オリヴィエとは、ニンテンドー３DS専用ソフト｢ファイアーエムブレム 覚醒｣の登場人物である。
概要なんて恥ずかしいです～！！
※ネタバレ要素を含むので観覧注意！※
11章で仲間になる、FEシリーズ恒例の踊り子。CVは松嵜麗で、誕生日は8月20日。
各国を旅するキャラバンの踊り子で、各地にファンがたくさんいる人気者。彼女の踊りは天下一品で、見た者全てを元気づける(とくに男性陣)。かつてエメリナに世話になったことがあり、その恩義を果たすためにイーリス軍に参加する。バジーリオとは、昔とある有力者に言い寄られているところを救ってもらったことをきっかけに知り合い、それ以降彼を恩人として慕っている。
舞台に立ち、大勢の人に踊りを見てもらう踊り子であるにもかかわらず、重度の恥ずかしがり屋かつ人見知り兼ネガティブ思考という薄い本を作ってくれと言わんばかりのおいしい性格をしている。だが戦闘中や舞台の上では腹をくくっているせいか、なんとか耐えられるらしい。ある意味プロ中のプロ。母親になっても恥ずかしがり屋は全く治らなかったらしく、息子の後ろに隠れたりしていたようだ。
踊りにかけてはまさに天才的で、振り付けは一度見たら絶対に忘れない。また、振り付けを完璧にこなすだけでなく、踊りの意味もしっかりと理解しながら踊るようにしている。神に祈りを捧げる舞踏を踊った際には、あまりの感動でリベラが涙を流すほどに心を動かした。
また踊りによって鍛えられた柔らかな筋肉はしなやかで無駄のない動きを生み出すようで、軽い剣を扱うには最適らしい。他にも踊りをしているおかげで、一瞬の表情に現れる隠れた本心を理解することができたり、嗜好品への感性も高かったりするなど、FEの世界でもダンス万能説は健在のようだ。
非常に感受性豊かで、風の匂いに季節の変化を感じたり、星がきれいだったりするだけでほろりと涙を流したりする。どこぞのヤンキー僧侶とものすごく気が合いそうだが、支援会話がないのは残念。また小説などの物語も大好きで、知らない話を聞くときは目を子どものように輝かせていた。ちなみにキャラバンで旅をしていた関係上、荷物を極力減らすために小説などのお話は耳で聞いて覚え、全て頭の中に入れている。先述の振り付けの件と合わせて記憶力がハンパじゃない。
｢軍の中で一番、○○｣は、｢軍の中で一番、歌が上手い｣。娯楽的な才能の塊である。おいしい焼き菓子だって作れる。将来の夢は、誰でも気軽に観に来れるような劇場を作り、そこで踊ること。そのために昔からコツコツと貯金を貯めており、その額はおそらくフレデリクやリズの比ではない。まぁこちらはしっかりと働いて得た給料なので当然ではあるが。
ちなみにオリヴィエはクロムの嫁候補最後の一人。彼女とクロムをひっつけるには少々コツがいるが、無事にカップルが成立すると、シナリオの関係上支援会話のA・B・Cをすっ飛ばしていきなり結婚する。
｢A・B・Cをすっ飛ばしていきなり結婚する｣のだ。なんかすごく意味深な気がしないでもない。
海外版では「Olivia」という名前になっている。日本語で表記するならオリビア（もしくはオリヴィア）である。オリヴィエ（Olivier）はフランス語圏では男性名なので、その辺りを鑑みた変更だと考えられる。
み、見ないでください～！！
親世代、子世代、DLC全てのキャラをひっくるめて、(今現在)唯一の踊り子。それだけで最後までレギュラーになれる存在である。しかも彼女は歴代トップクラスの強さの踊り子になりうる。今作のチェンジプルフの恩恵を最も強く得られるキャラの一人であろう。
踊り子以外の職になった場合当然踊りはできなくなるが、歴代踊り子の最大の弱点である壊滅的な弱さを簡単に底上げできる。転職先も剣士系、ペガサス系と、若干守備に不安が残るものの中々優秀。とくに疾風迅雷、流星、滅殺を覚えるのはでかい。また踊り子レベル15で覚える特別な踊り(再行動させたユニットが、1ターン力・魔力・守備・魔防+2)も優秀で、これらのスキルを覚えて再び踊り子に戻るころにはステータスも十分のはず。
こうして｢恥ずかしがりながら滅殺や流星で敵の息の根を止め、さらに自身の疾風迅雷で、味方の能力を底上げしながら再行動させる｣という恐ろしい踊り子が誕生するのであった。
…ただし、迎撃能力を備えるとはいえルナティック以上ではステータス的に厳しいので、限界突破のスキル(DLC)が欲しいところ。
子供に関してだが、息子のアズールは踊り子にはなれない代わりに傭兵で加入する。また、オリヴィエの成長限界値が物理系・魔法系で同じ数値(力の成長限界値＝魔力の成長限界値、防御の成長限界値＝魔防の成長限界値)なので、息子の最終的な職種は父親が物理系か魔法系かで変わってくるだろう。どの方向に成長させたいかでカップリングを決めると良い。先述したがクロムも結婚相手にできるのでそのことも考慮しよう。
…だが、グレゴ。お前はダメだ。オリヴィエとは相性が悪すぎる。この組み合わせだとアズールの職種が全く増えない。貴重な傭兵の職資質も無駄になる。
なお、マイユニ男やクロムと結婚させて娘を産んでも、残念ながら娘は踊り子はなれない。
あの…ウードさん。何をやっているんですか？
コラボ作品のファイアーエムブレム無双では2018年3月29日から配信開始された
DLC要素「覚醒 追加パック」でウード・サーリャと共に参戦となった。
もともとNPCとして登場していたウードに、見た目がキャッチーなサーリャ[1]（オリヴィエも十分キャッチーな見た目ではあるが）と比べると、オリヴィエの参戦は若干予想外という声も挙がっていた。
無双でのオリヴィエのクラスはダンサーから無双オリジナルクラスのプリンシパルへとクラスチェンジする。
専用武器「オリヴィエの舞剣」を踊りながら振り回す戦闘スタイルで、全体に速く広い範囲を攻撃出来るのが特徴。特に強3攻撃の性能がいいので、強3連発で雑魚を倒してゲージを貯めて…という形になる。また強1攻撃は専用ゲージがあり、貯まっていると味方の無双・覚醒ゲージを回復出来る。
技・速さ・幸運に優れている反面、力が物理攻撃キャラでは最低なので、スキルや武器特性で火力を上げ、高い技を活かせる必殺の一撃や奥義を利用して敵を蹴散らしていきたい。
固有スキルは「疾風迅雷」。強敵（拠点主などの敵指揮官）を撃破すると無双・覚醒ゲージが回復する効果を持つ。装備するとマップ構成にもよるが覚醒システムを発動したまま、マップ中の敵を撃破してクリアすることも出来るというゼロの「滅殺」と並ぶ壊れスキルである。
本家での支援会話にあたる絆会話が有るのは
サクラ / マークス / アクア / ミネルバ / ウード / サーリャ
息子のそっくりさんを家臣とするマークスとの会話が特筆ものだろう。
関連動画なんて…は、恥ずかしいですー！！！
あ、あんまり関連静画を見られると、恥ずかしいですー！
関連コミュニティがあるとちょっとだけ心強いです…
あ、あの…、関連項目を見てもらいたくて…
脚注
- *サーリャの参戦はDLC内容の発表より先に「ファイアーエムブレムサイファ祭2018」にて発表されていた。
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