墜ちろォ! 水星女ァ!とは、機動戦士ガンダム 水星の魔女の登場人物 ラウダ・ニールの台詞である。
なお、放送時の字幕では「墜ちろ! 水星女!」、LINEスタンプでは「落ちろ!」と表記されている。
概要
ジェターク寮の寮長にして決闘委員会筆頭、そして学園トップパイロットかつミオリネ・レンブランの花嫁 ホルダーでもある兄 グエル・ジェタークをラウダは尊敬していた。
だが、編入してきた水星女 スレッタ・マーキュリーとの決闘にグエルが敗北したことをきっかけに、ラウダやグエルを取り巻く環境は激変してしまう。
- グエルが水星女との決闘に敗れ、ホルダーの座を奪われる。
- グエルが水星女にリベンジを挑んで敗北するばかりか、水星女に惚れてしまう。
- グエルは決闘禁止を言い渡されるが、水星女を泣かせたエランに怒り決闘を申請。ラウダのディランザを勝手に使ってエランのガンダム・ファラクトに戦いを挑むが敗北、ラウダ機はボロボロに。
- 三連敗したグエルはジェターク寮から追い出され、キャンプ生活を始める。
- グエルに代わってラウダがジェターク寮寮長を務めることになり、決闘委員会にも参加することに。
- さっそくセセリア・ドートに煽られる。
兄と共に過ごしていた、輝きに満ちた学園生活は儚くも消え、ストレスだらけの日々を送ることになったラウダ。
そんな中、シャディク・ゼネリ率いるグラスレー寮と水星女たち地球寮が6対6の決闘を行うことになり、ラウダがその立ち合い人を務めることになった。
シャディクたちは水星女以外の地球寮チームを蹴散らし、6対1の状況に追い込む。6体によるアンチドート―対GUND装備の一斉起動により、ガンダム・エアリアルは機能停止に追い込まれる。
絶体絶命のエアリアルを目にしたラウダは、鬱憤が溜まっていたのかこれまで見たこともないようなキマった顔イキイキした表情で思わず
「墜ちろォ! 水星女ァ!」
と叫ぶのだった。
- これまで落ち着いた描写が多かったラウダがメチャメチャハイテンションになる。
- 決闘を外野から観ているだけなのに、まるで実際に戦ってる強化人間系のパイロットのような台詞回し。
- あるいはテレビで試合を見て熱狂するスポーツファンみたいなはしゃぎっぷり
- あまりのキマりっぷりに、あのセセリアすらドン引きしてしまう。
などネタ要素が多く、ラウダを代表する台詞として定着した。
残念ながらその後も
- エアリアルがパーメットスコア6に覚醒し押し返し、さらに他の地球寮パイロットたちがシャディクのミカエリスを狙撃して勝利。
- 同じ頃グエルが退学処分に。
- 実はラウダが退学申請を止めていたのだが、ショックを受けたグエルは行方不明になる。
- 父ヴィム・ジェタークがテロ組織との戦闘で死亡。
- ヴィム死亡、グエル行方不明によりラウダがジェターク社CEO代理になり、テロにジェターク社のMSが使われていたことの責任などを問われる。
- CEO就任が決まり、その前のケジメとしてランブルリングで水星女へのリベンジをしようと決意するが、乱入してきたガンダム・ルブリス・ウルに撃墜されて大ケガ。
と、グエルが帰還するまで受難が続くことになるのだった。幸い、スレッタがウルを引き付けてフロント外へ行き、チュチュがラウダたちを守ったことで一命は取り留めたのだが。
なお、上記ランブルリングの際には
「お前が来てからおかしくなったんだ...何もかも...! わかっているのか水星女ァ!」
と怒りをぶつけていた。なお総集編では「水星女って私も含まれるのかしら」とプロスペラにイヤミを言われていた。
ニコニコ動画およびニコニコ生放送で配信された第17話にて、グエルが水星女に再びプロポーズした際は(恋愛成就的な意味を込めて)このコメントが多く投稿された。
ラウダに代わってグエルが社長を引き継ぐことになり、ラウダ自身も守ってくれたチュチュたちに感謝を示した。これで一件落着かと思いきや
- グエルがホルダーに返り咲き、ジェターク社は総裁選とプロスペラの陰謀に巻き込まれることに。
- 知らない間にジェターク社と株式会社ガンダムでガンダム・シュバルゼッテを共同開発していた。
- シャディクを倒そうと意気込むグエルにダリルバルデ搬入を依頼され、ペトラ・イッタとのデートをキャンセルすることに。
- ヴィムを殺したのがグエルだと知ってしまう。
- 学園が再びガンダムに襲撃され、ペトラが大怪我を負い昏睡。
怒涛の苦難は、ラウダの心に憎しみとなって渦巻く。また水星女アレルギーを発症したかに思えたが―。
「アイツのせいだ...ペトラも、学園も、兄さんが変わったのも...」
「ミオリネ...!」
矛先がミオリネに向くというまさかの展開に、多くの視聴者が困惑するのだった。
関連項目
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