けもフレBGMリンクとは、メディアミックスプロジェクト「けものフレンズ」の各作品のBGMに関する動画につけられるタグである。歌以外のBGM、および単独でのタグや大百科記事が存在しないような楽曲につけられる傾向がある。
概要
この項目は、編集者が飽きたために内容が少ないです。 アプリ版、舞台版のBGMに関する記載がなく、アニメ版の情報にも不足があるかもしれません。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
アニメ版「けものフレンズ」のBGM
アニメ「けものフレンズ」の音楽と言えば、パークの楽しく優しい雰囲気を体現した主題歌&オープニング曲『ようこそジャパリパークへ』、それから世界観に深みを与えたエンディングテーマの『ぼくのフレンド』が話題を集めた。これらの他に歌はもう一曲、イントロが次回予告で使われ第8話の劇中でも歌われた『大空ドリーマー』がある。
以上の3曲および12話挿入曲である『二人でお茶を』に関しては個別の記事を参照のこと。
これ以外の全ての楽曲は立山秋航が作曲または編曲(『ようこそジャパリパークへ ~orgel ver.~』は大石昌良が作曲)していて、2017年6月7日に発売されたオリジナルサウンドトラックに収録された。本項では、このサントラの順番に沿って各曲を紹介する。必然的にアニメのストーリーに関わるネタバレを伴うので、閲覧に際してはご注意いただきたい。
なお、アニメで流れる曲の中には、サントラに収録されているものと印象が異なるものが少なくない。これは、サントラ盤の曲を短く切ったり(さらにはリピートにより長くしたり)しているだけではなく、一部のパートだけを使っているためだ。例えば「けもの達のいきづかい」は次の展開へのワクワクドキドキを感じさせる曲である一方、一部のエピソードでは緊迫感のある旋律だけを取り出すことでドキドキハラハラを演出しているのだが、サントラ盤ではこの部分は主旋律と混じっていてうっかりすると聞き逃してしまう。
以下の一覧で、曲名の前の番号はCDでのトラック番号を指す。また、使用場面はアニメ本編の1話から12話に絞っている。
曲名 | 使用場面 | コメント |
1. サンドスター タグ検索 |
3話:トキとかばん飛翔中のサンドスターに関する会話(主旋律抜き) | 全ての根源で、無限の可能性を秘めたサンドスターのテーマ曲。一回しか使われないが印象に残りやすい。しかしこれも主旋律抜き。サントラの1曲目として収録されたフルバージョンは、我々を壮大な一面もある「けもフレ」の世界にいざなってくれる必聴のサウンドだ。 |
2. ジャングルの中で |
1話:地図発見、ジャングル到着後の夜、2話:ボスによるパーク解説、ジャングル探険、3話:冒頭のこうざん、4話:砂漠の解説、5話:森林の中をドライブ、10話:ロッジ到着 | うっそうとした森のテーマ。打楽器がジャングルっぽさを醸し出すが、混合林の中、さらには砂漠でも使われている。自然環境に焦点を当てるときの曲と言った方がいいかもしれない。 |
3. 風を感じて タグ検索 |
1話:冒頭サバンナの風景、サバンナガイド、2話:ボスのジャパリ図書館検索、橋造り、3話:トキとの出会い☆、トキとかばん飛翔、カフェに誰も来ない話☆、草むしり中〜後の会話、5話:ボスの混合林解説、協力して家づくり、7話:しんりんちほー到着、火起こし、8話:海への言及、9話:雪に触れる、かまくら〜源泉、サンドスターの山、そりで滑降(途中から)、10話:夜のロッジ探険 | アニメの一番最初に流れた曲。人によっては何十回と聴いているだろう。目を閉じれば乾期のサバンナの雄大な風景が見え、そこに吹く風が感じられるかもしれない。大自然の厳しさではなく優しさを抽出したようなメロディーだ。3話では笛のパートだけを取り出したバージョン(☆)も流れる。 |
4. スコールが来た! タグ検索 |
4話:さばくちほー到着☆、砂嵐到来、バイパス内を走行☆、6話:ヘラジカ陣営内の最初の会話☆、ヘラジカ陣営によるライオン陣営の分析☆ | 木琴パートだけ(☆)聞くと転調が微妙な不安を感じさせつつものんびりしているが、フルで演奏されると迫り来る大自然の脅威が焦燥感を誘う。曲名からすると、元々はサバンナ(雨期)かジャングルで使う予定があったのかもしれない。しかし実際には砂漠で流れたので、当然スコールは来なかった。代わりにスナネコが降ってきた。 |
