宇宙戦国時代単語


ニコニコ動画で宇宙戦国時代の動画を見に行く
ウチュウセンゴクジダイ
2.9千文字の記事
  • 5
  • 0pt
掲示板へ

宇宙戦国時代とは、機動戦士ガンダムシリーズにおける宇宙世紀の時代区分。

概要

初出は「機動戦士Vガンダム」。宇宙世紀0140年以降の連邦政府弱体化とそれに伴うコロニー間紛争の化した時代とされる。

宇宙戦国時代の特徴

それ以前の時代との最大の違いは、アースノイドとスペースノイドの対立構造よりも、スペースノイド同士の対立関係が化した点である。地球に居住権を持ったアースノイドはいわばエリートであり、宇宙棄民者達の子孫であるスペースノイドとの轢がくなったわけではない。だが宇宙世紀105年の時点で、スペースノイドは地球を「ただの(住処)の一つ」だと考える潮が蔓延しており、既にスペースノイドの世論では地球に対する魅力も、連邦政府に対する興味も失っていた。

連邦政府は各コロニーによる軍事面での防衛要無視、各コロニーの自衛のためのコロニー軍増強行動も静観した。

コロニー間での経済格差や住民意識の隔たりが非常に大きなものとなり対立が化した。連邦政府は各コロニー政庁に自衛権を認めたことで、スペースノイドの意識はサイド国家主義からコロニー義(コロニー単位国家主義)へとミクロな変貌を遂げていった。

連邦政府サイド内での動向に対する関心、連邦の干渉がくなったサイド内での各コロニーにおける戦力増強と、連邦により与えられた自衛権の拡大解釈による各コロニーの独立国家並みの自治権行使が、コロニー同士の戦国時代を招いたのである。

発端

宇宙世紀0123年、ロナ率いるクロスボーンバンガード軍がコロニー・フロンティアを占拠し、コロニー・コスモバビニアと改名。地球連邦政府戦争状態に突入した(コスモバビニア紛争)。この戦争自体はクロスボーンバンガード内の内紛により数年程度で沈静化した。しかしこの時の連邦政府の対応はあまりに杜撰だった。各コロニーは連邦軍駐留部隊の拡充、非常における連邦艦隊の投入の確約をめたが、連邦政府無視を決め込んだ。

宇宙世紀0133年に木星拠点とするクラックス・ドゥガチ地球圏に侵攻(木星戦役)すると事態は一変。敵が「木星人」という連邦の力が及ばない新勢力であったことで、連邦政府は有効な対策を中々うてなかった。戦役自体はトビア・アロナクスキンケドゥ・ナウシーブック・アノー)ら新生クロスボーンバンガード、そしてスペースコロニーの自治政府軍が活躍して鎮圧されるが、彼らに頼らざるを得なかったことは地球連邦力さを内外に知らしめる結果となってしまう。

この頃には、木星と同様に実態を把握出来ていないコロニーも増加していた。かつて一年戦争前にジオン共和に行ったような締め付け政策も取れなくなり、連邦政府内ではコロニーへの干渉政策はしだいに放棄されて行った。

ザンスカール戦争

サイド1・アルバニアコロニーで売春で生計を立てるマリア・ピァ・アーモニアは、をも知れない子供(のちのシャクティ・カリン)を妊娠してしまう。しかし、マリア妊娠出産を機にヒーリングを中心とした霊力に覚め、0141年に人生相談所を設立するにいたる。0144年には出版された書籍が話題を生み、同年に相談所はクロノクル・アシャー支援者の手によって宗教団体「マリア教団」に発展解消する。

この教団は、宇宙移民開始~自治権獲得と言う出来事を経験してもなお争いを止められない人類に猛省を促すと共に、この原因を男性社会めて批判、女系社会への回帰とその徴であるなる地球を大事にすると言うを行っていた。これ自体はジオニズムの一つであるエレズム女性視点で焼き直したに過ぎず、教団も単にマリアカリスマによって立つモノに過ぎなかった。

