アイドル(YOASOBI) 単語


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アイドル

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アイドル』とは、「YOASOBI」による楽曲であり、アニメ【推しの子】』第1期のオープニング主題歌である。

概要

2人組音楽ユニットYOASOBI」による楽曲で、原作赤坂アカおよび作画横槍メンゴによる漫画作品『【推しの子】』のテレビアニメ版第1期のオープニング主題歌

YOASOBIが同アニメ主題歌を担当することが発表されたのは同アニメの本予告映像リリースされた2023年2月19日であり、その本予告映像で初めて部分的に開された。

そして2023年3月17日から全劇場で上映された第1話(90分拡大版) 『【推しの子】Mother and Children』内で初のフル開がなされた。

その後、2023年4月12日に遂に放送開始された同アニメテレビ放送第1話の特別エンディングで流れ、同日から各種音楽配信サイトでの配信も開始された。

本楽曲は同アニメのために書き下ろされており、特に作中登場人物である「星野アイ」のテーマソングになっている。そのため歌詞中には「アイ」や、「アクア」「ルビー」など、同作の他の登場人物名前も盛り込まれている。

YOASOBIコンテンツ投稿サイトpiapro」の自らのアカウントにおいて本楽曲のインストゥルメンタル開しており、「このカルチャーをする全ての方に、歌って踊って聴いて、自由に楽しんで欲しいです!」とコメントしている。

2023年4月19日に放送された同アニメ第2話からはオープニング楽曲として使用された。このオープニング映像内では、後述する本楽曲の原作小説『45510』にも登場するパスワード「45510」が入力される光景ワンカットも差し挟まれている。

第2話放送直後には、このオープニング映像ノンクレジット版がYouTube開されている。

このノンクレジットオープニング映像2023年5月5日1000万回再生を突破し、それを記念してYOASOBIアニメOPサイズインストゥルメンタルも追加開した。

楽曲中では「オイ!」というアイドルファンの「コール」のような掛けが入っているが、これはアニソンダンスパフォーマーグループREAL AKIBA BOYZ」によるものである。

2023年5月26日0時には、英語版Idol』のミュージックビデオ動画そのものはオリジナル日本語版とほぼ同じで、音英語化され、英語字幕がついたもの)がYouTubeにてプレミア開され、各種音楽配信サイトでの配信も開始された。

この英語版歌詞を訳詞したのは「Konnie Aoki」氏で、オリジナル日本語版に入っていた英語コーラス歌詞作詞した人物でもあった。元の歌詞で「もがを奪われてく」となっていた箇所を「That emotion melts all hearts, all eyes on you」(ダットエモーションメルオールハーツアイズオンユー)と訳して、元の日本語歌詞きにかなり似せつつ、意味も似通ったものにするなどの工夫もなされている。

2023年日本レコード大賞ではグループでの際特別音楽賞、Ayase作曲賞を受賞した。

2024年2月2日には、『【推しの子】アニメ版で「星野アイ」を演じた声優高橋李依」によるカバーバージョン開された。「星野アイ」で明るく歌う箇所と、ふだんの星野アイとはかけ離れた暗いで歌う箇所が入り混じっており、作中の描写ともリンクしている。

テレビ番組での披露

2023年には本作以外に『祝福』『勇者』を筆頭に多数のCMアニメソングでのタイアップがあった関係で、他の楽曲における生演奏パフォーマンスはあったものの、本作のテレビ番組での紹介時には本人が出演せず、日本香港でのライブ映像がそのまま流されるといった対応がなされていた。

そして、テレビ演奏が行われないまま11月に入り、本作のテレビ番組における初演の場は、内の音楽番組最高峰である第74回NHK紅白歌合戦ステージと決定した。更に、出演順は組においてMISIAの前でセミファイナルを担うという、メジャーデビューから5年も経っていないユニットとしては破格の好待遇でのセッティングとなった。

こうして、迎えた12月31日は、ステージバック【推しの子】映像を交え、「櫻坂46」「JO1」「Stray Kids」「SEVENTEEN」「NiziU」「NewJeans」「乃木坂46」「BE:FIRST」「MISAMO」「LE SSERAFIM」などその年に紅白に出演していたアイドルグループダンスしたりポーズを決めるなどのコラボレーションを行った(ちなみに、これらアイドルグループのうち韓国グループが多かったことから、ネット上の一部では紅白に対する不満のが挙がっていたとのこと)。彼らのダンスの振付けはダンスアーティストグループGANMI」のSotaが担当。その振付けにはネット上で『アイドル』の振付けを開して人気となっていた「らん先生」や「KOTARO IDE」による振付けが取り入れられた[1]ものであり、ネット上での本楽曲への大人気も反映したものとなっていた。

