ニコニコ大百科

社会的には、完全に悪に堕ちながら
ゲームの主人公としてのヒーロー性も失わないという点では
MGRの雷電の姿は、個人的にはTPPでビッグボスに求めていたものに近かった

>>179
遅レスもいいとこだが「霞の構え」という現実にある構えが一番近い
刀のディテールと人物の顔を一画面に収めやすいっていう都合から、八相の構えと並んで昔からポスターとかイラストの構図によく使われてる
（最近のメジャーな例だと刀剣乱舞なんかでこれに類似した構えをした絵をわりとよく見る）

>>267
正にジャックに戻りたてのモンスーン戦の最中にコートニーに無線すると、自らカンボジア料理の話題振って、無線終わりにはもう優しげな声になってるあたり雷電の本質は何ら変わってないと思ったわ
でも正直吹いた　「この戦いが終わったら食べに行こう」ってお前・・・呑気か
ケヴィンとスポーツの話してたのもジャック覚醒以降だったっけ?
無線聞けば聞くほど「悪墜ち」って感想が的外れに思えてくるんだよなぁw
「俺みたいな人間は一人で十分だ」「後でな」　一暴れした後にちゃんと仲間への気遣いも出来るしね
一度辛辣な態度とっちゃったドクトルとも仲良さげに話してたし、サニーへの眼差しは極め付けだった

社会的という意味では、MGRの雷電は悪堕ちしていると思う
従来の敵は、テロリストや敵国の兵士と言った社会的な悪で、倒せば国の英雄だったけど
MGRの敵は、会社組織や、政治家だからな・・・
例え倒しても、表向きには犯罪者だし、勝てば官軍ってわけにはいかないという

ただ、上院議員が目指してた「西部開拓時代の古き良きアメリカ」なら
雷電は、無法者を成敗する正義のカウボーイになれたという皮肉

自分の問題を棚上げにして、家族のもとで平穏に過ごすか
自分の業を受け入れて、平穏から遠ざかりながらも自分の戦いを続けるか
救いはないんですか

たぶん正社員辞めてもコントラクター的な扱いでマヴェリック社とは実質的にはほとんど変わらない関係を続けていくんだろうな
社も法で裁けない社会悪を叩く非合法なビジネスを請け負う漫画みたいな業務形態になっていくかもしれないｗ

忌むべき殺戮者として少年時代を過ごしたジャックが
過去から逃げ続けた衆愚と罵られたジャックが
サイボーグ化の痛みと恋人からの裏切り・畏怖で打ちのめされていたジャックが
そしてまたしても殺人鬼の過去・本性を掘り起こされたジャックが
子供達からは「ヒーローみたいで格好良い」「特別な存在」って無条件に肯定・祝福されるのが良い

>>274
案件５の市民だけ助けても雷電見て悲鳴あげて逃げちゃうんだよね…。
案件1とか3のはちゃんと礼を言ってくれるのに。

やっぱ傍から見る分には狂人なんだろうか、ジャックに戻った雷電は。

ゲーム上の演出にしてもリッパーモードに入ると見るからにヤバイオーラが出るから
たとえ助けられてもそれを見たら一般人なら悲鳴上げて逃げるんだろうな

ソリダスが雷電に語りかける時のねっとりボイス好き

「ジャックぅ・・・」

本性はただの殺人鬼でしか無いのに、同時に同じくらいの良心で自分を保ち続けてる雷電は案外王道ヒーローそのものだなぁとしみじみ感じる

常人が正気を失う中でも戦い続けられる動機（人斬り欲求）を持ちながら、
それを飽く迄も活人に役立てたいと願う生来の人の良さ

ずっと命のやり取りを求められるヒーローとしては最も現実的な姿じゃないだろうか

主人公交代はまだしもイケメンが裸にされるくらいでホモだの腐向けだの、今なら考えられない話だな〜そんなゲームやアニメ、最近なら珍しくもないのに>記事
MGS2は時代を先取りし過ぎていた感

2時代のローズって散々雷電に「どうして本当の自分を見せてくれないの!?」みたく言いながら自分は愛国者達のスパイで雷電を監視してましたっていうのは流石に酷くないかと思った
そういう所も雷電の好みでそれを演じてただけなのかね

削除しました

>>284
ローズは大佐の無線番号なんて知らない、と言うより大佐なんて存在しないから
ローズが無線に割り込むことは出来ない。つまり
本物のローズは、雷電から無線をかけた時に応答した相手（ソリダス戦時を除く）
偽物のローズは、それ以外の全場面。冒頭で熱く大佐と語ってたアレも偽物

>>277
ラスボス戦にサニーに無線かけると聞ける
「そんな顔するな。君は笑顔でいてくれ、サニー」
こんなんヒーロー以外の何者でもないわ…

スネークは兵士たちや軍事アナリストたちからも英雄と語られるけど、雷電は子供達のヒーローって趣が強いよね
ライジングでも始終子供達のためだし、2のあとにやるのもサニー救出だし、改造された経緯がもう仮面ライダーだし