5. 凪 タグ検索 |
1話:小セルリアン撃退後の会話、ゲートでの別れ、5話:こはん組との別れ、7話:冒頭のハシビロコウによる説明☆、8話:ステージ前到着☆、PPP結集時の回想、4人での前説、9話:ミライとサーバルの音声×2&映像☆、11話:ヒグマとキンシコウの会話☆、かばん暫定パークガイドに☆、「最強の布陣なのだ」☆、12話:かばん元の姿に | 「凪」とは風が止んで海面が穏やかな状態を指す。事件が解決した安堵感と静けさ、「どったんばったん大騒ぎ」はもう終わってしまって別れの時が来たたという寂しさ、フレンズたちをつなぐ絆。シンプルな曲構成ながら色々な心情を描写する。主旋律のないバージョン(☆)は一層控えめだが優しい。 |
6. 洞窟の奥 タグ検索 |
4話:バイパス発見、地下遺跡到着、遺跡出口の溶岩、6話:「あなた……もしかして、ヒト?」、7話:→⇒→、「ヒトはもう絶滅したのです」、9話:セルリアンの予感、11話:キンシコウと歩く☆、ボスと山に入る☆、12話:冒頭の回想とサーバルを止めるヒグマ | ピアノの静かな調べが洞窟に響く。弦楽器のメロディーが一抹の不安感を与える。「ヒト」という存在が関わる場面で決まって流れる曲だ。ピアノを抜いたバージョン(☆)あり。 |
7. 水辺のやすらぎ タグ検索 |
1話:水飲み場到着、2話:ジャガーの筏運搬、4話:遺跡出口の噴水跡、5話:こはん到着、丸太と共に湖へ帰還、8話:みずべちほー到着、マーゲイ声真似披露(一部パートのみ)、9話:冒頭の茶番(弦楽器のみ)、10話:港到着 | 水飲み場、川、こはん、みずべちほー。とにかく水辺と関わる場面で流れるので印象に残るし、そうでなくても優しいメロディーからは穏やかな水の流れを連想せずにはいられない。映像がない「じゃぱりまんがり」(Japari Café 収録)でもこの曲が効果的に使われた。 |
8. とぼけた仲間達 タグ検索 |
2話:コツメカワウソ登場、石遊び、3話:柱とジャパリまんの歌☆、ジャパリバス始動、4話:バスの下が熱い、ジャパリコイン発見、5話:サーバルの運転☆、サーバルにビーバーの歯刺さる、ビーバー進捗せず☆、6話:合戦方法の提案、合戦練習後の会話、「ヘラジカやべぇよ」、7話:迷路で迷う(途中まで☆)、ヒトの特徴、8話:マーゲイ登場、10話:「三つ子なら可能!」 | わーい、たーのしー! 主旋律のないバージョン(☆)だとはっちゃけ度はいくらか薄まるがまだぼけぼけした感じが残る。 |
9. 楽しい仲間達 タグ検索 |
1話:キノヴォリ、ボスがシャベッタァァァァ、2話:ボスとの出会い、サーバルを無視するボス、またシャベッタァァァァ、バス後部発見、3話:かばんを落としかけるトキ、4話:熱しやすく冷めやすいスナネコ、ピット器官、ボス音声再生、5話:丸太の山崩壊、プレーリー式挨拶、再び埋まるプレーリー、6話:方角が分からないオーロックス達、かばんvsパンサーカメレオン、7話:PPPチケット、8話:コウテイ気絶、サーバル達稽古場に、本番直前フルルのあくび、フルル今かよ!、9話:タイヤスタック〜再出発、服を脱ぐ、10話:ボス最初の音声再生、3回目の再生、12話:バスのプレゼント | フレンズたちがゆるい雰囲気を醸し出したり、とぼけているときなどに流れる曲。あれ、前の楽曲とタイトル逆でもいいんじゃね?全曲の中でも屈指の使用頻度。「たーのしー」成分が少なかった11話でだけは流れない。途中で転調する部分は、第9話でジャパリバスが走る場面で効果的に使われている。 |
10. けもの達のいきづかい タグ検索 |
3話:ジャパリバス発進、5話:オーロックス来襲☆、6話:前話から続く冒頭部☆、めっちゃ見てるハシビロコウ☆×2、9話:ロッジの人影☆、11話:ミライが四神の位置を説明☆、山頂で四神の位置を割り出す★ | 一つのちほーでの物語が終わって、さあ次のちほーへ向かうぞという場面で流れる。まだ見ぬ世界へのワクワク感。冒険心をくすぐる曲だ。しかしフルバージョンが使われたのは実は一回だけ。11話では主旋律抜き版(★)、それ以外では曲の一部パートだけが流れ(☆)、緊迫感を演出する。 |
11. けもの達の哀しみ タグ検索 |
8話:逃げたプリンセスを説得、12話:黒セルリアンと共に沈むボス、かばんに島を出る意志を尋ねるサーバル | 打ちひしがれるような激烈な悲しみではないが、じわりと涙がにじむような哀しみを感じさせる、優しいメロディー。 |
