Dragonforceは、イギリスのイケメンメロディックスピードメタルバンド。 通称ドラフォ。
同名のゲーム(ドラゴンフォース)がセガから出ているが特に関連は無い。その他同名の映画やアニメ作品などについてもリンク先を参照。
概要
1999年、 イギリスで結成。このときはDRAGONHEARTというバンド名だったが、同名のバンドと映画があるということで2001年にDRAGONFORCEに改名。さすがに日本に同名のゲームがあることはPCエンジンプレイヤーのハーマンたちは知らなかったらしい。だってセガゲーだし。
2003年にアルバム「THE VALLEY OF THE DAMNED(ヴァレイ・オブ・ザ・ダムド)」でデビュー。バラード1曲を除いて他は全部疾走曲というとんでもないラインナップで、特に日本のスピードメタラーを虜にする。
その後来日してライブを行うものの、CD音源とはあまりにも隔たりがある演奏レベルに失笑を買ったりしていたが・・・
ZP脱退後にリリースされた、Liveアルバム(2008~09 ワールドツアーを収録)では、バツグンに完成度の高いプレイングを披露。ライブバンドとしてのプライドを見せつけた
(演奏に関しては、イケメンのハーマンも満足の出来だったようだ。 ※付属ライナーノーツより。)
余談だがこのアルバムでは、ツアーで消費(ぶっかけ、投擲も含む)した飲食物の総数も記載するお茶目っぷりも披露している。
計226回のショウで消費したものの一例
ビール=瓶で10,800本 ウォッカ=瓶で451本 ウィスキー(ジャックダニエル)=瓶で482本
これらは記載された内容のほんの一部である。明らかに度を超えているのは言うまでもない。
2005年末にリリースされた「INHUAN RAMPAGE(インヒューマン・ ランペイジ)」収録の「Through the fire and flames」のPVがYouTubeにアップされると、その素っ頓狂かつ長すぎるギタープレイとピロピロ具合いにメタラー以外も目を向けるようになる。その後ニコニコにアップされると「ピロピロ動画」として認知されるに至る。
とにかくゲームが好きで、PVでゲームやってたり楽曲にファミコン音源を使ったりと遊び心満点。
それが講じたのかどうかは知らないが、自身の楽曲が音ゲーに収録されていたりする。しかも2機種で。
なお、予想通りにぶっ飛んだ難易度なのはご愛嬌。だってそれが持ち味だからしょうがない。
ニコニコ動画における二次創作があまり見られないメロスピ、メロパワだが、なぜかこのバンドは演奏してみた、歌ってみた、踊ってみたなどが多かったりもする。
ここまでネタにされるのもギター演奏のピロピロ具合とハーマン・リのイケメンすぎる顔と長すぎる髪の毛特徴的な容貌のせいかと思われる。
2010年3月、ボーカルのZPサートが脱退。インストメタルバンドとしてこれからも活動するかと思いきや、やっぱり歌がいないとNE!!ということで新ボーカルを募集することになり、最終的に3,000人もの中からイギリス出身のマーク・ハドソンがボーカルに選ばれ、加入した。
そして2012年4月11日、マークを迎えた新しい布陣で制作したアルバム「The Power Within」が発売!従来のDragonforceとは違ったアプローチの曲も収録されているので、ぜひぜひ手にとっていただきたい。
2014年6月3日、10年間Dragonforceを支え続けてきたデイヴ・マッキントッシュが脱退。
その後任として、イタリア出身のジー・アンザローネが加入。
新メンバーのジーを迎え、ますます国際色が豊かになっていく中、新作のアルバム「Maximum Overload」を8月13日に発売!既にDEMO音源の他、新作PVも発表され、新曲The GameにはTriviumのMatt Heafy氏がゲスト参加している。
さらにパワーアップしたDRAGONFORCEのニューアルバムをぜひぜひぜひ手にとっていただきたい。
メンバー
マーク・ハドソン(Marc Hudson)- ボーカル
1987年2月11日生まれ。イギリス・オックスフォード出身の歌い手。当時在籍していたバンドのメンバーから勧められてボーカルオーディションを受け、見事選ばれた。身長は183cmとメンバーの中では比較的高め。日本にプロモーション来日した際、Facebookでふざけてご飯に箸を垂直に突き刺している写真を公開してしまい、日本通のフレッドからツッコミを入れられていた。
サム・トットマン(Sam Totman)- ギター