未だにアウターヘイブン内での雷撃をどうやったのかがわからない
強化サイボーグにしても謎すぎる・・・かっこいいからいいけど

ライジングの記事いつまでプレ規制なんすかね
もう何年かになるような

ライジングの続編出してほしいなぁ・・・。
ダークヒーロー好きからすると、ライジングはあまりにも色々急過ぎるように感じる。
当初の予定通りMGS4の前にアレを持ってくるのならまだしも、４の大団円の後に今更あの展開は無いだろ、と。
ダークヒーローって基本的に元々一匹狼貫いてるか、身内が不幸な目に遭ってそれがきっかけになるかのどちらかのパターンが多い故に、尚更違和感があるんだよね。
ましてやライジングの本編では無線以外で家族のことが触れられる場面がそんなに無かった気がするから、こういう曖昧な部分も含めてしっかり続編で綺麗に纏めてほしい。

ビッグボス系のナンバリング作品は既に完結したんだから、５系列でスピンオフ作るぐらいならこっちの続編やってほしかったよ。

>>289
分かる、MGRは敵も好きだから前日譚もほしい所

4以降はもう生身の部分は脊髄と脳だけで、
後は全部人工の皮膚・筋肉・内臓ってことでいいの？

>>289
自分も前日譚が欲しかった
MGS４の後にアレはないんじゃないかって思ったけどそういう事言うと無線聞いてないにわかだとか自称MGSファンじとかボロクソに文句言われるだろうけど

>>289
4は大団円なようで、結局2のアーセナルでも
「自分は今人殺しを愉しんでしまっているが、先天的なのかVRが生み出す錯覚なのか分からない。
伝説の英雄スネークはどうなんだろう」
とか言う疑問を抱いていて結局その答えは見いだせず、4では触れもしない。と言うより過去の悪夢にうなされて酒浸りだった

という、根本的な問題が何も解決されてない状況だから、正直そんな衝動抱え続けた人間が文明社会に溶け込める訳無いやんけという

前日譚やるにしても、文明社会でリーマンやろうとするジャックが会社で白い目で見られてハブられたり
ふとした拍子に殺人・暴力衝動に駆られるがジョンが居るから抑え込んだり。とかそんなんで

殺人衝動を乗り越えて妻や息子のために、一般社会で平和に暮らすことこそが
雷電にとっての本当の戦い
殺人衝動に身を任せて戦場に戻ってくるのはただの現実逃避

ソリッドは戦いたくもないのにビッグボスの息子として生まれた宿命から逃げずに
愛国者達を破壊するまで戦い抜いた、それを見習え

たとえ殺人衝動からの現実逃避で始めたとしても、それで実際に救われた人がいるなら誰にも否定する権利はないよ
雷電がいつか戦いから解放されて平和で静かな生活を送れればいいとは思うけど、眼の前で虐げられる弱者の姿から目を背けてのうのうと暮らせるような薄情者でもないでしょ
ましてや子どもたちが誘拐され、脳ミソだけにされ、麻薬漬けにされ、洗脳され、かつての自分と同じように銃を握らされようとしてるときにローズのもとに帰ったりなんかしたら、それこそ逃げだよ。放っておいたら次はどんな形で自分の妻子に累が及ぶかもしれないのに
ソリッド・スネークにとっての宿命がビッグボスの息子として愛国者達と戦うことだとしたら、雷電にとっての宿命はソリダスの呪縛を断ち、第二の雷電を生み出さないようにすることだし、その戦いはまだ始まったばかりなんだよ

愛国者が消えて大統領が言っていたような戦乱の世になったから
平和に暮らせる時勢じゃなくなっただけだろ

>>296
アームストロングが扱き下ろしてた通り、所詮
「民衆自体が『愛国者達』のミームを色濃く受け継いだ『真の愛国者達の息子達』ととうの昔に化してる
だから、ほぼ混乱せずスムーズに、サーバーが支配していた頃のような安定した戦争経済社会を維持することを選択した」
という状況だから

不景気で不満が幾らか燻って入るが、規模が縮小しつつ代理戦争による
管理された戦争経済が維持されている。
だから、ある意味物凄く平和な情勢。戦乱とは真逆

>>294
ソリッドはハドソン湾の一件以前は愛国者達の存在は知らずに戦っていたし、
何よりメリルとの平和な人生を全力で楽しむと誓いを立てたのに、メリルに無断で突然姿を消した
そしてアーセナルでは、雷電の「あんた人殺しを愉しんだ経験は？」という質問も、結局はぐらかした

単に使命感だけが理由で戦いに身を投じた訳じゃないし、リキッドの指摘した
「所詮戦いの中でしか生きられないし、殺人を愉しんでもいた」
と言う自分を自覚したのもソリッドが戦場に戻ってしまった理由で、雷電と大差無い

雷電が戦いから完全に離れる日が来るにしても、しばらく先だろう

実際見届けてそう感じたならしょうがないけど
名前も生き方も自分で決めるを現実逃避と断じてしまうのは少し悲しい（◞‸◟）

4で雷使ってたけど　フォックスハウンド　デッドセル　コブラ部隊のような異能に目覚めた訳じゃなかったのね･･･