しかし、0145年に木星団の重役であったフォンセ・カガチマリアに接触すると状況は一変。世俗政治に参入を開始し、0146年にはガチ党が結成され、サイド2アメリア政庁の第三勢力にまでのし上がる。0147年には贈収賄に関与したグループギロチンにかけ殺。この私刑に震え上がった人々は次々に口をつぐみ、同年には政権を奪取することに成功する。

一連のマリア主義の理想と行動しいギャップ抵抗感を抱いた人々は、0148年にジン・ジャハナムハンゲルク・エヴィン)を中心にリガ・ミリティアを結成。一方、ガチ党は0149年にマリア主義を支持するコロニーを糾合してサイド2にザンスカール帝国を宣言。0152年には地球に降下し、連邦関心をよそに制圧作戦を展開して行く。これに呼応し、リガ・ミリティア抵抗を本格化させヨーロッパを中心にしいゲリラ戦が展開される。

0153年にかけて続いたこの紛争は、最終的にリガ・ミリティアウッソ・エヴィン少年や、連邦軍ムバラク艦隊、そしてシャクティらの活躍により終結を見る。ザンスカール帝国マリアとカガチの死により空中分解し、後に消滅した。

ザンスカール戦争後

ザンスカール戦争は宇宙戦国時代でも最大規模の戦闘であったろうが、ザンスカール帝国との決戦に動いたムバラク艦隊は連邦軍のから外された勢力であり、当の達は依然傍観の姿勢を崩さなかった。

宇宙世紀0169年の『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』ではその後の末が語られている。ザンスカール戦争終結時に戦局を決定したのがレジスタンスであるリガ・ミリティアであることから、結果的に内外へ地球連邦がかつての勢力がない事実が改めて周知された。そして連邦という巨大な力の止めを失った各コロニーの独立運動暴走し、地球圏の宙域インフラも機不全に陥っていく。各コロニーは戦力の大多数を整備が容易な旧式のMSに切り替えながらも、互いの覇権を奪い合うような泥沼の混戦へと移り変わっていった。

宇宙戦国時代の終焉はいつか?

宇宙戦国時代がいつ終焉したかは明言されていない。

Gセイバー小説版に掲載されたレポートによれば、度重なる戦乱のにより、宇宙植民地(サイド)の自立化が促され、弱体化した連邦内では地球至上義(反サイド義)が醸成。宇宙世紀0217年には連邦政府の命により軍が各サイドの制圧を開始し、サイド自治政府サイド駐留軍で抵抗を試みて、高度紛争に発展していった。そして地球寄りのサイドが仲介役として紛争を調停したことで連邦が瓦解。200年以上地球から宇宙を支配していた連邦政府は消滅してしまった。

その他よもやま

関連動画

関連項目

関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

  • 5
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

ニコニ広告 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: ゲスト
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

宇宙戦国時代

135 ななしのよっしん
2025/09/28(日) 04:46:32 ID: 0WokDFNSlt
その理屈だと揉め事は争いを回避して抑えるより、とっとと争いで一気にケリをつけた方が良いって理屈になるが…

いや間違っては居ないかwそっちの方がスカッとするし
👍
高評価
0
👎
低評価
136 ななしのよっしん
2025/09/28(日) 04:51:04 ID: 0WokDFNSlt
争わず中途半端に互いをにらみ合うより、争いあって戦国時代を征する傑物が現れて全体を統治する方が良いって事だな

争ってないと言えば聞こえが良いが、全体のリソース管理が非協力で非効率になるんだから、争いを制する覇者が現れて全体を支配する方が合理的だわな
👍
高評価
0
👎
低評価
137 ななしのよっしん
2025/12/04(木) 12:53:04 ID: 29ek4AaEA8
>>136
程度によるかなぁ
前者の緩やかに衰退していく場合でも犠牲者が出るよりマシって考え方の人もいるだろうし、後者で争いの果てに統一された結果ペンペンも残らなかったら悲惨だし

