になったけどなこの人

>>228
いきなり空気悪くしようとするなカス

いきなり(約1年前)

ファンサイトでもう17年更新が止まってる所謂Web廃墟だけど「藤子・F・不二雄FAN CLUB」はファンは一見の価値あり(未完成ページもあるけど)
まだ全集が出てない頃でアニメドラえもんが大山版だった頃から時が止まった状態

本人は神様と崇めてる手塚治虫に及ばないと思ってたがA先生いわく、死ぬまで子供相手の作品が描けたののはこの世代だとFくんだけだ
その点は手塚以上に評価してる

きみはじつにばかだな、とかやろうぶっ殺してやるとかシンプルな暴言大好き

全盛期大山ドラのイメージしかなくて「ドラえもんは教育に良い」とか思ってる人が>>239みたいのいきなり見たらビビるだろうなｗ