- マリオシリーズの関連項目一覧 > マリオカート > マリオカート7
マリオカート7とは、2011年12月1日に発売されたニンテンドー3DS用ソフトである。価格は4,800円(税込)。
概要
3D映像でレースを楽しめるマリオカートシリーズの最新作。携帯機向けとしてはシリーズ3作目。
ニンテンドー3DS発表と同時に発表され、当初は『マリオカート』という仮称だったが、2011年7月のニンテンドー3DSの値下げ発表と同時に正式名称と発売予定が明かされた。
文字通り家庭用のマリオカートシリーズ7作目だが、ナンバリングタイトルは実はシリーズ初である(64版は当然、ナンバリングではない)。
主な特徴
基本的なシステムはWii版やDS版に準拠しており、下画面の表示などは後者とほぼ同様。
ジャンプアクションや、ミニターボが2段階であるなどの仕様は、Wiiから引き継いでいる。
一方、DSと比べて遥かにスペックの高い3DSにハードを移したことで、グラフィックが飛躍的に向上しているほか、以下のような変更点・追加要素がある。
陸海空への展開
今作では、従来通りの陸上コースの他、グライダーで滑空する要素と、スクリューで水中を進む要素が加わった。
青色のグライドボードに乗って飛び出すと、グライダーが展開して飛行する。パーツによって速度や旋回の性能は上下する。
水中を進む要素はこれまでにもあったものの、今作は水に潜るとマシン後部からスクリューが飛び出すようになった。
これによって、1つのコースでも陸海空に分岐しており、進み方のパターンが増えた。どのコースを進んだ方が速いかはマシン次第で、性能によっては飛ばない方が良いこともある。
また、陸上よりも水中を進んだ方がコインやアイテムに恵まれているという場合もある。
マシンのカスタマイズ機能
今作では、フレーム(車体)・タイヤ・グライダーの3つのパーツを自由に選んで組み合わせて、自分だけのマシンを構築できる(後述)。
パーツは、レース中(タイムアタックやバトルは不可)にコインを拾って行くことで、その枚数に応じて順次解放されていく。
また、すれちがったMiiのパーツがまだ持っていないものである場合、そのMiiにグランプリで勝利することでも入手できる(後述)。
コインによる解放は、徐々に必要な枚数が増えて行くため、全てのパーツをコインで手に入れるのはかなり時間がかかる。その上、解放の順番はランダムで、フレームに偏ったりタイヤに偏ったりして、カスタマイズの幅が中々広がらないこともある。
なお、このカスタマイズ機能の代わりに、キャラ固有のマシンはなくなった(同じパーツでもキャラに応じてデザインは変わるが、性能は同等)。
パーツに関することは後述。
コインの復活
スーパーマリオカートとマリオカートアドバンスにのみの要素であったコインが再び登場する。
基本的には従来作品と同じ扱いでコース上に落ちており1レース最大10枚まで拾える。
こうらやサンダーなどでダメージ受けると落としてしまうほか、コース外に落下した際もジュゲムへの報酬なのか数枚失ってしまう。
入手することでスピードアップする。
今作だけの(厳密にはアーケードにもある)要素として、このコインの拾得枚数は蓄積されていき、一定枚数(序盤は50枚ごと、終盤では500枚)ごとにマシンのパーツが手に入る。
キャラクター
今作では、16人+Mii で17人のキャラクターが登場する。
今回は『ダブルダッシュ!!』以降の常連だったワルイ―ジがまさかのリストラとなった(続編の8で復帰を果たしている)他、ハニークイーンなどの一発キャラを登場させるなど、やや物議を醸すチョイスとなった。
軽量級
- キノピオ
皆勤賞のキノピオは、今作もやっぱり登場。 - ノコノコ
クッパ一族のカメ。4度目の参戦。イメージカラーはもちろん緑。 - ヘイホー(隠しキャラ)
DS版から2度目の参戦。今作ではダウンロードプレイ時だけでなくどのモードでも使用可能。 - ジュゲム(隠しキャラ)
スターターやコースアウトの時に登場していた彼がついに参戦。
中量級・中軽量級
- マリオ
おなじみ我らがマリオ。彼がいなければ何も始まらない。 - ルイージ
マリオの弟ルイージ。今作ではマリオと全く同じ性能。 - ピーチ
キノコ王国のプリンセス。マリオより少し軽く、加速や水中が少し高い。 - ヨッシー
マリオと仲良しの恐竜。性能はピーチと同じ。 - デイジー(隠しキャラ)
