コヨーテ(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノコヨーテとは) [単語記事]

コヨーテ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームを始めとする各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。

2023年 1月現在はけもVやけものフレンズ3で活躍中。

概要

「ヘロー！アイム・コヨーテ。歌が得意なんだ！ファミリーがなにより大切。Ｇ・ロードランナーが気になってしょうがないよ。かけっこだったら負けられない。あいつは荒野のライバルさ！」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

哺乳綱ネコ目イヌ科イヌ属コヨーテに分類。
北・中央アメリカに広く分布するイヌ科の動物・コヨーテのフレンズ。オオカミやイヌに近縁の関係で交配・繁殖も可能。アメリカではお馴染みの動物で文化的にも深い繋がりがある。また、アメリカ先住民の神話でもトリックスターとして活躍している。

元動物同様に高い適応力を持ちあらゆる状況に対応可能な、どんな時でも最善を尽くせるオールラウンダーな娘。コヨーテは明け方と夕暮れ時に遠吠えで他の個体と連絡を取り合う動物なため、このフレンズである彼女は声を出し合う事で仲間のフレンズと連絡やコミュニケーションを図る事を重視する。夢中になると歌に発展し、ついつい熱唱して素晴らしいコーラスを響かせてしまう。

外見

ネクソンのアプリゲーム版とアニメ・けものフレンズガイドブック2巻に記載されたリファイン版と2通りのデザインが存在している。

ゲーム版

クールで落ち着いた雰囲気をした外見。髪の色は元動物の毛の色を模した茶色で、ボーイッシュなショートヘアの頭頂部からは大きな耳が生えている。瞳の色は緑色で、やや切れ長な目。

白色の長袖ワイシャツに茶色のブレザーと緑色のチェックスカートと学生風な服装をしている。首下にはモフモフなファーを巻き付け、黒色のニーソックスと靴を履き、お尻からは大きな尻尾が生えている。

元動物は小型のイヌ科動物だが、そのフレンズであるコイツの胸はかなりデカい。サイズもLと大きめであり、フレンズ化した事で長身の女性の体格とナイスボディを手に入れたようだ。

新規デザイン版

荒野を闊歩してそうなワイルドで元気そうな見た目の娘となった。強烈な太陽光が降り注ぐ大地の下で生活していた結果か、ゲーム版のクールな白い肌は見事に焼けた褐色の肌になった。

髪はワイルドにボサボサなショートヘアで、髪の色は砂漠の土のような色をした砂色と薄い灰色。頭頂部から生えている耳は変わらず大きく毛に覆われている。瞳の色はオレンジ色で大きくなり、明るく快活さを感じる目となった。

こげ茶色の半袖シャツと白色のへそ出しタンクトップと星条旗デザインのバックルをしたベルトで留めた砂色のミニスカートを着用。黄色のニーソックスと白色のランニングシューズを履いている。お尻から生えた尻尾はやや細身になった。

ゲーム版(アプリ版(ネクソン版))での扱い

クール属性(青)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは近距離・サイズはL。イヌ科動物のフレンズが集結した(アードウルフもいるよ！)グループ「オオカミ連盟」に所属している。専用スキル「ワイルドコヨーテエコー」は身震いするほどの遠吠えを行い敵をビビらせ、発動から15秒のみ敵集団全員の攻撃力を10%ダウンさせる。

クールビューティな見た目に反して豪快で気さくな性格の姉御肌。熱くなると口調がより荒々しい親分風な喋り方になる。リラックスしたい時には歌唱してまったりするらしい。

リーダー気質で仲間を守る・導いていこうという強い信念と責任感を心に秘め、常に仲間の手本となるよう自分を律し心掛けている。とやかく言わず己の行動で引っ張っていくカッコイイ娘で、戦闘でもひるまず率先して仲間を率いて堂々と戦う。

