ニコニコ大百科

野戦病院の描写が痛々しくも最高だった。
主義主張振りかざしたツケがこれだ、という痛烈な示唆。
戦わずには守れないものがあると息巻くのはいい。が、こうなる覚悟はあったか。死ぬのは痛いしおぞましいんだぞと。
幕末を単なる英雄伝説や悲劇のヒーロー叙事詩にしないいい回だった。

「函館戦争終結時の駿河」の描写って熱いなぁ・・・

今回相変わらずエモい別れとか描くなぁ…とか思ってたらラストのアレに全部持っていかれた
俺なら死にたくなるわあんなやらかし

かつて、いつ死んでもおかしくない攘夷志士から幕臣となったり、
パリ行きで多くのものを学んで目から鱗状態となって異人嫌いを払拭したように
「人の縁」が大きく作用して死亡フラグを回避したり飛躍のキッカケになってるのが
栄一だけど、今度は薩長の連中と直接会うことや佐賀の大隈重信との舌戦で
新たなキッカケ（幕臣の意地を見せる生き方）が生まれたわけか…。

ラストのアレや次回予告もいい感じに盛り上げてくれたけど、
大久保利通は今後「あさが来た」のようになるのか、それとも体制を壊して権勢を握ったことで
アカン方向に向かった人として描かれるのか気になるなあ。

｢渋沢栄一でございます｣をここでまた持ってくるのは上手いなあ。慶喜は終盤まで登場するそうだから、定期的に栄一との繋がりを書いてくれる感じだろうか。

あとは新政府の面々の描き方が絶妙。特に大隈の濃さがすごい。栄一の新政府仕官のくだりも新政府のやばい現状や慶喜からの後押しがあったからというのが上手い

渋沢を自分から解放してあげた先様。

「渋沢栄一、大儀であった。息災を祈る。」でグッと来た。

大隈との関係はいつまでコメディタッチなんだろうか
大蔵省飛び出すまでかな？

>>485
慶喜は自由に動けるようになると、栄一の会社を通して株式（主に栄一の作った会社の）を購入していたそうだしね。
ざっくばらんな付き合いをするようになった慶喜が、ふらっと事務所に入ってくるシーンがあったりしたら面白い。

主人公らしく不倶戴天の敵だった勢力に啖呵切りつつも、最後の最後でポカやらかす三枚目気質
改めてバランス良いキャラしてると思うわ栄一は

こんな残念な大隈重信が登場した大河って他にある？w

大隈本人のホトグラフと見比べてもクリソツなんだよな。
奥さんも実に大隈の奥さんしてる。

しかし美賀君、夫と側室の子供たち21人を育て上げたって、当時の子供が無事に成人することの難しさを考えるとすごいことだよなあ。
慶喜を切腹させろという天璋院達からの圧力にも譲らず、なんとしても慶喜の血を後の世に残す決意をするというのは、天璋院らに対する見返しというか、一種の戦いだったのかもしれない

ラストのとこで栄一に紙と筆を取られた書記の人、「貴重な紙が…」とか思ってそう。

それを何とかするのもお前の仕事なんだぞわかってんのか栄一ぃ！

なろう的展開かあと思ったらただの部署違いで笑ってしまった
これも史実だったりするのかな？

「俺、元々放火しようとしてた危ないヤツですから！」ってお断りの最強カード切ったら、切った相手がそれ上回る国際的放火犯なの酷すぎて笑った
その後ヤンキーの悪事自慢みたいな空気になるし

いやあ、こんな奴らが収める国には住みたくないですね！

>>495
この時の伊藤さんのご尊顔がこちらになります。
https://twitter.com/Ujiujmotsumotsu/status/1442092662815789060

それはそうと、公式ガイドブック完結編の発売日が10月29日って、遅すぎぃ！

>>490
まあ能力はあるけど時々すげーポカやる人だしなあ……（この後の21か条要求の件とか見ながら）。

条約改正でやらかして爆弾投げつけられる。政党同士でケンカして国民の代弁者の役目果たせず。念願かなって組閣したかと思えば半年で総辞職。消去法で第二次内閣作ったら傀儡。
功罪はあるにしても史実でもあんなもんでしょ。

