ニコニコ大百科

手塚治虫もそうだが、やっぱオーバーワークってツケがくるね…

若い頃に結核にかかったりして内臓ボロボロだったみたいだから。

F先生にしてもそうだけど、この当時の漫画家はたくさん連載抱えてて、しかし休む暇もないからストレスやダメージが蓄積されてたと思う。

さらには担当者とか色んな人と酒交わしたりするだろうから、抜けきらないうちに仕事したりして時間取れない、したがって人間ドック行けなかったと推測。

>>300
水木サンは元々頑丈な体質ではあったようだけど、食欲旺盛で寝たい時に寝ろって思考で、体動かすのも嫌いじゃなくて散歩なんかはよくしてたそうだから漫画家にしては健康的な生活してたの大きいと思う
若くして亡くなる漫画家は今もいるけど、この時期は今よりずっと漫画アニメの地位が低くてがむしゃらに仕事してた人が多いんだよね
だからこその意欲作の多さもあるだろうな

コンビ解消後に藤子不二雄A先生の奥さんが倒れて
A先生が看病で仕事が出来なくなった時に
Ｆ先生が急いで病院に駆けつけて来て
連載中の漫画を自分が代わりに描いて
その間続けようとしてくれた話が凄く好き
Ｆ先生も体調を崩した後で
殆ど大長編ドラえもんしか描いてない頃だったのに
独立してもやっぱり二人で一人の藤子不二雄なんやなって

ファンアートみてると絵柄の再現が難しい漫画家だと思う

言うまでもなく天才
いや、天才であり努力の人

>>298
現状、新作が作られてるのはドラえもんのみ
かろうじてクロスオーバーが藤子・F・不二雄ミュージアムだけで公開されてる程度だから
やっぱり難しいんだと思う
でも、今の殺伐とした世の中にこそ
藤子・F・不二雄作品って必要だと思う

遺族の意向の違いもあるかもしれないが、手塚作品はある意味で「一区切りついた」コンテンツなのに対し、藤子・F・不二雄の場合はドラえもんが途切れなく続いてるから、下手なリメイクはしづらいんじゃないか。

石黒正数とか、影響を受けたと言ってる漫画家は何人かいるけど、F先生のシニカルなセンスを真似るのは相当難しい。
SF作家の中で、星新一を真似るのが難しいのと似てる。

>>308
Ｆ先生ほど殺伐とした作風はそう無いと思うんだが・・・・
ドラえもんはアニメで美談に仕立てられたけどね

>>310
アニドラが美談っていうのはよく聞くけど、それはあくまで傾向であって、アニメでもドタバタ感はあるし逆に漫画でも美談はあると思う。

アニメはわからないけど、実写はそこそこやってるよね。最近だと「左江内」や世にも奇妙な物語での「未来ドロボウ」もある。見てないけど「エスパー魔美」とか「キテレツ」の実写もあったそうな。まあ作風が変えられるのはしょうがない。

実写ならそれこそハリウッドが本気で（きちんとコンセプトを理解して）21エモン作ってくれたらすげー物ができると思うんだけどな…
大学生くらいに年齢上げて恋愛要素増やしても問題少ないと思うし。

21エモンは前半の日常物と後半の冒険物を上手くまとめるのが難しそうかなあ

あの世界観が魅力的なのはわかる

>>310
確かに殺伐としてるってか黒い作風だよね
A先生とは別方向にさ

>>310
「殺伐」ってのは、皆が殺気立ってる様を指す。ドラえもんってそんな雰囲気の漫画か？
（ドラ以外の作品は別として）

ジャイアンスネ夫ママ先生といったのび太にとって敵となる存在しかいないのであれば分かる。
ただドラしずか出木杉という味方の存在がおり調和が取れているのだから、
殺伐って表現はおかしいと思う。