ピーチと友達のサラサランドのお姫様。加速重視で扱いやすい。 - Mii(隠しキャラ)
今作はMiiスタジオで体格を変更しても中量級になる。性能はマリオとルイージと同じ。
重量級・中重量級
- ドンキーコング
野生のパワーでライバルを圧倒する。やや加速が良く、重量級の入門に最適。 - クッパ
最重量の皆勤賞キャラクター。マリオカートWiiでは最速ではなかったが、今作で最速の地位を取り戻した。 - ワリオ(隠しキャラ)
マリオカート64からマリオカートWiiまで初期キャラだったワリオは、今作は隠しキャラクターとして参戦。 - ロゼッタ(隠しキャラ)
マリオカートWiiに引き続きの参戦。声優が代わり、声に大きな変化が出た。 - ハナチャン(隠しキャラ)
マリオカートWiiで参加候補になっていたキャラクター。 - ハニークイーン(隠しキャラ)
ロゼッタ同様、マリオギャラクシーから参戦したハチの女王。重さはクッパにも負けない。 - メタルマリオ(隠しキャラ)
マリオがメタル帽子をかぶった姿。カートサイズはマリオと同じサイズだが、スピードや重さはクッパ・ワリオと同等。
そのクールな雰囲気と性能の高さ故か、オンラインのランダム対戦では使用率が全キャラ中最も高い。
マシンパーツ
今作では、フレーム、タイヤ、グライダーのパーツを組み合わせて作ることで、お気に入りのカスタマイズでプレイすることができる。
スピード重視のものや重さに特化したもの、旋回性能を極めたものなど好みで構築が可能。
組み合わせは1190通り(17×10×7)にもなる(キャラクターを含むとさらに17倍で20,230通り)。
前述したとおり、コインを集めることで使用できるパーツが増えていく。
ネタバレになるので、ここでは厳選して紹介していく。
フレーム
カートのメインとなる部分。ある程度は見た目で選んでしまってもかまわない。
- スタンダード
最もバランスのとれたフレーム。どんなコースにも対応できる。まずはこのフレームを使って、慣れてみると良い。 - スケルトン
SFC、64、GBAで使われていた伝統的なカート。スタンダードと似た性能だが、軽量で加速重視。 - バナナバギー
スピードとオフロードを強化したフレーム。初期フレームでは最もスピードが高い。 - コバルトセブン
- ダンガンダック
- H₂O
ジュゲムの雲をベースとフレーム。軽さが特徴で加速が良い。最高速は少々劣る。 - クッパクラウン
- サンドランナー
- レトロまる
- タルポッポ
- エッグワン
水中性能に特化したフレーム。DS版でヨッシー専用カートとして登場した。 - Bダッシュ
最高速を特化したフレーム。DS版でマリオ専用カートとして登場していた。人気フレームの1種。 - ジェットサイダー
- ワルビデール
- マッハクイーン
- バースデーガール
スタンダードよりも最高速は劣るが、その他の性能を強化したフレーム。女性キャラクターが乗ると色が変化する。 - ゴールドカート
タイヤ
性能が大きく変化するパーツ。同じフレームでも、タイヤによって走り方が変わってくる。
- ノーマルタイヤ
バランス重視のタイヤ。ほとんどのカスタマイズに合うので幅広く使える。 - ワイルドタイヤ
大型タイヤ。スピードが高くオフロードが強い。しかし、ハンドリング性能は低く、上級者向き。 - ワイルドレッド
- ウッドリング
- スーパーキノコ
- スポンジタイヤ
スポンジでできた軽さが特徴のタイヤ。軽い分加速に優れている。その他の性能もバランスがとれている。 - スリックタイヤ
レーシングスタイルのタイヤで排水用の溝が切られていない。最高速とドリフトの両方が高いが、滑りやすい欠点がある。 - リングタイヤ
- ローラータイヤ
小型タイヤで加速やハンドリングなどに優れている。初心者向き。 - ゴールドタイヤ
グライダー
空を飛ぶためのパーツ。性能にはあまり響かないので、見た目で選んでしまってもかまわない。
- スーパーカイト
最初から使える、シンプルなグライダー。キャラクターごとに色が異なるのが特徴。 - パラフォイル
パラグライダーをベースとしたグライダーパーツ。風の影響を受けやすそうな形をしているが、レースには無関係。 - バサバサカイト
- ビーストカイト
- フラワーカイト
- ピーチパラソル
ピーチ姫が愛用としているパラソル。空中でのコントロールがしやすい。女性が使うと色が変化する。 - ゴールドカイト
