テンペラー星人

テンペラー星人とは、ウルトラシリーズに登場する宇宙人である。

CV:丸山詠二(ウルトラマンタロウ)、郷里大輔(ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟)、熊本浩武(ウルトラゾーン)、金子はりい(ウルトラゼロファイト)

概要

ウルトラマンタロウ３３話で初登場した宇宙人。バルタン星人のようなはさみ状の両手、ヒッポリト星人のような長い口吻を持つ。主な武器ははさみから出る電磁ムチ、火炎、毒ガス。エンペラ星人の忠実な下僕と言われている。別名「極悪宇宙人」。

今までのテンペラー星人

ウルトラマンタロウ

３３話と３４話に登場。身長２～５２m、体重120kgから3万5000t。配下がウルトラの星を破壊しようとするが、地球にウルトラ５兄弟が向かったという通信を聞いて、地球に襲来。配下が地球到着早々ウルトラ兄弟を誘うため破壊活動を始める。駆けつけてきたウルトラマンタロウを圧倒するが、ウルトラボールを使った奇襲攻撃により体内に入りこまれ、タロウが巨大化したことで爆散し、死亡した。

しかし、今度はボス格が街を破壊する。特殊スペクトル光線でバレーボール部の部員に化けたウルトラ６兄弟を見抜いたことで６兄弟と本格的な戦闘を開始する。序盤はウルトラ兄弟必殺光線などで圧倒するが、タロウに腕を切断されてからは劣勢となり、放り投げられたところ、タロウの光線を食らって倒された。その後、母船も破壊された。

東光太郎の作戦で目を回された際くたびれたりするなどタロウの怪獣らしくコミカルな一面がある。また、ボス格が倒された配下を「貴重な犠牲者」と尊び、さおりに憑依するとき「かわいそうだが」と呟くなど、極悪らしかぬ部分がある。

ウルトラマンメビウス

映画「ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟」で登場。身長54m、体重3万9000t。初代よりもスマートな体型で、マントの触手に被膜をつけることで翼のように使うことができる。ヤプールを復活させようとするナックル星人・ガッツ星人・ザラブ星人同様宇宙人連合の内の一人。宇宙人連合のリーダーになることを目論む。ウルトラマンメビウスを倒すべくいの一番で活動を開始。神戸でメビウスと戦うが敗れる。ガッツ星人曰く「口ほどにもない奴」と言われる始末だった。（しかしメビウスのデータ収集には役立った。）

大怪獣バトル

「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル　NEVER ENDING ODYSSEY」の９話で登場。身長・体重は初代と同じ。メフィラス星人とのレイオニクスバトルに勝利し、彼をバカにした挙句バトルナイザーを踏みつけるなどの極悪ぷりを見せる。その後、アーマードメフィラスと戦おうとした際、彼の持ってる剣がエンペラ星人のものと気づいた瞬間、配下のアリゲラ共々倒された。

「大怪獣バトル　ウルトラ銀河伝説　THE MOVIE」ではウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーにより復活。怪獣墓場でウルトラ戦士やレイたちを襲うがウルトラマンゼロに倒される。

「大怪獣バトル　ULTRA MONSTERS NEO」では１話と２話に登場。マグマ星人らと共にカネゴンのバトルナイザーを奪おうとするが平行世界に迷い込む。カネゴンがバトルナイザーの買い取り額を上げたことに怒るものの、キリエロイドに制止される。キリエロイド共々主人公の力を試そうと主人公に襲い掛かるが、返り討ちに遭う。

ウルトラゾーン

第２回のドラマパート「怪獣転校生」で登場。教室に入ると高笑いをしたり、教室にウルトラ戦士がいないか確かめるために特殊スペクトル光線をクラスメイトに浴びせたり、先生をウルトラ兄弟必殺光線で攻撃したせいで、転校初日から先生に叱られた。

ウルトラゼロファイト

ダークネスファイブの内の一人、「極悪のヴィラニアス」が登場。詳しくはダークネスファイブの記事参照。

エンペラ星人とテンペラー星人

元々エンペラ星人として登場する予定だったが、スタッフが表記を「テンペラ星人」と間違えてしまい、結局別人となった。デザイン的な意味ではこれで良かったかもしれない。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• 怪獣
• 宇宙人
• ウルトラ怪獣
• ウルトラマンタロウ
• ウルトラマンメビウス
• 大怪獣バトル
• ウルトラゾーン
• ウルトラゼロファイト
• ダークネスファイブ
• エンペラ星人