本記事では、ガンダムシリーズの作品の中から女性が主人公の作品を記載する。
概要
ガンプラ(トイホビー)を主軸としたガンダムというIPの性質上、ターゲット層へのアピールのために男性を主人公に据えた作品が多数を占める。その一方で女性を主人公に据えた作品もある。
書籍では短編作品が多い。
80年代-90年代には『魔法の少尉ブラスターマリ』や『強化人間物語』、『機動戦士ガンダムReon』といった、短いながらも単行本化される女性主人公の連載作品が生まれた。
2000年代には雑誌『月刊ガンダムエース』にて『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』が連載開始。看板作品の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』や『機動戦士ガンダムC.D.A若き彗星の肖像』と共に初期のガンダムエースを支えた。そして今も続いている。
映像媒体では『グリーンダイバーズ』が初の女性主人公作品になるものと思われる(『ミラーズリポート』をどう捉えるかによる)。
TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』において(TVシリーズでは)初となる女性主人公が起用され注目を集めた。
なお、映像媒体で主人公ではなくとも書籍で主人公になるケースもある。例えばOVA『ポケットの中の戦争』のクリスチーナ・マッケンジーだが、彼女はゲームブックやリブート作品にあたる漫画『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』などで主人公格に据えられている。
映像作品
※Twilight AXISはWeb小説が原作のアニメ作品。
- ガンダム新体験 グリーンダイバーズ(アサギ・ブリッグス、他)
- GUNDAM EVOLVEシリーズ(デフラ・カー、ユウリ・アジッサ、他)
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER(セレーネ・マクグリフ、他)
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線(アリーヌ・ネイズン[1]、他)
- 機動戦士ガンダムTwilight AXIS(アルレット・アルマージュ、他)
- ガンダムブレイカー バトローグ(サツキノ・ミサ[2]、他)
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女(スレッタ・マーキュリー)
- 機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム(イリア・ソラリ)
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(アマテ・ユズリハ)
書籍作品
宇宙世紀
- 機動戦士Zガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…(フォウ・ムラサメ)
- 魔法の少尉ブラスターマリ(マリコ・スターマイン)
- 機動戦士ガンダム0080サイドストーリー BURN STORMER(ロードン)
- 緑の館(S・キング)
- 異なる人々(ランド)
- 機動戦士ガンダム なぐりあい宇宙(マルグリッド-ハインリッヒ)
- 鋼鉄の処女(鋼鉄の処女隊)
- ジュピターミラージュ(ティタ、リエ・カラサワ、他)
- 機動戦士ガンダム0080 消えたガンダムNT(クリスチーナ・マッケンジー)
- 強化人間物語 ANOTHER Z GUNDAM STORY(シヴァ=イップス)
- 強化人間物語 MAD WANG 1160(シヴァ=イップス)
- 機動戦士ガンダムReon(ルビー・ヒューゲット)
- アクシズのハマーンさん(はにゃーん様ハマーンさん)
- 恋するお年頃(ホワイトベースクルー)
- Developers 機動戦士ガンダム Before One Year War(ミオン・ホシオカ 、他)
- 機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル 天空の学校(アスナ・エルマリート)
- 機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル 天空の少女(エリシア・ノクトン)
- ジオン少女物語(コンスコン隊の少女達)
- 機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム(エリザ・ヘブン、他)
- 機動戦士ガンダム第08MS小隊外伝 TRIVIAL OPERATION(レイチェル・ファーガソン)
- 円卓の白い騎士 サラ・ザビアロフ物語(サラ・ザビアロフ)
- 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片(リーチェル・チャパドー、他)
- 機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う(マヌエラ、アヴリル・ゼック、他)
- アラサーOLハマーン様(ハマーン様)
- 機動戦士ガンダム 異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます(キシリア・ザビ)
- 機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-(キッカ・コバヤシ)
- 機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争(クリスチーナ・マッケンジー)
アナザー・ガンプラ・その他
- 新機動戦記ガンダムW〜ティエルの衝動〜(ティエル・ノンブルー)
- ガンオタの女(賀ノ多うつき)
- 機動戦士ガンダム00P(シャル・アクスティカ[3]、他)
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女(ラス・ウィンスレット、風花・アジャー)
- HGに恋するふたり(神崎さやか、高宮宇宙)
- 機動絶記ガンダムSEQUEL(シャギ・カオリス)
ゲーム作品
- ガンダム・ザ・バトルマスター2(グロリア・チェンバレー)
- 機動戦士ガンダム クライマックスU.C.(女性主人公2パターン)
→漫画版ではピンク髪の方が主人公の娘ナナ・タチバナ(乗機:ガンダムF90、F90Ⅱ)として、もう一方は名無しのキャラとして登場(『F90FF』では漫画版の設定を採用)。 - SDガンダム Gジェネレーション クロスドライブ(ニケア、他)
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy(アルマ・シュティルナー)
- 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE(ペッシェ・モンターニュ)
その他
掲載基準に該当してそうでしていないもの。
- MS少女
→メカ少女の代表的な企画。だが大元の企画自体に主人公が設定されていない。 - プロジェクト・メロウ(メロウ・ネージュ)
→ガンダムメタバース向けAIの開発計画とその試作1号。容姿・音源は普遍的な少女だが性別は未設定。それ以前にガンダム系AIの牽引役ではありそうだが主人公ではない。
関連項目
脚注
- *オムニバス形式の作品であり、彼女は第3話の主人公
- *EDのクレジットでは原作ゲームの主人公を差し置いて一番上。公式サイトのキャラ紹介でも同様
- *脚本の千葉氏いわく「Pが若くて主人公。Fが三十代で司令官です」「(00Fでのポジションは)諸星ダンみたいなものです」
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