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オグマ単語

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オグマ

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オグマとはケルト神話に登場する神の一柱である。戦いの神・言語の神とされる。妻はエーディン。また、以下のものの語源である。

オグマ（ファイアーエムブレム）- ゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するキャラクター。この記事で記述。
オグマ山脈 - ゲーム『ファイアーエムブレム風花雪月』の舞台であるフォドラの大地を南北に二分する山脈。

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オグマとは、ゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズに出てくるタリスの傭兵である。

概要

頬にある十字傷がトレードマークの歴戦の戦士。CVは小杉十郎太(OVA・♯FE・FEヒーローズ)、檜山修之(電撃版ドラマCD)、若本規夫(エニックス版ドラマCD)。近年ではマルス・ナバールと同じように、OVAと同じ声優が演じているキャラクターの一人となっている。

『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』でのクラスは傭兵。クラスチェンジで勇者になる。

『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』でも傭兵で登場するが、兵種変更により別のクラスにも変更可能。

バランスの良い成長をし、このゲームをプレイする上で欠かせないエースとなるだろう。

シリーズで初めて登場する傭兵・剣士であり、ライバルでもあるナバールと共に剣歩兵の祖と言える。このシリーズは彼を基準とした傭兵(またはソードファイター)が出てくるのが定番と化している。

ユニットとして

『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』では、自軍に最初に加わる傭兵として、剣でガンガン追撃して敵を倒してくれる心強い味方である。素のステータスと良好な成長率により最後まで一軍を張っていられる実力を持つ。ライバルのナバールと共に頼れる剣歩兵としてマルス軍の中核を担うユニットだった。

『紋章の謎』の後半戦では最強の剣「メリクルソード」を彼に託した人も多かったのではないだろうか。

しかし、『新・暗黒竜と光の剣』では兵種変更システムが導入されたため、傭兵の希少性は失われ、また、他のユニットのテコ入れや三すくみの導入により相対的に傭兵としてのオグマは弱体化してしまっている。それでも普通に強い方に分類されるため、使うユーザーも多いのではなかろうか。

『新・紋章の謎』ではオグマ自身もテコ入れの対象となり、成長率などが上昇した。
また、「みんなの様子」では「オグマの剣」という剣を拾うことがある。性能はキルソードの威力を銀の剣のそれに強化したものであるため、拾うと大幅な火力アップになる。

キャラクターとして

アカネイア大陸東の小国タリスに雇われている傭兵。

タリスに来る前は奴隷交易が盛んなノルダで奴隷剣闘士をしており、顔の十字傷はその時に受けたもの。脱走した仲間をかばって瀕死の重傷を受けた際にタリスの幼女王女であるシーダに助けられ、その恩を返すためにタリス王国にやってきた。

シーダに対する恩は深く、彼女のためならば命を捨てる覚悟を持つ。

マルス軍の中でもナバールと並んで最強の呼び声が高く、大陸でも屈指の剣士とされる。

暗黒戦争編

タリス王の要請によりマルス軍に同行することになる。部下にはサジマジバーツの三名がいる。

英雄戦争編

タリス王の命令でグルニアの反乱軍の将ロレンスの元に送られる。しかし、アカネイアの鎮圧軍により反乱軍はほぼ壊滅。自身も動けなくなるほどの怪我を負ったロレンスはグルニアの王子ユベロと王女ユミナをオグマに託して逃がそうとするが、ユミナはそれを拒否。オグマは単身脱出し、潜伏することになる。

後にオグマはユミナとユベロの奪還に成功し、すまぬ仮面の手助けで海賊の襲撃もしのぎ、マルスのアリティア軍に合流した。

戦争の中でかつての奴隷剣闘士仲間だったサムトーとも再会する。

考察

自軍の中でも屈指の強さを誇るオグマであるが、メインストーリーに絡むようなエピソードは少ない。英雄戦争編の序盤では彼がキーマンとなるものの、それ以外では奴隷剣闘士としての過去か、ライバルのナバールとの因縁が語られる程度である。ちなみに、後に新・紋章の謎でこのナバールとの因縁や自身の過去などについても掘り下げられたアップが追加されたので必見。

