『長門艦隊の中華統一戦線』とは、『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場する艦娘達が登場する三國志Ⅸのプレイ動画である。
2013年09月16日から開始された。2014年09月16日に一周年……とは全く関係なくpart54がアップされ、2015年9月18日に最終回がアップされ、2年と2日、本編全71話に渡る物語は大団円を迎えた。
本編以外のpart22.5、48.5、54.5において現在の状況説明等が行われている。
作者は妄涼P。艦これの艦娘達が突如、後漢末期に飛ばされる所から物語は始まる。100人を超える艦娘は中国大陸のどこかへバラバラに飛ばされており、長門は中華大陸の統一と艦娘全員の集結を目指すことになる。
使用シナリオのベースは「英雄集結」だが、異民族がいない、長門以外の艦娘も独自勢力存在する等、一部の変更がされている。
また、艦隊これくしょんでの改二や新型艦の実装に合わせ、ある程度の変更(更新)が劇中で行われている。
本作の主人公。君主。「乗せられやすい戦バカ」な所があるが、逆に、
・よほどの事がない限り戦争中であった事は一切不問にする。
・敵であったとしても能力があれば重用する。
・策略は軍師に一任し文句も言わずに遂行する。
・内政も専門の人間に全部任せる。
・都市を発展させ衣食住を安定させる。
・位が高くなろうとも義を通すためには頭を下げる。
……などの器の大きさを見せ、彼女を慕う武将、民が増えていく。
本人は「自分が"未来から来た"、"艦娘"である」ことを強く意識しており、それ故か人間とは一線を引き、深く関わろうとはしないようにしている節がある。
part1から登場。長門軍の初代軍師にして腹心。開始時点で長門と共に行動し、長門が君主となってからは軍師、外交官、武将として初期の長門軍において八面六臂の活躍をする。後に沮授が加入したことにより軍師の職を解かれてからも、一武将として重要な戦いに次々と参加、そしてボケ役もツッコミ役もこなす等、活躍の場が減ることはない。
この中華統一戦線においては長門の一番の理解者であり、一番心を許せる相手でもある。
part1から登場。ご存知、艦これ版ソロモンの悪夢。本作においても能力値を低めに設定されている駆逐艦でありながら、戦闘においては迫り来る武将を「動き止まってるんですもん」とばかりにいとも容易く次々と狙撃し続け、全土にその名を知られていくことになるっぽい。
ちなみに改二になる前からこの調子で、ある出来事をきっかけに改二になってからは更に狙撃をしまくるっぽい。
part1から登場。白露隊の隊長。妹である同隊の夕立が目立ち、集中的に狙われるような隊となる中、隊をまとめて奮戦し、更に情報収集の仕事もこなす白露型の長女。
part1から登場。後方支援に従事するため目立った活躍は動画内ではあまり見られない。
part1から登場。五十鈴と同様に後方支援に従事するが、たまに戦闘に出るとすぐに騙され、逆ギレしてる事が多い。改二が実装された艦娘はこの中華統一戦線においてなるべく実装されているが、彼女は時期が時期だったためか改二は実装されないで終わった。
以上、長門から阿武隈までの6名の艦娘が長門軍の初期武将である。
part1より加入。本作一番の苦労人。艦これ内では「兵装実験軽巡」と自己紹介しているが、後にとんでもないことを二度、三度しでかし、「とんでもない兵装」を取り扱うこととなり、結果として全土に名を知らしめることとなった。
それもこれも本作内で語られる彼女の活躍が理由なのだが、兵装の扱いが優秀なため、語られる内容にひとつも嘘がなく、最終的にネジが吹き飛んでいった。
最初は大袈裟な喧伝でもあった将軍としての彼女が、実際に名将へと育つ成長物語はこの中華統一戦線においていつの間にか生まれた一つの軸でもある。
王昶
part2より加入。内政に疎い長門軍が最初に登用した笑顔が素敵で優秀な内政官。そのため動画に出てくることはほとんど無いが、長門軍の支配地域の安定や長門軍の兵站を支えるその働きぶりは長門軍内での見えない活躍とも言え、長門はこれを高く評価し、重用している。
part3より加入。武人としては長門軍最古参の三国志の武将で、長門と一騎打ちをした者のうちの一人。軍事面において活躍……したりしなかったり。頑張ってねシギー。
part3より加入。内政の主軸にして、「ゆるい」と言われる長門軍の風紀委員長。規律を守らせるためなら君主であっても長々と説教を行い、予見した軍師は颯爽とその場を立ち去っている。
part3より加入。阿武隈が抜擢し、長門が育成した女性武将。うp主がコメントに困るくらいのバランスの良い内政官であるが、長門が鍛えた弓の腕と操船指揮は確かで、総力戦となる時等は長門に付き従い、その腕前を遺憾なく発揮する。
part5より加入。韓馥軍から長門軍に降る。加入早々に軍師に任命され、以後、長門へ献策を行うようになる。長門からの信頼は厚く、知略に優れた人材が豊富になった際に辞任を示唆したが、長門から却下され、それ以降も軍師として活躍する。
立てる戦術は兵站を重視した一手一手確実に推し進めるものが多いが、おそらく長門の「正々堂々真っ向勝負」の意向を受けてのものだと思われる。実際、必要があれば速度重視で一気呵成に攻め込むことを進言する時もある。
part5より加入。韓馥軍から長門軍に降る。太史慈と共に軍の主軸として活躍する古参。……なのだが、太史慈同様、他に目立つ隊(夕立と夕張と蝗)がいるせいかちょっと出番が少ない。
