現れろ、未来を導くサーキット!
アローヘッド確認!
召喚条件は効果モンスター2体以上
モンスターをリンクマーカーにセット!
サーキットコンバイン!
リンク召喚!
現れろ、LINK-3!
《デコード・トーカー》!!
デコード・トーカーとは、アニメ『遊☆戯☆王ヴレインズ』及び遊戯王OCGに登場するカードである。
概要
遊戯王OCGでは、2017年3月25日発売のSTARTER DECK(2017)にて初めて登場した。
テキストは遊戯王カードWiki
より引用。
デコード・トーカー/Decode Talker
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
LINK-3/闇属性/サイバース族/攻 2300
【リンクマーカー:上/左下/右下】
効果モンスター2体以上
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
(2):自分フィールドのカードを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。
「コード・トーカー」カテゴリに属するリンクモンスター。
スターターデッキで登場した目玉の新召喚法モンスターであり、共通する攻撃力2300、メディアミックスでの活躍から、《ジャンク・ウォリアー》の後輩のようなポジションである。
召喚条件である「効果モンスター2体以上でLINK-3」はかなり重めであり、通常では素材3体、リンクモンスターを使用しても2体にまでしか消費を抑えられない。
その上、効果を生かすならばさらなる展開が必要になるか、相手依存の強化の二択となる。さらに、メインモンスターゾーンではエクストラモンスターゾーンの真下でしかリンクできず、エクストラモンスターゾーンでは相手にエクストラデッキの広い使用を許してしまうデメリットが非常に重く、リンクマーカーを見ると非常に扱いづらい。
しかし、幅広い素材からリンク先が1体でも存在すれば攻撃力2800という打点を手に入れられ、リンク先が2体ならば3300打点となる。こうなれば大抵のモンスターは戦闘で破壊できるようになる。
また、(2)の破壊無効効果も地味に役立つ。リンク先のモンスターをコストにする必要があるため、(1)で得た打点が減少してしまうデメリットはあるが、自分フィールドのカードが対象である以外に対象の縛りは特になく、《デコード・トーカー》自身を守る以外にも使用の幅は広い。
特に採用率の高い《ツインツイスター》のような魔法・罠対象や複数対象のカードを発動された時にでも発動でき、自分の布陣を守ることができるのは非常に心強い。
採用するならば、やはりデメリットを承知でエクストラモンスターゾーンに置き、耐性アタッカーとして運用するのがよい。「紋章獣」など、少ない消費でエクストラのカードにアクセスでき、リリースを逆にアドバンテージに変えられるデッキだとなおよい。
同じ「コード・トーカー」カテゴリに属する《エンコード・トーカー》との相性は、リンクマーカーが噛み合うため比較的良好。サポートカードを共有できるため、単純にサポートを目当てで使用するのも手。
メディアミックスにおける活躍
アニメでは、主人公・藤木遊作(Playmaker)がハノイの騎士とのスピードデュエル中において使用したスキル「Storm Access」によってデータストームから引き当て、エクストラデッキに加わったカード。その時は実体を持たないデータのみのカードだった。
効果はアニメとOCGで変化はない。初登場時は(1)の効果が誤植で(2)と書かれていたが、ニコニコ動画における配信時に修正された。
攻撃名は「デコード・エンド」、(1)の効果名は「パワーインテグレーション」。
初登場のVS ハノイの騎士戦では、攻撃力3000で戦闘破壊耐性を持つ《クラッキング・ドラゴン》と罠カード《パルス・ボム》を前に攻めあぐねていたPlaymakerが、Aiに誘導され突っ込んだデータストームからこのカードを手に入れた後、《サイバース・ウィザード》、《スタック・リバイバー》、《バックアップ・セクレタリー》の3体の効果モンスターをリンク素材として《クラッキング・ドラゴン》の目前にあるEXモンスターゾーンへリンク召喚された。
