ショウさんとは (ショウサンとは) [単語記事]

ショウさんとは、魔法少女まどか☆マギカ第8話「あたしって、ほんとバカ」に登場するキャラクター。さやかが乗り合わせた電車の乗客である。自分に貢いでくれるキャバ嬢について、嬉々として語りあっていた。

ホストA（ショウさん）: CV.飛田展男
ホストB: CV.三木眞一郎

概要

わずか1回限りの登場にも関わらず、無駄に豪華な声優（カミーユ＆ロックオン）と、酷い内容の長セリフで視聴者に強烈なインパクトを与えた。ガンダムパイロット（マイスター）夢の共演。シナリオの展開から高い演技力が必要なセリフのため、音響監督の鶴岡陽太が二人を出演させることにした。

アフレコ現場は若手の女性声優ばかりであったので、ベテランの二人がスタジオ入りすると現場の空気が一変したという。鹿目まどか役の悠木碧はかなり緊張していたらしい。

アニメとは思えない現実味のあるセリフだが、これは脚本の虚淵玄が実際に満員電車の車内で耳にした会話である。本当はもっとひどい会話だったが、尺の都合でカットしたとのこと。

監督の新房昭之は、あまりにも浮いているシーンのため、わざわざ白黒演出で強調したという。

傷心の美樹さやかにとって、『見返り』を求めて尽くしてくれる女性を使い捨てにしている彼らの言葉は、『恭介から愛されるという見返り』を求めていたことを自覚させ、『マミさんのような正義の味方になりたい』という当初の理想を否定し、絶望してしまうきっかけとなった。さやかは自分自身と、その報われないキャバ嬢を重ね合わせていたことだろう。

劇場版においては、さらに白黒のコントラストが強化されパソコン画面のような非常に浮いたシーンになっていた。セリフは一部カットされている。

漫画版だとショウさんは眼鏡を掛けており、アニメ版では髪型が微妙にロックオンに似ている（向かって右）。

ゲーム版でもホスト二人組が登場するが声優、セリフ共に差し替えられており、別人のようである。

マギアレコードにて、劇団イヌカレー(泥犬)の書き下ろしイベント「百江なぎさは願いを叶えた」に名前だけ登場。同一人物であるかは不明だが、関連性はあると考えたほうが自然であろう。

二人の会話は、色々と改変されてネタにされている。

会話内容

ショウさん
「言い訳とかさせちゃダメっしょ。稼いできた分は全額きっちり貢がせないと。女って馬鹿だからさ。
　ちょっと金持たせとくとすぐ、くっだらねぇことに使っちまうからねぇ」

ホストB
「いや～ほんと女は人間扱いしちゃダメっすねぇ。犬かなんかだと思って躾けないとね。
　アイツもそれで喜んでる訳だし、顔殴るぞって言えば、まず大抵は黙りますもんね」

ショウさん
「けっ、ちょっと油断するとすぐ付け上がって籍入れたいとか言いだすからさぁ甘やかすの禁物よ。
　ったくテメーみてーなキャバ嬢が10年後も同じ額稼げるかってーの。身の程わきまえろってーんだ。なぁ？」

ホストB
「捨てる時もさぁホントウザいっすよね。その辺ショウさん巧いから羨ましいっすよ。俺も見習わないと。お？」

ホストB
「お嬢ちゃん中学生？夜遊びはよくないぞっ」

ショウさん
「何コイツ？知り合い？」

ホストB
「い、いや・・・」

公共の場である電車の中で、このような会話をしているホストもホストだが、それをよりにもよって失恋したばかりの女子中学生に聞かせる虚淵も虚淵である。そして、虚淵に聞かれたばっかりに自分たちの会話を全国に暴露されたリアルホスト2人組は、赤っ恥どころか公開処刑である。

虚淵氏のインタビューによると、ふたりがどうなったかは「決めていないのでお客さんに任せる」
監督の新房氏は「殺していない」という解釈だそうである。

改変バージョン1

虚淵
「生かしといちゃダメっしょ役割終えたキャラはすぐ殺さないと。
　オタって馬鹿だからさ、ちょっと生かしとくとすっぐ出番増やせってうるさいからねぇ」

新房
「いや～ほんとアニメキャラは人間扱いしちゃ駄目だよね。物かなんかだと思って使い捨てないと、
　ファンもそれで喜んでるわけだし」

虚淵
「けっ、ちょっと生かしとくとすぐつけあがって解説とかしだすからさあ生かしとくの厳禁よ。
　ったく胸しか取り柄がないキャラが1クール出続けられるかってーの。身の程わきまえろってーんだ、ねぇ？」

