黒岩メダカに私の可愛いが通じないとは、週刊少年マガジンで連載されている漫画である。公式の略称は『メダかわ』。
概要できゅん
黒岩メダカに私の可愛いが
通じない |
| 漫画 |
| 作者 |
久世蘭 |
| 出版社 |
講談社 |
| レーベル |
講談社コミックス |
| 掲載 |
週刊少年マガジン |
| 掲載期間 |
2020年12月- |
| 巻数 |
既刊14巻
(2024年5月時点) |
| 漫画テンプレート |
著者は「解毒坊」「トーキョーバベル」の久世蘭。2020年代のマガジンの誌面傾向であったラブコメラッシュの作品の一つ。
久世の師匠は「いちご100%」の河下水希なのだが、意外にも久世にとっては初のラブコメ作品となる。
2024年5月時点で140万部を突破、単行本の巻数も久世作品史上最長記録を更新している。
元々は2021年4・5合併号に同名の読み切りを掲載していたが、好評につき第1話は読み切り版をリメイクする形で26号から本格連載開始となった。作者によると元々は短気終了を想定していたようだが、徐々に人気を獲得し、未だに終結は見えない状態である。
作品の内容は容姿端麗、スタイル抜群の完璧女子で息をするようにモテる川井モナが、彼女に見向きもしない転校生黒岩メダカをあの手この手でオトそうとするも、上手くいかず、やがてその心は本当に彼に対して惹かれていく・・・というもの。
なお、師匠が河下ということからも分かるように、かなりのパンチラ漫画であるほか、サービスカットがメイン、サブヒロイン合わせてもかなり多い。
サブタイトルは「アイツと○○」というものが多いほか、マガジンの次回予告欄は「次回○○(予告タイトル)できゅん」で毎回締められている。
登場人物できゅん
- 川井モナ
本作の主人公でメインヒロイン。大阪府出身。
本編の1年前に東京に引っ越してきた女子高生で、周囲には非の打ち所がない都会的な美少女として認識されているが、実際には素になると地の関西弁が出てしまったり、やたら自意識過剰で負けず嫌いな典型的な関西人。
初期は何をやってもオチないメダカをただオトしたいだけで下着姿をも辞さない行動に出ていたが、次第に彼の純粋な優しさに惹かれていき、本気で惚れてしまう。
メダカへの好意を自覚して以降は彼に本気で振り向いてもらうためにデートに誘ったりと積極的にアプローチをかけている。
- 黒岩メダカ
本作のタイトルになっている男子高校生。
本編の2週間前に転校してきたが、モナが家族で引っ越してきたのに対して、彼はアパートで一人暮らししている。
実家が寺なので、その戒律を守る為欲を抑える名目で共学の高校を選んだらしいが、普段の朴念仁を貫こうとする態度に対し、実際にはモナの積極的アプローチに毎回ドキドキさせられるムッツリ。大体今時異性との交際を認めない寺なんて後継者が育たず将来的に潰れること間違いナシである。
寺の息子だけあって育ちは良いらしく、何気ない優しさやさり気ない気遣いが女性にとって魅力的であるらしく、無自覚にヒロインをオトしまくっているアドル・クリスティンばりの天然スケコマシ。
- 春野つぼみ
モナとメダカの同級生。
モナのファンでスマートフォンには彼女の写真がいっぱい詰まっているが、モナからは恋敵と勘違いされている。かなりの美乳。
- 湘南旭
モナたちの後輩で1年生。1年ながらバスケットボール部のエースなのだが、学業成績もトップとモナに並ぶパーフェクトぶり。廊下でたまたますれ違っただけのメダカに一目惚れし、モナに宣戦布告する。
頬ではあるが、メダカに作中最初にキスをしている。
- 難波朋
31話から登場するモナの幼馴染み。当初は遊びに来ただけと思われたが、2話後に正式にモナたちの高校に転校してきた。
親友の初恋を応援するという名目で歓迎会の場を遊園地にしたり、様々な援護射撃を行っていたが、学校内のミスコン終了前後から彼女の心境にも変化が見られる。
関連動画できゅん
黒岩メダカに私の可愛いが通じないに関するニコニコ動画の動画を紹介したいので多分アニメになると思う。
関連静画できゅん
テレビアニメできゅん
2024年5月13日、テレビアニメ化決定を発表。
スタッフ
- 原作:久世蘭(講談社「週刊少年マガジン」連載)
- 監督:奥村よしあき
- シリーズ構成・脚本:筆安一幸
- キャラクターデザイン:渡辺まゆみ
- 音楽:立山秋航
- 音響監督:小沼則義
- 色彩設計:山上愛子
- 撮影監督:西村徹也(スタジオ エル)
- 美術監督:三宅昌和
- アニメーション制作:SynergySP
関連リンクできゅん
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