ニコニコ大百科

エンディングの「君の銀の庭」がすごく良かった。あれで非常に切ない終わり方になったと思う。早くCD発売されてほしい…

最後ほむほむが悪魔、略して黒ほむになった時マジで怖かったわ、道理で監督があんなこと言うはずだわ

序盤はこれ以上ないってくらい「普通の魔法少女モノ」をやってるのに不気味でぎこちないあたりがまどマギだったな

ほむらがまどかの真意を聞いてある種の言質を取った・言い訳の材料を得てしまったことであんな最後になったってのは同意、凄い展開だった本当に

ぶっちゃけ、この映画はアレな言い方をしてしまえば「大人の事情」で作られた映画ではある。
あそこで普通に連れて行かれたら、文字通りに完全にまどか☆マギカは終了する。
それでは困るから監督、というかもっと上とかもろもろの思惑もあって「待っていたわ」につながるんだろう。
そう言う意味においては、そっち面での批判が出てもおかしくはない映画。

なのに彼女の心情的には全く矛盾せず「ああー！やっちまったぁあああ！！」と納得しつつも絶叫するしかないという。
もう、大満足です。
賛否はかなりあるとはおもうけど、続編として、映画として見た場合にはすごい完成度だと思うし、なにより「先が読めない」という久しく忘れていたまどマギの真骨頂を見た思い。
なので自分はほぼ全肯定派。なんでほぼかといえば、続編があることが条件だからw
まあ間違いなくあると思う。これで大コケしてコンテンツが終わったならともかく、むしろ広がってしまったんで。

上で何人か言及してるけど、ほんと、あの丘でまどかの心を聞いてしまったことが最後の鍵だったな。
あれがなければ、せめて違う言葉だったなら、ほむらは円環に導かれてまどマギは終わっていたんだと思う。
あれを聞いちゃったから、本当の本当に腹を括ったんだろう。

虚淵さんによると、これで終わらない様だけど、果たして・・・・。

最初は本当にただの友情だったんだろうな。だけど何度も何度も繰り返してるうちにどんどん磨り減ってって(これテレビ版や総集編でもそんな感じだったけど)、終わったと思ったらその友達は自分が死ぬ瞬間にしか会えない存在になって…
「頑張って」って言われたから今も頑張ってるよ、的な感じで他に執着できるものないみたいな感じだし？…擦り切れきった感情の行きつく果ての一つかなーって気がする
それでもまだ正気を保てるなら文句なしの鋼メンタルだろうけど、ほむらぶっちゃけメンタルそこまで強くないよね…？

>>167
パンフなどによれば

ＴＶシリーズ→完結
↓（分岐・さらに1～2週した）
劇場版「前篇/後編」→反逆の物語

ってことらしい

最初の最初、あの契約時のメガほむとそこからしばらくは完全に14歳の少女だもんな
パンフで中の人は「ほむらは絶対10代特有の潔癖な友情もってて、それは愛情まじりだと思ってた（意訳）」と言ってたけどだいたいそんな感じだと思う

ただ、彼女らの経験が経験なこともあって、個人的には軽々しく批判できないというか、そりゃこれくらいネジがブッ飛んでも仕方ないわと納得しちゃうというか
・・・っていうかほむらって、あの無限ループを「友達の為」にあそこまで続けきっちゃう時点で、はっきり言って根本的に元から異常というか、普通にやばい子ではあったからな

映画のラスト、まさか１話の保健室シーンをまた見ることになるとは思わなかった
でも、このシーンで始まりこのシーンで終わる
まどか☆マギカは鹿目まどかと暁美ほむらの物語だと改めて思った

ほむらは絶対10代特有の潔癖な友情もってて、それは愛情まじりだと思ってた　詳しく

続編はいずれ出てくると思うな。その時が本当のラストストーリーになるだろうけど。
ほむらが複数回も「いずれあなたは私の敵になる」と強調していたのだから、やはり続編があった場合は、
敵対してしまうんだろうな…最終的には、ほむらVS他の魔法少女になってほむらが消滅してしまいそうだ…

