ファイアーエムブレムヒーローズ 第1回 英雄総選挙とは、2017年1月19日のファイアーエムブレムダイレクトにて発表されたファイアーエムブレムシリーズの総選挙企画である。
第1回はファイアーエムブレムダイレクトの放送から、ファイアーエムブレムヒーローズ配信までの期間（2017年1月19日～同年2月1日）に開催された。
正式な名称は『ファイアーエムブレムヒーローズ 英雄総選挙』であるが、翌年に『ファイアーエムブレムヒーローズ 第2回 英雄総選挙』が開催されたので事実的にこちらが『第1回 英雄総選挙』となる。
概要
ファイアーエムブレムシリーズの歴代キャラクターが登場するスマートフォン専用ゲーム『ファイアーエムブレムヒーローズ』のイベント企画。ただでさえ１作品に登場するキャラクターが多いこのシリーズで歴代オールスターの人気アンケートを取るとなると、そのキャラクター総数は世に数ある総選挙を圧倒的に上回る規模になる。
上位になったキャラクターには相応の特典があり、男女別で上位のキャラクターはそれぞれ特別な衣装を着た総選挙バージョンとして『ファイアーエムブレムヒーローズ』内で登場することになる。
告知内容
ファイアーエムブレム ヒーローズに登場！
君はどの英雄を選ぶ？
特典内容
投票の結果で上位になったキャラクターには様々な特典があります。
総選挙1位のキャラクターを「ファイアーエムブレム ヒーローズ」で配信！
総選挙で男性・女性それぞれ1位に選ばれたキャラクター（合計2キャラクター）は、後日、特別な衣装を着た総選挙versionとして「ファイアーエムブレム ヒーローズ」内で登場します。
・・・とのことであったが、実装時に急遽2位まで総選挙versionが実装される事を発表した。つまり男女1位2位の計4名が同時に実装される事となった。
「ファイアーエムブレム ヒーローズ」カレンダー壁紙プレゼント！
総選挙の結果に応じた、「ファイアーエムブレム ヒーローズ」のカレンダー壁紙を制作し、「ファイアーエムブレム ヒーローズ」の公式Twitterもしくは任天堂の公式Twitterから毎月配信します。
2017年 3 月：総選挙男性1位＋女性1位キャラクター
2017年 4 月：総選挙男性2位＋女性2位キャラクター
2017年 5 月：総選挙男性3位＋女性3位キャラクター
2017年 6 月：総選挙男性4位＋女性4位キャラクター
2017年 7 月：総選挙男性5位＋女性5位キャラクター
2017年 8 月：総選挙男性6位＋女性6位キャラクター
2017年 9 月：総選挙男性7位＋女性7位キャラクター
2017年10月：総選挙男性8位＋女性8位キャラクター
2017年11月：総選挙男性9位＋女性9位キャラクター
2017年12月：総選挙男性10位＋女性10位キャラクター
※2017年１月と2月のカレンダーは総選挙期間中に配信します。
結果発表
中間発表（1月24日）
1月24日に公式Twitterにて中間発表が行われた。ここにて同キャラもシリーズ別で集計する事が判明。
1位は草原の公女リンディスことリンが獲得。海外における初代主人公である事が大きかったと思われる。
2位はFE覚醒の顔であるルキナがランクイン。スマブラなど色んなメディアで出番も多く妥当だろう。
3位はお馴染みのアイク。総合3位ではあるが暁の女神と別集計な事を考えれば十分な健闘と言える。
これにより日本と海外の合算アンケートである説が有力になる。
| 順位 | キャラクター | シリーズ |
| １位 | リン | 烈火の剣 |
| ２位 | ルキナ | 覚醒 |
| ３位 | アイク | 蒼炎の軌跡 |
中間発表（1月26日）
1月26日、公式Twitterにて男女20位までを公開。日本と海外の合算アンケートであることが確定する。
まず目を引くのが男性１位のアイク。蒼炎の軌跡と暁の女神で分散しているものの見事に１位と５位を獲得するという爆発的な人気を見せた。次に注目して欲しいのがクロム。例の『なくはないです』から様々なコラボ作品に出張し地道に営業を続け男性４位にランクイン。男性１８位のドルカスにも注目をしたい、サジマジバーツのポジションでこの地位を獲得はコイルショックを彷彿させる。
女性ランキングも見てみよう。リンとルキナに続く３位と４位はCEROブレイカーことサーリャとカミラがランクイン。サーリャはフィギュア化した際そのセクシーさで話題になったが、カミラも2017年にフィギュア化が決定しておりそちらでも人気獲得に期待がかかる。１５位のルーテにも注目したい。彼女は特に目立ったイベントもなく、ストーリー面での干渉もテコ入れも特にない。つまり彼女は純粋にキャラクターのみの人気でこの歴代女性１５位の地位を獲得したのだ。
今回ランクインしたシリーズ作品に偏りが見られると思うが、それは海外展開の有無が大きい。例えば外伝・紋章の謎・聖戦の系譜・トラキア７７６・封印の剣は日本のみの販売で海外での展開はなくどうしても海外票が弱くなってしまう。今後の展開に期待しよう。
| 順位 | 男性キャラクター | シリーズ | 順位 | 女性キャラクター | シリーズ |
| 1位 | アイク | 蒼炎の軌跡 | 1位 | リン | 烈火の剣 |
| 2位 | ロイ | 封印の剣 | 2位 | ルキナ | 覚醒 |
| 3位 | ヘクトル | 烈火の剣 | 3位 | サーリャ | 覚醒 |
| 4位 | クロム | 覚醒 | 4位 | カミラ | if |
| 5位 | アイク | 暁の女神 | 5位 | カムイ女 | if |
| 6位 | マルス | 暗黒竜 | 6位 | エイリーク | 聖魔の光石 |
