F90(ガンダムF90)とは、模型と雑誌の連動企画『機動戦士ガンダムF90』の略称及び主役モビルスーツ(MS)である。
機体設定
型番 | F90 |
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頭頂高 | 14.8m |
重量 | 7.5t(本体) |
出力 | 3,160kw |
推力 | 74,360kg |
装甲 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
搭乗者 | 多数(詳細は後述) |
兵装 | 60mmバルカン×2 |
ビーム・ライフル | |
ビーム・サーベル | |
シールド | |
各種ミッションパック |
サナリィ(S.N.R.I.:Strategic Naval Reseach Institute・海軍戦略研究所)がフォーミュラ計画により宇宙世紀0110年頃から開発した技術検証機。ロールアウトは0112年。
一年戦争でホワイトベース隊に所属していたジョブ・ジョンが責任者・アドバイザー(0120年時)として開発に携わっており、外観は意図的にRX-78-2「ガンダム」に似せてある。
当初、サナリィの経営・開発陣はアナハイム・エレクトロニクス社の広告塔かつ象徴になっていたガンダムタイプにする事に忌避があったが、高性能をアピールする連邦軍コンペティションへの参加とジョブ・ジョンを始めとする推進派の説得で承認するに至った。
フォーミュラ計画とは宇宙世紀0102年にサナリィが提唱した「性能を下げずにMSを小型化させる計画」のこと。F90はその目的を達成及び実証するために開発された革新的な機体であり、小型・軽量である上に高い性能を実現している。
高性能+小型軽量化が可能になった要因は、後述するサナリィが長年研究していた多種多様な新技術の導入が大きい。
- マイクロハニカム構造
- ヤシマ重工がサナリィに提供した「マイクロハニカム技術」を基に構築した構造。金属中に発生したミノフスキー粒子による立方格子構造を核に、異種結晶化結合を成長させることで完成する「強固かつ軽量な金属素材」を使っている。
- ミッションパックによる本体の簡素化
- フォーミュラ計画及びF90はチーフデザイナーのアルマイア・グッゲンバイガー博士主導のもと「MSの原点に立ち返る」というコンセプトで生まれた。基本武装はビーム・サーベルと2門の頭部バルカン、ビーム・ライフルにシールドとオーソドックスだが、後述のハードポイントに外付けする「ミッションパック」を扱うため必要最小限の構成である(設計段階ではバルカンも排除されていたが、自衛手段として復活設置)。これにより重量が極限までそぎ落とされた。これによって大幅な設計変更なく極めて多彩な装備を運用できるプラットフォームとして完成した。
- ホロ・キューブ式プロセッサ装備によるデータの高速処理
- 上記のミッションパック運用にあたって、既存の学習型コンピュータでは処理しきれない莫大な火器管制データの処理をリアルタイムで行うためMSとして初のシナプス・プロセッサ(脳運動を模した)形式の新型コンピュータが導入された。多様な運用をOSの書き換え無しで運用する事が前提であるため通常の学習型では対応できずあらかじめ管制プログラムが入力されており、後述の疑似人格A・R、C・AⅢは複雑・多様化したデータを処理するために構築された「癖」というべき副産物であり、一部のミッションパックにおいて運用するために書き換えが推奨されている。
上記の構造を採用したF90は、「従来比で30%薄いムーバブルフレームと装甲板厚による重量減」を実現し、さらに「ガンダリウム合金以上の防御力」「既存のMSを凌駕するデータ処理」を合わせ持つ超高性能機になった。
1号機には「A・R(タイプA.R.)」、2号機には「C.A.Ⅲ(タイプC.A.)」後述のF90FFで設定された3号機には「K.B.(タイプK.B.)」と呼ばれるミッションパック統括・制御用の疑似人格コンピュータが搭載されている。
生産機数
確認出来るだけで3機が建造。1号機は従来通りの白・赤・青のトリコロールカラー、2号機はティターンズカラーチックのダークブルー系統のカラーリングとなっている(後述の「ファステストフォーミュラ」では1号機のパターンに赤味を多く追加したカラーリング)
