ニコニコ大百科

>だが、こういった生残性における大きな欠点を残したまま、
>T-72シリーズはT-80やT-90といった発展改良型に姿を変えて、現在も生産されている。

T-80は少なくとも名目上はT-64の系統じゃないの？(実質新規開発らしいけど。)

確かにT-80はT-64の発展型で自動装填装置もT-64のそれを改良してるらしい

余談だけどT-72が誘爆しやすいのは砲塔の真下に弾薬を配置するロシア戦車特有の問題が根底にあるのは
もちろんだけど、それ以外に車内の空いてるスペースにも弾薬を詰め込んでるからだとか
実際、T-80の搭載弾数37発なのに対してT-72は45発と多い
まあ前者は燃費の悪いガスタービンエンジンにために車内の殆どを燃料タンクに充ててるから少なくならざるを得ないというのもあるけど

少ない弾薬に加えて、HEAT弾防御に一定の効果がある燃料の搭載量が多いT-80は結構誘爆しにくい戦車かもね

>>120
にわかほどこうやって否定から入るよな

西側の第二世代～第三世代MBTと戦っても相手にならないのは
ある意味当然の結果だと思うが、73イースティングの戦いとかでは
中隊規模のT-72が斥候部隊のストライカー装甲車に一方的に壊滅させられたりしてるからなぁ…

対戦車火器の充実でゲリラ制圧にも使えずだし、
EU軍（NATO軍）と独ソ戦ばりの機甲戦やるんなら集団運用で大火力の砲も生きてくるのだろうけどな
ついぞそういう時代は来なかった

いや、これから来るのか？

>>124
湾岸戦争の73イースティングの戦いは、1991年2月26日
ストライカー装甲車の開発開始は1999年頃

>>115
ゲリラによって戦車が撃破される動画ばかりなのは当たり前
戦車の方が勝ったら、死体もカメラも粉々になって、配信できないから
戦車がゲリラ相手に勝つ動画なんて、遠距離から一方的に砲弾を叩き込むだけになるから、見てても何も分からないし話題にもならない

すまんストライカー装甲車じゃなくブラッドレー騎兵戦闘車のTOWだった

BMP-1とかもそうだが、ソ連の兵器は基本的に米英欧州軍と来るべき大決戦を行う為の
集団運用前提の設計だったから、ゲリラ戦とか局地防衛戦とかに狩り出されることがそもそも想定外なのかもな

カセトカの欠陥以前に、作られた経緯の大前提がすぐに時代と合わなくなってしまった
まあ兵器なんてのは大抵がそんなもんだが

当時運用されていたTOWってT-72どころか大抵の第三世代MBTの正面装甲貫通可能なんだけど…

TOWの攻撃力が強力だということを論点にしているわけではない
TOWが強力なのは当然だが、各国の第二世代以上のMBTは、TOWを装備した装甲車に対して、
まったくの無力ではない。

しかしT-72はまったくの無力だった。
T-72の総合性能がブラッドレー騎兵戦闘車のような偵察用の装甲車両にすら至っていない
欠陥品だと言うことを、願望や妄想抜きに実戦のデータから定量的に評価したまでのことだ。

>>sm21028291

しかしホントにポンポン爆発するなこの動くびっくり箱はｗ
砲塔ブロウオフパネルだから砲弾に引火すると砲塔イジェークト！するのはどうなんだｗｗｗ

>>sm15984909

昔は戦車に火薬仕込んでるだのインチキだの言われてたがシリア実戦映像でポンポン砲塔吹っ飛んでるのを見たら真実だって分かるよな？
砲塔下部に弾薬みっちりとか正気とは思えん砲塔は射出座席にする気かｗ