また、スペシャルダンサーとして、前述のように本楽曲で「コール」を担当していた「REAL AKIBA BOYZ」や、2023年9月にアメリカのオーディション番組『America's Got Talent』で本楽曲をダンスして決勝に進出し話題となったexitアバンギャルディ」も出演した(ちなみに彼らの振付けにはSotaノータッチ)。

さらに大サビ前のクライマックスでは内のアイドルで実際に頂点を極めた橋本環奈anoボーカルの幾田りらを囲んで手をハートマークに模るというサプライズも披露するという爛な演出で々しくこの2023年最大のヒット曲をった。

YOASOBIからのコメント

YouTubeにて開されている本楽曲に関するアーティストコメント動画によれば、YOASOBIメンバーであり本楽曲の作詞作曲編曲を担当した「Ayase」はこの楽曲のオファーを受ける前から『【推しの子】原作漫画が好きで、個人的に読んでインスピレーションを受けて曲を作っていたほどであったという。

そして、後述の原作小説「45510」を元にしつつも、その「作っていた楽曲」とも織り交ぜて完成したのが本楽曲であるのだという。つまり、「オファーを受けて原作小説に沿って作成した公式楽曲」でありながら「オファーを受ける前から個人的に作っていたファンメイドの楽曲」の要素も含むという、一変わった立ち位置の楽曲であるようだ。

また配信が開始された際には、Ayaseは自らのTwitterで「に出せる全てをこの曲に込めました 音楽を、J-POPを、そして推しの子する全ての皆様に聴いてほしいです。このができるだけ多くの人に届きますように よろしくお願い致します」ともコメントしている。

YOASOBIのもう一人のメンバーで本楽曲の歌唱を担当している「ikura」(幾田 りら)も自らのTwitterで「全ての詞の中でアイの生き様を歌で感じて貰えたらと、レコーディングブースで試行錯誤しながら何度も何度も挑戦して歌を乗せました。」とコメントしている。

2023年5月10日には、アニメ【推しの子】』の公式YouTubeチャンネルインタビュー動画で、Ayaseikuraが『【推しの子】』や本楽曲について語っており、

Ayaseは上記の「元々作品のファンだった」「勝手に曲を作っていた」という点を再度話しつつ、「アイのことを想い続けて書いたし、【推しの子】という作品全体のことを思い続けて書いた」「アイがどれだけ完璧最強であったかということを。アニメもずっと進んでいく中で、いない存在の大きさみたいなものがどんどん膨れ上がっていくものみたいなのを、楽曲でも表現したいっていうのが一番強くありましたね」と語っている。

またikuraは「このアイドルっていう曲の視点というか、感情の主人公的な部分が、曲の中で、最初はアイではない視点から描かれていて、そこから最後の方でアイに切り替わるっていうような感じ」「アイに切り替わるまでの段階っていうのは、アイのような人で歌いたいっていう気持ちもありつつ、でもこの世界(※芸能界?)全体を客観的に観て『こんな世界ヤバイでしょ ヤバクない?』、みたいな、そういう訴えでもあるような曲でもあるような気がしていて」「それが全体である上での、最後アイ視点になった時の、だからこそアイの究極で完璧アイドルな姿っていうそこに到達するまでの、いろんな情報がある中で大きな筋が1本立ってるような、そういう部分はすごくちゃんと表現したいなっていうふうに思って歌をのせました」と語っている。

原作小説・歌詞について

赤坂アカ」書き下ろしの『【推しの子】』の外伝的短編小説『45510』が「原作小説」としてクレジットされている。歌詞の前半で登場する「今日何食べた? 好きな本は? 遊びに行くならどこに行くの?」「好きなタイプは?」などのフレーズはこの小説内でほぼ同様の文章が登場している。

この『45510』は『【推しの子】』に登場するアイドルグループB小町」のメンバー視点からられている。後にこの人物は本編に意外な形で登場している。

はいはいあの子は特別です 々は端からおまけです お様の引き立て役Bです」から始まる「スターへの妬みやみ」のようなフレーズは、このメンバーが「B小町」の不動のセンターにして本作の重要人物「アイ」に抱いていた屈折した感情を反映したもの。他にも曲の前半では「彼女」や「」という言葉が使用されており、つまりこのメンバーから「アイ」を見た視点からの歌詞となっているようだ。

そして「最強無敵アイドル」「弱いとこなんて見せちゃ ダメダメ 知りたくないとこは見せずに 二じゃなくちゃ イヤイヤ それこそ本物のアイ」という箇所もまた、この短編小説主人公が「アイ」に抱いてしまっていた「信者」としての心情を表現した歌詞となっている。