第一次オールズ・モビル戦役の際に2号機は、火星を拠点にしていたジオン残党のオールズ・モビルに奪取され、V字形アンテナ除去、左肩にスパイクアーマーを搭載、赤を基調としたカラーリングになるなど、ジオンを意識した装備に改装された。
2号機は戦役後に連邦軍が回収、その際に機体パーツの6割が新造され「F90II」として生まれ変わった。
後に組み立て前の3号機を素体とするYタイプ、F90IIIY「クラスターガンダム」が開発されている。こちらは武者頑駄無に登場する「飛天頑駄無超将軍」のモデルになった。
機動戦士ガンダムF90FFの第二部では新たに白基調のカラーリングが施された3号機「F90III」が設定、実戦配備もされている。作中の時間軸は宇宙世紀116年なので上記のクラスターガンダムの前身にあたり、設定面のサポート連載「月刊モビルマシーン」にて後にクラスターガンダムに改修されたとする嶺が記述されていた。
なおこの他にも漫画版フォーミュラー戦記で予備機が登場しており、ファンの間では3号機と考察されているが、(打ち切りだった事もあり)公式には現在どのような立ち位置かは不明である。またF90FFの続編『機動戦士ガンダムF90クラスター』にてボッシュが搭乗した2号機とは別の火星ジオン仕様の機体が浮上、火星独立ジオン軍側が2号機を解析して建造した機体で、民間人を乗せてオリンポス基地を脱出している。
後に『F90クラスター』10話にてジョブ・ジョンの口からおそらくフォーミュラー戦記漫画版を元にしたと思われる予備機としての4号機の存在が語られ、2機目の火星ジオン仕様の機体は5号機として登録する決定が下された。このため『F90クラスター』内では現在F90は5機(サナリィが4機、火星ジオン軍が1機)製造した扱いになっている。
「機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の七人」では1号機がF91及びF97(クロスボーンガンダム)と共に木星帝国の軍勢と戦った。
2019年にはMG(マスターグレード)F90との連動企画『機動戦士ガンダムF90ファステストフォーミュラ(以後FF)』が始動。主に2号機の視点でロールアウトした0112年からの軌跡が描かれる事になる。
特徴
「ハードポイントシステム(H.P.S.)」により白兵戦や後方支援、水中戦など様々な戦況に対応させたミッションパックを装備する事が出来る。その数は、なんと設定上ではアルファベット順に26種類も存在する。多すぎたのか展開当初は漫画・ゲーム・プラモ合わせて半分以下の10種類しか出ず、殆どは設定文それも詳細不明に留まっていた。
代表的な武装「V.S.B.R.(ヴァリアブルスピードビームライフル、通称ヴェスバー)」を搭載したV型装備は、後継機F91の装備の祖型となった。
F90の換装システムはガンダムシリーズ全体の換装システム及びガンプラの開発史にも影響を与えている。そもそも宇宙世紀においても、連邦系MSの始祖といえるRX-78-2がGファイター(Gパーツ)との換装・連携運用による実績があり、後にジーラインやガンダムTR-6[ウーンドウォート]等、1種のMSを軸とした多用途変換構想のMSが開発史の節目に散見される。
これらはいずれもF90以前に開発された連邦系MSであり、コンセプトの相似点がムック等で言及されている。F90自体前述のGパーツ的なミッションパックも存在しており(I装備)この点においてもF90のテーマである『空間機動兵器(MS)の原点』に立ち返ったと云える。
また、アナザー系でも『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』のガンダムジェミナス、『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のストライクガンダムやインパルスガンダム、『機動戦士ガンダムAGE』のガンダムAGEシリーズ、ガンプラが主題の『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』のプラネッツシステムなど、現在も形を変えながら受け継がれている要素である。
