妹より小さい姉

妹より小さい姉とは、妹より体の成長が乏しい姉のことである。

概要

人間は一次性徴・二次性徴を経て大人の身体になる。成長期であれば年齢を重ねるごとに成長するため、年齢の高い姉は妹よりも早く体格が大人になる傾向にある。

だが、成長のスピードや最終的な伸び代はたとえ姉妹でも千差万別であり、「妹より発育が遅い（ように見える）姉」は実在・創作問わず散見される。

創作では、「成人しているにもかかわらず未成年に見える姉と、年相応の妹」など、大人になった上で年齢が逆転しているように見えるパターンもある他、幼少期に亡くなった姉がそのまま幽霊になり、妹が姉の亡くなった年齢以上に成長した時にも「姉より大きい妹」=「妹より小さい姉」となることもある。

例（五十音順）

実在

上白石萌音

映画『君の名は。』の宮水三葉役などで有名な女優、歌手。身長152cm。妹の上白石萌歌は163cm。

森泉

バラエティ番組などでも活躍するファッションモデル。172㎝。妹の森星は175㎝。

創作

乾 紗寿叶

漫画『その着せ替え人形は恋をする』のキャラクター。中学生か小学生に見られる程の童顔と低身長だが、高校生。そして妹の乾心寿は身長が178㎝もあり、しかも中学生。

超人気コスプレイヤーとして、スタイルのいい妹を羨ましく思う事もある。

エリクト・サマヤ

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のプロローグに登場した少女。放送当時はスレッタ・マーキュリーの幼少期ではないかという予想が非常に多かったが…。

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プロローグ後、エリクトは水星に逃げた後に衰弱。母のエルノラは生体コードを機械に保存し、エリクトはデータストームの中にいる電子生命体と化した。その機械は後に「ガンダム・エアリアル」となる。

つまりエリクトは、人間として死ぬ段階で体の成長が止まったスレッタの姉である。そしてスレッタはエリクトのクローンだったのだ。詳細は単語記事参照。

最終的にはホッツさんというキモかわいいキーホルダーフィギュアの中に転送され、ミオリネのスーツケースの横で世界を眺めつつも毒舌を吐くというのんびりした余生(？)を送る。

エルピー・プル、プルツー

アニメ『機動戦士ガンダムZZ』に登場した、クローン技術によって生み出された強化兵士「プルシリーズ」の少女たち。登場時点ではプルもプルツーも10歳前後の容姿をしている。

プルシリーズは12名以上いることが判明しているが、そのほとんどが作中で戦死するなどして亡くなっている。しかし、プルシリーズの一人「プルトゥエルブ」は生き残り、続編である『機動戦士ガンダムUC』に「マリーダ・クルス」という名前で登場。18歳に成長した姿となっていた。

ゲーム『スーパーロボット大戦V』ではプル・プルツーとマリーダが共演。本来ありえない姉妹共演のシーンだが、これによりプル、プルツー達は妹より小さい姉になっている。

鬼塚夏美

『ラブライブ!スーパースター!!』のキャラクター。身長152㎝。1歳違いの妹・鬼塚冬毬は身長163㎝。

越谷小鞠

漫画『のんのんびより』のキャラクター。中学2年生だが、身長はかなりサバを読んで140cmであり、年子の妹である越谷夏海には身長など既に追い抜かれている。

シロネコ

ライトノベル『異世界召喚は二度目です』のキャラクター。妹のミネコの方が身長が大きい。

時桜しくら

フィギュアメーカー「蝸之殻(SNAIL SHELL)」が展開するオリジナルフィギュアシリーズ『砂の家』姉妹の姉。

妹より身長が低いことがコンプレックス。逆に妹の砂織さおりは背が高い事がコンプレックス。

ステンノ、エウリュアレ

ゲーム『Fate』シリーズに登場する、ギリシア神話の女神・怪物を基にしたサーヴァント。

神話の時代から「完成した女神」である故に少女から成長しない姉二人に対し、妹のメドゥーサは成長するため、身長その他が追い抜かされることになった。

個別記事も参照→「ステンノ(Fate)」「エウリュアレ(Fate)」

ストレア

ライトノベル『ソードアート・オンライン』のゲームシリーズに登場するキャラクター。その正体は…。

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SAO内の人口プログラム。本編に登場するヒロイン・ユイ(SAO)が試作1号機であり、彼女は2号機、つまり実質妹。