しかし、歌詞の後半では「彼女」や「」や「あの子」ではなく「」というフレーズが使用されるようになり、打って変わって「アイ」自身の想いが、作中の描写と呼応するような歌詞られていく。

なお小説タイトル『45510』は「B小町」創設時のメンバーによる共同ブログパスワードだが、アイが昔使っていた携帯電話パスワードとしても漫画中に登場しており、アニメ版でも本楽曲に乗って流れるオープニングムービー中にて「このパスワードが入力されるシーン」が登場している。

英語コーラスについて

曲の序盤、「完璧嘘つきな君は 天才的なアイドル」という歌詞の後と、最後のアウトロの部分には英語コーラスが入っている。これは後述の「クレジット」にもあるように、「Konnie Aoki」氏が作詞し、「Ebony Bowens, Chloe Kibble, Marista Stubbs, Imani J. Dawson, Kyte, Lyle Carr, Andrew Soda」の7名が歌っている。

公式歌詞表示にはこのコーラス歌詞が記載されていないが、

序盤コーラス
You're my savior, you're my saving grace
(カタカナ転写:ユァ マイ セイヴィア、ユァ マイ セイヴィング グレース
(和訳例:あなたは私の救主、あなたは私の救い)

アウトロコラス
You're my savior, my true savior, my saving grace
(カタカナ転写:ユァ マイ セイヴィア、マイ トゥルー セイヴィア、マイ セイヴィング グレース
(和訳例:あなたは私の救主、私真の救主、私の救い)

であるとYOASOBI公式Twitterにて2023年4月30日アナウンスされた。

なお、アニメオープニング映像で使用されている90バージョンでは、アウトロで上記の「my saving grace」で終わる英語コーラスの後にさらに英語コーラスが追加されている。その追加部分の歌詞については

I'm with you, forever by your side, forever
(カタカナ転写:アイ ウィズ ユー フォーエヴァバイ ユァ サイド フォーエヴァー)
(和訳例:私はいつまでもあなたのそばにいます、永遠に)

であるとのこと。

オフィシャルミュージックビデオ

アニメ第1話2023年4月12日テレビ初放映されてから数時間後、日付が変わって4月13日に入ってから、オフシャルミュージックビデオYouTubeニコニコ動画などで開された。これはテレビアニメアニメーションチームがこのミュージックビデオMV)の為だけに制作した映像である[2]

【推しの子】』の原作漫画作画担当の「横槍メンゴ」はこのオフシャルMVについて、自らのTwitterで「生きとし生けるものすべてに観てほしい。」とコメントしている。

このオフシャルMVアニメ第1話の高い完成度も相まって大きな反を呼び、YouTube版は一晩で100万回以上再生された[3]という。さらに、投稿から3日後の2023年4月16日には1000万回再生を突破した。これはYOASOBIのそれまでの楽曲中で最速である。

1000万再生の際には、このMV作画監督でありアニメ版『【推しの子】』のキャラクターデザイン担当の「平山寛菜」が「アイドルMV 1000万再生 Thank you!!!」という言葉を添えた感謝の描きおろしイラストを自らのTwitter投稿した。

さらには、2023年5月18日には、投稿から35日間でYouTube版の再生回数が1億回再生を突破した。

これはその時点でのYOASOBIの楽曲のMVの1億回再生達成の最速記録であった。それだけでなく、内楽曲全てのMVの中で史上最速[4]であったとのことである。

 

このMV中では、アイディフォルメされた絵柄で描かれるカットが2か所ほどある(「何を聞かれてものらりくらり」のところと、「ないないない これもないないない」のところ)が、

これらはアニメーターの「山本ゆうすけ」氏が原画を担当したようだ(本人のTwitterにて「SDみたいなところ2カット原画で参加しております!自分絵がまま出るレア仕事で楽しかったです」と投稿している)。

ニコニコ動画において

ニコニコ動画においては、前掲の公式MV動画投稿から10日と14時間で100万再生を突破した。これはニコニコ動画投稿された「楽曲の公式MV」としてかなりい達成速度であり、その時点で2017年投稿の「ハチ MV「砂の惑星 feat.初音ミク」」、2011年投稿の「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000% メインテーマ/マジLOVE1000%(Op.1バージョン)」に次ぐ第3位、2020年代に入って以後に限定すれば最速であった。

最序盤の英語コーラスの方に「( ゚∀゚)o彡°どーまんせーまん( ゚∀゚)o彡°どーまんせーまん」というコメントを書き込む人が多数おり、いわゆる「弾幕コメント」になっていたりもする。これはニコニコ動画の創成期に人気があった「新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師」という動画の「ドーマン!セーマン! ドーマン!セーマン!」という歌詞の部分で流れる「弾幕コメント」に由来する。「ユァマイセイヴィア」が「ドーマンセーマン」と聞こえなくもないための、いわゆる「空耳」である。