搭乗者
- 1号機
- サイファー(ユーリー・ミノフスキー/FF第2部)→デフ・スタリオン→ベルフ・スクレット(フォーミュラー戦記0122/FF・インターミッション)→ナナ・タチバナ(漫画版クライマックスUC)→ミノル・スズキ(クロスボーンガンダム・鋼鉄の七人)
- 2号機(ロールアウト仕様→濃紺色→火星仕様→F90II)
- パッツィ・アンゲリカ→ギデオン・ブロンダン(FF)→リヴ・アンゲリカ(FF)→ディル・ライダー(FF第2部)→カナタ・サワメ(FF第2部)→シド・アンバー→ボッシュ→ナナ・タチバナ(漫画版クライマックスUC/F90クラスター)
- 3号機(ベース機→F90IIIY)
- ディル・ライダー(FF第2部)→ウォルフ・ライル(シルエットフォーミュラ第2部/F90クラスター)
- 予備機
- ベルフ・スクレット→ウェスバー大尉(漫画版フォーミュラー戦記、1号機仕様F90IV)イヴァル・ダーナ(F90クラスター、火星ジオン仕様F90Vマルス・ガンダム)
換装形態
A~Zまで存在し、いずれも本体に備わったハードポイントを介する外付けの装備である。
ただしX(Xtra)、Y(クラスターガンダム)、Z(F0型)は本体設計レベルで刷新された状態のことらしく、オプション化された通常のミッションパックと異なるようだ。少なくともYタイプのクラスターガンダムに関してはハードポイントを介さないため、別のミッションパックの装備が可能となっている。
A(Assault,アサルトタイプ)…長距離侵攻仕様
武装:S(ショルダー)・ガン、S・キャノン、メガ・ビームバズーカ
各部に装着されたユニットによる高い機動力を活かして、重要拠点にピンポイント攻撃を行う為の形態。
サイコガンダムやΞガンダムでは内蔵式だったミノフスキークラフトをパーツ化する事でダウンサイジングに成功した。各部のボックス上のユニットはプロペラントであり、頑丈に出来ているので、シールド代わりとしても使用可能。後の後継機にも技術が転用されている。
大気圏内でも飛行可能で、腰部左右にはビームバズーカ用の予備パックが取り付けられている。
B(Bombard,ボンバードタイプ)…重爆撃仕様
武装:キャノンユニット、グレネードランチャー、ミサイルユニット多数
全身に大型のミサイル・グレネードと長射程のキャノンを懸架したその名の通り重火力で制圧する。
後述のDタイプに似ているが、推進力が強化されているDタイプと違い、ハードポイント全てに大型の火器を搭載しているので機動性はかなり低く、支援する機体が居てこそ効果が発揮出来ると云えよう。劇中においてはNタイプに追加という形で一部武装を装着運用している。
C(Coldness,コ―ルドネスタイプ)…寒冷地仕様
ヒーターユニットと防寒用マントを装着し、足にスキーユニットを装備した形態。
足に装備した折り畳み式スキーユニットは、Hタイプと比較しても大降雪地帯での機動力を大幅に向上させており、スムーズな移動を可能としている。体の随所には各関節を保護するヒーターユニットが備えられており、結露を防ぎ機動力・メンテナンス性の低下を防いでいる。肩に装備した防寒用マントによって効率的に機体全体が暖められ、雪原下でも問題なくF90の性能を発揮する事が出来る。
2022年11月にMG・F90Tタイプとのセットで予約開始。
D(Destroy,デストロイドタイプ)…接近戦仕様
武装:クラッカー、ガトリングガン、肩部4連グレネード、5連装ロケット
クラッカーやガトリングガン、ロケット弾と持てる武装を全て取り付けた敵勢力への制圧戦向けの形態。実弾装備の多様による重量増、弾切れとなった際にもすぐに格闘戦が行えるように脚部にはスラスターが取り付けられている。
『フォーミュラー戦記0122』のTVCMの際に、アニメ化したF90はこの装備だった。また、1/100スケールプラモデルの箱絵・説明書のインストもDタイプが中心であり、F90展開の際のメインビジュアルの担当とも云える(F91の公開に伴いVタイプに移行している)
E(Electronic,エレクトロニックタイプ)…電子戦仕様
EBではEWACタイプとされていたが、後述の立体化時とは形状が異なる。
