レジェンドオブレガシーとは、2015年1月22日に発売されたニンテンドー3DS向けのRPGである。
レジェンドオブレガシー | |
基本情報 | |
ジャンル | RPG |
対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | キャトルコール |
発売元 | フリュー |
発売日 | 2015年1月22日 |
価格 | 5980円(税別) |
対象年齢 | CERO:A |
通信 | |
ゲームソフトテンプレート |
2014年9月25日にフリューから発表されたRPG。ロマサガ2以降のサガシリーズのバトルデザインで知られる小泉今日治、ビジュアルにサガシリーズで有名な小林智美、そしてサガフロンティア2とアンリミテッドサガの作曲の浜渦正志と、サガ関係者が中心スタッフとして発表された。
開発はメタルマックスシリーズのキャトルコール。他にも旧スクウェア所属だったクリエイターが名を並べる。またロゴデザインはヴィーナス&ブレイブスの川口忠彦が手掛けた。
・物語進行に決まった順番は無く、プレーヤーの意志で決定が可能。
・7人の主人公から1人選び、3人パーティで冒険する(2人以下は不可)。周回で主人公を変えていくことで世界の全貌が明らかになっていく。
・街などで他のメインキャラが歩いており、話しかける事で仲間にする事が可能。宿屋で好きな2人を選んでパーティ編成できる。
・シンボルエンカウント方式。
エリアごとに、歩き回った範囲の地図が作成されていくシステムを採用している。
地図を町で売ることで、そのエリア内に他の冒険者が現れるようになり、以後そのエリアの難易度が低下する。
これは本作の高い難易度を調整する仕組みとなっている。
具体的には、
・敵シンボルの数が減り、強敵も出現しにくくなる
・エリア内に回復してくれる冒険者が配置される
・全滅してもゲームオーバーにならなくなる
・稀に新しいポジションを教えてくれる冒険者が現れる
と良いことばかりである。難易度を下げたいなら、地図を全く描かない状態で即売っても構わない。
ジレンマもあり、地図は1回しか売れず、売った前の状態にも戻せない。だが完成度(踏破率)の高い地図ほど高く売れる。
だからついつい100%完成させてから売りたくなるが……実は完成させても大した金額ではないので、特に初回プレイではおすすめできない。できるだけ早く売るべきである。
デメリットとしては、地図を売ったエリアで全く出現しなくなる強敵が何種かいる。地図を完成させるような熱烈なプレイヤーならばむしろ売る理由がなく、取っておいたほうがいいくらいである。
金を払い船を出航させる事により、武器やアイテムを仕入れてきてくれる。航海時間はリアル時間と連動。すれ違い通信に対応しているのはこのシステムで、すれ違うと交易時間が短くなるほか、他プレイヤーのアイテムをもらってくれるらしい?(よくわからない)
ターン制のコマンドバトル。SPを消費して術や技を繰り出し、HPが0になると倒れるという、最も基本的なルールはオーソドックスなものとなっている。
武器は『剣』『大剣』『斧』『槍』『杖』『弓』『盾』と『体術』がある。
全員が全武器装備可能である。武器はステータス画面のグラフィックも反映される。ただしキャラクターによって得意な武器が異なる(ゲーム内で確認不能)。
剣 | 短剣タイプ、突剣タイプ、長剣タイプ、曲剣タイプの戦技があり、微妙に性能が異なる。比較的扱いやすく、オールマイティーに活躍出来る武器 |
大剣 | 破壊力に優れ、守りにも、対集団戦闘でも威力を発揮。ただし命中には難があるため、戦技の熟練度次第で死活問題になりえる |
槍 | 比較的扱いやすく、リーチもあって敵に先制しやすい武器。対集団戦闘でも活躍できる |
杖 | 攻撃力は高くないが、さまざまな手段で敵の戦闘能力を奪い、支援に活躍する武器 |
斧 | 破壊力が抜群の武器。命中に難があるため、素人にはおすすめできない |
弓 | 攻撃力も高く、先制攻撃しやすい武器。見た目も派手で、全体攻撃が使える。ただし防御不可 |
盾 | 防御に優れ、敵の攻撃を一手に引き受けられる。攻撃技もあり |
体術 | 武器なしで使える。敵を内側から破壊して戦闘能力を奪ったり、敵の攻撃をさばいて回避する事が可能 |
SP消費0の基本技を含め、全ての戦技にレベルがあり、使い込むことで『覚醒』して威力がアップしていく。
