ニコニコ大百科

そりゃまあラストの奇跡が起きたのはサイコフレームのおかげなんかじゃないからな
UCで珍妙な不思議物質にされちゃったけど、逆シャアのサイコフレームは新型の増幅器でしかない
光ったのも逆シャア作中ではサイコフレームそのものというより、拾った精神派にミノ粉が反応したって感じ
あくまでも人の心の光を広める説明付けのためのただのガジェットだから
ぶっちゃけ搭載してたのがバイオセンサーでも構わないし、極論アムロの身体からブワッと出たオーラに兵士たちが感化されてあの奇跡が起きたのでも何の問題もない

あれはサイコフレームありきの奇跡だと思うけど

・少なくとも強力なNT能力者ではないチェーンの思念が地球の向こう側まで届いた
・アムロの思念がある種の洗脳とも言えるほどに強化されて敵だったはずの人間まで動かした
・サイコ的な力場がアクシズのような巨大質量を上回って発生した

これらは今までのサイコミュ的な装置を凌駕するもの
じゃあ新型の超すごいバイオセンサーで代替になったのかと言うとそういうことでもない
なぜなら、「NTの精神性を表現する（あくまで個人であるNTが主体）」というこれまでのありかたから「人の無意識を具象化する（サイコフレームこそが主体で人の意思は触媒でしかない）」というものに変貌しているため

カミーユやジュドーは自らの望むことを成すためにサイコミュの共振現象を発現させている（そこで起こったことに対し、彼らは自分の意志が起こしたものだという納得がある）
一方、アクシズ返しは「サイコフレームがアムロの意思に反応した」だけであり、アムロが望んでこの現象を引き起こしたわけではなく、目の前で起こってることに当惑しっぱなしだった

ニュータイプ論としての逆シャアとは「ニュータイプという概念のイデ化」であり、サイコミュの「思念の増幅」という機能も「優れた個人の感覚や力を拡大させる」ための強化装置ではなく、
「人類の無意識領域にアクセスして集束させる」という個人の制御を離れた方向にシフトさせるための仕様変更が必要だった

だからサイコフレームは、これまでのバイオセンサーのような「機体の制御中枢として搭載され、パイロットの意思を伝達するもの」ではなく、
「パイロットの周囲を取り巻くもの」として、また「パイロットの意思に反応するもの」として設定された

ニュータイプはもはや融和のための新人類ではなく、人を裁く超自然的存在を刺激するためのものであり、そのなかにおいてはアムロ・レイもハイパー・ルウでしかない
ラストシーンなんかコスモスに君とのオフボーカルver流せばすごいしっくり来る

サイコフレーム洗脳説を推してる奴はなんなんだマジで
勝手な解釈の押し付けやめてくれよ

やけくそ脱出ポッド叩き付け→最後はシャアの母親発言から「うわっ」でアクシズどっか行く

この流れ何度見ても、よくこれでなんだかんだ名作のカテゴリに収まったなとつくづく思う
いや自分も逆シャア結構好きだけど、それでも最後らへんは感動よりも困惑する

>>753
もし俺に言ってるなら、ただ自分なりに読み取ったものを解説してるだけで別になにも押し付けちゃいないけど
サイコミュの成れの果てのエンジェル・ハイロゥの機能のことを考えるとわかりやすいと思うよ

>>754
これはこれで好きではあるけど、パッと見の締まりは良くない幕引きだよな
「世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ」あたりで止めればいち映画のラストとしての収まりはよくなったかな

散々NT同士ならいつかは分かりあえるをやってきたのに、その最後でようやくNT同士でも分かりあえないことが分かったって終わり方がミソだと思う
NTも人間でしかないこと、アムロとシャアを神格化させないために必要だったんじゃないか
今やバナージやメタル刹那なんてものも出てるが、当時のあくまでアニメの概念でしかなかったNTがいつの間にか過熱して神格化されつつあることは危惧してたって監督の話はよく聞くし