2019年4月のMGガンダムF90ミッションパックリリース第一弾としてSタイプ共にお披露目された。背中に巨大なレドームを背負うEWAC仕様機の王道。FFでもプロローグでベルフが搭乗したAタイプに続いて登場。
F(Fight,ファイトタイプ)…格闘戦仕様
腕部ユニットが展開、ビームスパイクを出しての近接格闘戦に特化した仕様。背面にも大型スラスターが増設されており機動性が高い事が示されており、腰部にサブアーム・ユニットを装備しビームスパイク使用時もビームサーベルの使用が可能。背部のライフルマウントは使用不可だが設定上ライフルも基本装備となっている。ビームスパイクは後のF97クロスボーン・ガンダムのブランドマーカーを彷彿とさせる。『F90FF』劇中ではF89との模擬戦に投入。またNタイプとHPが非干渉のため混在させて運用している。
2019年7月末、Mタイプとのセットでリリースの発表がありプレミアムバンダイで予約開始。
G(Guards,ガードタイプ)…護衛仕様
巨大な剣を思わせる多目的兵装マルチプル・ビーム・ウェポンと大型のシールドを肩に懸架した仕様。シールドは上へ跳ね上げて十分な可動域を確保出来、ビーム・ウェポンはグリップを変化させる事でサーベルモードとライフルモードに切り替える事が出来る。騎士を思わせる見た目。『F90FF』でNタイプとの併用「NGタイプ」として運用されている。
マルチプル・ビーム・ウェポンは後にF97のザンバスター、ムラマサ・ブラスターと言った銃剣兼用兵器の試作品となった。大型の肩シールドはザンスカールの近衛師団仕様等その雰囲気を持つMSに引き継がれる。2020年9月予約開始。
H(Hover,ホバータイプ)…高速陸戦仕様
武装:4連装大型ミサイルポッド、腕部2連装グレネードランチャー、ビームピストル
ドムを参考にしたホバー仕様。脚部・腰部にホバーシステムを搭載し、整地では最速480kmで走行が可能。
高速機動による一撃離脱戦法に特化しており、武装も重火器がメインとなっている。小型化に伴う推進剤の積載量が原因で、連続走行は4時間前後が限界。2019年6月、ミッションパックシリーズとしてスタンバイ。長らく続報が無かったが、2022年5月31日プレミアムバンダイで単独でのリリース。『F90FF』UC0122年においてOMの地上部隊迎撃に使用。単機でダブデ級陸上戦艦を制圧する戦果を上げた。
I(Interceptor,インターセプトタイプ)…迎撃・追撃仕様
詳しくはF90Ⅱを参照。
ブースター内蔵の大型シールドと脚部の推力増強ユニット、さらに射撃と格闘が可能なビームランサーが装備されている。
第二次オールズ・モビル戦役から十数年後の木星帝国残党によるコロニー・レーザー発射阻止のために使われたのがこの装備である。その際には1号機に装備されている(ビームランサーからショットランサーへの変更あり)
2020年3月24日、MG・F90Ⅱへの同梱という形で初のガンプラ化。11月には1号機装備時の仕様でリリースの一報が入った。クロスボーンに登場した木星決戦仕様(上記画像)もガンプラ化されている。
J(Jacket,ジャケットタイプ)…重装仕様
武装:ビーム・キャノン砲、2連ビームガン、ミサイル、胸部マシンキャノン、ビーム・サーベル、バルカン砲
火力増強と防御力強化を視野に入れた増加装甲を纏った仕様。フルアーマーガンダムに代表されるFSWS計画の兵装を参考に作られており、右腕に2連ビームガン、左腕にサーベルをボックスタイプにセット出来るシールドを装備。更にバックパックに備えたビームキャノン砲とミサイルで火力を増強している。胸にはマシンキャノンが備えられておりF91の兵装に繋がりが見られる。纏った分重量が増した為脚部パーツには小型のミノフスキー・クラフトを搭載しているが、F90本来が持つ高機動性を補う程の物にはならなかった。
K(Keep,キープタイプ)…拠点防衛仕様
武装:メガ・ビームシールド、メガ・ビームバズーカ(FFで使用)