| 7位 | エフラム | 聖魔の光石 | 7位 | ティアモ | 覚醒 |
| 8位 | ルフレ男 | 覚醒 | 8位 | アクア | if |
| 9位 | タクミ | if | 9位 | ミカヤ | 暁の女神 |
| 10位 | ドニ | 覚醒 | 10位 | ルフレ女 | 覚醒 |
| 11位 | ヘンリー | 覚醒 | 11位 | ノノ | 覚醒 |
| 12位 | レオン | if | 12位 | チキ | 覚醒 |
| 13位 | ロンクー | 覚醒 | 13位 | エリーゼ | if |
| 14位 | マルス | 紋章の謎 | 14位 | アンナ | 覚醒 |
| 15位 | ガイア | 覚醒 | 15位 | ルーテ | 聖魔の光石 |
| 16位 | ゼロ | if | 16位 | フェリシア | if |
| 17位 | ヨシュア | 聖魔の光石 | 17位 | ワユ | 暁の女神 |
| 18位 | ドルカス | 烈火の剣 | 18位 | ネフェニー | 蒼炎の軌跡 |
| 19位 | カムイ男 | if | 19位 | サクラ | if |
| 20位 | ウード | 覚醒 | 20位 | ニノ | 烈火の剣 |
最終結果（2月9日）
2月9日、公式サイトにて最終結果が発表された。男女別の順位は中間からの目立った変動はないが、10位のドニと女ルフレがレオンとノノに入れ替わりカレンダー入りが確定。最後の最後で追い上げを見せた。男女それぞれ1位はヒーローズにて総選挙versionが登場と事前にあったが、好評につき男女2位の総選挙versionも追加するとのこと。結果アイク・リン・ロイ・ルキナと綺麗にシリーズのバラけた４名の総選挙versionが登場することとなった。カレンダーについては以下の男女ペアでの配布が決まった。
| 順位 | 男性キャラクター | シリーズ | 順位 | 女性キャラクター | シリーズ |
| 1位 | アイク | 蒼炎の軌跡 | 1位 | リン | 烈火の剣 |
| 2位 | ロイ | 封印の剣 | 2位 | ルキナ | 覚醒 |
| 3位 | ヘクトル | 烈火の剣 | 3位 | サーリャ | 覚醒 |
| 4位 | クロム | 覚醒 | 4位 | カミラ | if |
| 5位 | アイク | 暁の女神 | 5位 | カムイ女 | if |
| 6位 | マルス | 暗黒竜 | 6位 | エイリーク | 聖魔の光石 |
| 7位 | エフラム | 聖魔の光石 | 7位 | ティアモ | 覚醒 |
| 8位 | ルフレ男 | 覚醒 | 8位 | アクア | if |
| 9位 | タクミ | if | 9位 | ミカヤ | 暁の女神 |
| 10位 | レオン | if | 10位 | ノノ | 覚醒 |
同時に総選挙の順位や票数を全て公開された。こちらも中間通り49,917票を獲得したリンが堂々1位にランクイン。続いて覚醒のルキナが42,875票を獲得し2位にランクイン。そして3年後の自分と票が分散した蒼炎アイクは33,871票で3位にランクイン。暁アイクの17,684票と足せば50000票を越え1位になる。
ネタ票にも注目したい。一部で人気を博した愛妻家の戦士ドルカスが21位にランクインしネタ枠の新たな王者が誕生した。ドルカスは海外のCMにおいて毒殺される不憫な役回りなど、日本国外でのネタ人気も強く海外票を多く得られたようだ。次いでニコニコにて支持を集めたロットが88位、緑リクームこと聖戦の系譜のアーダンが93位となった。
ここでは100位までリスト化する。101位以降が見たい方は公式サイトをチェック！
https://events.fire-emblem-heroes.com/vote
実装
2017年8月、長い公式の沈黙を経てついに総選挙versionが実装される。
男性1位のアイク、女性1位のリン、男性2のロイ、女性2のルキナ、4名が総選挙ガチャとして配信される事となった。なお同時にこの4人のうち1人が無償で手に入るキャンペーンも行われた。
『大いなる傭兵 アイク』
父親グレイルの衣装で実装。父親の相棒ことウルヴァンを片手に斧ユニットとして参加。
専用スキルのベオクの加護は騎馬のバフを無効にする効果を持つ。
『大いなる公女 リン』
族長だった父親を意識したのか遊牧騎兵で参加。神将器ミュルグレを使い、初の弓騎馬ユニットとなった。
専用スキルのサカの加護は剣槍斧からの反撃を受けない効果がある。
『大いなる公子 ロイ』
父親エリウッドの若い頃の衣装で実装。比較的に小柄なので何かと萌え袖のようになっている。
武器はデュランダルの上位互換『烈剣デュランダル』で、疾風迅雷と合わせ1ターンで再行動が可能に。
『大いなる王女 ルキナ』
父親クロムの衣装・・・ではなくマスターロードの衣装で参加。他3人とバランス考えたのか槍を使う。
武器はオリジナルの神器『ゲイルスケグル』で、近くのユニットを強化する効果を持つ。
2017年11月には英雄総選挙特別編と題して英雄総選挙の上位に入っているキャラクターの中でヒーローズに実装されていないキャラクターが選ばれ、21位のドルカス、28位のルーテ、31位のワユ、34位のヨシュアが実装された。
こうして最初の英雄総選挙の幕は閉じる。
また、この反響を受けてか翌年1月にファイアーエムブレムヒーローズ 第2回 英雄総選挙が開催された。
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関連項目
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