12. セルリアン タグ検索 |
1話:小セルリアン戦&ゲートのセルリアン戦、4話:遺跡のセルリアン、9話:セルリアン集団出現、11話:黒セルリアン登場、黒セルリアン巨大化、かばんのキノヴォリ、ラスト(一部旋律のみ)12話:博士助手vs黒セルリアン | 通称「セルリアンのテーマ」。これまでの曲とは明らかに異質な雰囲気の戦闘曲風で、「パークの異物が現れた」ことを感じさせる。視聴者の人気も高いカッコイイ一曲だ。大百科記事も参照のこと。 |
13. 不安な瞬間 |
6話:ライオンとの謁見☆、くつろぐライオン(最後の音)、ライオンとヘラジカの対峙☆、7話:博士助手が陰から登場★、迷路第二問回答後★、博士と助手の挨拶★、8話:プリンセス離脱、9話:天候急変☆、10話:「ヤギね!」★、雨が降り出す★、かばんとサーバルが白いシルエットを目撃★、11話:山頂到着☆→★、12話:ボス捜索 | 「けもの達の哀しみ」以上に寂しさと喪失感を強く感じさせる曲。主旋律を抜く(☆)と不安感を煽られる音楽に変身。しかし9話でこれが流れる場面は割と命の危険なのにギャグにしか見えない。さらに低音弦楽器のピッチカートのような部分だけを取り出したバージョン(★)もミステリアスな雰囲気の演出に使われている。 |
14. てんやわんや タグ検索 |
1話:狩りごっこ、二度目の「食べないでください」、2話:三度目の「食べな(略」、サーバルの川越え、3話:サーバル転落、4話:ツチノコ登場、5話:「とりあえず、突撃であります!」、7話:迷路第一問に回答、9話:「食べ(ry」、10話:「食(」、11話:アラフェネ合流、12話:「ウワァァァシャベッタァァァ」 | 狩りごっこの場面で流れるという印象が非常に強い。あるいは「た、食べないでください!」。コミカルな雰囲気が強く、どんなアニマルビデオとでも合いそう。出だしの部分は落下したりドジしたりする場面で効果音的に使われている。使用例が多すぎるので集計からは一部省略した。 |
15. 動物紹介 タグ検索 |
1話〜11話:動物紹介 | いわゆるアイキャッチに相当する、飼育員のおにいさんおねえさんが本編に登場するフレンズの元ネタについて解説してくれる場面で流れる。しかし1話での印象が強すぎるので、通称は「しんざきおにいさんのテーマ」。本編では30秒だが、サントラ収録のロングバージョンも味わい深い。 |
16. かわいい2匹 タグ検索 |
1話:「何の動物か調べるには……」、「はぁはぁしないんだね」、セルリアン撃破後「すっごーい!」、2話:フレンズ7連発、バス運転席運搬最初の挑戦、こうざんを見上げる、3話:アルパカ登場、トキの歌後の会話とカフェ組との別れ、4話:ツチノコとの別れ、6話:合戦終了、7話:平原組との別れ、博士助手との別れ、8話:ED直前会話、10話:ロッジ組との別れ、12話:遊園地に全員集合、海上のラストシーン | 明るい曲が多い中でも特に楽しい雰囲気の一曲。一件落着の後、別れの場面に流れることが多い。「2匹」とはかばんちゃんとサーバルのこととも、ペアで登場する毎回のゲストキャラのことともとれる。なお、1話でサーバルが「わかんないや」と言っているときに重なる落下音的なものは俗称「IQの下がる音」。 |
17. ほがらかな2匹 タグ検索 |
1話:狩りごっこ後の会話、カバとの会話、2話:インドゾウ登場、橋のない川でボスフリーズ、4話:ツチノコについて行く、5話:ビーバーに謝罪、穴だらけの場所到着、正座してプレーリーと会話、うまくいかないビーバーとプレーリー、6話:ライオンによる状況解説、回想シーン、7話:迷路第二問、「料理というのは……」、8話:キノヴォリ、9話:キツネの狩り、10話:ロッジ案内(一部パート)、アリツさんが変な物を見た話 | 各話の前半を中心に、物語がゆっくりのんびりと展開していく場面で流れる。割と問題が発生している状況が多いのだが、この曲のおかげで安心して見ていられる。 |
18. さわがしい2匹 タグ検索 |
1話:Cパート(曲の前半のみ)、3話〜10話:Cパート(9話と10話は2回)、11話:「この子がかばんちゃんだよ!」 | Cパートでアライグマとフェネックの2匹が登場するときの曲。というかさわがしいのってアライさん1匹だけなんじゃ……。こっそりと忍び寄るような前半と、明後日の方向に全力疾走するような後半の対比が特徴的。特にサントラ収録版のぶっ飛びようがすごい。 |