Iフィールド・ジェネレータを搭載した増加装甲を追加した防御特化の仕様。最大の特徴が試作型メガ・ビームシールドを搭載している事。技術的に未成熟ゆえに展開には腰部の増加パワーパックから有線でエネルギーを供給する必要があるが後のビームシールドより高出力であり、加えてIフィールド装備により対ビーム攻撃に関してはこの時代トップクラス。『F90FF』でこのビームシールドは攻撃に使用され、その際に有線ゆえの特性も活かされている(これに関してはパイロットの創意工夫の面が大きいが)また、増加パックによる高出力化の恩恵により自衛手段としてAタイプのメガ・ビームバズーカを装備して運用している。
後のV2アサルトガンダムのシールドやX1フルクロスのスカルヘッドに繋がるミッシングリンクとしての役割も果たしている。Bタイプとのセットで2019年12月予約開始。
L(Long range,ロングレンジタイプ)…長距離狙撃仕様
詳しくはF90Ⅱを参照。
超射程距離による狙撃戦や射撃の軌道を変える実験性を兼ね備えた形態。主武装のロングレンジライフルはビームと実弾を使い分ける。実戦運用したのはF90Ⅱだけだが、システム上F90でも運用可能。開発された増加ジェネレーターや高出力コンデンサー、照準システムが後のVタイプに発展し新装備になっている。
ロングレンジライフルは後にクロスボーンX-2が使用するバスターランチャーにデザインが引き継がれている。
M(Marine,マリンタイプ)…水中戦仕様
武装:ヒート・コンバットナイフ、ホーミング・ピドー、マリン・ロケット、アロー・シューター
アクア・ジムや水中型ガンダム以降、水中用MSを製造しなかった連邦軍が数十年ぶりに新規設計した装備であり、推進器をハイドロジェットタイプに変えた水中仕様。装甲を強化し、反応炉の出力も向上、深度400m、速度90ktを実現とカタログスペックは旧世代の平均を上回る。さらにビームを半減させる水中に対応する為にコンバットナイフも装備している。
『フォーミュラー戦記0122』にも採用候補となったが、実現する事は無かった。『F90FF』にて改めて水中での戦闘が行われた。2019年6月立体化スケジュールにHタイプと共に名が上がり、Fタイプとのセットで8月下旬に予約開始。
N(Next / TopSecret,ネクスト)…ニュータイプ仕様
武装:マシンキャノン、専用ビームライフル、ビームランチャー付きシールド、ヒルトファンネル
未公開が多いミッションパックだが、中でもNタイプに関してはトップシークレット。F91に繋がるという設定もあるがこれは誤植説もある(F91を参照)。
『F90FF』では「ネクスト」と称され、「ニュータイプ専用装備」と予測されている。これはEBに記載された「F90のニュータイプ実験機」という設定が初出か(ただしNタイプとは断定してない)。
『FF』ではパイロットが不在で完成に至ってないが特別なパイロットを必要としている模様。その候補としてジョブ・ジョンはパッツィの息子リヴに注目している。なお本パイロットの戦闘データは『フォーミュラ戦記0122』時代には全て消去されている。
『F90FF』10話で30年秘匿されていたその姿が解禁された。『ハル・ファイター』と呼ばれる宇宙用戦闘機との合体形態であり、小型MSでありながら二人乗りでの運用が可能でハル・ファイター側からコントロールすることが出来る・・・というよりシステムの都合、ドッキングの時点で操縦権がハルファイターに移行しF90側からは干渉出来ずOSを再起動させる必要がある。F90側はこの合体に伴う高機動・サイコミュ運用の為にOSを一新しC.A.Ⅲを搭載している。純粋なバージョンアップタイプとして胸部と背部のみの追加装備となるため、それらを介さない他のパックとの同時装備が可能(劇中ではG/B/Fタイプと同時に運用しN~タイプと呼称されている)。特徴として、専用ライフルに懸架しサーベルにも転用出来る斬撃タイプのファンネル「ヒルトファンネル」を装備している。
F90三号機においては専用パックのみでの運用前提だったVタイプとの混載も可能になっており、「タイプNV」として投入されている。Vタイプ装備時は『ハル・ブラスター』となる。
後にガンダムエース2022年10月号に掲載された企画ページ「月刊モビルマシーン」においてハルファイター側にアナハイムでは封印されたままで木星船団から供与されたとするサイコフレーム技術とそこから発展したMCA構造が採用していると記述されており、上記のF91に繋がる設定の補強にもなっている。