問題は宇宙戦国時代は中途半端に殺しあって何も発展性がいという両者の悪いところ取りってことなんだけど
そして公式で行く末がいまだ不明瞭
👍
高評価
5
👎
低評価
138 ななしのよっしん
2026/01/04(日) 13:06:39 ID: k+nXMiixfJ
>>137
ガンエー漫画史観だと、ガイアギアGセイバーは両方来るっぽい>宇宙世紀の行く末
DUSTではGセイバーF90FFガイアギアに繋がるっぽい描写があったが、最近のF90FFGセイバーについてもめかしてた

ガイアギアと同じく富野小説でしか存在しえない(逆シャア描写の関係で)と言われたハサウェイ正史入りしたし、ガイアギアが他作品と整合性取れるよう改変して現行宇宙世紀入りするのも十分ありうるんじゃないか?
👍
高評価
3
👎
低評価
139 ななしのよっしん
2026/01/05(月) 22:03:30 ID: 29ek4AaEA8
Gセイバー個人的には好きだけどUC0220年代はちょっと遠いよなって
宇宙世紀物語は最後に悲しみだけが広がっていくものが多いが、連邦もなくなりコロニーもセツルメントと名を変えた後のガイア事件の最後は結構希望が見えた感じだったし、公式化するのなら初代のラストのように救いを肯定して欲しい所はある

たまに「行く末はクンタラだし・・・」という意見も見るが、あれはあくまで最悪の場合そういう立場に置かれる被差別層と一部の特権階級を表現したというだけで本格的に制度化されたわけじゃあるまい、と思う
そんなんする余裕があるなら育てた方が余程楽だし・・・
👍
高評価
1
👎
低評価
140 ななしのよっしん
2026/02/10(火) 17:18:27 ID: IK8/vY/gRr
>>139
悲しいなぁ>本当に制度化

https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/20191129-110213/exit
>ガンダム40周年。富野由悠季監督劇場版Gのレコンギスタ』を語る「"脱ガンダム"のつもりが、"ガンダムの呪縛"に囚われていた」

>富野 『G-レコ』は宇宙世紀から約1000年後の話なんですが、宇宙世紀末期地球も人類も死に絶える寸前に陥っています。
>その時代、地球規模の食糧難が起こり、"代用食"として食された下層階級民が「クンタラ」。

>自身この言葉に嫌悪感が強いんですけど、つまりカニバリズムの対となっていた人種の末裔(まつえい)がルインたちなんですよ。
👍
高評価
0
👎
低評価
141 ななしのよっしん
2026/02/21(土) 15:55:49 ID: E6MId6EchY
逆シャアの時点でコロニー内の格差は描かれていたよね
地球とか宇宙とかでなく人類が生物である以上生物としての矛盾が解消されない限り争いは続くし進んだ技術力はとんでもなく被害を拡大させる
人類全てがニュータイプになっても解決しないだろうけどニュータイプにならんと解決への一歩が踏み出せないだろう
👍
高評価
1
👎
低評価
142 ななしのよっしん
2026/03/01(日) 18:48:20 ID: IK8/vY/gRr
ニュータイプになっても解決しないというか人類が地球を離れようとしただけでどうなるかはやっぱりGレコで描写されたのだなぁ(ムタチオン

つまるところ人類は永遠に地球環境保護だけしていろというのが監督の思想なんで仕方ないね(レ
👍
高評価
1
👎
低評価
143 ななしのよっしん
2026/04/11(土) 05:53:56 ID: 6ubDAX3ld/
ターンⅩを作った外宇宙の文明、ムタチオンで滅んでいるかもしれないな。
👍
高評価
0
👎
低評価
144 ななしのよっしん
2026/07/08(水) 20:36:36 ID: IK8/vY/gRr
きっちりその辺の”末路”もあきまんで描写されてる定期>外宇宙の文明
人に可性などないというのが既にの頃には設定され、描写されていたという絶望
👍
高評価
0
👎
低評価

ニコニコニューストピックス