エアグルーヴの母親(ウマ娘) 単語

エアグルーヴノハハオヤ

2.7千文字の記事

エアグルーヴ母親とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場人物である。

名前表されておらず、実在競走馬モデルにしたとも表されていないが、状況から、競走馬ダイナカール」をモチーフにしたウマ娘と思われる。

CV:未

概要

エアグルーヴ母親。自身もウマ娘であり、オークス優勝したことが判明している。
名前は非表で、実と同じ「ダイナカール」なのか、「キンイロリョテイ」などのように変更された名前を持つのかも不明である。

ウマ娘母親は何人か登場しているが、エアグルーヴ母親は、ストーリーイベント咲く乙女JunePride」にてフルボイスで登場したため、いち存在感を示すことになった。

お堅いエアグルーヴとは対照的な明るい性格。に対しても敬語で接するに対し、初対面であるトレーナーにすらおちゃらけた口調で話す。

エアグルーヴは、尊敬する母親であると共に、えるべき相手とも考えており、母の日には黄色カーネーションを贈っている。言葉は「嫉妬」なので一般に避けられるが、ウマ娘世界では優れた成績を残した母親ライバルと認める敬意と覚悟をも表すという。

一方、母親にからかわれては狽する姿も見せており、なんだかんだで頭が上がらない存在である。

また、エアグルーヴの年中行事を大切にしてメリハリをつける姿勢は、の教えであるというが、それは彼女のお堅い性格をなんとかしようとお祭りに連れ回しているうち、それをお堅く解釈してしまった結果らしい。

トレーナーに対しては、エアグルーヴを、堂々としつつもそれだけでないいい笑顔にしてくれたことに感謝しており、彼女と「お祭り」を楽しんで欲しいと願っている。

ウマ娘のためのスクールを経営しており、生徒トレセン学園入学後もエアグルーヴ導している。

花咲く乙女のJunePride

イベントシナリオ仕様上、彼女フルボイスで登場。

「ビューティードリームカップ」の日本開催を受け、もちろんエアグルーヴも登場すると信じて電話をかける。エアグルーヴ自身は出場する気はなかったが、のあまりの喜びようから考え直すことに。

後述の通り、勝負服ビューティー安心沢師匠が手がけたものだが、ビューティー自身もエアグルーヴの「ママン」を見たことがあるようだ。

キタサンブラックシナリオ

キタサンブラック(ウマ娘)
ブリュスクマン(ウマ娘)

現役引退後にスクールを経営していることがここで判明。

教え子の一人であるブリュスクマンがキタサンブラックの前に立ちはだかる。

勝負服

詳しいデザイン表されていないが、(少なくともオークス出走時のものは)ビューティー安心沢師匠制作したことと、子と同じく「ウェディングドレスみたい」であることが明らかになっている。また、下記から、少なくともがあしらわれている。

エアグルーヴ勝負服イベントで、彼女勝負服の「の意は」から受け継ぎ、自分の思う「女」のイメージを加えてアレンジしたことが明かされている。

ラッキーフィールド(エア)の勝負服     社台レースホース(ダイナ)の勝負服

(左がエアグルーヴ、右がダイナカール勝負服

エアグルーヴダイナカール馬主が異なるのだから元の勝負服も異なるはずで、一見奇妙だが、実は「エア(株式会社ラッキーフィールド)」の勝負服は「地に一本輪」が胴体に、ダイナカール社台レースホースはこれが両袖に存在する。つまり、このエピソードはちゃんと実際の勝負服に由来するネタなのである。

エアグルーヴから受け継いだのは「」と言っているが、追加されているは「エア」の勝負服には存在しない。一方、社台レースホース勝負服は、胴体が「地に縦縞」である。実のところ、へのオマージュはこちらなのかもしれない。

実装はなるか

馬主社台レースホースからはネオユニヴァースなどがウマ娘になっており、権利関係からはウマ娘化の可性はある。

子が共にウマ娘化している例は長らく存在しなかったが、フサイチパンドラウマ娘化ののち産駒アーモンドアイウマ娘化したことでこの状態は解消された。その後アドマイヤグルーヴ実装により、彼女メアラインが3代繋がることになった。

母がG1馬のウマ娘、または牝馬モチーフでG1馬の産駒がいるウマ娘

調教に限る。太字がウマ娘化済み

史実

競走馬ダイナカールは、1980年生まれの

新馬戦からの3連勝をはじめとして戦で活躍を見せ、桜花賞でも3着と好走。オークスでは掲示板「写 写 写 写」と並ぶ大接戦を繰り広げ、長い写真判定の末に樫の女王の座を手にした。エリザベス女王杯は回避し、ターコイズステークスへ挑む。

そのターコイズステークスが最後の勝ちとなったが、1983年有馬記念4着、1984年目黒記念4着、同アルゼンチン共和国杯3着と混合戦でも好走し、1985年中山記念の3着をもって引退した。

産駒成績は、直の活躍エアグルーヴのみであるが、カーリーエンジェルエガオヲミセテオレハマッテルゼ姉弟エアグルーヴアドマイヤグルーヴルーラーシップなど、孫・曾孫世代に活躍が多く一大牝系を築き上げている。

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