そして物語も『F90FF』クライマックスを迎えた2024年2月末、F90二号機ロールアウトカラーと共に予約開始。他パックも買っていれば劇中の装備はほぼ再現可能な豪華仕様である。
O(Officer,オフィサータイプ)…指揮官仕様
バックパックに大型ブレードアンテナを追加して通信機能を強化した指揮官仕様。バックパックには2基のバルカン砲が搭載されており、背部のサーベルは腰に増設したマウントラッチに移動されている。ライフルは通常射撃と基部を伸縮させ高出力ビームを発生させる機能が備わっており、そのデザインと伸縮機能はヴェスバーを彷彿とさせる。
頭部ブレードアンテナのアイディアは後に小型化してVガンダムヘキサに引き継がれた。Uタイプとのセットで2020年6月予約開始。
P(Plunge,プランジタイプ)…大気圏突入仕様
単独による大気圏突入を可能にした仕様。その為に武装はビームキャノン1門とバルカン2門のみである・・・しかしマニュピレ―ターで武器を保持することが可能な為ビームライフル・サーベルは装備可能。また、大気圏突入の高熱に耐えられる腕部ユニットは防御力が高く、シールドとしても転用されている。
その外観上、Zガンダムのウェイブライダーに酷似している。『フォーミュラー戦記0122』でもイベントのみの登場で、戦闘も無しだった。『F90FF』にて大気圏突入前に初の戦闘シーンが披露され、熱防御の高さとMA並の推力を駆使した一撃離脱戦法で敵を壊滅状態に追い込む等、他装備に劣らない戦闘能力を見せた。
Q(Quick,クイックタイプ)…機動力向上仕様
F90の高機動・敏捷性を向上させるために全身とバックパックに専用のブースターや推進器を追加した仕様。バックパックに備えたバインダー式推進器は、並列に連結する事が可能であり、状況によって増やしたり減らしたりすることが可能。また、単体でパージし相手に飛ばし質量兵器として運用も出来る等、クロスボーン・バンガードの主力機に備えられているシェルフノズルと同じ機能を持つ。
肩スラスターの形状は、後にアナハイムで誕生するガンダムの物と形状が良く似ている。Jタイプとセットで2023年7月予約開始。
R(Reconnoiter,リーコノイタタイプ)…情報収集・戦況記録仕様
武装:光学式カメラユニット装備ステルスアーマー、カメラガンユニット、機雷、ダミーバルーン
情報収集のため、全身に光学式カメラを搭載した偵察装備。腕部リードカメラは優先で飛ばして使用することが可能。上半身には可動軸を持ったステルスアーマーを装備しており、前後左右にカメラが装着されている。またこのユニット単体で分離・変形が可能で偵察ユニットとしても運用ができる。脚部には機雷・ダミーバルーン用のパーツが装備されている。
S(Support,サポートタイプ)…長距離支援仕様
武装:メガ・ビーム・キャノン、腕部ビーム・キャノン、ミサイル・ポッド、クルージング・ミサイル
友軍支援を特化し、両肩にビーム砲、腕部にミサイルランチャー、脚部に大型巡航ミサイル等を装備した遠距離戦用の形態。2020年初頭時点で1号機・2号機双方が運用したミッションパック(他はDタイプ)
この機体の実戦データを基に、F70 キャノンガンダム(量産原型機)とF71 G・キャノン(量産機)が造られた。
T(Tracer,トレーサータイプ)…迫撃戦仕様
両肩にシールド、背中に長距離用推進器を装備し圧倒的な防御力と加速力を付与した形態。
両肩の大型シールドは可動する上にビームコーティングが施されており、機体前面を両肩を使わずカバー出来ると同時に、2連ビームキャノンも搭載している攻防一体の武装。背面に装着した長距離用推進器は、タイプも使用したプロペラントタンクを大量に搭載し、大型のブースターと左右の可動式スラスターで迫撃戦にて相手を圧倒する。
それらの仕様は過去のティターンズが使用してた可変MSや、一部だけ公開されたGPシリーズの技術が参考になっているとも言われている。2022年11月にMG・F90Cタイプとのセットで予約開始。
U(Up-lift,アップリフトタイプ)…大気圏離脱仕様