原作とアニメの違いは、シュールさじゃないかと。
ドラが部屋でスライムで遊んでるとことか、温かい目で見守ってる（つもり）とことか。
アニメはどうしても動画である以上、シュールさを表現するのは難しいと思う。
もちろんアニメ自体も年代によって趣向は違う。

>>309
星先生とF先生は似通った箇所多いなあと、最近SF短編集を読み返していて思った
どちらも現代に通じる題材を扱っていたり、長編で十分通用するアイディアをあっさり短編に使っていたり、人の死が題材になってもどこかドライだったり

荒れた雰囲気というかパーマンだけはブラックかも。
凡人主人公が借り物の力で女も名声も思うがまま、敵に必要以上に力を誇示してイキり散らす現代で言うなろう系に通じるところがある。
絵柄を変えて一新した後半ではマイルドに書き直されてたけど、初期は傲慢な性格で謙虚なのび太と大分違う人物に描かれてる（丸々一話主人公を持ち上げる話で終わる回があったり俺何かやっちゃいました？なシーンが多数あったり相手を高圧的に脅したりやりすぎでは・・・となる場面が多い）

もちろん当時から俺TUEEE系の需要があって、あえてドラえもんと描き分けてるって事なんだけど。

パーマンに女も名声も思うがままなんて話がいつあったよ

短編集が無料で読めるみたいなときにパラパラっと読んだけど、大人になってから読むとすげえ人だなってなった
実写でもアニメでも、何でもいいので映像化して適切な宣伝あれば良くも悪くも盛り上がりそう

なんでF先生ってよく吹き出しの出っ張りをキャラの下に隠すんだろう？

最近だと怒り新党で紹介されたとき結構話題になった気がする
（最近ではない）

藤本先生が亡くなったのは俺が12歳のころで、コロコロコミックに追悼記事が出て、小学生とか子供のメッセージがほとんどだったんだけど、そこに一人だけ20代か30代の人がメッセージを寄せてたんだよね。内容は忘れたけど他の人よりちょっと長めで熱い感じの。
その頃は「昔藤子F作品を愛読してた大人」って存在を考えたことが無かったので子供ながらにかなり感動した。あれで俺のオタク観が定まった感じがある。

そろそろ、F先生が亡くなったあとに生まれた人の子供がドラえもんを見る時代になるのか

マンガでは片言なのにアニメでは流暢なキャラが多すぎる

もし90年代頃に若手だったりしたら、いわゆるセカイ系的なものを描いてたりするのかななんて思ったり
短編作品のあの淡々とした絶望感はどこかしらそれに通ずるものを感じる

ひとりぼっちの宇宙戦争とかいけにえあたりは割とセカイ系の匂いがする
何をもってセカイ系とするかって話になっちゃうけどね

>>lv331305133

オバケのQ太郎、キテレツ大百科、ポコニャン、21エモン、パーマン、エスパー魔美、チンプイ、モジャ公あたりを10年ローテーションで土日朝の短期アニメとかどうだろう
鬼太郎やバカボンみたいな感じでリメイクしていく感じ

私、作者と同郷なんだけど
藤子不二雄のコンビが別れた理由の一つに親戚の揉め事があったって言うたら
あのあたりに土地事情関連の問題を教えてくれたな

資本も制作会社も放送局も違うモジャ公が人気絶頂の時に他界したのはドラえもん関係者による暗殺？
……とかの都市伝説を信じるヤツはニワカ！！なぜって？モジャ公はドラえもんの牙城を崩すどころか、箸にも棒にもかからない程度の、それこそ「どっかで放送されてるな〜」ぐらいの知名度しか当時は無かった。(いや今もそのぐらいしか無いWWW)
それなのにモジャ公のせいでドラえもんが終わって自分達の仕事が無くなるとて考えて暗殺なんてナンセンスも良いところだ。
……………だが、残念なことにこの都市伝説を気に入っている陰謀論者はなぜか一定数居るようで、ドラえもん叩きによく使われているのを見かける（笑）