よく結局分かり合えなかったと言われるけど
個人的にはシャアとアムロは理解もしたし分かり合えもした
だけど譲れないものがあったって感じかな

その譲れないものってのがプライドとか負けず嫌いさとかニュータイプとは無関係な本来的な感情の部分

>>754
安室「お母さん？　うわっ（ドン引き）」

主人公の最期の台詞がこんなんなのに名作

ＭＳ戦でアムロが勝ったから、シャアは全部間違っててアムロは正しかったって論があるけど、結局アムロも理想論を反射的にシャアに対する反論に使っただけで正しくはないし
割とどっちも情けない奴なんだよね

最後の発言はもちろん、隕石落としというシリーズ最悪レベルの悪事を働いている分、アムロよりもシャアの方が情けない。

「連邦政府の腐敗とそれに伴う格差拡大・戦乱の継続・環境汚染」という早急に解決しなければならない問題に対して、曲がりなりにも打開策を考えて実行したという姿勢だけは評価できると思う(内容の是非はともかくとして)

シャアの隕石落としが成功しても問題解決どころかさらに人類は面倒な事態に陥ったことだろう。
隕石落としで地球市民による環境破壊は止められても隕石落としによる環境破壊はそれ以上に甚大だし、コロニー住民側も地球から大量の難民が殺到する羽目になるから、あちこちのコロニーでコロニーの占有権をめぐっての紛争が起こるだろう。
下手したらＶの宇宙戦国時代開始も早まるかもしれない。

F91公開以前に富野ってアムロとシャアは死んだって言ってたのね
てっきりユニコーンで2人の生死が決まったと思った

逆シャのラストはどんなだったか覚えて無いが、
ニューガンダムは伊達じゃない！でサイコフレーム発動して、憑りついてたジェガンやギラ・ドーガが剥がれ落ちて、
アクシズ押し返すの成功した所でメビウスの輪だったかな？
あれじゃアムロとシャアの生死は不明だが。
ユニコーンで幽霊として出たらしいから死んだんだろうな。
シャアは確実に死んでる。
あんな脱出ポッドでアクシズに埋め込まれて生きてられるわけがない。
ヘタしたらみんなで押し返してる時点で逝ってるかもしれん。

>>759
はっきり言うけどお前にドン引きだよ

>>758
ハマーン、シロッコ、カミーユ、ジュドーあたりがそうじゃないか、NT能力でお互いのことを知ったとしても、結局は”個”としての「嫌い」とか「お前が気に入らない」という感情がある

誤解なく分かり合えたとしても相手を受け入れられるかどうか、結局は個人の好き嫌いや生理的な問題になるんだと思う

>>764
ベルチル版ではほぼ死を描写してるようなもんだけど劇場版については
「死んだ」とまで明言してたことあったかな？
「死んだと思ってくれてかまわい」とは言った文字情報とかならあるけど

これからも逆シャア以降の時代に焦点を当てた外伝作品が出る度に
アクシズを押し返したアムロの奇跡を目の当たりにしたジェガンのパイロットが増えるんだろうな

確かユウは見てたんだっけ

>>770
ユウはまあ　プレイヤー＝俺ら　だから物語的に見てるのは間違いなく正しいし、この設定考えた人はすごいと思う。　

奇跡目撃勢のジェガンパイロットの中では
ガンダムの暗黒面に堕ちたボッシュ大尉が搭乗MS込みでお気に入り

洗脳というより精神の伝播による心変わりだと思ってる
落下を防ぐ為に死線に飛び込んだアムロに呼応して連邦軍の一部が動いた（ニュータイプの素養があった人間なんだろうかね？）
ギラドーガが手助けをしたのは「こいつらは自分たちを殺しに来たのではなく地球を守るために来たんだ」という事実に愕然としたんだと思う
アクシズ落としが成功してしまったらネオジオン参加者は重大な戦争犯罪人として裁かれる事になるだろうし、たとえロンドベルを退けても後詰めで押し寄せてきた連邦軍によって全滅するのは確定してる（周囲で様子見してた艦隊がいたわけで）
そんな状況に腹を決めて志願した作戦で殺到してきた敵軍が自分たちを無視してアクシズを支えてるのを見てたら自分が酷くちっぽけに思えたんじゃないかな