その割に彼のことが話題によく上るのは、やはりユニット性能がよく、彼を使ったプレイヤーが多かったためだろう。困った時のオグマ頼みはエムブレマーならだれもが一度は通ったことがある道のはずである。

オグナバ

別にカップリングというわけではない。ファイアーエムブレムシリーズは代々同じモチーフを使ったキャラを各作品で出しており、歴代のオグマとナバールをオマージュしたキャラをこう呼ぶ。
オグマキャラは歴戦の傭兵でパワーに偏り、ナバールキャラは剣の道を行く剣士で技に偏っている傾向がある。

暗黒竜と光の剣 / 紋章の謎	オグマ	ナバール
外伝 / Echoes	セーバー	ディーン
聖戦の系譜	ホリン	アイラ
トラキア７７６	トルード	シヴァ
封印の剣	ディーク	ルトガー
烈火の剣	レイヴァン	ギィ
聖魔の光石	ジスト	ヨシュア
蒼炎の軌跡 / 暁の女神	アイク	ツイハーク
覚醒	グレゴ	ロンクー
if	ラズワルド	ヒナタ
風花雪月	ベレト / ベレス	フェリクス

別に必ずしも傭兵である訳ではないようだ。
『聖戦の系譜』や『トラキア776』ではソードファイターがそれに該当している。
『蒼炎の軌跡』と『暁の女神』では主人公のアイクが、『風花雪月』ではプレイヤーの分身でもある主人公（デフォルトネーム：ベレト / ベレス）が当てはまる。FEの主人公では珍しく平民で傭兵出身である。

ファイアーエムブレムヒーローズ

初期から登場。兵種は剣歩兵。

HP、攻撃、速さが高水準でまとまっており、守備も全体で見たら半分より上に入る。奥義に「夕陽」を持つので継戦能力もそこそこ高く、剣歩兵の中でも割と頼りになる存在。

武器が「勇者の剣」のため強烈な2回攻撃を叩き込める他、HPが減ると「攻撃の覚醒」でさらにダメージを上乗せできる。元々の速さもかなり高いので勇者の剣のデメリットも受けにくい。
その代わり魔防は☆5のLv40で僅か13と壊滅的な値で、ヴィオール、バアトルと並ぶ全ユニット中最低値。ただしヴィオールは「魔防の覚醒」、バアトルは「獅子奮迅」で雀の涙ではあるが底上げ可能であるため実質全ユニット中最下位となっている。そのため本来相性有利な緑魔法ですら倒されかねないほど魔法は天敵。

アップデートにてナバールやパオラ達と共に専用武器が実装。
これによって得た「剣闘士の剛剣」は2回攻撃がなくなった代わりに「相手よりも攻撃が1でも高ければ奥義カウントが早く進む(剛剣3)」効果が付与された。錬成することで「歩行、飛行の味方が周囲2マス以内にいる時、戦闘中攻撃、速さ+4」の効果を付与できる。
この武器込みでの攻撃は51と高い方ではあるが攻撃値が同じくらいのユニットが大勢いるので、錬成効果やスキルで攻撃をもうちょい上乗せできると安定して剛剣効果を発揮できる。

余談だが絵師の山田章博氏の手がけたキャラクター(オグマ、ジェイガン、ゼフィール、ギュンター)は本作の絵師の中で唯一通常、攻撃、奥義、被弾絵のイラスト構図(ポーズ)が4種すべて異なる(他の絵師は奥義絵が攻撃絵の差分のような状態になっている)。
というのも、山田氏はアナログ絵のイラストを用いているため(デジタル絵と違いコピペできないため、新しく描き下ろしたほうがいいという理由と思われる)。ソシャゲイラストでアナログ絵ってすごすぎませんかね。