《クラッキング・ドラゴン》と《パルス・ボム》はそれぞれ相手モンスターのレベルと表示形式に関する妨害効果を持っていたが、リンクモンスターである《デコード・トーカー》にはレベルと守備力が存在せず、表示形式も変更できないため通用しなかった。
その後、リンク素材とされた《スタック・リバイバー》の効果によって蘇生した《サイバース・ウィザード》と《クラッキング・ドラゴン》がリンク先に存在することで《デコード・トーカー》の(1)の効果により攻撃力3300にアップ、《サイバース・ウィザード》の効果で守備表示となっていた《クラッキング・ドラゴン》を戦闘破壊し、貫通ダメージを与えて勝利した。
このデュエルの後、カードは実体化され現実世界でも持ち歩くようになった。
VS Go鬼塚(鬼塚豪)戦では、鬼塚の切り札《剛鬼ザ・グレート・オーガ》に苦しめられる中、《リンク・スパイダー》、《リンク・バンパー》、《ハニーボット》と怒涛の3連続リンク召喚の末にLINK-1《リンク・スパイダー》とLINK-2《ハニーボット》をリンク素材としてリンク召喚された。
この時、リンクモンスターをリンク素材にする際のルールが説明されている。
その後、罠カード《サイバース・シャッター》の効果により蘇生した《ハニーボット》、《リンク・バンパー》、そして《デコード・トーカー》自身に装備された《サイバース・アナイレーション》それぞれの効果を駆使して《剛鬼ザ・グレート・オーガ》と三度激突、遂に戦闘破壊に成功し《サイバース・アナイレーション》の効果ダメージにより鬼塚に勝利した。
この時、二度目のデュエル出演にも関わらず、プロレスリング上でグレート・オーガと激突、サンライズ立ち、グレート・オーガへの挑発ポーズなど、芸の細かい演出が多数成され、過去作の《No.39 希望皇ホープ》の後釜のようなポジションを既に確立した。
以降も多数のデュエルで登場。二枚看板となるエース《ファイアウォール・ドラゴン》も遂に登場したが、リンクモンスターはリンクモンスターを素材にリンク召喚が可能なため、これからもその足掛かりとして高い頻度で登場すると思われる。
と、思われていたが、実際は新規として「コード・トーカー」モンスターはその後も増え続け、《デコード・トーカー》が出ずっぱりということは無かった。アニメの二年目突入直後に行われたスピードデュエルに水属性の《シューティングコード・トーカー》が登場したことで、神属性を除いた六属性の「コード・トーカー」が揃う事となった。それでも、《デコード・トーカー》に関して言えば、初期から居るためか登場回数は多い方である。
一年目の最後に行われたPlaymakerとハノイの騎士リーダーであるリボルバーとのデュエルでは、リボルバーが作中初めてのエクストラリンクを達成し、彼の切り札《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》の持つ、エクストラリンクを条件に発動する効果「デウス・エクス・マキナ」によって止めを刺されそうになるも、それを凌ぎ切ったPlaymakerは互いの盤面を1周する「完全なるエクストラリンク」を完成させ、永続魔法《ゼロ・エクストラリンク》によって、5体目の「コード・トーカー」となる《トランスコード・トーカー》を強化し反撃の準備を整えた。
しかし、リボルバーの罠カード《リンク・ショート》によって相互リンクしているモンスターの攻撃を全て封じられてしまう。だが、それらの相互リンクを解除するために土壇場でリンク召喚されたのはなんと《デコード・トーカー》だった。そして、《ゼロ・エクストラリンク》の効果を受けていたモンスターを素材にした事で攻撃力9200に達した渾身の「デコード・エンド」を、《ヴァレルロード・ドラゴン》に撃ち込み勝利した(・・・ガンブラーは!?)。
関連動画
関連商品
関連項目
- 遊戯王
- 遊☆戯☆王ヴレインズ
- 藤木遊作/Playmaker
- コード・トーカー(遊戯王)
- スピードデュエル
- 遊戯王OCG
- ジャンク・ウォリアー - 先輩その1。
- No.39 希望皇ホープ - 先輩その2。
- リンク召喚
- 遊戯王関連項目の一覧
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