19. お家ができた! タグ検索 |
5話:木の削り方の提案、「ビーバーさんとプレーリーさん、二人一緒に作ったらどうでしょう」、9話:かまくらづくり | どこかで聞いたことのある曲その1。著作権に反しないギリギリに大改造されたメロディーは、匠の粋な心遣い。ビフォーはてんでダメだった二人が協力してお家を作る5話の専用曲かと思いきや、そのアフターに9話で劇的に再登場。なんということでしょう。 |
20. けもの達のたたかい タグ検索 |
6話:OP直後(イントロのホラ貝抜き)、ヘラジカvsオオアルマジロ(笛のみ→三味線のみ)、サーバルvsシロサイ(三味線のみ→笛のみ)、合戦開始〜ニホンツキノワグマvsパンサーカメレオン、ライオンvsヘラジカ(途中から笛のみ) | 戦国時代の合戦のような、でもシリアスに振り切れずに軽快さを残した和風戦闘曲。曲全体で4度の場面展開があり、これが本編の合戦シーンとマッチしている。サシの勝負では笛(篠笛または能管?)のソロが効果的に使われているが、サントラ版では他の音色と重ねて演奏されている。 |
21. けもの達のクッキング タグ検索 |
7話:料理スタート、試食タイム | どこかで聞いたことのある曲その2。コノハ博士が3分くらいの砂時計をひっくり返してスタート。そんなキューピ……急ピッチで料理は作れません!途中からはオリジナルなメロディーに切り替わる。調理法を模索したり、博士と助手に料理を味わってもらったりするかばんちゃんの緊張感が伝わってくる。 |
22. 一筋縄ではいかないミーティング |
8話:稽古(サーバル達が来る前のシーン★、来た後の稽古☆、マーゲイが先代に言及★)、プリンセス舞台へ★ | 本番に向けて稽古を重ねるPPPの専用曲。ダメダメな雰囲気のする前半部(☆)と、意志を持って進もうという気持ちの伝わる後半部(★)からなる。 |
23. 自然の中で タグ検索 |
9話:ゆきやまちほー到着、源泉到着 | 美しい銀世界が広がるゆきやまちほーのBGM。ゲームでも寒い地方に着くと後半〜終盤に差し掛かったという印象が強いよね。そんなワクワク感をけもフレ的な暖かみとともに届ける一曲。 |
24. ほっこり温泉 タグ検索 |
9話:足湯、温泉源でボスが音声再生、入浴シーン | 曲名のとおり、みんなでのんびり温泉につかってほっこりしているときの音楽だよよよ。導入部のエキゾチックなメロディーも良い感じだよよよ。ボスが音声を再生したときも入浴シーンなんだけど、映像がなくて残念だったねねね。 |
25. けものおばけ タグ検索 |
10話:「ここは怪奇現象で有名なロッジ」、高速で移動するセルリアンの話、赤いセルリアンの話(イントロのみ)、夜に起き出すかばん、アミメキリンの目撃情報、タイリクオオカミの目撃情報、「犯人は……僕です」、12話:サーバルに話すボス | お化けのような何かが出てくるロッジのBGMだが、出だしの「デデデデデーン」という音に始まりサスペンスドラマを意識したような曲調。怪奇現象そのもののシーンよりもタイリクオオカミが勝手に話をしている場面の方が多い気がするが…… |
26. 強大な敵 タグ検索 |
11話:麓での噴火目撃とボスの警告(後半部分)、対黒セルリアン作戦開始、黒セルリアン体内からの脱出、12話:ヒグマ&サーバルvs黒セルリアン、脚を切られて攻撃しようとする黒セルリアン | 対黒セルリアン専用曲。いわばラスボス戦。怪獣映画を想起させる力強い旋律から始まり、後半はセルリアンのテーマが少し混じって静かに絶望感を煽る。 |
27. ようこそジャパリパークへ ~orgel ver.~ タグ検索 |
12話:観覧車 | 観覧車の上から、ジャパリパークを遠くまで見るシーンで流れるオルゴールバージョン。しかしその音色は「ようこそ」というより「さよなら」が近いことを強く意識させる。そしてミライもかばんも島を離れることになる。 |
28. フィナーレ タグ検索 |
12話:旅立ち | 王道的な展開で盛り上がったストーリーの最後を締めくくるのにふさわしい爽やかな曲。笛の調べは非常にエモーショナルで、海の向こうへ旅立とうとするかばんちゃんの心境ともリンクしている。と同時に、我々もまたけもフレの世界から旅立つときが来たのだと思うと少しだけ寂しさも感じさせる。 |
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