背部に大型のブースターを装備し、上半身前面に機体を保護するフェアリングカバーを装備した形態。
武装面での追加は無くあくまで大気圏を単機で突破出来るように構成されている。下半身は専用のロックフレームで畳み固定する事が可能。大気圏離脱後はF90本体から速やかに分離し、作戦行動に支障をきたさないよう設計されてる。『F90FF』#17にてギデオン・ブロンダンの操縦で大気圏突破後、特務部隊「ファステストフォーミュラ」への合流をするが・・・
似た形状のブースターが後の木星戦役での木星攻略作戦で高出力ブースターとして使用され、単機で大気圏突破という理論は同じ戦いの終盤でビームシールドを使いながら披露された。その性能を評価されたのか、後にザンスカール戦争時代にも木星勢力によって運用されている。Oタイプとのセットで2020年6月予約開始。
V(V.S.B.R.,ヴェスバータイプ)…新型火器試験仕様
武装:強化型ビームライフル、腕部ガトリングガン、V.S.B.R.(ヴェスバー)、ビーム・シールド
F91のプロトタイプとも呼べる仕様。K・Lタイプで試験された新型機構を基にビームシールドとV.S.B.R.(ヴェスバー)を標準装備しただけでなく、両肩と脹脛にあたる部分に取り付けられている放熱フィン兼スラスターも後に昇華されて採用された高機動・高火力を兼ね備えた0120年においても最高クラスの技術を投入した高性能機。
F90はミッションパック装備の混載が可能だが、Vタイプは前述の両装備を運用するために増加ジェネレータを装備しOSを含めた専用装備であるため混載が出来ない(劇中で説明は無いが、NタイプがタイプC.A.Ⅲでの運用が前提である事から、VタイプもタイプA.Rのアップグレードが必要と思われる)
本来Vタイプは混載不可とされているが、SD旧キットでは独自要素としてPタイプと同時に装備したP.V.スペシャルという姿になる事が可能で、MGでPタイプがキット化された際にこれを再現するためのボーナスパーツが用意されていた。そしてさらに…
F90の代表的な姿でありフォーミュラー戦記0122でもF91と対になってタイトルイラストになっている。Pタイプ・F90Ⅱ装備のLタイプ、SDでのPタイプ等と共に既に立体化されていたが、
W(War Bird,ウォーバードタイプ)…軍用機仕様
飛行形態での運用を可能にした軍用機装備。前方にノーズパーツを覆いかぶさる形で軍用機に変形可能で、前面にはビームキャノンが展開される。
最大の特徴はバックパックに搭載されている「試製ミノフスキードライブ」の存在であり、ウイングの一部を展開し中からビーム刃を形成する事が可能。
データガンダムによると、『鋼鉄の七人』に登場するF99 レコードブレイカーの祖型とも言われる。本機からレコードブレイカーに継がれた「サナリィ製小型MSへのミノフスキードライブ搭載」という系譜は、レコードブレイカーが全損しデータが失われた結果一回途絶える事となり、後に生まれたV2ガンダムの登場まで待つことになる。
X(Xtra)
設定文のみ。
総解説ガンダム辞典ver1.5によると「F90ⅢX」の存在も噂されているという。
Y(Youngstar,ヤングスタータイプ)
クラスターガンダムのこと。技術蓄積によるアップデートによりコア・ブースターやバイオコンピューター、メガビームバズーカ等の新機軸を採用している。
機体そのものに大幅な改修がされているため厳密にはミッションパックではない。各ミッションパックをアタッチメントを介する(一部ハードポイントの形状が異なる・形状的に装備困難ete)などして追加装備が可能になっている(プラモでは一部改造必要)
機動戦士ガンダムF90クラスターの連載開始に合わせて2024年8月に単体で予約開始
Z(Zero)
F0型の1号機。F9シリーズの末尾が9に達した際に新たな番号(F01)が割り当てられる。またX/Y/Zには本体構造の刷新が必要という設定上、F99の後に設計されるべき機体である。
総解説ガンダム辞典ver1.5によると、F90ⅢZの存在も噂されているという。
フル装備(A・D・S混載装備)
ゲーム及び漫画版で登場したA・D・Sパックの混載装備。正式装備ではなく、現地での野戦装着による緊急形態。単騎で多数のMSを相手取るため各形態の武装を積めるだけ積んだが、この状態でも運用に支障が無かったのがF90の真骨頂である。プラモでも再現可能。