part5より加入。利根が抜擢し、夕立が育成した男性武将。武闘派の夕立が育てたのに何故か知力が一番高い文官となった。尤も、武力も79と低いわけでもなく、統率も平均以上にあることからバランスの取れた武将である。
育ててくれた夕立を師匠と呼び慕い、常に行動を共にし、五月雨・涼風・春雨がいない中、白露隊の一人として各地を転戦。師匠譲りの弓術で活躍し続け、かくしてついたアダ名が「白露型11番艦カクフク」。本人も誉れであろう。
なお、師匠を慕いし過ぎたせいか、彼の記憶の中では利根ではなく夕立に抜擢されたことになっていた。
part6より加入。ご存知、顔に定評のある御方。孔融が連れてきており、初登場の時はやはりドラが高らかに鳴った。
弓と水軍に秀でている彼は戦法面における艦娘との相性が良く、水戦や総力戦になるとひっそりと駆り出されている。
そのため、動画を見ていると彼が唐突に兵法を発動させて画面に登場し、視聴者の腹筋を直撃する。
黄巾を率いていた時期に夕張と出会い、夕張と一緒の軍になりたい一心でpart10より長門軍に加入。得意の幻術を披露すべく戦いに赴くが、夕張の前では何故かなかなか発動出来ない呪いにかかっている。多分、南華老仙が何か弄してるせい。
聯合艦隊旗艦にして最強の戦艦。本作第二の主人公。武力は長門の93を上回る最高の100を誇り、この動画でも呂布を退け、最強の名を欲しいままにしている。
軍事以外は疎いようだが、長門と同じく(艦娘にとっての)現代に帰る条件を知っており、いずれ来る長門軍との一大決戦に備え、優秀な軍師を付けつつ大勢力へと成長させていく。
大和型戦艦二番艦。当然、武力は姉の大和同様の100を誇る。本動画シリーズ開始時には実装されていなかった艦娘だが、無事に途中から登場した。出てくるのが遅くなったことも含め、当然のことながら登場シーンは長門軍の艦娘より少ないが、前線部隊の前衛を務めるために一騎打ちでの出番が多く、並居る名将と勝負をする等、活躍シーンは多め。
式神型の艦載機を操る軽空母。彼女の艦載機は紙から作られるが、この時代の紙は質が悪く、(別の理由であまり消費できない)一航戦の赤城や加賀と同様に多くの艦載機を飛ばすことは難しいらしい。戦闘においては艦載機の消耗を極力減らすため、上空を飛び回らせることで兵の混乱を誘う幻術として用いている。
重巡洋艦。本編では目立った活躍をするワケではないが、艦これ内で取材キャラである関係からか、幕間partである22.5、48.5では彼女が司会となって話が進んでいた(ちなみにゲストは武蔵(22.5)、大鳳(48.5))。また、part31でもとある理由で何故か唐突に登場する。
今作では三国志の武将の中で随一の勢力を築き上げる。艦娘というイレギュラーな存在に戸惑う事になるが、基本的には大局観のある冷静な武将として描かれている。尤も、先陣を切っていく攻め込む辺りは流石の孫堅である。
孫堅の息子。本作でも少し猪突気味な所がある。義弟でもある周瑜とは断金の交わりとも言われる厚い友情で結ばれている。が……?
孫堅軍の軍師。艦娘というイレギュラーな存在に押されながらも献策を重ねていたが、ついには現状を打破する方法を見出したのか、それを実行し、逆襲に転じていく。
一航戦の一人。本作では大砲での殴り合いが武力に反映されていることと、物資不足の心配からか艦載機を飛ばすことが難しいようで、空母は少し不利な状況となっている。
一航戦のもう一人。様々な運命のいたずらもあって、活躍する場面は少ないが、一航戦の誇りを取り戻すために戦い続ける。クールな表情と言動ではあるが、挑発に安易に乗ったりするなど感情が顔に出ていないだけなのかも知れない。
その他・艦娘
part48.5に登場。本編ではおそらく出番が無いと言われた。
part54.5に大淀の相手役として登場。こちらも本編での出番は無い。
妙高、那智、足柄が登場している間、何故か現れることがなく、いつの間にかひっそりと登場している。彼女に何があったのかは、part54.5にて。
艦隊これくしょんで"中華統一戦線縛り"のプレイ動画もアップされている。
長門艦隊の中華統一戦線に関するニコニコミュニティを紹介してください。
掲示板
19 ななしのよっしん
2015/10/04(日) 23:13:37 ID: oa8dRZE7KH
最後があっさりだったがいい意味で後腐れもしつこさもなくてスッキリして終わったと思う
三国志動画でも艦これ動画でも珍しく完結したシリーズだから尚良かったと思ったのかもしれんけど
>>7
こういう馬鹿が作品を腐らせるファン()なんだろうなぁ(小並感)
20 名無しさんお腹いっぱい
2018/02/01(木) 10:44:37 ID: kaMrskqh3H
つい最近、この作品を知って最終回まで見ました。
確かに少々グタグダな面はあるかもしれませんが、肥AIの駄目っぷりがあるのでやむ無しな面があるかと。
個人的にはpart16の比叡と榛名のシーンでしょうか。
21 乙
2019/05/09(木) 20:41:51 ID: bLovi/xVmU
完結するまで追い続け、その後も何度も見直しています。大好きな作品です。曹操・孫堅・大和との決戦はどれも本当に凄かったです。改めてお疲れ様でした。
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最終更新:2024/04/24(水) 03:00
最終更新:2024/04/24(水) 03:00
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