ニコニコ大百科

>>502
そもそも木戸孝允って、大久保・西郷と並び称されるわりに「具体的に何した人？」って聞かれると「うーん･･･？」なとこある
それ言ったら西郷も戦闘指揮官としての面以外で何か残した人かと問われると何とも言えんが･･･

近代軍組織の設立やら廃藩置県やら、よく内乱にならなかったなと外国人どもが驚いた藩籍奉還やら、木戸は全部関わってるが…。
西郷と同じく明治での活動期間が短いので他のメンツより記憶に残りにくかった面がある。
当時としてはものすごい改革で偉業だが、現代から見るとなにがすごかったのかわかりにくいのも残念。

木戸というか長州藩は幕末の方で散々内乱やって、足並みをある程度揃えられたのが良かったと言えば良かったよね…
薩摩の方は国元に一番厄介な権力者である三郎さぁが君臨してたから、大久保がある程度グダってたのもわかる
オマケに「いい加減にしないか西郷」だからな……

薩摩は良くも悪くも勝ち組でありすぎた。
蛤御門で勝ち鳥羽伏見で勝ち会津で勝ち。結果負けた時の悲哀を理解できず、増長するやつらを制御できず…。
かつての豊臣のように中央にとって危険な存在に成り果てた。
百戦百勝善の善にあらず、は薩摩隼人たちも教わっていたはずがどうしてこうなった？
木戸が最後に案じていたことが西郷とは、はた迷惑過ぎる話。

五代との再会による対話、無血革命（廃藩置県）に向けての奮闘、
次回予告的にも今後も尾を引くと思われる浮気沙汰や
父との死別など今回も「駆け足ながら見所満載」だったけど…。

大久保…これじゃあ若き日の栄一を虐げたクソ代官（利根吉春）と同じじゃねえか。
この調子だと帰国してからも暴君独裁者ルートに入りそうだし、
どこかで苦悩や本心（人情）を吐き出すイベントでも起こらないと
あさが来たみたいなシーンは拝めそうに無さそう…。

会議中大事な紙でチャットするとかガキかと言いたいが、まあ史実でもあんなものだろう。
浮気に五代からのアドバイスに、西郷の危険性に。いよいよ面白くなりそう。
大久保は…穿ち過ぎかも知れんが西郷や他の者たちへの劣等感がモチベーションになってるのがやばい。西郷に勝ちたいという私心が動機になるなら、大河史上最悪の大久保になる危険が。

瀬田宗次郎がアップを始めたようです

西洋文明の何たるかを知らない大久保の、仮にも藩政に関わってたのに打ち出の小槌めいた財政感覚
栄一が正論過ぎだし
洋行から帰って多少現実が見えてこないとダメ独裁者まっしぐらな気がする

タブレットを使う家康様にリモート廃藩置県
後にも先にも大河ドラマで見ることない光景だ

大隈さん、先週飛ばされたんかと思いきや、普通に政府におるんかーい

何だこの演出！？みたいなのが3回くらいあった後に大久保卿とバチバチの対決からとっさまのいい話としめやかな葬儀で〆られて宇宙猫顔になった

基本が栄一の残した自伝ベースになってる作品だから、栄一の視点になっている場面は栄一の主観で話は進むし、そうなると大久保の書き方があれなのも仕方ない部分はあるかもなあ
そうでなくても幕末大河は下手したら戦国とか以上に登場人物の描写の匙加減難しい所あると思うし。今回通常より話の尺短いから余計に

女好きもちゃんと描いてんのな
しかし未亡人？に手を出すとはｗ

栄市の女好きは前々から仄めかされてたからな
史実のお千代の行く末を考えると寂しさを埋めるためにみたいな掛かれ方になるのかな？

岩倉使節団まで勢いでやっちゃったし、栄一大河としては大久保はヒールで押し通す感じかな
どうにもずっとウマが合わないことは自伝でも書いてるし

岩倉使節団、この大切な時期に政府首脳がこぞって留守にする時点でマズイ上に、まるで結果を残さなかったから世紀の大愚策だよなあ……
この時代だと下手すると要人全員沈没死も普通に有り得たワケだし

くにを部屋に引き込む時の手口が手慣れた感じで、おそらく浮気はあれが初犯でないなと思わせる描写よ

だいぶ佳境に入ってきたというのに、
とっさまが亡くなった現時点で、栄一は30歳
まだ長い生涯の3分の1しか使ってない・・・
（しかもその表で活躍や業績を残したのは後半生）

残り３ヶ月で征韓論争、西南戦争、退職、国立銀行にセメントに鉄道に…。
喜作の出獄と再就職も描かないわけにはいかないし。妻と妾たちの関係もしかり。
世界に目を向ければ日清日露戦争、WW1そしてワシントン軍縮会議…。
忙し過ぎる…。

削除しました

大久保が悪役になってるのは政敵である江藤新平が渋沢からすると写ってない事が大きいのかもな。
佐賀閥と一括りに考えると大隈は敵なわけで。
向こうに長州系がいると西郷がいないとバランス崩れるんだろうか。
後は海外に行ってどう変わるかだな。

