吉光(ヨシミツ/YOSHIMITSU)とは、鉄拳シリーズ、ソウルキャリバーシリーズに出てくるキャラクターの一人である。
概要
鉄拳シリーズ、ソウルキャリバーシリーズ共に、義族集団卍党(万字党)党首として、貧しい者のために日々闘っている。異名は「宇宙忍者」、「からくり忍者」。
常に仮面を被って素顔を隠し、妖刀吉光を武器に戦う。仮面は般若または骸骨がモチーフとなっており、コスチュームと相まって一目で「イロモノ」だと分かるものとなっている。
両シリーズともにシリーズを代表するイロモノキャラ。
最大の特徴は無手での格闘を基本とした鉄拳シリーズにおいて刀を持っている事であった。この刀を用いた攻撃は出は遅いもののガード不能技であり、そのためシリーズを通してガード不能技の多彩さでは群を抜いている。
コスチュームや挙動など回を重ねるごとにイロモノ性が強調され、もはや本当に人間かどうか疑わしい高次元まで到達している。
日本刀であった筈の妖刀吉光も鉄拳3以降作品や選択カラーによってはライトセーバーのような光剣となっている。銘は同じだがこれらが同一の刀なのかは不明。
初出は鉄拳一作目だが、時系列的に吉光はキャリバーシリーズのほうが初代とされている。
鉄拳シリーズとキャリバーシリーズのおおまかな違いは、
●鉄拳では左腕が義手、刀を持っている。
●キャリバーでは右腕が義手、旗を背中につけている。
ちなみに同シリーズともに前者は鉄拳6、後者はⅣからは二刀流となっている。
戦闘中に体力を回復したり、毒霧を吐いたり、座ったまま謎の力で移動したり、相手の体力を吸収したり、むしろ自分の体力を相手に注入したり、いきなり自分の腹に刀を突き立てるなど、行動は若干どころか多分にネタを含んでいる。が、それを上手く使いこなして魅せるプレイを披露するプレイヤーこそが本当に吉光を使いこなせているプレイヤー、と言われる。
鉄拳シリーズでの吉光のプロフィール
- 格闘スタイル:卍忍術進化型(鉄拳2までは「卍忍術」)
- 国籍:無し(元日本)
- 初登場:鉄拳(初代)~
- 年齢:63歳(鉄拳)、65歳(鉄拳2)、84歳(鉄拳3)、86歳(鉄拳4・5) 年齢については一部の攻略本に記載
- 性別:男(とされている)
- 趣味:ネットサーフィン、ゲーセンへ通うこと(マナーの悪い者は嫌いらしい)
鉄拳での吉光の経歴
三島財閥が不正に貯蓄した富を貧しい人々へ分け与えるために党首自ら囮となり大会へ参加(鉄拳)
↓
Dr,ボスコノビッチが開発した永久機関を狙い研究所を襲撃するも失敗、左腕を失うが、意外なことにDr自身が永久機関で動く義手を作ってくれる。これによりDrと和解し、その後も度々世話になっている模様。
その後三島一八に誘拐され、救出のため大会へ参加(鉄拳2)
↓
恩義あるDr,ボスコノビッチが謎の病原体に侵され、助けるために必要だと知った「闘神」の血が入手できると突き止め、大会に参加(鉄拳3)
↓
大会に優勝し三島財閥を手に入れればもっと多くの人々を助けることができると考え大会に参加(鉄拳4)
↓
Dr,ボスコノビッチの指示によりブライアンを助けたが、ブライアンは卍党党員を殺害して脱走。恩を仇で返すブライアンを成敗するべく、大会に参加(鉄拳5)
↓
今まで邪悪な精神を持つ者を斬って妖刀の暴走を抑えていたが、急速に禍々しさを増していることに気づく。
封魔刀を手にすることによって一時的に抑え込むことに成功したものの、いつ暴走しだすかわからない妖刀を鎮めるため、邪悪な精神を持つ者が集う大会へ参加する(鉄拳6)
↓
三島平八復帰後の三島財閥の動向に不穏な気配を感じ、真相を確かめるべく大会に潜入。
対戦場所に選ばれたのは潜入任務にうってつけな三島道場であった(鉄拳7)
州光(クニミツ/KUNIMITSU)
吉光と因縁あるくノ一で、元卍党員。党で御法度とされる私利私欲のための盗みを働いたとして党を追放された。
鉄拳ではネイティブアメリカンの秘宝を狙ってミシェールを狙う。鉄拳2では女性だと判明。刀鍛冶である祖父のため吉光の妖刀吉光を狙う。
狐のお面を被っており、これは卍党でも相当な実力者のみに許されるものらしい。
使用する武器はクナイで、基本的には吉光とほぼ同様の格闘スタイルながら技数はやや少なめで、リーチの短さや隙の多さ、威力の低さなどで性能的には低い。
初期の鉄拳シリーズにおける吉光の対になるキャラクターで、当初は吉光同様の般若のお面にボイスも使い回しであった。鉄拳3以降は消息不明となっている。
その後の出演はお祭りゲーであるTTやTT2のみでナンバリングタイトルには復帰していないが、意外と豊満なスタイルと素顔の見えないチラリズム、そしてTT2でのリデザインから人気もあり、復活を望む声は多い。
ソウルキャリバーシリーズでの吉光のプロフィール
- 格闘スタイル:卍忍術(Ⅰ~Ⅲ)、万字忍術(Ⅳ~)
- 使用武器:日本刀×2(VI)
- 武器銘:日本刀「名刀吉光」(Ⅰ)、「妖刀吉光」(Ⅱ~V)「万字の名刀&封魔刀」(VI)
- 出身地:日本/富士山麓(Ⅰ)、黙して語らず(日本/富士山麓)(Ⅱ~)
- 誕生日:不明
- 身長:170cm(Ⅱ以降、不明)
- 体重:57kg(Ⅱ以降、不明)
- 血液型:O型(Ⅱ以降、不明)
- 人間関係:不明 一族は全員虐殺された(VI)
- キャラクターキャッチコピー:元祖からくり忍者(Ⅰ)、初代卍党首領(Ⅱ、Ⅲ)、初代万字党首領(Ⅳ)
一族を時の権力者によって皆殺しにされた忍びの一族の生き残りである。一時は復讐心にまみれたこともあったが今では弱き者のために闘う義賊団「卍党」の首領としてその手腕を揮っている。
右腕は昔、復讐に燃えていた頃返り討ちに遭い失ったため、カラクリ仕掛けの義手をつけている。
所持している刀は彼の一族の秘伝の技法で打たれた刀であるが、一族が皆殺しにされてしまったため、最後の一振りとなってしまった。
この刀は吉光がかつて復讐のためソウルエッジを追って旅をしているうちに妖気にあてられ、妖刀と化してしまった。彼は自らの名をこの刀に冠することでこれを御することを誓う。たなお、この刀が鉄拳シリーズの吉光のものと同一かは不明。
ソウルキャリバーでの吉光の経歴
基本的には義賊として貧しい人々のため各地を転々としながら闘っている。
それとは別に個人的にソウルエッジを追って旅もしている。
Ⅴでは二代目の吉光が登場。初代は党の掟により二代目の手で斬られている。
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関連項目
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