>>sm26868809

やはり吹き飛ぶ砲塔
モンキーじゃない純正Ｔ－８０もチェチェンでびっくり箱になってたし
やっぱこの弾薬の積み方は欠陥やぞ

>>128
いや、第二世代でこの手のミサイルを防御するのは装甲やアクティブディフェンス的になかなか厳しいと思うよ。ミサイルは戦車の射程外から一方的に撃てるのは東西関係ないし。その手の対策がしっかりされるのは第三世代や第二世代の改造品からだと思う。
西側戦車とT-72の違いとして車体（砲塔直下にある弾薬庫）にダメージが行った際の誘爆のしにくさはあるけどね。

あとは、装薬の誘爆性を低下させたりとか自動消火装置の改善のが重要な気もする。戦車自体、前面（硬い）、地面（柔らか）、側面（柔らか）、背後（柔らか）、上部（柔らか）方向のどこから貫通されるか分からないから配置をどうこうよりも根本的な誘爆率を下げる方が優先だと思う。ミサイルにはアクティブ防御システムの充実もいいな（･･･これ高価格になるなｗ）

湾岸戦争直後のT-72って破格の値段で売られていたって
本当なの？
大抵の主力戦車がおおよそ2億～8億円するところを
激安のT-72はわずか30万円で買えるって
なんとかの雑誌で読んだことがあるような・・・

今T-72買いたいですかって言われて買う国はあるのだろうか

>>134
その国の周辺事情次第じゃないかね
周りがT-72相当かそれ以下の戦車しかないなら大いに価値がある

装甲抜かれると一撃爆散の戦車だからな
正面は複合装甲で守られていても全周囲複合装甲なんて到底不可能
上下左右３６０から攻撃を受ける可能性のある市街戦で戦うことは正に自殺行為
被弾するたびに乗員が全滅する様ではタマランな

まぁ弾薬庫抜かれたらエイブラムスでもビックリ箱になることはイエメンで証明されたけどな
エイブラムスの前任のパットンに至っては中東戦争でイスラエルから「焼死体運搬車」なんて忌み嫌われるほどの誘爆率っていう

びっくり箱にはなってないんだよね
派手に燃えてるが防火壁に守られ乗員は生き残っている可能性もある
t-72みたいに砲塔射出座席乗員即死よりはるかにマシなんだよ

アメリカが好きとかロシア（ソ連）が好きとか個人のバイアスを抜きに
客観的、定量的に見ればM1エイブラムス戦車とT-72では
あらゆる火器に対する防御力も乗員の安全性、生残性もケタ違いで比較にならんでしょ
世代も違うし当たり前の話だが

T-72はソ連の独ソ戦トラウマから車高を低くしすぎたのが明らかな失敗で、
大平原で機甲部隊同士が装甲車両大決戦を行うのであれば、
いろんなものを犠牲にしてでも車高を低くして被弾率を下げることは有効だが、
遠方視界が非常に悪い砂漠や三次元的な空間である市街地などが主戦場になる現代戦においては
車高を低くしたことによるデメリットばかりが目立ってしまい、その利点を十分に生かせていない

これは第二次世界大戦時の総力戦ドクトリンから抜け出せなかったソ連の官僚的保守主義の悪しき側面で、
言い逃れのしようが無い欠点だよ

そもそも貫通されたらカセトカ式だろうとバスル式だろうと誘爆の危険性はあるし、被弾率から考えれば砲塔に弾薬置くバスル式の方が危険な可能性すらある
3世代西側戦車が幸運なのは貫通弾食らう機会が殆ど無いことに尽きるっていうか

>sm9689072
オイオイ現代戦で装甲を貫通されないなんて先ずありえないんだよ
テロリストが四方八方から狙ってる状況で被弾率が低いからと砲塔の真下に砲弾を設置するなんて自殺行為だ
被弾しても可能な限り乗員の生命を守るこれが現代戦の絶対条件カセトカは引火したら乗員が全滅する欠陥使用だよ

>>sm9689072

ロシアの次期主力戦車アルマータじゃ無人砲塔化してこの欠陥を改善してるがな

>>141
そもそも非対象戦対応の装備ではない戦車をテロリストの充満した市街地に突っ込ませるという用兵はさておき、構造上誘爆率はカセトカ式よりバスル式の方がどうしても高いんですよ(だからこそブロウオフ機能が開発されたとも言える)
消火装置の改良に弾薬庫を装甲化されたT-80UやT-90ならビックリ箱になることもないと思いますよ