1974年4月26日生まれ。ニュージーランド育ちのイギリス人。ビールとツアー大好き。頭髪が大変なことになってきている。ギターのチューニングは狂っているが楽曲の大半を手がけているのはこいつ。変形ギターが好きで、現在使っているギターもIbanezのIcemanという変形シェイプ。ブラックメタルバンドからキャリアを始めているためか、ライブの一部の曲(Fury Of The Stormなど)では強力なデスボイスによるコーラスでバンドを支えている。
ハーマン・リ(Herman Li)- ギター-
1976年10月3日生まれ。中国名・李康敏(Lee Kang jun)。イギリス領香港出身でDragonforceの代名詞的存在の香港人。通称イケメン。ゲーマー。でも遊んでいたのはPCエンジン。セガサターンは無かったらしくセガのドラゴンフォースは知らないようだ。髪長すぎ。朝青龍とか言わない。プロダクションからステージのセッティングなどたくさんのことを勉強しており、本人曰く「ミュージシャンじゃなくてちょっとギターが弾けるコンピューターオタク」。
ヴァジーム・プルジャーノフ(Вадим Пружанов) - キーボード
1982年6月18日生まれ。ウクライナ出身のロシア人。メンバー最年少でハーマンの次くらいにイケメン。実は1stアルバムが完成した後に加入したためあまり出番が無かった。最近はソロパートも増え、楽曲提供も行うようになってきた。ギターも弾けるよ!!昔はモサモサのロン毛だったが、最近のライブではモヒカンで口元を布で隠しており、見た目がちょっと怖くなっている。近年はライブでのコーラスでも貢献している。
フレデリク・ルクレール(Frédéric Leclercq)- ベース
1978年6月23日生まれ。フランス人アゴヒゲ。以前はHEAVENLYというバンドでギターを弾いていた。実は結構歌が上手いため、コーラス面での貢献はかなりのもの。かなりの日本通で、来日した際に薄い本を購入したこともある。4th「ULTRA BEATDOWN」では作曲も手がけるようになった。正体はくりぃむしちゅーの有田哲平。
日本では名字が長らく「ルクレルク」と表記されていたが、そのことに気付いた本人によって「ルクレール」と訂正された。(そのときのインタビューはこちら)
ジー・アンザローネ (Gee Anzalone) - ドラム
イタリア出身のドラマー。ミラノのNAMMアカデミーで音楽を学び、ドラム講師として働いていた。ドラフォ加入前はBRAINDAMAGEやKILL RITUALなどのバンドで活動していた。Youtubeに本人が演奏している、ドラムカヴァー版の「 Through The Fire And Flames 」や「Fallen World」が投稿されており、実力は折り紙つきである。
動画はこちら→Through The Fire And Flames 、 Fallen World
元メンバー
ZPサート(ZP Theart)- ボーカル
1975年1月22日生まれ。南アフリカ共和国出身の歌い手。ややハスキーな中高音域が特徴。6ヶ国語を話せる。南ア出身なだけにすさまじいパニッシャー精神の持ち主。ロングソバージュの髪型はマーティ・フリードマンに対するリスペクトの表れ…ではなく天然パーマ。ギターソロの最中は基本的に 暇人。乗り越えることのできない音楽的意見の相違により、2010年3月9日、バンドからの脱退が発表された。現在はI AM Iというバンドを結成し、そこでもボーカルとして活躍している。
デイヴ・マッキントッシュ (Dave Mackintosh) - ドラム
1977年9月15日生まれ。スコットランド・グラスゴー出身。メンバーの中で生粋のイギリス人。小さい体でCD音源と変わらない凄いドラミングを叩きだせる唯一の男。かつてはBal-Sagothというブラックメタルバンドに在籍していた。いつも帽子をかぶっている。苗字がマッキントッシュだからと言ってマカーであるかは定かではない。
2014年6月3日、公式サイトにて彼の脱退が発表され、メタルドラマーを辞めプログレロックドラマーへ転身することが明らかになった。
エイドリアン・ランバート(Adrian Lambert)- ベース
イギリス出身。Dragonforce2代目ベーシスト。フレッドとは対照的に、6弦ベースを指で弾いてプレイする。来日公演にも数回帯同し、初期Dragonforceを支えたが、2005年10月に家庭の事情により脱退。
ディディエ・アルムズニ(Didier Almouzni)- ドラム
フランス出身。前身バンドのDragonheart時代の2代目ドラマー。2003年に1st「Valley Of The Damned」のレコーディングを終えた後に脱退。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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