ギラドーガだけでなく、連邦軍だってそうで、ガンダムや、ラー・カイラム一隻では無理でも、
最初から連邦軍の全艦隊が出動していれば、アクシズひとつ、楽勝で阻止できたのじゃないか

「スペースノイドの自治権云々」……シャアのプロパガンダを素直に信じたとか
「アクシズ落としはシャアの政治的パフォーマンスだ」……シャアのブラフ説とか
「戦闘に参加して手柄を上げられれば目的は何でもいい」……職業軍人とか

シャアのプロパガンダにしても、「シャアの言うことわかるよ」というクェスだって、
「でも、そんなことで地球を壊していいの？」と子供のハサウェイの率直で素朴な批判に
一言で「わかんない…」になっちゃうほど、根拠は弱くて嘘っぱちだ

連邦・ネオジオンの両陣営いずれも、なんか、あやふやな幻想説を支持していて、
現実に、いまシャアは地球をぶっ壊そうとしてますよね？という事実を、
地球がどうなるかの危機の、最終局面まで見送っている

心の光だとかの原因はともかく、
土壇場のショッキングな光景を目にしたら「地球がダメになるかなんだ！」と叫んだ人達こそ、
あなた方は元々どういうつもりで戦争やってたのか、って…
シャアには、連邦政府を正そうなんて目的はない。純粋に地球を潰す、人類を粛清すると言ってる。
それに加担する人々も、座視する人々もおかしいんだ

だから、連邦宇宙軍、サラミス級50隻くらいが一丸となって、小惑星を体当たりで押し返す光景を、
全地球圏に放送すればよかったんだよ。その熱血でシャアは恥をかく！！
ネオジオン運動は壊滅するだろうし、それが最良で最強の作戦だったと思えるな。ガンダム要らない。

ネオジオン兵までアクシズ止めようとしたのは子供（人類）が母親（地球）を守ろうとする本能とか衝動みたいなものだと思ってる
でも落下阻止に参加したネオジオン兵って恐らく一度も地球に降りたことない人々で、彼らの故郷は寧ろコロニーのはずなのよね。それにも関わらず彼らは地球を守ろうと本能的に動いたわけで、これこそがまさに「魂を重力に縛られてる」ってことなんだろうなぁと。もはや呪いか何かだけど、同時にそれが地球を救う暖かさでもあった
重力に縛られた魂が地球を救い、次代を担う筈の若いニュータイプ達はララァの悲劇を繰り返し、アムロとシャアの因縁は相互不理解に気づいたところで幕を閉じる。逆シャアのラストは何から何まで皮肉が効いててやるせない

νガンダムかっこいいと思うんだけど、同志いない？

アムロのνとシャアのサザビーは戦闘中ではハイパー化などのオカルトは一切起こさなかったが、もしもνとサザビーにカミーユ・ジュドー・ハマーンなどのハイパー化を扱えるニュータイプが乗った場合、互いにハイパー化したνとサザビーの戦いが繰り広げられたのだろうか？

ヤクトドーガはνと同じくサイコフレーム搭載機でサイコミュ性能に限ればνとほぼ同等だろうから、アクシズ押し返しの際にアムロがνの代わりにヤクトに乗っていてもアクシズ押し返しに成功したかもしれない。

後、αアジールにもサイコフレームが搭載されているかは不明だが、その分大型のサイコミュを積んでいてサイコフレーム搭載機にも遜色無いサイコミュパワーがあった場合、αアジールに乗っていてもアムロはアクシズ押し返しに成功したかもしれない。

>>777
わざわざ確認するまでもなくたくさんいると思うけど