新房
「殺す時もさぁほんとめんどくさいよね。その辺虚淵君巧いから羨ましいよ、俺も見習わないと。お？」

うめ
「ねぇ・・今の話もっと聞かせてよ」

虚淵
「え？あっ、うめ先生お疲れ様です」

うめ
「私あの子たちがファンの人たちに好きになってもらえるように頑張ってキャラデザや衣装考えたんだよ。
　なのに物と同じなの？作品を盛り上げるために死んだマミやさやかにありがとうって思わないの？
　役割なくなったら殺すの？」

新房
「なあ・・・うめ先生どうしちゃったの？」

虚淵
「さあ・・・」

「ぎゃあー」

ちなみに、実際の新房監督はさやかを助命したがっていたが、虚淵玄に却下されてしまった。
ただし、助命嘆願が行われたのが、さやか死亡回のアフレコの現場なんだから・・・・そりゃ無理だよカントクさん。

改変バージョン2

ローソン
「言い訳とかさせちゃダメっしょ稼いできた分は全額きっちり貢がせないと。
　オタクって馬鹿だからさ。ちょっと金持たせとくとすぐ、くっだらねぇことに使っちまうからねぇ」

伊藤園
「いや～ほんとオタクは人間扱いしちゃダメっすねぇ。犬かなんかだと思って躾けないとね。
　アイツらもそれで喜んでる訳だし。オリジナルグッズ当たりますって言えば、まず大抵は買いますもんね」

ローソン
「けっ、ちょっと油断するとすぐ付け上がって『100本買ってきた』とか言いだすからさぁ甘やかすの禁物よ。
　ったくテメーみてーなキモオタがクリアファイルも当てれるかってーの。身の程わきまえろってーんだ。なぁ？」

伊藤園
「落選させる時もさぁホントウザいっすよね。その辺ローソンさん巧いから羨ましいっすよ。俺も見習わないと。お？」

オタク
「ねえ、その人のこと聞かせてよ。今あんた達が話してた男の人のこと、もっとよく聞かせてよ」

伊藤園
「お客さん中学生？お茶の飲みすぎはよくないぞっ」

オタク
「その人、魔法少女まどか☆マギカの事が好きで、限定賞品を手に入れたくて頑張ってたんでしょ？
　あんたにもそれが分かってたんでしょ？なのに犬と同じなの？ありがとうって言わないの？
　役に立たなきゃ捨てちゃうの？」

ローソン
「何こいつ？知り合い？」

伊藤園
「い、いや・・・」

「ぎゃあー」

改変バージョン3

ショウさん
「言い訳とかさせちゃダメっしょ頑張ってきた分は全部きっちり報われないと。さやかって馬鹿だからさ。
　ちょっと放っておくとすぐ魔女になっちまうからねぇ」

ホストB
「いや～ほんとさやかはゾンビ扱いしちゃダメっすねぇ。普通の中学生かなんかだと思って可愛がらないとね。
　アイツもそれで喜んでる訳だし。お前が大切なんだって言えば、まず大抵は黙りますもんね」

ショウさん
「けっ、ちょっと油断するとすぐ欝になってオクタヴィアになっちゃうからさぁ突き落とすの禁物よ。
　ったく上条みてーな屑男が10年後もさやかを愛せるかってーの。身の程わきまえろってーんだ。なぁ？」

改変バージョン4

ショウさん
「言い訳とかさせちゃダメっしょ目玉焼きはきっちり半熟じゃないと。女って馬鹿だからさ。
　ちょっとフライパン持たせとくとすっぐ固焼きにしちまうからねぇ」

ホストB
「いや～ほんと女に目玉焼き作らせちゃダメっすねぇ。味音痴だと思って躾けないとね。
　アイツに半熟作ってやったら喜んで食べる訳だし。
　俺が本物の目玉焼きを食わせてやるって言えば、まず大抵は黙りますもんね」

ショウさん
「けっ、ちょっと油断するとすぐ付け上がって焦げ目ある方が美味いとか言いだすからさぁ甘やかすの禁物よ。
　ったくテメーみてーな中学教師が美味い目玉焼き作れるかってーの。身の程わきまえろってーんだ。なぁ？」