とにかく全て任せておけ！と胸を張って宣言出来る頼もしい子。

新規デザイン版での性格

見た目通り明るく快活で人懐っこい性格で、初対面の人物にも「ヘロー！」と挨拶と自己紹介を行う気さくさとフレンドリーさの持ち主。歌が得意。小規模の群れを作る元動物の習性に則ったか、仲間をファミリーと呼び家族同然の存在として何よりも大切にする。

同じ北米大陸に生息しアメリカで親しまれている動物のフレンズであるG・ロードランナーの事が気になって仕方がないようで、かけっこ勝負など色々とちょっかいを掛けている様子(G・ロードランナーの方を見る限りかけっこは負かされているようだ)。コヨーテ本人はG・ロードランナーの事を「荒野のライバルさ！」と思っている。

この関係はアメリカの短編アニメーション映画作品シリーズ『ルーニー・テューンズ（Looney Tunes）』においてロードランナーとコヨーテがキャラクターとして登場しているため、コレを反映させたためと思われる。G・ロードランナーは完全にルーニー・テューンズのロード・ランナー (Road Runner)を元ネタにしているため、コヨーテの方は(デザインはあまり関係は無いが)ワイリー・コヨーテ (Wile E. Coyote)を意識しているようだ。

ぱびりおんでは

「アイム・コヨーテ！」

2018年 6月6日のさばくエリア解放と同時に登場。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「おれ」、他のフレンズのことは「おまえ」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。

デザインは新規デザイン版が採用されており、よく追いかけっこをしているロードランナーに対しては強いライバル意識がある^[1]ようで、ロードランナーの噂を聞きつけたチーターに「あのなー、ここ（＝さばく）じゃおれの方が速いって。」と言っている。ただし実際にはさばくでもロードランナーにはなかなか追いつけないようで「今日こそ追いついてやるぞ！」と言う一方で「あいつを追いかけているとすごく楽しいんだよなー。」とも言っている。またプロングホーンから「チーターに勝つ秘訣」と聞いて食いつくなど、なんだかんだで駆けっこが好きなようである。

また、これについて元ネタが存在するのかも含めて不明だが、とあるけもトークでみんなと一緒に遊ぼうとした際に「あ。誰か、ボール持ってないか？」と言っており、他のけもトークでは実際にボール遊びをしているなど、ボールで遊ぶのが好きなのかもしれない。

オオカミ達に少しだけ対抗心があるような様子もあり、その話題の中で「さばくだったら、おれはサイキョーだよ？」と言っている。一方で「しょうぶ」と聞いて「ファイティングか？危ないよそんなの。」とも言っているあたり、あまり好戦的なフレンズではないのだろう。
ただし「大声対決」なら興味があるようで、他のフレンズの遠吠えに思わず対抗したこともある。また、遠吠えに関連して「月がまんまるの夜に対決したら、すごいイケてるかも！まんまるのときはテンション上がるんだよなー。」「こんな夜に吠えないでいつ吠えるって奴だよな。」などの発言がある。またトキ達の歌は一部フレンズを除き、どちらかといえば好評価な傾向にあるのだが、コヨーテの場合はトキの歌に合わせて遠吠えをしており、聞きつけたマーゲイが新境地を感じている。

ニホンオオカミ発案の「パック」のメンバーとして声かけ予定者に上がっており、その後の時系列のけもトークで参加していることが確認されている。ただし本人自体はこの一連のけもトークメンバーには含まれておらず、名前だけの登場である。

珍しい行動は「アオーーン！（大きなメガホン）」

けものフレンズ3において

アクティブ(黄緑)属性。初期けも級は星4つ。CV:鷲見友美ジェナ

一人称は「おれ」。二人称は「おまえ」。

フレンズストーリーにて、合唱会で上手く歌える自信を持てないミナミコアリクイを勇気づけるために、ライバルであり一度も追いついたことのないG・ロードランナーにかけっこを挑んで勝つところを見せることにし、速く走る特訓をした。本番でG・ロードランナーが転んだのでチャンスだが、本気を出して勝たないと嬉しくないということで、再スタートした。ほぼ同時にゴールし僅差で負けたが、ミナミコアリクイを勇気づけることはでき、合唱会も上手くいったとのこと。