ニコニコ大百科

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「かつての私達を救う事ができる」を完全に断念して、神田教授に洗脳されつくして一人の天才として、ヌード写真で時代を表現するのが彼女の役割なんだな

桂華院家は瑠奈に対して政経で暴れることをせずとにもかくにも落ち着いてくれというのが意思。

暴れられるよりはお嬢様本人も楽しそうということで神性やカリスマ性を落としたいから芸能活動やらを容認している。
要はさっさと結婚して落ち着いて欲しいという意思だが、お嬢様はリーマンショック抑えるまで止まらないからねえ。

Web版だけだが、かなり長い間、瑠奈は内心を一切出してない。

また感じとして、瑠奈は「自分は処刑される」と確信し受け入れているようにも見える。

上が「大事だから抑える」とやると、竹中・小泉・篠山をモデルとした人の無双が強まって瑠奈はその素材でしかなくなるんだよなあ…

作者が描きたいのはその三人のリアル怪物、あと闇の巨大さ、神殿娼婦とオカルトでできた現実世界のすさまじさであって瑠奈じゃない、という感じもする。

「かつての私達を救う事ができる」から言えば、恋住・神田は不倶戴天の敵…なのにそれを信じ切って味方扱いしてるのがゆがみなんだよなあ。
前世と「かつて」目標を誰にも一切明かしていない、ということも。本当の味方がゼロ。

野党が敵を通り越しているからだが、ないなら作ればいいとは絶対考えない。
というか日本政界全体に、「かつて」に通じる駒が一つもない、という絶望、孤独。
それについて考えた形跡がない…

書籍版を見た限りだと、瑠奈が桂華院公爵本家の養子に入る案件について。
実務者間での協議・打ち合わせだったり、血筋同士での顔合わせの描写だったりが見逃していたのか省かれていて、いきなり正式なパーティーに令嬢としてお呼ばれされているように感じましたが、Web版ではそういうシーンはありましたっけ？

仲麻呂お兄様が瑠奈お嬢様のとこを訪れて、「近いうちに君は桂華院公爵本家に引き取られるだろう」っていうシーンが書籍版でもあったと思うけど。

コミック版、想像を絶するほど凄まじい…

そういやコミック2巻何時になるんだ?

>>65
恋住を味方扱いした場面とかあったか？
どちらから見ても不倶戴天の政敵と化してる気がするのだが

能力を信じてる場面こそあれ、政治傾向として華族特権廃止を掲げる恋住に政治的に味方できる理屈がないぞ

合間に挟まるオカルト話がどこに繋がるのかわからんからノイズでしかない気がする。いらなくないオカルト？その話してる暇あったらさっさと時間すすめない？あと何百話あったら冒頭の時間軸までいくんだろう?

転生じゃなくてチェンジリングって明かされたし主人公視点だと己の才能＝悪役令嬢チートボディって納得してるけど叙述トリックの可能性もでたし初期プロットのメリバを回避するために辻褄を合わせるためのお話だから必要

物語の焦点がブレる点は同意

ありがとうございます、飲み込めなかった部分が解決しました。

あの作者のオカルト絡めた話は好きだからオカルト話も楽しく読んではいるんだがそれはそれとして本編進めてくれよ……というのはちょっと思うんだよな……

この作品に対する最大の違和感…
神奈、神田教授、ほかにも多くの大人から感じる、「私は全知の親です。無知な子供であるお前は、私に身をゆだねて、考えるのをやめなさい」というメッセージ。
前世にも同様な賢く偉い人たちはいたはず。それがもたらしたのはブラック犠牲者の死屍累々、少子化と衰退の絶望。

もちろん、その支配者たちを疑って飛び出そうとした民主党政権は悪夢…でも、それで完全に諦めて、たとえお乳が足りずひもじくても、ひたすら我慢して親にすがり続けろ、何一つ自分で考えるな、と？

ここまで違う世界じゃなくて、完全に「現実」と同じ世界で、悪役令嬢として生まれていたら…

バブル崩壊からのブラック地獄を防げる可能性は？
オカルト権力構造は「現実」ではどれぐらい強い？
賢い人が誰もいない世界はどうなる？
それらを想像しても面白い。

…結局、「昔の自分たちを救う」なんてどっか行ってしまって、「オカルト権力構造」「（超新自由主義の）超知性と超英雄」ばかり描いてるんだよなあこれ。

if架空現代日本史としては出来が良い部類かつ読みやすいのが読んでて楽しい点
全体的に展開される話に一切起伏がないせいで枠外の解説込で良い歳したオッサンの独り言の羅列感から逃れきれてないのが読んでてキツい点

作者主人公の転生前と同世代(リーマン時に新卒くらい)かと思ったが思ったより年いってるな？

脇道やおまけ的な話が多すぎて、本筋の話がある程度進んだら読もうと思ったまま3年半も積んでしまった結果、登場人物やらなんやらを忘れてしまった。なろうのしおり見てもう3年前か…とびっくり。
富嶽放送あたりからなんだけど、本筋だけ拾う方法ないかな…

web原作が2004年だからリーマンショックまであと数年まできてるけど、実際にことが起きた時お嬢様には何ができるんだ？
手持ちの資産を投げうってリーマンと関連する企業が持ってる負債を肩代わりするとか？
インサイダーで莫大な利益出せそうだけどそれをするとは思えないし。

今もウクライナ戦争・トランプとリアルパイセンにデンプシーロール食らい続けてるからねえ

来年地球人文明が存在してるのかも怪しいぐらい

脇道にぶれずに早く本筋を進めてくれって意見もわかるんだけど、リーマンショックの有無って現実と作中世界の一大ターニングポイントだから中々難しいんだろうね
あとお嬢様のグループの金の出所がロシア国債とロシア産の石油とガスなのでウクライナ戦争の影響がモロに出ちゃう

イラン空爆で思うんだが、「ナガシマ・ドクトリン」＝アメリカが空爆だけでイラクを皆殺しにする、というのは善悪以前に可能なんだろうか？

日本の凡人であるオレが「カナダに行く」「エベレスト山頂に行く」「月面を歩く」「恒星の北極星に行く」のどれぐらいの難易度だろう？

とてつもなく今更だが、この作品、「攻略対象の男子たち」の存在感が嫌というほどないなあ。

優れてて名家で…のはずなのに何もできやしない。
女子の怪物たちはいろいろ大活躍してるのに。

作者のXはちょっと見ない方が良い。
色々とクドい。

こだわり強めでアク強く無ければこういう作品作れませんって
ま、政治的立場も表明はしてるし、合わないなら見ないのもスルーするのも見るのも自由

軍隊は（小規模でも）即取り上げた…

やはりあの大統領（も恋住や教授や…賢い大人みんな）からは、「子連れ狼」で公儀介錯人時代の拝一刀が、切腹改易になった幼い男の子に、怖くないよ、腹に扇子を当てるだけだよ、といって首を切り落とした絵しか浮かばない。

殺すのは確定。できるだけ苦痛がないようにしてやる、それが「守る」だ。