バトル中に精霊と契約を交わすと、強力な“精霊術”が使用できる。精霊は水(青)、風(緑)、炎(赤)、邪(紫)があり、地形や術の使用によって勢力が変わっていき、勢力の強い精霊の効果がバトルに影響が発生する。また精霊を呼ぶと毎ターンバフ効果があり、水なら毎ターンHP回復、火なら攻撃力アップ等の恩恵もある。
全ての術は精霊と契約した状態でなければ使えず、敵に契約されると術を封じられてしまう。互いに契約し返し有利な状況を導いていくことが求められる。
バトル中に戦技を使っていくと技が強化されたり、全く新しい技を閃く習得することがある。これが『覚醒』である。
強敵と戦って新しい技の習得を狙うだけでなく、一つの技を使い込むことで強化していくこともできる。
バトルメンバーは『アタック』『ガード』『サポート』の3種のポジションが割り当てられ、フォーメーションを形成する。
アタック | 敵にダメージを与える事を優先したポジション。攻撃の威力が上昇 |
ガード | 自分と味方を守る事に特化したポジション。受けるダメージを減少させ、防御行動が味方全体に変わる |
サポート | 味方の支援を優先するポジション。行動速度と回復効果が上昇する |
基本的にガード役が重要なゲームだが、ロールシャッフルはそれを一人に固定するのではなく、状況に応じて交代していく。さらにガードを二人にして盤石なフォーメーションにしたり、あえてガードを捨てて全員攻撃したりと自由な役割分担ができる。
ミュルス |
男 | 27歳 | 精霊使いの末裔。精霊たちが集まるアヴァロンに異変を感じて島に乗り込むことになる。基本的に口数が少ない。短パン |
女 | 不明 | アヴァロンにて目覚めた記憶喪失の女の子。大人しい性格だが、前向きでかよわくはない | |
リベル |
男 | 18歳 | 楽天的なトレジャーハンター。アヴァロンに眠る伝説の秘宝“星杯”を探す為、アヴァロンに乗り込む。底抜けに前向きかつ、明るい性格 |
オーウェン |
男 | 36歳 | 金に汚いが腕は確かな賞金稼ぎ。謎の男にアヴァロンの島にいる神を騙る存在の討伐を依頼される。年長者らしく言動や行動に余裕のある性格で、非常に大人の男らしい仕事の片づけ方をする |
女 | 20歳 | エミリア教会騎士団に所属する生真面目な正騎士。20歳の若い騎士らしいさまざまな部分もあり、とても頑固者。アヴァロンには騎士団の任務で、神の名前を騙る存在の調査に赴く。くっころ | |
エロイーズ |
女 | 24歳 | 不老不死の研究を続ける錬金術師 基本的には明るい性格だが、内面は真面目で賢い。アヴァロンの秘宝“星杯”を探しているが、その目的は不明。星杯を手に入れることに、なにか異様な執着を抱いている |
♂ | 不明 | かつてアヴァロンに存在していたカエルの国の王子。生まれも育ちもアヴァロン。島が浮上したことで冬眠から目覚め、アヴァロンにある自分の故郷の王国に 帰ろうとする。リアクションがユニークで、シリアスなシーンだろうがおかまいなしにゲロゲロ言う |
冒険王 |
男 | 不明 | 10年前にアヴァロンを最初に発見した男。島の拠点『イニティウムの街』を築き上げた |
不明 | 不明 | ネコ族のココと名乗る謎の生き物。アヴァロン各地に出没 |
10年前、北絶海に浮上した島。かつてその場所にあったとされる伝承の島の名前をとって"アヴァロン島"と名づけられる。謎が多く、特異な地形や強力なモンスターによって探索はまだほとんど進んでいない。
アヴァロン南端にある島唯一の街。冒険者達の拠点として賑わっており、冒険王が統治している。
アヴァロンの伝承のひとつ。所有者に"永遠"をもたらすものだとされる。それは不老不死だとも、巨万の富だとも言われ、冒険者を集める要因の一つとなっている。しかし、未だ誰一人としてその存在を見た者はいない。
アヴァロンにいるとされる者。その謎の人物に接触する為にアヴァロンに来る者もいるようだ。
ディレクター:松浦正尭
イメージイラスト:小林智美
ゲームデザイン:小泉今日治
キャラクターデザイン:平尾リョウ
背景美術:筒井美佐子
モンスターデザイン:小島雄一郎、下釜陵志
コンポーザー:浜渦正志
サウンドエディター:齊藤賢一
テキストディレクション:加藤正人
ナレーション:白鳥英美子
タイトルロゴデザイン:川口忠彦
ムービーデザイン:山形周平
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最終更新:2024/12/22(日) 03:00
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