どんどん日本が近代化に目覚めてゆくストーリー展開は今回も面白かったけど、
「勝手に動く改正掛が気に入らねえ」の大久保利通＆
「政権を奪っといて、まとめる立場の難しさに悩む」岩倉具視は
いだてんの川島正次郎や麒麟がくるの摂津晴門みたいなヒール路線でいくのか、
それとも、ここで踏ん張って一皮剥けるのかな？

そして一歩間違えば建武の新政再び、となってたほどのグダグダ状態を
どうやって切り抜けたのかも本当に気になる

ちょっと急ぎ過ぎ感は感じたけど今回も面白かった
郵便が届くかどうかだけでこんなにドキドキする大河はあるまい
>>499
ただのヒールで終わらせるつもりならラストの岩倉に詰められて佇むシーンは入れないだろうし
それなりにちゃんと見せ場はあると思いたい
安直な悪役描写で近代を描くのはもう『西郷どん』でコリゴリだ

大久保も岩倉も、西郷と同じく古い体制をぶっ壊すまでが役目だったように見えてくる。
みんなで幸せになりましょうは無理。にしても、重税を試みて途中で頓挫、木戸を怒らせて逃げられ、士族たちの不満をほったらかして内乱。
新しい国家を作って行く器量があったかとなると…。だからこそドラマのキャラとしても面白いんだけど。

そういえば木戸は出てこないのねこのドラマ
若干寂しいけどその分伊藤や井上の描写には期待してる

第一話冒頭の徳川家康様の「そう単純なものじゃない」がひしひしと伝わる回だった

そういや大隈さん、昔飛脚が遅れたせいで腹切らされてた

もう一つ、高木さんがついにOPで単独表記に昇格（真田丸では残念ながら連名止まり）
俳優と声優を兼業する役者さんは昔から大勢いたけど、
あくまで声優がメインの人だと、たぶんこれが初めてじゃないかな？
かつてお笑い芸人が大河に出演するのも画期的なことだったし、
声優の大河出演はもっと推し進めるべきだと思う。
小野賢章みたいに、子役時代に大河に出ていた声優さんも結構いるし…

髷結って腰に刀さしてるのが多いのに違和感を感じるが、廃刀令はまだずっと先か。岩倉は洋行の最中周りが必死で説得して断髪して洋装させたくらいだし。

西郷が復帰して、再度やめるまで(1871～1873)は
渋沢と西郷はどっちも新政府にいたんだね。

西南戦争には縁が薄かったから、このタイミングで
西郷と交流するのかも。

大久保は政治家として優秀だとは思うんだけど、今回の「旧幕臣たちが勝手に政治すんな！」とか西郷どんに対しての「俺達が条約改正で外国行ってる間に政治を動かすな！」とか、無茶苦茶なことを定期的に言うよね…
政治なんて流動的な生き物なんだから動かさないまま維持なんて無理だろうに

権力を持つとみんな腐敗するが、大久保は支離滅裂なところがあるのが始末が悪い。
政治に参加したくない西郷を強引に復帰させておいて、自分の留守中は政府をいじるな。
制韓論をせこいやり方でつぶして多数の人材を漏出させる。かと思えば台湾出兵を許可するめちゃくちゃ。
士族たちがぶちきれない方がおかしい。まあ、ああいう最後を遂げる覚悟はあったらしいけど…。

>>508
大久保は司馬史観と戦前の不人気の反動で、
今は逆に必要以上に高く評価されがちというのも正直あるよね
大河ドラマでも、大久保が悪役として描かれてるのは、慶喜と龍馬伝ぐらいしかなかったはず
だいたいの作品では、日本と維新のためにわざと自分から憎まれ役を演じているケースが多い気がする
あさが来たの大久保は五代の盟友・理解者ポジだったから、今回も単なる悪役で終わることは無いと思うが