イース6とは、日本ファルコムより発売されたアクションRPGである。
正式タイトルは『イースVI -ナピシュテムの匣-』 (Ys VI -THE ARK OF NAPISHTIM-)。
ニコニコ動画内では「ナピシュテムの匣」というタグがよく使われている。
概要
イースシリーズの第六作目。
アドル・クリスティンの冒険日誌のタイトルは「翼の民を求めて」。
シリーズの主人公である赤毛の剣士アドルが「海の果て」と呼ばれる大渦に飲み込まれ、長い耳と尻尾を持つ「レダ族」と呼ばれる亜人が住む孤島に漂着する所から物語は始まる。
今作からグラフィックが従来の2Dから3Dへと変更。新たなアクションとして下突き・ダッシュ斬り・ダッシュジャンプ斬り等が追加された。
本作では「エメラス剣」と呼ばれる三本の剣を入手する。
それぞれの剣には「回転斬り」・「斬撃」・「突き」といった異なるアクションと魔法が備わっており、敵や状況に合わせて使い分けていく事になる。
通常版以降のパッケージについて
2003年12月19日に発売された「通常版」には、ゲーム開始時に難易度の高い「HARDモード」を選ぶ事が出来るようになり、一周クリアー後にはさらに難しい「NIGHTMAREモード」と、ボス戦だけをプレイできる「タイムアタックモード」が出現するようになった。以後、発売されたパッケージにはこれらの機能が備わっている。
家庭用ゲーム機移植作
コナミから発売された移植版はいずれもタイトルから「VI」の文字が外され、『イース -ナピシュテムの匣-』というタイトルで発売されている。
発売日 | 機種 | 追加要素等 |
2005年3月10日 | PS2 | CGムービー、新ステージ追加。イベントにボイスあり。 |
2006年1月19日 | PSP | 追加要素は無し。 |
2007年2月1日 | PSP | 「特別版」として、前年に発売されたものに オリジナルMAPイベント等いくつかの追加要素や、 ロード時間の短縮等の改良が成された。 2009年12月3日には廉価版とダウンロード版が発売。 |
主な登場人物
- アドル・クリスティン
イースシリーズの主人公である青年。本作では23歳。
相変わらずトラブルに巻き込まれやすい体質であるが、誰かさんから「余計なことに首を突っ込むな」と釘をさされても、自ら渦中に飛び込んで行く等、本人は意に介さないようだ。
もっとも、前作「イースV」以降の仕様に沿って今作でもアドル自身が喋る事はないので、その心中はプレイヤーの想像に任せてある。 - オルハ
本作におけるヒロインである「レダ族」の少女。横笛を吹く事を得意とし、清楚なイメージながらも、弓矢を使って巨大な敵を一撃で仕留める程の腕前を持つ。 - イーシャ
オルハの妹であり、本作においてもう一人のヒロインと言える少女。なぜかアドルを恐れる。 - ドギ
シリーズ初期から登場している、アドルの親友である男。
前作「イースV」(SFC版)では不在だったので久々の登場となる。 - テラ
前作「イースV」から登場した少女。前作では盗賊だったが、今作では海賊として登場。
なにかにつけてアドルを罵倒する。 - ラドック
テラの父親であり、海賊船の船長。「"世界の果て"を見に行かないか?」とアドルを誘う。 - ガッシュ
アドルの行く先々に現れる黒髪の青年。
初対面でいきなりアドルに喧嘩を吹っかけた挙句、上から目線で忠告するという横暴ぶりを見せる。 - アガレス提督
ロムン帝国艦隊の司令。嫁の名は「エリザベス」。
はるばる艦隊を率いて絶海の孤島まで来た挙句、愛する嫁は赤毛男にXXXされ、自慢の艦隊は○○になり、自分自身は△△△になってしまうという、ある意味本作において最も悲惨な目に合う人物、かも知れない。 - エルンスト
アドルが乗った海賊船を襲撃した艦隊の士官である黒髪の青年。
シリーズ一覧
イース(Ys)シリーズ | |
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ナンバリング作品 | イース1 / イース2 (イースI・II) / イース3 (フェルガナの誓い) イース4 (イース セルセタの樹海) / イース5 / イース6 イース7 / イース8 / イース9 |
外伝作品 | イース・オリジン / イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ イース・オンライン / イース・ストラテジー |
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関連項目
関連リンク
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