登場コース
今作も、DSやWii版と同じで、新コース32個、旧コース32個が登場する。
新コースで★が付いているものは3周でなく、1周勝負であることを示す。
旧コースも水中やグライダーポイントが追加され、少しアレンジされた。
☆がついてるのはマリオカート8以降でリメイクされたコースを示す。
キノコカップ
- キノピオサーキット☆8DX(DLC)
コース幅が広く、ショートカットも多めなシンプルなコース。最後のショートカットで、大逆転も夢じゃない。 - デイジーヒルズ
のどかな丘を走り抜けるコース。ここもシンプルな構成で終盤にグライダーポイントもある。 - プクプクラグーン
スタートしてすぐに水中に飛び込む、水中メインのコース。陸上で速いカートが水中も速いとは限らない。 - ヘイホーカーニバル
スーパーマリオUSAをモチーフとしたコース。中盤にある3連続ヘアピンの攻略が、タイムへ大きく影響する。
フラワーカップ
- ウーフーアイランド 1★
ウーフーアイランドを大きく1周するコース。ところどころにショートカットがあり、気が抜けない。 - マリオサーキット
今作のメインコース。様々なコーナーが組み込まれたテクニカルコースで、ピーチ城の中もコースになっている。 - ミュージックパーク☆8
音楽をテーマにしたコース。ピアノやタンバリンなどの上を走ると、音が鳴ると言った仕掛けもある。 - ロックロックマウンテン☆8DX(DLC)
グライダーで山の上から空を飛び、最後に急な坂道を駆け上がる、高低差の激しいコース。
スターカップ
- パックンスライダー☆8
スーパーマリオブラザーズの地下を舞台としたコース。クリボーやパックンがコースを妨げる。 - ワリオシップ
沈没した船の走る水中コース。高低差が激しく、分岐点も多い。 - ネオクッパシティ☆8(DLC)
未来都市を舞台としたコースで構成はシンプルだが、雨が降っているため滑る箇所が多い。 - ウーフーアイランド 2★
1と同様、ウーフーアイランドを1周するコース。シリーズ初のスタートとゴールの場所が同じではない特殊仕様となっている。また、1セクションの終盤にはバグを利用したショートカットがありオンライン対戦では大きな問題となっていたが、第4回ニンテンドーダイレクトにおいて、パッチによる修正を行うことが発表され5月15日から配信が開始された。
なお、パッチを適用しなければオンライン対戦はできないが、それ以外のモード(ひとりで、みんなで)は更新の対象外であるため、パッチを適用しなくてもプレイ可能でありパッチ適用後もショートカットが可能である。
スペシャルカップ
- DKジャングル☆8
ドンキーコングリターンズをモチーフと下コース。バレルやティキ族などがドンキーらしさをさらに出している。 - ロゼッタプラネット☆8DX(DLC)
スーパーマリオギャラクシーをモチーフにした、氷のコース。滑りやすいのが特徴で、少しのライン取りでもタイムに大きく影響する。 - クッパキャッスル
クッパ城の中をめぐるコース。ドッスンや火柱などが行く手を阻み、陸あり海あり空ありでバラエティに富んだコース。 - レインボーロード★☆8DX(DLC)
シリーズおなじみ、虹色の道を走るコース。
月面や惑星の環を走ったりとシリーズ初、虹色の道以外も走る構成になっている。
BGMが64のアレンジとなっている。これは作曲者が64の時と同じであるため。
こうらカップ
- 64 ルイージサーキット
2つの大きなコーナーが特徴的なコース。スターやトリプルダッシュキノコで豪快なショートカットも可能。 - GBA クッパキャッスル 1
GBA唯一のリメイクコース。 直角コーナーだけで構成されている特殊なコース。 - Wii キノコキャニオン
トランポリンキノコでコースを移動していくコース。グライダーで豪快なショートカットをしたり、ジャンプアクションを多く出すことができる。 - DS ルイージマンション
ルイージマンションをモチーフとしたコース。後半はショートカットが多く、終盤の泥沼エリアは滑りやすい。
バナナカップ
- 64 ノコノコビーチ
孤島の砂浜を駆け抜けるコース。64版でおなじみだったショートカットも、効果は小さくなったものの登場している。 - SFC マリオサーキット 2
SFCで立体交差のあったマリオサーキット。ジャンプポイントはグライダーポイントになっている。 - Wii ココナッツモール
