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谷繁元信（たにしげ もとのぶ、1970年12月21日-）とは、広島県出身の元プロ野球選手（捕手）である。
tanisigeの概要
| OB | |
|---|---|
| 谷繁元信 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 広島県 |
| 生年月日 | 1970年12月21日 |
| 身長 体重 |
176cm 81kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 捕手 |
| プロ入り | 1988年ドラフト1位 |
| 引退 | 2015年 |
| 経歴 | |
| 選手歴 監督歴 | |
| 国際大会 | |
| 代表ﾁｰﾑ | 日本 |
| WBC | 2006年 |
| プロ野球選手テンプレート | |
攻撃的なリード・衰え知らずの強肩・パンチ力のある打撃にはとても定評があった捕手。
広島工業高等学校に進学するはずだったが、入試に落ちてしまい、江の川高等学校に進学した過去を持つ。その時は投手だったが、監督の意向によって捕手にコンバートする。高校通算42本塁打で、「西の谷繁」と呼ばれた。
1988年に横浜大洋ホエールズから1位指名を受け入団。背番号は捕手として異例の1。
横浜時代
1993年に背番号1が見えないということで8に変わる。1998年はマシンガン打線の一翼を担うと共に、横浜ベイスターズの日本一に貢献した。
2001年は137試合の出場で打率.262、20本塁打、70打点を記録した。
中日時代
2001年オフにFA宣言を行い、中日ドラゴンズへ移籍した。背番号7。尚この時期中日の正捕手だった中村武志は、金銭トレードを望み、横浜に移籍。奇しくも正捕手同士の移籍となった。
正捕手として活躍し、4度のリーグ優勝、1度の日本一に貢献。2006年にはWBC日本代表にも選ばれた。
2011年のポストシーズンではヒットを1本も打てず、日本シリーズでも23打席連続無安打のワースト記録を樹立した。
2013年5月6日、東京ヤクルトスワローズ戦（明治神宮球場）で2000本安打を達成。捕手としては史上3人目。プロ野球生活25年目の最遅記録、42歳と最年長達成記録を更新した。
2014年からは落合博満GMの下、選手兼監督としてプレーする。選手兼任監督は元ヤクルトの古田敦也以来7年ぶりとなる。7月22日の横浜DeNAベイスターズ戦でホームランを放ち、これが野村克也を超える26年連続シーズンホームランとなった。
2015年は監督兼選手という肩書きになる（監督がメインということか）。5月2日のDeNA戦で山路哲生球審を小突いたとしてプロ27年目、出場3001試合目にして自身初の退場処分を経験している。5月4日の阪神タイガース戦でホームランを放ち、27年連続シーズンホームラン。日本新記録を樹立した。7月28日の阪神戦（ナゴヤドーム）で8番・捕手で先発出場し、通算3018試合出場を達成。この出場により南海ホークスなどで活躍した野村克也（当時は西武ライオンズ）が持つ通算試合出場数の3017試合の記録を塗り替え、通算試合出場数1位を達成した。杉山翔大、桂依央利といった若手捕手の台頭から同年限りで現役を引退し、翌年からは監督業に専念することとなった。
2016年も監督を務めたが、チームの成績不振が改善されず、8月9日を以て休養した。
退任後
2018年8月10日には、第100回全国高校野球選手権記念大会の始球式で登板した。
tanisigeのその他
- 8番を打つことが多いため、故意四球（敬遠）の数が多かった（セ・リーグでは9番に投手が入ることがほとんどなので二死二塁など塁が空いている場合は勝負を避けられやすい）。横浜時代は一時期7番を打つことも多かった。
- 打者に投手との勝負に集中させないために、ささやき戦術で打者を惑わしていた。（例：松井秀喜→「今日は何ダレ？」、新井貴浩→「今の打つ気ないね？」）。
- 愛称は「シゲ」だが、ニコニコ動画や2ちゃんねるのプロ野球板・野球ch板では「tanisige」と呼ばれる事が多い。
- サザンオールスターズのファンである。
tanisigeの応援歌
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 横浜 | 応援歌のピコカキコ一覧#422 | 9737 |  |
| 中日（旧） | 谷繁元信#20 | 7054 | |
| 中日 | 応援歌のピコカキコ一覧#1189 | 13030 | |
tanisigeの成績
- ※■は歴代1位。
通算打撃成績
| 通算:27年 | 試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 3021 | 10336 | 8774 | 844 | 2108 | 393 | 20 | 229 | 1040 | 32 | 252 | 62 | 1133 | 114 | 1838 | 236 | .240 | .333 |
国際大会での打撃成績
| 年度 | 代表 | 大会 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006年 | 日本 | WBC | 2 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | .000 | .000 |
通算守備成績
| 機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 捕逸 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 捕手 | 2937 | 18609 | 1612 | 83 | 279 | .996 | 118 |
| 一塁手 | 1 | 5 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | - |
監督通算成績
| 通算:2年 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 287 | 129 | 150 | 8 | .462 | Aクラス0回、Bクラス2回 |
表彰・その他
| 表彰 | ||
|---|---|---|
| ベストナイン | 1回 | 1998年 |
| ゴールデングラブ賞 | 6回 | 1998年、2006年、2007年、2009年、2011年、2012年 |
| 最優秀バッテリー賞 | 4回 | 1998年（佐々木主浩）、2004年（川上憲伸）、2006年（川上憲伸） 2011年（吉見一起） |
| その他 | ||
| 連続シーズン安打 | 27年 | NPB記録 |
| 連続シーズン本塁打 | 27年 | - |
| オールスターゲーム出場 | 12回 | 1993年、1997年-2002年、2005年、2007年、2012年-2014年 |
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外部リンク
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