レッドリヴェール 単語

6件

レッドリヴェール

3.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

レッドリヴェールとは、2011年生まれのJRA所属の元競走馬である。黒鹿毛

な勝ち
2013年:阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、札幌2歳ステークス(GIII)

2013年JRA賞最優秀2歳

概要

2011年2月19日北海道千歳市の社台ファームで生まれた。

ステイゴールド。現役時代に香港ヴァーズなどを制している。代表産駒オルフェーヴルドリームジャーニーゴールドシップなど。
はディソサードDesaucered) 。産駒ベンジャミンS(OP)を勝利したサードニックスが居る。本が初重賞
はDixieland Band(ディキシーランドバンド)。現役は米国ダートGIIを2勝。デルタブルースでもあり、2004年米国リーディンブルーメアサイアー。産駒から英国GIも出ている。

血統的にはNorthen Dancerの5×3×5、Cosmahの4×5、Turn-toの5×5のインブリードが掛かっている。

馬主東京ホースレーシング
所属厩舎は東の須尚介厩舎。ゴールドシップと同じ厩舎で同じスタッフが担当している。

アルファベット表記だとRed Reveur。名意味は「冠名見る人(仏語)。やかな舞台見て」

2歳(2013年)

初戦は2013年6月1日阪神1600m芝。2013年2歳新馬戦の開幕戦である(時刻的にも東京よりい)。
レース登録前の想定で出走少頭数となっており、動きの悪くなかったレッドリヴェールは当初の予定より3週間もデビューさせる運びとなった。そのため仕上げを懸念するも聞かれたが、上がり3ハロン33.3という末脚で勝利した。

次走は8月31日札幌競馬場工事中のため函館競馬場で行われた札幌2歳SGIII・芝1800m)。
不良馬場という用では物足りないほどの最悪な馬場でのレースとなった。
レースはやや後方を追走。3コーナー手前で仕掛け、群の中央を割って上がると直線では2身差ほどの2番手。残り100m付近で並びかけ先頭に立ったが、2頭の叩き合いとなり勢い衰えずクビ差を守ったまま1着でゴール
1分597とタイムだけなら2000mでも走っているのかと思うほど。上の岩田騎手は「良馬場なら他のべ物にならないキレが出るんじゃないか」と不良馬場ですら発揮できた末脚を高く評価した。
レース後はすぐ放牧。ぶっつけ本番での阪神JF参戦とした。

阪神JFの前評判は、3ヶ以上いたレース間隔、ハープスター・ホウライアキコら敗で圧倒的なパフォーマンス重賞を制してきたハイレベルたち、全勝と言えど5頭立ての新馬戦悪の重賞しかもクビ差、前走426kgと元々小柄な体に更に-8kgという体重変動。
多くの競馬ファン新聞記者もその不安と疑念を持ち、予想の印もオッズも4~5番手評価に甘んじていた。

レースは好スタートから群の中段どん中で進め、そのまま直線までリズム良くレースを進めた。
直線に入って残り400m付近で外へと持ち出し前を捉えにかかる。じわじわと伸び、残り200mで先頭のフォーエバーモアに並ぼうとすると、その間から1番人気ハープスターが突っ込んできて3頭並んでゴールイン
首の上げ下げが順位を左右する大接戦となった。写真判定の結果、約5cm差でレッドリヴェールがハープスターとのハナ差勝負を制した。勝利騎手インタビューでは根性と勝負強さと乗りやすさがこのの良い点だとっている。

上の戸崎圭太騎手リアルインパクト安田記念を制しているがJRAに移籍してからは初GI勝利
尚介調教師にとって昨年のローティサージュに続き連覇。ステイゴールド産駒としては初のG1勝利。 

阪神ジュベナイルフィリーズ勝利したことによりJRA賞の最優秀2歳を受賞。
280票中279票を獲得した(残り1票はハープスター)。

3歳(2014年)

年明けはトライアル競走を使わずに桜花賞に直行。過去に年明け初戦で桜花賞勝利したはおらず不安視されつつも、札幌2歳S阪神JFと休養明けで連勝したことからジンクスを乗り越えてくれるのではないかとの期待もされた。

そして迎えた桜花賞。体重は前走の阪神JFと変わらず418kg。
レースは中段後方から。直線に向いたところでは大逃げしたフクドリームとかなりの差がついておりハープスター共々心配されたが、持ち味のキレる脚で猛追い込みをした。最後はハープスターとの差し脚勝負となり僅差で初の敗北となった。しかし、阪神ジュベナイルフィリーズの1着は実であることを明し、ハープスターと同等の量を持っていることを見せつけた。

次いで、G1戦績が同じウオッカを辿るかのように、オークスを回避して日本ダービーに挑戦。
上は福永騎手に乗り変わるが、12着に惨敗。凱旋門賞行きもちらつかせていたがそれも白紙となった。
2021年サトノレイナスが挑戦した頃には忘れられて「ウオッカ以来の挑戦」と言われてしまうこともしばしばだったが、ちょうどウオッカの7年後、サトノレイナスの7年前のことである。

初戦はローズSで、ここでは初の1番人気に支持された。しかしここでは6着となった。本番のG1秋華賞でも伸び悩み6着、エリザベス女王杯では16着と惨敗を喫した。

4歳以降

4歳時は阪神牝馬Sから始動して6着、ヴィクトリアマイルでは4着、クイーンSでは2着の勝ち切れないまでもそれなりのレースが続いた。しかし府中牝馬Sでは15着、マイルCSでも15着、ターコイズSでも15着と燃え尽きたようになった。
5歳時の阪神牝馬S12着、ヴィクトリアマイル14着のあとクイーンSでは4着と久々に好走したがここまでで、札幌記念では16頭立ての16着最下位と終わり引退となった。

2018年にはモーリスの子を産んだが感染症により未出走で引退2019年にはスクリーンヒーロー2020年は再びモーリスを付けられている。

血統表

ステイゴールド
1994 黒鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ゴールデンサッシュ
1988 栗毛
*ディクタス Sanctus
Dronic
ダイナサッシュ *ノーザンテースト
*ロイヤルサッシュ
*ディソサード
1991 鹿毛
FNo.2-d
Dixieland Band
1980 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Mississippi Mud Delta Judge
Sand Buggy
I'm Out
1986 栗毛
Lord Gaylord Sir Gaylord
Miss Glamour Gal
*ダンシングフリー Dancing Count
Flamingo Way
競走馬の4代血統表

クロスNorthern Dancer 5×3×5(18.75)、Cosmah 4×5(9.38)、Turn-to 5×5(6.25)、Almahmoud 5×5(6.25)

関連動画

関連項目

外部リンク

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
VOCALOID[単語]

提供: わんころ助

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/11(土) 03:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/11(土) 03:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP