サンダース大学付属高校単語

サンダース大学付属高校（Saunders University High School）とは、長崎県に所在する高等学校である。

概要

アメリカ合衆国と関連性が深い学校であり、幼稚園、小学校、中学校、短期大学とともに名門私立大学サンダース大学の付属校。メリーランド州に提携校を持ち、校風にもアメリカンな雰囲気が漂う。母港は長崎県佐世保港で、学園艦の艦型はアメリカ合衆国海軍のニミッツ級航空母艦に近似している。

校章はスイス式と古フランス式の折衷的なエスカッシャンに青い星形のチャージを加え、その中に黄色の稲妻を載せたもの。下部には赤地のスクロールに筆記体の金文字で”Saunders”のロゴが入っている。

歴史

歴史の長い学校であり、長崎のアメリカ人居留民向けの学校がルーツ。
のちにアメリカンスクールとして佐世保に移転し、さらに一般日本人生徒も受け入れるようになった。学園艦が建造されて以降は完全に日本の私立学校として運営されている。

その後もアメリカ合衆国の提携校との結びつきは根強く、前述の提携校から交換留学生を受け入れている他、毎年サンディエゴやハワイまで学園艦を航行させ提携校の学園艦と相互訪問を行っている。

校風

情報科、家政科、整備科、機械科、工学科、戦車工学科といった学科を擁し、生徒の多いマンモス校。
運営資金も豊富で、どの点をとっても豪勢に巨大あるいは大量のものを好む。

生徒は明朗快活、フランクでさっぱりとしたアメリカ的な気風を持ち、フェアプレイ精神に富む。
食文化もアメリカナイズされており、学食はどれも巨大サイズかつハンバーガー、ステーキ、バーベキューの三連星が名物。しかも朝から食べる。

選択科目である戦車道は学校を代表する文化でもあり、戦車道履修生に数倍する人員で戦車整備に当たる機械・整備系諸学科をはじめ、情報科、家政科など直接関係しない他学科や吹奏楽部、チアリーディング部といった部活までも全面的に戦車道に協力している。

施設

学園艦には巨大な舷側エレベーターがある。

校舎から何からアメリカサイズの巨大なもので、各校舎には「アイアンブリッジ」、「コマンドス」、「ハイランダーズ」、「アイアンイーグル」などとどこかで聞いたような名前が付いている（「ローンスター」は他の校舎から離れている）。トイレなどですら巨大だが、広すぎて普段の整備が追いついていないふしがある。

その他、校内には甲板を三段ぶちぬいた専用のプライベートプールがあり、流れるプールから戦車の防水確認用プールまで取り揃える。作戦会議用の鳥居付きプールはない（ケイ隊長談）。

戦車道について

第63回戦車道全国高校生大会時のサンダース大学付属高校戦車道チーム
ケイ隊長とナオミ、アリサ両副隊長

サンダース大学付属高校の戦車道チームは、高校戦車道において全国最大の規模を誇る。人員も多く、500人を越える履修生を1軍、2軍（通称^[1]87師団）、3軍（通称91師団）に分けて活動している。

偵察・通信を重視した積極的機動防御からの包囲殲滅戦を得意とするほか、資金の豊富さから多数の車輌が参加する物量戦にかけては他に比肩する校を持たない。その一方で、ルールの問題などで十分な戦車両数を投入できない試合においては真価を発揮しきれずに敗北することもある。

サンダース大学付属高校戦車道チームの主力
M4中戦車シャーマン

主力とする戦車は、「偉大なる凡作」、「バカでも乗れるくらい操縦が簡単で、バカにも扱えるマニュアル付き」のM4中戦車シャーマンシリーズである。というより、そもそもシャーマンで戦うのが戦車道チームの信条であり、素のM4中戦車シャーマンを始めとして、M4A176ミリ砲搭載型、シャーマン・ファイアフライ（独自改造の類似車）、M4A6など、ほぼ全車がM4中戦車系列のいずれかとなっている。その総数は50両を越え全国最多であり、プラウダ高校と並んで全国ただ二校、50両対50両の戦車戦を可能としている。その他、訓練・偵察向けにM3中戦車、M5軽戦車なども保有。ただし、アメリカ戦車特有の内部の広さは小柄な女生徒には難点になっている。

補助施設も充実しており、学園艦内には砂漠やプール直結の砂浜、人口降雪装置などを完備した広大な戦車道専用訓練場を保有。さらに試合用にケータリング車やヘアサロン車など無数の補助車輌、航空機類を稼働させている。ジャンクヤードもあり、M4（105）、M3中戦車E3火炎放射型、T26E1パーシング試作車などが放置されているが、その広大さから生徒ですら詳細を把握できていないと専らの噂である。

現在の戦車道チーム

第63回戦車道全国高校生大会終了後の現在において、戦車道チーム隊長はケイ、副隊長はナオミ、アリサ両名が務めている。

ケイ隊長は指揮官先頭・率先垂範型のリーダーであり、フラッグ戦においてはフラッグ車を副隊長に任せ、自身は通常車両で前線指揮を執ることを好む。両副隊長は、全国レベルの優秀な砲手として知られ、火力役であるシャーマン・ファイアフライを任されるナオミと、サンダースが重視する情報・通信分野に長け、絡め手を得意とする参謀役であるアリサが隊長の指揮を補佐する形を取っている。

第63回大会においては、一回戦において大洗女子学園と対戦。隊長ケイがフェアプレイ精神を重んじ戦闘後半において5対5の勝負を選んだこともあり惜しくも敗退した。その後も、プラウダ高校との50両vs50両戦車戦などの対外試合を行っている。

同年度冬の第41回無限軌道杯では、第一回戦にてナオミ副隊長の狙撃により対する青師団高校のフラッグ車を撃破。第二回戦は継続高校との対戦となった。

関連動画

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関連項目