また、再生時間01:00前後のサビの「完璧で究極のアイドル」という歌詞の部分で「ゲッター」というコメントも多数書き込まれて「弾幕」状態になりがちであるようだ。これは「JAM Project」による楽曲『STORM』(アニメ真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の主題歌/オープニングテーマ)のサビ歌詞戦うために飛び出せゲッター」という箇所と、メロディが局所的に似ていることからきているよう。詳細は「完璧で究極のゲッター」の記事を参照されたい。

クレジット

MVアニメーションの詳細なクレジットYouTubeに投稿されている公式動画exit動画説明文も参照)

振付

タイトルが「アイドル」で歌詞に「歌い踊り舞う私」といったフレーズもあるが、YOASOBI自体は狭義のアイドルではなく歌手寄りの音楽ユニットである。

よってボーカルの「ikura」(幾田 りら)がライブなどでこの楽曲を歌うときにも、ポーズを付けつつ歌唱するものの(本記事下部「関連リンク」参照)、ダンスしながら歌うわけではない。

そのため「YOASOBI公式の振付」は存在せず、様々な人物がオリジナル振付を考案し、動画投稿サイトなどで披露している。

中でも割と知名度が高いオリジナル振付としては、ダンス先生/アイドル振付師/踊り手である「らん先生」氏によるオリジナル振り付けで、TikTokなどでこの振付を用いた多くの「踊ってみた」が投稿されている。これは2023年4月16日TikTokに「らん先生」自身の「踊ってみた」(1分18間のショートバージョン)として投稿され、

そのTikTok投稿ページにはYOASOBI公式から「歌詞の雰囲気を取り入れた振り、素敵でした🌟ありがとうございます!」ともコメントされている。

その後、fullバージョン投稿されたり、

「らん先生」が振付師を務めるアイドルグループ「可憐なアイボリー」がレッスン中にこのダンスを踊っている光景投稿人気を集めたりした。

2023年6月10日女性アイドル歌手鈴木愛理インターネット番組『アニソン神曲カバーでしょdeショー!!』にて本楽曲を歌唱したときも、この「らん先生」の振付を一部取り入れていた。

この『アニソン神曲カバーでしょdeショー!!』での歌唱については、YOASOBI公式Twitterアカウントも「#YOASOBIアイドル のまた新しい表情を見せてもらいました。ありがとうございます🌟コメントしている。

さらに、前述のように2023年末のNHK紅白歌合戦にて本楽曲が披露された際にも、コラボしたアイドルグループの振付の一部としてこの振付が取り入れられていた。

関連動画

関連商品

当初はデジタルリリースのみで物理メディアは発売されていなかったが、2023年5月10日には同年6月21日CDも発売されることが発表された。「全生産限定盤」はアニメスタッフが描き下ろした7インチレコードサイズジャケットに入っているという仕様で、2トラックには本楽曲の英語版Idol』、3トラックには『アイドル』のAnime Editテレビサイズか)も収録。前述の原作小説『45510』を収録したブックレットも付属。

さらに各ショップによって異なるオリジナル特典も先着順で付属する(Sony Music Shopは「オリジナルA5クリアファイル」、Amazonは「メガジャケ(24cm×24cm)」、アニメイトオリジナルステッカー……等々)。

関連チャンネル

関連リンク

以下は、2023年4月24日に行われたライブイベントYOASOBI TikTok LIVE」における本楽曲の映像YOASOBI公式TikTokアカウント投稿したもの。

関連項目

脚注

  1. *Sota公式Instagramより
  2. *『【推しの子】』TVアニメ公式: 「🌟OP主題歌MVプレミア公開🌟 TVアニメ【#推しの子】 オープニング主題歌『アイドル』 ♪ #YOASOBI Music Videoがこのあとプレミア公開開始。」 TVアニメアニメーションチームがこのMVの為だけに制作した映像✨ 是非お見逃しなく。 ▼URLはこちら▼」 / Twitterexit
  3. *YOASOBI: 「#YOASOBIアイドル MV一晩で100万回再生💥ありがとうございます! アニメ #推しの子 も1話から凄まじい盛り上がり!来週が待ちきれない皆さま、MVを見て、赤坂先生の原作小説「45510」を熟読して次なる展開に備えましょう😈😈」 / Twitterexit
  4. *「あさ(ブログ『Billion Hits!』管理人)」氏のツイートexitより
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