史実の大久保は、むしろ帰国してから手段も容赦もあったもんじゃないようになるからなあ…。
地租改正、西郷らの放逐、台湾出兵、江藤の路上裁判による処刑、西南戦争…。
るろうに剣心みたいに思慮も情もあるキャラだとかえって違和感あるんだな。
いっそこのまま血も涙もない悪役で通した方がさっぱりしそう。

プライベートだと井上の邪悪というかサイコぶりが際立つ。
「花柳の巷で芸者を対手に遊ぶ時なぞは至つて悪戯好きの我儘者で、知人のうちに芸者と出来合つた男でもあると、別に悪意でも何でも無いが、その男の細君を焚き付けて良人を苦しめさせたりなんかし、家庭に風波を起させ、之を何喰はぬ顔で傍観し、面白がつて楽んだりして居つたものだ。
それから、男が二人以上の芸者と関係が出来でもすれば、彼処の芸者にも焚き付け、此処の芸者にも焚き付け、両方に嫉妬の競争をさせたり、或は喧嘩をさせたりなんかして、男を両方の芸者の板挟みに会はせ、ウンウン困らせて、外部で知らぬ顔をしながら、悦んでるといふやうな事もあつた。
私なんかも若くつて遊んでる時分には大分井上侯の這的悪戯に困らされたものである。」

大久保さん悪役に描かれ過ぎてない？
慶喜は綺麗なケーキ過ぎたし…

大久保利通のあの描写は実際の渋沢栄一が「あの人は省庁の言うとおりに金を出すばかりで財政というものに関心がなさすぎる」と酷評していたらしいことに由来するんじゃないか？あと、改正掛の活動って前例順守する人か几帳面な人は絶対気に食わないし・・・
それにしても渋沢栄一の妾話をよくぞ逃げずに描いてくれた。昨今の大河ドラマだと側室とか妾とか曖昧にされることが多かったし。まあ、当時的でもあの堂々とした浮気がありなのか微妙だと思う・・・

そうは言っても明治期。
内閣制度ができようが議会が開かれようが、予算よこせ、いやだめだ、の綱引きが常に行われていたわけで…。
金がないのに軍備や産業は整えなけりゃならない。ジレンマは大久保1人の責任でもあるまい。
栄一も大久保もいなくなったら板垣と山縣あたりが同じことやり出すだけで。
まあ、ああいう言い方はなかろうし、ない袖はふれないという栄一が正しいのだが…。

妾に関しては仕方ないでしょ。
お上から女を控えろと注意されたやつ。子供の数をたずねられて即答できなかったやつ。
こんなやつらが総理になれる世の中だったんだし。
確か伊藤だったか松方だったか…。

葵徳川三代を見返してるけど、家康が子供を産めだの側室を持てだのいってて、この20年で随分価値観も変わったんやなと思うわw

大久保のアレは改正掛を潰すための因縁付けって意図もありそうだけどなあ
やけに優しい声音で栄一名指しで意見を聞くとか怪しすぎる
ところで伊藤って栄一より過激な思想口走る時あるよな
ちょっと面白い

>>535
>女遊び
柳田国男さんはお怒りのご様子

>>536
状況まるで違うでしょ。
昔は子供なんて生まれるはしから死んでいくもんだった。鎌倉以来、将軍世継ぎ不在が内乱の原因にまでなってきたことを思えば、側室持つなとは言えんさ。
対して明治の男どもはただのゲス不倫。当時はまだ社会的に容認されてたってだけで…。

>>537
そう考えると、大久保がどんどん私欲まみれの権利亡者になっていくわけで悲しい。

伊藤の行動力過多は死ぬまで変わらなかった。思いつきはいいが、実行が方向音痴なところも。
内閣４回作っては放り出し、日露協商を勝手に進めようとし、自前の政党立ち上げてもてあまし投げ出して、韓国併合では理想論で事を進めてハーグ密使という裏切りに合い…。
周りがたまったもんじゃなかったことは創造に難くない。

渋沢視点の幕末だと薩摩が悪いってことになってるけど、長州はある意味狂ってるからな。
水戸の狂いっぷりは内ゲバになったけど、長州はエネルギーが外に向くし。
そういう中にいて生き残っていってるから行動力はすごいものがあるんだろうね。
山縣は軍官僚って感じは幕末からだし、井上は外に出るけど。

長州でふと思い出したが、権現様、いつぞやのスイーツ大河で跳ね返り野放しの藩主様演じられてた。今さらだかどの面下げてと少しだけ思ったり。その前の勝は好演だったけど。江は…ま、演技はよかったと思うんだ…。

藩閥政治とは言われたが、歴代の自民党と大して変わらないんだな。
長州　ガンガン行くんじゃあ！
薩摩　総論賛成どん、そいではやり過ぎでごわす！
肥前　やってられん！長州は敵たい。
土佐　どうしたらいいが…。野に下るのも冷飯食うのもいややき。
意思統一する努力まるでしてねえ。