ショッピングモールを舞台と下コース。ショートカットがキノコ不要になったり、オープンカーの台数が2台になったりと、変更点は多い。 - DS ワルイージピンボール
ワルイージのピンボールコース。このコースは一部の効果音が異なる。
このはカップ
- 64 カラカラさばく
蒸気機関車が走っている砂漠のコース。タイミングが悪いと踏切で停止する必要があるが、ショートカットで避けることができる。 - DS DKスノーマウンテン
雪山のコース。前半は舗装路だが、中盤から終盤は雪道で滑りやすく、雪玉や雪だるまが進路を妨害する。 - GC デイジークルーザー
デイジーの豪華客船を舞台にしたコース。不安定な地形はなく、走りやすいがテクニカルコースとなっている。 - Wii メイプルツリーハウス
大砲から大木へ飛び、戻ってくるコース。両端に壁がない部分も多く、コースアウトしやすいコースでもある。
サンダーカップ
- Wii ノコノコみさき
水を中心としたギミック多めの岬コース。上手く利用できるかが勝利のカギとなる。 - GC ディノディノジャングル
ノッシーのいるジャングルが舞台のコース。洞窟内や湖など、広い範囲を移動する。狭い部分もあるので、押し出しには注意。 - DS キラーシップ
スーパーマリオブラザーズ3の飛行船がモチーフ。ショートカットはないコースで、キラーやバーナーがお出迎え。 - SFC レインボーロード
シリーズ元祖のレインボーロードをアレンジしリメイクしたコース。
スーパードッスンも存在し、ドッスンが落ちると地面が揺れる。その揺れを活かしてジャンプアクションが可能。
バトル
今作のバトルはWiiと同じ風船とコインの2つのルール、6つのステージで8人までプレイできる。
個人戦もチーム戦も可能。制限時間は共通して2分。
インターネットの世界のだれとでも以外は4試合1セットで、獲得点の合計を競うルールになっている。
- ふうせんバトル
3個の風船をつけた状態でバトルを開始し、アイテムをぶつけて風船を割りあう。
風船がなくなると、持ち点数に応じて減点され、最終段階でポイントの多いプレイヤーが勝ち。 - コインバトル
ステージ上に散らばるコインを集め、時間内に多く持っていたプレイヤーの勝ち。
レースと同じで10枚が最高で、それ以上は点数にならない。攻撃を受けたりステージから落とすと落としてしまう。
バトルステージ
☆がついてるのはマリオカート8デラックスでリメイクされたステージを示す。
- GBA バトルコース1
外周、内周、中央広場の三箇所に分かれる田字型ステージ。アイテムボックスが多くバトルはしやすい。 - 64 ビッグドーナツ
ドーナツ型ステージ。中央はマグマだが、グライダーで横断できる。 - DS サザンリーフ
水中メインのステージ。壁がなく、アカこうらが猛威を奮うステージで、アイテムは中央にしかない。 - ハニービーハウス
六角形のステージをつなげた蜂の巣のようなステージ。中央の気流で、大ジャンプすることができる。 - シャーベットリンク
氷で覆われたシンプルな構造のステージ。雪だるまやペンギンが存在し、雪だるまにぶつかると転倒してダメージを受ける。 - ウーフータウン☆
ウーフーアイランド1のスタート地点付近で戦う市街地ステージ。広い構成で高台もあり、様々なテクニックが要求される。
アイテム
「ファイアフラワー」「スーパーこのは」「ラッキー7」が初登場。
今作は全部で18種類のアイテムが登場する。また、にせアイテムボックスは今回登場しない。(なお、コインの概念のあるマリオカートには全てにせアイテムボックスが出ないというジンクスがある。)
★がついているものは装備したり、投げ分けすることが可能である。
- バナナ★、トリプルバナナ★
設置するアイテム。従来は1回転スピンだったが、今作では踏むと2回転スピンする。 - ミドリこうら★、トリプルミドリこうら★
投げると直進し、ぶつかると転倒するアイテム。トリプルこうらは従来の通りカートの周りを回転する。 - アカこうら★、トリプルアカこうら★
前に投げると前にいる相手を追跡して転倒させる。
仕様が変更され、今作は空を飛んできたりと優秀になっている。
こうらのみの場合はラッキー7を使うとアカこうらが7個回る。 - ダッシュキノコ、トリプルダッシュキノコ、パワフルダッシュキノコ
使うとダートの影響を無視して加速できる。