>>189
正確には「略）～ほむらはこの年代ならではの潔癖感ある友情を持っているというか。友情というより愛情に近いんじゃないかと思っていたんです。～」
と斎藤千和さんがパンフで言ってる。
同じ趣旨のことを前の前後編パンフでも言ってたはずだから、TV版収録時からキャラクター像としてそう捉えていたんだろう。
事実わりと正解だと思う。
まどマギは彼女らが14歳の少女だってことを踏まえてその精神を考えてみれば、結構リアルな動きをしているという（一部除く）。
ほむらの場合は、まどかへの憧れ（最初の出会い）→愛情に近い友情（ループの途中まで・千和さん談）→ループしまくって濃縮された愛情のごった煮特濃（TV版あたり）→呪いをも超越した神にも迫り得るなにか（悪魔ほむら）←今ココ　じゃないかと個人的には思ってる

某所で「これってNARUTOの無限月詠だよね」って言われてるの見て凄いしっくりきた

>>188
こんなこと言うと荒れちゃうかもしれないけど、ほむらは相当イッちゃってるだろ
同じテーマの映画のバタフライエフェクトの最後と比較するとほむらがどのくらい歪んでるのかわかる。

自分ではまどかを想ってるような行動をしてるけど、
客観的に見たら自分の願い＞＞(越えられない壁)＞＞まどかの願い＞その他大勢って感じだろ？

普通のヤンデレなら思った結果にならない壊しちゃえってなるけど、
ほむらの場合、思った結果にならないなら世界のルールさえ手中に収めて、変えちゃえだからな

これは、、バッドエンドなのか・・？ハッピーエンドなのか・・？
とりあえず終わった直後の虚無感というか、終わってしまった・・という悲しさ、虚しさがやばかった。今までで一番の衝撃を受けたってことでは最高の映画だったのかも

実質不幸になってるのはQBくらいしかいない筈なのに、凄いバッドエンド臭はする

つーか先の展開を作れるような感じにしてって注文つけられた結果みたいだから、ハッピーエンドでもバッドエンドでもないんじゃない？
Aパートが終わっただけというか。

谷崎潤一郎先生の「卍」に比べればこの程度のレズなど･･･あれは強烈すぎる

QBの小物化＆完全敗北は需要があるとはいえ残念だったわ。次で復活してくれないと「魔法少女」じゃなくて「神と悪魔」の話になっちまう

>>193
もともと「まどかを助けたい」と願って魔法少女になったわけだからね。
そしてあそこまで頑張ってたのは命を犠牲にしてまで救ってくれたまどか2号から「自分を止めて」と頼まれたから。
んで頑張った結果が、魔法少女たちを救う為の概念化。チャンス消滅。
それでも我慢して頑張ってたけど、何か本人も100％納得してるわけじゃないとくればね・・・

>>186
誰かがどこかの記事で言ってた
「ほむらはメンタルが強いわけじゃなく、とっくの昔にぶっ壊れてたんだ」と

ほむらだけみれば契約時の願いが達成されてるようにみえてハッピー、でも理から引っぺがしてきたまどかに否定されて完全に狂っちゃったようにみえるけど
さやかは完全にバッドだろう

ネタバレじゃんじゃんおｋなのかな？ダメだったらホントにすいません。

何でバッドエンドっぽく感じるのかなーって自分なりに考えたら本編でのまどかの物語が全否定されたように感じるからかも。
ほむらはあの花畑で素のまどかの考えを聞いて行動に踏み切ったって考える人が結構いる(自分もそう思った)けどあれって女神記憶っていうか本編の記憶もないんじゃないかな？
だとすると本編で魔法少女たちの願いと絶望を見てきてそれを変えたいって思ったことも忘れてるわけで。それはまどかの成長の物語であった本編を否定されてるってことかなーと。パンフだと今回はほむらの成長があったって言ってたけど、それでまどかの成長が塗りつぶされるのは何とも…

要するに今回の主題が　まどか☆マギカ　じゃなくて　ほむら☆マギカ　ならハッピーエンドとして納得してたかなｗｗ

>>200
あの世界は後でまどかとほむらによる、神と悪魔の戦いが始まるのか・・・
ニュートラルはQBのポジションかなと思ったけど脅されちゃってるから中立じゃないよな