戦慄のタツマキ

漫画『ワンパンマン』のキャラクター。

妹・地獄のフブキより成長が乏しい原因と予想されるのは「幼いころから持っている超能力に目をつけられ様々な実験をされていたため」だが、そう断言できる要素が無いので「ONEの画力のせい」という可能性はありうる。ちなみに子供っぽい性格の原因は、実験で他人を信用できなくなったせいであることが明確にされている。

テラコマリ・ガンデスブラッド

ライトノベル『ひきこまり吸血姫の悶々』の主人公。吸血鬼にとっての栄養源である血を飲めないため発育が悪く、妹のロロッコより身長が低い。

ドリームジャーニー(ウマ娘)

ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のキャラクター。身長は144cmで、妹のオルフェーヴル(ウマ娘)は身長165cm。

モデルとなった本馬の方も、日本の牡馬で最軽量G1勝利を記録する小柄な馬として知られている。

トルマリン

食玩『神羅万象チョコ 一鬼火勢の章』のキャラクター。

鋼人(ロボットみたいな種族)の少女で、スパイなどの諜報工作活動を主としているが、そのボディは凡庸型らしく、白兵戦に長けた戦闘型のボディを持つ妹のアクアマリンに憧れと劣等感を抱いている。

夏見叶愛

漫画『ニートくノ一となぜか同棲はじめました』のキャラクター。見た目はロリっぽいが「夏見の里」の頭領くノ一。

14歳の妹：夏見 柚子より身長が低い。

七瀬香奈花

漫画『成恵の世界』のキャラクター。七瀬成恵の姉。

地球にいる父親に会うために光速の貨物船に密航したため、いわゆるウラシマ効果で妹より実質的な年齢が低くなっている。

ネプテューヌ

ゲーム『超次元ゲイム ネプテューヌ』の主人公。しっかり者の妹・ネプギアより背が低い上に、ぐうたらでちょっぴりアホ。

しかし、真の姿「パープルハート」に変身すると、身長は伸びスタイルも良くなり、性格も大人びたものになる。そしてネプギアが変身する「パープルシスター」は大して変化しないので、順当な姉妹に見える。

花海咲季

ゲーム『学園アイドルマスター』のキャラクター。身長152cm・バスト84cmだが、妹の花海佑芽は身長158cm・バストは学マス最大の91cmと、色々妹を下回っており、そのため篠澤広から「佑芽の妹」扱いされてしまっている。なお、この姉妹は同学年だが双子では無く年子である（咲季が4月2日生まれ、佑芽が翌年の4月1日生まれで、ちょうど早生まれ・遅生まれの境界線を跨いでいるので規定上同学年になる）

余談だが、咲季の身長152cmは赤の系譜の中でも最低だが、バスト84cmは赤の系譜歴代2位。そして佑芽のバスト91cmは過去にアイマスで登場した15歳以下のキャラクターの中でも最大。

馬場このみ

ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ！』のキャラクター。24歳ながら143cmと小学生程度の身長しかなく、対して妹のかりん（20〜23）は女性としても高身長。

成長が乏しい理由として、占い師から「傾国の美女の守護霊から自分と同じように不幸にならないよう小学生で成長を止められた」と語られている（一応劇中でもオカルト扱い）。

ベロニカ

ゲーム『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』のキャラクター。妹・セーニャより成長が乏しいのではなく、魔物に魔力を奪われた結果小さくなってしまった。

真中らぁら

アニメ『プリパラ』の主人公。いつもは妹・真中のんより大きいが、姉妹がプリパラ内に入って変身した際は、のんの伸び幅が大きいため、若干だがらぁらのほうが小さくなる。

続編『アイドルタイムプリパラ』では、らぁらのプリチケが壊れてしまい、一時的にプリパラ内に入っても大きくならなくなってしまったので、完全にのんの方が大きくなっていた。

夜桜二刃

漫画『夜桜さんちの大作戦』のキャラクター。20歳で140㎝と小柄。

七兄弟の第二子で長女だが妹の四怨(172㎝)、六実(163㎝)より小さい。

レイカ

漫画『宇宙家族カールビンソン』のキャラクター。ライカの姉。子供のような体形で妹よりも角が長く、長い三つ編みをしている。

一族は火竜（サラマンダー）の末裔で詠唱により精霊を召喚しその力を行使することができる。妹よりも力の扱いに長け戦闘力は高いが、潜在能力は妹の方が上ということに複雑な感情を抱いている。

若い成人女性の体形をしている妹と比べ明らかに背が低い。

関連動画

関連静画

関連項目

• 姉
• 妹
• 弟より小さい兄