シングルは1回、トリプルは3回、パワフルは時間内なら何度でも使用できる。
ふうせんバトルでは風船を1つ、コインバトルではコインを1枚奪取できる。 - ボムへい★
おいてからしばらくすると爆発する。今作では相手に向かって歩き、爆発してくれる。
ダメージを受けると転倒かスピンとなる。 - トゲゾーこうら
投げた瞬間にコースの中央を高速で飛んでいき触れたカートを吹っ飛ばす。
1位を目指して飛び、1位のところについたら爆発する。キノコで回避することが可能。
余談だが、チーム戦でない限りは1位で使用すると自爆することになる。 - スーパースター
無敵状態になって、最高速、加速が少し上がる。この時、ダートの影響を受けなくなる。
サンダーを回避することも可能で、あたった相手を吹っ飛ばす。 - サンダー
使った人以外の人を全員スピンさせて小さくさせる。この時減速し、アイテムを落とさせる。
仕様が64に似ており、小さいカートが大きいカートにぶつかると潰される。
従来は1人しか持てなかったが、今作では2人持つこともある。 - ゲッソー
使った人よりも上位のプレイヤーにスミを吹きかけ視界を悪くする。
順位が良いほどスミの範囲が広くなり、見える範囲が狭くなっていく。
1位で使用すると、使った本人にかかってしまう。 - キラー
使うとキラーに変身し、コース上を高速で駆け抜ける逆転アイテム。
一定時間たつか、きめられた人数を(8人の場合は3人)抜いた時点で効果が切れる。 - スーパーこのは(新アイテム)
使うとカートにしっぽが装備される。ボタンを押すとしっぽが回転し、コインを回収できる。
この時、相手がしっぽに触れると転倒し、バナナやミドリこうら、ファイアボールなどを反射できる。
ライバルが投げたアカこうらを駆除することも可能。
しっぽを振りまわしていない状態でミドリこうらやアカこうらなどがしっぽにあたるとしっぽが消滅する。
なお、しっぽをつけている間は他のアイテムがとれないので注意。 - ファイアフラワー(新アイテム)★※投げ分けのみ
ファイアボールを10発投げることができる。触れると1回転のスピン。
同時に3発まで存在でき、4発目を打つと古いものから消えてしまう。 - ラッキー7(新アイテム)
使用すると7つのアイテムが装備される(通常の場合はバナナ、ミドリこうら、アカこうら、ボムへい、スター、ダッシュキノコ、ゲッソー)。
装備したアイテムは回転し、アイテムボタンを押すと正面にある(近い)アイテムを使用するので、使うアイテムは選択できる。
スターやダッシュキノコには要注意。相手が触れると取られてしまう。(逆に、相手がゲッソーに触れると、その触れた相手のみゲッソーの効果を受ける。)
また、ボムへいが爆発すると消滅することがあるので注意。
余談だが、アイテムに制限をかけている場合は、同じアイテムが7つ出現する。
具体的にはバナナ7本、アカこうら7個、ダッシュキノコ7個、ボムへい7個となる。
通信機能
今作ではローカル通信やダウンロードプレイはもちろん、
すれ違い通信やいつの間に通信、ニンテンドーネットワークを使用しての通信対戦が可能になっている。
近くの人とのローカル対戦
最大8人での通信対戦が可能。近くにいる友達とはローカル通信でプレイすることができる。
前々作のDS版では、ダウンロードプレイにすると50CC固定のレース8コース、バトル3ステージしかプレイできないということがあったが、
今作はカード1枚で排気量選択などのルール選択はもちろん、
レースでは32コース全て、バトルでは6ステージ全てプレイすることができる。
また、VSだけでなくグランプリモードもあり、グランプリモードに関連した隠し条件も、ここで出現させることが可能。
ダウンロードプレイで参加したプレイヤーは赤色以外のヘイホーで操作することになり、
カートのカスタマイズは「スタンダード」+「ノーマルタイヤ」+「スーパーカイト」となる。
さらに、チーム戦を行うこともできる。チーム戦はインターネット対戦ではできないため、ここだけの機能となる。
ニンテンドーネットワークにおける通信機能
ニンテンドーネットワークにより、インターネットを利用して遠くにいるプレイヤーと最大8人同時に対戦できる。
「世界のだれとでも」と「コミュニティ」のどちらかでプレイすることになる。
フレンドリストに登録してあるフレンドやすれ違った人がプレイ中の場合、合流することも可能で
「世界のだれとでも」で満員部屋の場合も観戦枠に入ることが可能。