ホストB
「油をひく時もさぁホントコツいるっすよね。その辺ショウさん巧いから羨ましいっすよ。俺も見習わないと」

ちなみに某中学教師の噂の元カレらしき人物は、魔法少女かずみ☆マギカに登場している。

改変バージョン5

ショウさん
「女の子に貧乏とかさせちゃダメっしょ。稼いできた分は全額きっちり貢がないと。オレって馬鹿だからさ。
　ちょっと金持つとすぐ、くっだらねぇことに使っちまうからねぇ」

ホストB
「いや～ほんと女の子は可愛いっすよね。天使かなんかだと思って愛でないとね。
　オレもそれで喜んでる訳だし。美味しい物食わせれば、まず大抵は喜びますもんね」

ショウさん
「けっ、ちょっと油断するとすぐ付け上がって籍入れたいとか言いだすからさぁ甘やかすの禁物よ。
　ったくオレーみてーなホストが10年後も同じ額稼げるかってーの。身の程弁えろってーんだ。なぁ？」

ホストB
「食べ物頬張ってる時もさぁホント可愛いっすよね。
　その辺ショウさん巧いから羨ましいっすよ。俺も見習わないと。お？」

ホストB
「お嬢ちゃん中学生？ホラこれですきな服買いなっ」

ショウさん
「何この天使？へぇ佐倉杏子ちゃんて言うんだ。可愛いね」

「ぎゃあー」

改変バージョン6

「核融合とかさせちゃダメっしょ超新星爆発するためには質量もっと大きくしないと。太陽って馬鹿だからさ。ちょっと水素持たせとくとすっぐ核融合に使っちまうからねぇ」

「いや～ほんと太陽は中心星扱いしちゃダメっすね銀河系にありふれた星だと思って躾けないとね。アイツもそれで活動してる訳だし６３億年後には中心核の水素無くなりますもんね」

「けっ、ちょっと油断するとすぐ付け上がって黒点出したいとか言いだすからさぁ甘やかすの禁物よったくテメーみてーな恒星が１２３億年後も同じ活動出来るかってーの。身の程弁えろってーんだ。なぁ？」

「膨張する時もさぁわざわざ他の惑星飲み込んでホントウザいっすよね。その辺シリウス Aさんの明るさ羨ましいっすよ。俺も見習わないと」

「お嬢ちゃんVV CEPHEI ケフェウス座VV星？赤色超巨星は表面温度は高くないぞ」

「何こいつ？直径2,400,000,000km？」

「ぎゃあー」

改変バージョン7

虚淵
「生かしといちゃダメっしょ役割終えたキャラはすぐ殺さないと。
オタって馬鹿だからさ、ちょっと生かしとくとすっぐ出番増やせってうるさいからねぇ」

うめ
「いや～ほんとアニメキャラは人間扱いしちゃ駄目だよね。
物かなんかだと思って使い捨てないと、ファンもそれで喜んでるわけだし」

虚淵
「けっ、ちょっと生かしとくとすぐつけあがって解説とかしだすからさあ生かしとくの厳禁よ。
ったく胸しか取り柄がないキャラが1クール出続けられるかってーの。身の程わきまえろってーんだ、ねぇ？」

うめ
「殺す時もさぁほんとめんどくさいよね。その辺虚淵さん巧いから羨ましいよ、私も見習わないと。お？」

新房
「ねぇ・・今の話もっと聞かせてよ」

虚淵
「え？あっ、新房監督お疲れ様です」

新房
「オレはさやかたちが幸せになってもらえるようにアニメ作ったのに。キャラに愛情注いだのに。
なのに物と同じなのか？作品を盛り上げるために死んだマミやさやかにありがとうって思わないのか？
役割なくなったら殺すのか？」

うめ
「ねえ・・・監督どうしちゃったの？」

虚淵
「さあ・・・」

「ぎゃあー」

魔法中年ホスト☆マギカ

４コマアンソロジー1巻に掲載された作品（作者はFBC）。

ショウさんとホストB（500円）が主役。この作品でショウさんのファンが増えたらしい？

ホストという人間社会の闇を知り尽くした存在である『大人』のショウさん達が、女子中学生がメインの物語であるまどかマギカのストーリーに武力介入していたらどうなっていただろうか？短いながらも、そういったことを真面目に考えさせてくれる作品である。

ストーリー

いつもの電車内。『自分と似たような仕事』に興味を持ったキュゥべえがホスト二人組に接触するのだが・・・

まさかの感動のラストに、全ショウさんファンが刻の涙を見た・・・。

ショウさん単語

概要