F90NV
F90FF第39話で初披露された3号機にNタイプとVタイプを混載装備した形態。
Nタイプのハルファイターは両翼を取り外してヴェスバーを装備可能だったとされ(ハルブラスター)、これにより増加ジェネレーターを介さずにVタイプの各種ミッションパックを運用可能になった。
その結果、サイコフレーム補正を受けられるヒルトファンネルとヴェスバー・ビームシールドを装備して火力と防御力を同時に引き上げられる形に。また他の装備としてはVタイプの強化ビームライフルを携行している。
さらに41話ではNタイプのデータを活かす形で1回限りという縛りつきではあるものの2号機にP.V.スペシャルを実現させた。これにより宇宙世紀の歴史上で2度Vタイプの混載装備が実戦投入された事になる。
続く42話にNVをベースに更なるミッションパックの増補調整が施された最終決戦仕様「タイプFF」が登場。ヴェスバーの搭載位置を両肩に変更して空いた腰部スペースにMSA-120のメガブースト対策を兼ねたWタイプの試製ミノフスキードライブを装備。両肩のビームサーベル装着基部をヴェスバーで埋めるためか、携行武装はGタイプのマルチプル・ビーム・ウェポンに変更されている。この仕様は火力・防御力に加えて機動力を兼ね備えたがパイロットにかかる負担も大きく、実質的にディル・ライダー専用機と化している。
ゲーム
「機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122」における前半主役機。
ミッションパックはA,D,H,P,Vタイプが登場。
「SDガンダム G-GENERATION」シリーズでもたびたび登場し、「~スピリッツ」以降はA,D,Sタイプを併せて装備した機体が「フル装備」名義で登場している。「~OVERWORLD」では「鋼鉄の七人」仕様のIタイプも登場。
スパロボでは「スーパーロボット大戦α」にVタイプのみがゲスト参戦。第4次におけるSガンダム同様隠し機体で、ドリキャス版ではF91との合体技も使用可能。
ガンプラ
ガンプラとしてのF90は劇場版ガンダムF91シリーズと同時並行で開発されており、単一ランナーに複数色のパーツを組み込む「システムインジェクション」、ハードポイント換装を再現するためのポリキャップの各種サイズ及び異種の形状導入(それまでのポリキャップは単一形状で大きさが違うのみであり汎用性に難があった)、機体内部フレームの導入などでVガンダムから平成三部作所謂アナザーガンダム(G・W・X)以降のガンプラのコスト最適化に繋がっている。
最初に発売した「F90A・D・S三点セット」は2,500円と当時のガンプラ価格ではかなり割高にも関わらず20万個出荷し大成功を収めた。本来ならそのままF91ラインに集中するはずが、予想以上の売り上げだったのでその後もF90Ⅱが立体化(L型ミッションパック同梱)、P・Vタイプがリリースされ(同時期シルエットフォーミュラも登場し)、1993年のVガンダムが始まる直前までシリーズ展開が続いた。
2019年4月、『F90 A to Zプロジェクト』と銘打ちMG(マスターフレード)ガンダムF90がプレミアムバンダイでリリースが正式に決定。本体共に第一弾としてSタイプ・Eタイプが公表された。プレミアムバンダイとしてもMGモデルとして初の新規造型キットであり、プロジェクト名からもある通り、これまで未公表だったミッションパックも立体化されており、今後の展開に大いに期待される
関連動画
関連項目
- 機動戦士ガンダムF90
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- フォーミュラー戦記0122
- ファステストフォーミュラ
- F91
- F90Ⅱ
- F90ⅢY(クラスターガンダム)
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- F99(レコードブレイカー)
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