また、最近対戦した100人が履歴として記録され、その人達に合流することもできる。
世界のだれとでも
世界中のマリオカート7プレイヤーから対戦相手を探し、最大8人までレースあるいはバトルをするモード。
各プレイヤーに実力を数値化したレーティング(VR)が与えられ、上位を取ると上昇し、下位を取ると少し減少する。
Wii版と異なり、経験値に近いもので、増減が激しいというものではい。開始はVR1000から。
対戦相手を探す際は、自動的にVRの近い人を優先的に探すようになっている。
排気量は初めのうちは100ccだが、ある程度VRが上がると150ccとミラーがランダムで行われる。
コミュニティ
コミュニティを使用して、最大8人までが集まって4レース(4バトル)1セットで対戦ができる。
「世界のだれとでも」と異なる点は、排気量やアイテムの設定をコミュニティ作成時に設定できることや、
そのコミュニティで今まで何pts獲得したかの記録が残り、コミュニティのページでランキングとして表示される点である。
フレンド間で対戦回を開きたい時はコミュニティを作って、作成時に表示される14ケタのコミュニティコードを教えることで、すぐにフレンド戦を開催できる。
また、任天堂やニンドリ、ファミ通など、公式でサンプルとしてコミュニティを開いている。
興味があったら、参加してみるのも良いかもしれない。
マリオカートチャンネル
前作にもあったマリオカートチャンネルは、今作では本体内蔵で存在している。
この機能を利用するには、SDカードを本体に差し込んでおく必要がある。
すれ違い通信やいつの間に通信での情報は、ここに表示される。
また、自分の戦績や集めたコインの枚数の確認や自己プロフィールの設定もここで変更が可能。
すれ違い通信
すれ違い通信を用いて、以下のようなやり取りをする。
- タイムアタックゴーストの交換
具体的には、1番最後に新記録を残したコースの記録がゴーストとして送信される。 - 自己プロフィールの交換
VRなどの戦績や使用しているMii、お気に入りのカートカスタマイズや一言コメントの情報を交換する。
Miiやカート、コメントにグランプリで使用するコースは、事前に設定したとおりになる。
自己プロフィールを交換した相手とは、その人の称号に応じたCOMのMiiとグランプリで対戦することが可能で、排気量は称号が「ルーキー」のMiiは100cc、それ以外の称号のMiiは150cc、VRが3000以上のMiiはミラーとなっている。
勝利すると、そのMiiが使用していたカートのパーツを獲得できる。
コインで集める手間が省ける可能性もあるので、早くそろえたい人はすれ違いを多くすると良いかもしれない。
また、すれ違った人は100人まで履歴として残り、インターネットのオンライン情報も公開されるようになる。
すれ違った人がインターネットで対戦している場合は、合流することが可能。
いつの間に通信
いつの間に通信を用いて、タイムアタックのゴーストをカップごとに各コース7体ずつ受信することができる。
タイムアタックをしていないコースの場合は遅めのゴースト、してあるコースはその記録に近いゴーストがランダムで7体受信される。
フレンド間でのゴースト受信は不可ではあるが、フレンドが近い記録を出していれば偶然もらえることもある。
また、任天堂やニンドリなどが公式でコミュニティを追加したり削除したりした場合は、
コミュニティ情報が更新されたお知らせも受信される。
関連動画
関連項目
マリオカート | |
---|---|
ゲーム | 初代 - 64 - アドバンス - ダブルダッシュ!! - DS - Wii - 7 - 8 |
アーケード | アーケードグランプリ |
スマートフォン | ツアー |
ラジコンカーセット | ライブ ホームサーキット |
関連項目一覧 | コース一覧 - BGMリンク - マリカー現象 - よゐこの○○で○○生活 |
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- スーパーマリオカート
- マリオカートアドバンス
- マリオカートアーケードグランプリ
- マリオカートWii
- マリオカート8
- マリオカート ダブルダッシュ!!
- マリオカート ツアー
- マリオカートDS
- マリオカート64
▶もっと見る
- 14
- 0pt