>>202
いや、だいたいその通りだと思うよ＞まどかの物語全否定
花畑のまどかは本編の記憶ももちろんない、言ってみれば「ほむらのつごうのいい時間軸を過ごしたまどか」みたいなもん。1週目の、初めて会った時のまどかが近いんじゃないか？言ってみればニュートラルまどか。
だからこの叛逆版まどかも、TV世界に放り込めばTVと同じように泣いて、同じ答えにたどり着いてやっぱり女神になったと思われる。
ただし、まどかの願いと決断とその結果は、やっぱり何をどうしたところで暁美ほむらには絶対に受け入れられないことだった、というだけ。
TV・前劇場版までは「それでもあの子は決断して世界を救ったんだ」と自分に言い聞かせて、せめてその世界を守るために戦い続けると決めた（ラストの魔獣戦）
しかしまどかを覚えているのが自分ひとりだけで、ただでさえ支柱を失いかけていた所にまどかの心を聞いて、一度納得していた（つもりだった）ものが全部ふっとんだ。（多分、ほむらちゃんでも泣いちゃうような辛いことなのに私なんて耐えられない～ってのが一番効いたんじゃないかな・・・）

結局のところ、暁美ほむらの願いは鹿目まどかの願いの対極、交わらない真反対なので、ほむらにスポットが当たればこうなるのは実は必然だと思う
まどかは自分以外のすべてを救うために自分を犠牲にしたけど、ほむらはまどかだけを救うためなら自分を含めた他すべてがどうでもいいのだから（魔法少女達は大切だけど、まどかのためなら切り捨てる。まどかは別格）

パンフレットの虚淵さんのインタビューにある、
「捏造されたまどか、アルティメットまどか、引き裂かれたまどか」
この３通りのまどかの状態をことばにされて、やっぱりかとピンときた

「好き好き大好き」で有名な、心理学者レインの定義する統合失調症の病理の状態、
「偽自己、本当の自己、引き裂かれた自己」と全く同じじゃないかって

まどかがそうというより、まどかをそうしてしまったほむらがそういう、
なんというか、精神的に壊れてる状態なんだろうなって裏付けされてる気がした
あと、TV版もそうだったけど、やっぱりlainに近いもの持ってるなって感じた

191さん　千和さんは、愛情とはゆり的な意味なのでいったのでしょうか？

ほむらとまどかの間に愛情（あるいは依存）はあっても、恋愛感情はではないと思うんですが。声優さん達もほむらはゆりじゃないっていっていたような

エントロピーの下りで見限ったクチなんだが、こんなに人気があるってことは、
だれもあれを不自然と思わなかったのか？

・魔法に科学用語（日本語）
・日本から宇宙へ
・しかも語り部は宇宙人
・登場人物あっさり納得

たぶんこの4つなんだと思う。
なんというか「そこ」に行き着くまでの原理がすっ飛ばされて「エントロピー」って結果が提示され、
登場人物が非難するのはそれを「隠していた」事実であって、誰しもが「エントロピーかー。エントロピーならしょうがないかー」と疑問を持たない。

俺は恥ずかしながら、まどマギ後に沙耶の唄をプレイしたんだが、そこでも似たような感覚があった。
女医が〇〇された〇〇であることが唐突に明かされるシーン。え、その過程は？その伏線は？と思わず混乱した。
それを引きずって結局そのエンドは楽しめず、独房エンド一番まとまっていたと思った。

昔からやらかしていただろうことに、なぜ誰も不自然に思わないのかなと

映画終了後でさやかのことを一番知ってるのはほむらで
ほむらのことを一番知ってるのはさやかなんだよね・・・

苦境に立たされたもののかなりいいポジション貰ったよねさやかちゃん
次作で主役にも強力なサポート役にも洗脳された幹部どれにでもなることができるし

>>204
あのまどかの言葉がなかったら円環の理に救済されてそのままENDだったかもしれんね
言われなくても分かってたとしても、やっぱまどかから直接辛いって言葉を聞くのじゃダメージでかかったろうし

まどかもほむらも自己犠牲ではあるけど対象が一人なのか全てなのかで大分差があるんよな

>>207
その手の話はセカイ系という一大ジャンルになっているので、これ見ている人なら大抵見慣れている展開だから。

個人からいきなり宇宙に飛ぶのが納得いかんというなら、こういう話は「個人の感情の働きを、世界のピンチに例えたもの」だと考えるといい。