ポジショントークで熱くなるのはいいが、意味不明なトンデモ論で擁護するのは
むしろT-72やソ連の技術者に対して失礼だからやめておけ。

T-72の高い誘爆率、全損率はむしろ使用、解析した側が一番よく認識していて、
例えばウクライナなどはT-72の近代化改修キットを開発し、
弾薬庫を後部に移してバスル式に変更する改良を行っている。
ソ連（ロシア）も自軍の被害を冷静に分析し、T-90を含むT-72系列の素防御力の低さを自覚して
コンタークト5のような強力なERAを積極的に開発している。

カセトカ式よりバスル式の方が誘爆率が高いからブロウオフ機能が開発されたとか
もはや自分でも信じてないような支離滅裂な事まで無理に言う必要は無い。

t-90の砲塔バルスの砲弾は予備砲弾であり装填装置は未だにカセトカなのでビックリ箱の危険が未だ高いんだよね
ｔ－８０は狭い車体各所に４５発もの砲弾が散りばめられているから被弾時のリスクが非常に高いチェチェンでの被害の原因はココにある
結局車体を小さく被弾率を下げる設計思想は全くの逆効果失敗だったわけだな現にロシアの次期主力戦車は西側主力戦車以上の大きさになった

カセトカ=誘爆で凝り固まっている人には何言っても無駄なんだねぇ
勉強になったよ

T-72の設計思想そのものは実戦を経験した時には結果的には弱点と認識されるようになってしまったが、発想そのものは合理性の産物である
西側式の弾薬庫配置とは違ってT-72は砲塔リングから上という戦車戦における高被弾率のエリアには弾薬がほぼ存在しないわけだ
カセトカは砲塔基部に弾薬庫をまとめる構造とも言わるわけだな
どうせ車体を抜かれたらどこ抜かれたって戦闘力は大きく損なわれるんだから車体にまとめちゃえという割り切り
ところが、実際に戦わせると致命的な火災が生じると砲塔ごと吹き飛ぶということになっちゃったんだな

ちなみにアルマータも今のところ推測にすぎないけれど砲塔後部は新型誘導ミサイルが格納してあるのか、もしくはT-90MS同様に完全に予備弾置き場(そうブローオフパネルばかり話題になるがメインはまだ車体下に維持してたのだアレ)でメインの弾薬庫は車体下部にカセトカと似たような円周型の配置なのだろうという話で基本構造は東側スタイルを維持してたりする…と予測されてる
それでは砲塔ぶっ飛び問題はどうしてるのかというと乗員全員を車体前部の重防御部位に集めてしまって砲塔が吹き飛んでも乗員は生存させるというある意味では砲塔まるごとブローオフパネルにしちゃうみたいな形なわけだな
じゃあ側面なりなんなりで乗員室を抜かれたら全滅だという話にもなるがどうせ側面うたれる時点でほぼ死ぬからそこは問題にしないのだろう
M1エイブラムス並に大型化したことで完全に西側化したようにも見られるが防御システムに関してはアクティブ防御システムの大々的搭載と合わせて東側ノリがまだまだ根強い

乗員の生残性の問題は、軍が前進し勝利することによって、解決されるであろう
敵の組織的抵抗力を奪えば、弾薬をどこに積もうと問題ない
まず前進し勝利することありきの、前のめり姿勢の設計思想

http://btvt.narod.ru/4/bars_leopard/korpus-leo2.gif
西側戦車筆頭格のレオパルド2でもこの通り車体前部に弾薬庫あるんだよなぁ。

https://www.youtube.com/watch?v=MJwkGy6EOj8
https://www.youtube.com/watch?v=FyWX8Z8KwIQ
防火壁あったとしてもこれは死ぬやろ……。