テリーはワンダーランドとは (テリーハワンダーランドとは) [単語記事]

テリーはワンダーランドとは、ドラゴンクエストⅥの改造プレイ動画である。
正式名称は、「DQ6 大人になったがテリーはワンダーランド」。
2008年 02月02日に第1回が投稿され、その翌年2009年 04月01日に最終話が投稿され完結。

2012年 4月5日に新シリーズ「DQM 子供の頃からテリーはワンダーランド」が開始された。
こちらは第1シリーズである「DQ6 大人になったがテリーはワンダーランド」より過去の話である。

概要

DQ6 大人になったがテリーはワンダーランド

第1シリーズ。通称「テリーはワンダーランド」、サブタイトルは「ルイーダの逆襲」。
見掛け倒しの代名詞・テリーが下級モンスターを携え、クリアを目指す動画。
作者の編集技術とプレイテクニックが非常に冴え、視聴者を楽しませる企画的な回も多い。
また、作者の好みなのか、演出に聖飢魔Ⅱの楽曲がよく使われる。

プレイ内容

テリーが主人公となり、ダーマ以前からモンスターを仲間にして進めていく。
以下に禁止事項を列挙する。

転職、ドーピング、戦闘用非消費アイテム（ゲントの杖、炎の爪など）の使用。
魔物使い★５以上を必要とする魔物（キングスライム、キラーマシン２など）の起用。
テリー以外の固定仲間（ハッサン、ドランゴなど）の起用。
防具は拾い物（特に規制はしていなかったが、成り行きでなっていた）。

登場人物

テリー
　本作の主人公。基本的にヘタレであるが、ここぞというときは頼りになるかもよ？疾風突きで手柄を横取りしたり、褒めると当たらなくなる魔人斬り、真っ先に狙われて死ぬ点などで、彼の性格がよく表れている。しかし、魔物使いというハンデを背負いながら、技を磨き常に前線に喰らいついた努力家でもある。修行の末、舞空術も体得。
　ファンからは敬愛を込めて「テリーさん」と呼ばれている。ドサクサに紛れてテリー本人が動画にコメントをすることがあるが、大文字や青字が露骨なためすぐバレる。
得意技『まじんぎり』
メソ（ファーラット）
　ギラ系統に長けた魔術師。武器は爪を愛用し、心なしか会心も多い。ムドー戦の英雄の一人であり、パーティの中ではテリーの最も古い仲間。かっこよさが無駄に高く、全裸でテリーを抜いていたというエピソードがある。
　初期の仲間が次々と脱落する中、狭間編では見事レギュラーの座に（最終決戦には参加しなかったが）。普段は活躍しないファーラットやギラ系呪文も、この動画ではエースである。
得意技『ベギラゴン』
コロスけ（スライム）
　テリーを大量虐殺した一族の末裔。一切の特技を持たないが、同じ条件である序盤は寧ろ強い部類であった。中盤の特技インフレに取り残され、預けられてからは伝説の装備編まで放置される。
　後に「エア・カーリング（舞空術）」をマスターし、格闘場でも優秀な成績を収め、ハッサンに売られかけた。
　「殺助」という漢字名から、日本人の可能性が高い。
得意技『たたかう』
モッコス（リップス）
　ガチムチの雄野郎。その美貌から女性の風格を漂わすが、ぱふぱふの判定で♂と公式認定されており、
女子と思い込んだ作者の怒りを強く買った。愛撫が得意で、ブラディーポの性感帯を完全に把握している。
　MPが高いのに呪文をひとつも覚えず、濃い顔面のせいか狙われやすく死にやすい。
得意技『ひゃくれつなめ』
ピエール（スライムナイト）
　もう一人の主人公。努力家のテリーとは対照的に、天才肌なピエールは最初から強かった。高いバランスのオールラウンダーであり、剣技・防御・回復の３本柱でパーティを支え続ける。
　「敢然と立ち向かう」をバックに単身、ムドーと対峙する姿には多くの視聴者が感動を覚え、「真の勇者」と称えられた。デスタムーアの猛攻を何度も耐え、ダブルヒーローの連携技を叩き込む。
　原作では加入時期が不自然に遅く、不遇を受けている。本作では「もし早ければどうなるか」がコンセプトのひとつとなっているようだ。
得意技『はやぶさぎり』
うまいボ（どろにんぎょう）
　相手の攻撃を逆手に取ったトリッキーな戦いを好む。その名の通り「うまい」奴で、本作の( ﾟДﾟ)ｳﾏｰコメント率は、こいつが最も多い。ムドー戦以前から仲間になっていたが、本格的な導入は、まねまね習得後となった。アークボルトの兵団長ブラストを手玉にとった頭脳プレーで、視聴者のド肝を抜く。
　ステータスだけが実力でないことを、実践で証明した。
得意技『まねまね』
クヤシス（レッサーデーモン）
　うまいボと同じく、導入はムドー戦後。稲妻による全体攻撃やザラキやザラキが強力で、中盤のエースとして大活躍。特別編でも最後まで生き残った（テリーは自分が倒したように演出）。伝説の装備編では無力戦隊ルイダェンジャーのリーダー（ザキレッド）を務め、冗談抜きに無力な後ろ３人に足を引っ張られながらも、見事スフィーダの盾を手に入れた。
得意技『ザラキ』
ホイさく（ホイミスライム）
　癒しの呪文で幾度となくパーティのピンチを救った、みんなのアイドル。ホイさくがいれば誰もが安心し、ホイさくが死ねば誰もが絶望を覚える。格闘場ではまさかのピエール越えを果たし、存在感をアピールした。回復はバッチリなものの著しく非力なため、ボス戦が彼のステージ。
得意技『ベホマズン』
オクレ（くさったしたい）
　原作主人公「オクレ」が死に、地獄から蘇った姿。パーティのムードメーカー。生命力、腕力が高い典型的な戦士ポジションで、毒の威力には多くの笑いを買った。
　テリーやランドとターニアを巡り争うが、ターニアはオクレにしか懐いていない。しかし腐ってからは気付いて貰えず、本人もかなりショックを受けいていた（ちなみに親であるレイドック王はオクレ本人であるとすぐに気付く）。
　現実世界の腐ってないオクレと合体し、仮死戦士「真・オクレ兄さん」となる。テーマソングは「地獄の皇太子」
得意技『もうどくのきり』
つんこ（スーパーテンツク）
　極度のツンデレ。必死のアプローチに全く振り向かず、十数回目のプロポーズでようやくデレる。
　中盤はメダパニダンスが猛威を奮い、精霊の歌を覚えてからはホイさくと共にパーティの守り神として君臨。最終決戦では献身的な最期を遂げ、涙を誘った。べ、別にアンタのために歌ってあげるんじゃないんだからねっ！
得意技『せいれいのうた』
ボナンザ（ウインドマージ）
　バギ系統に長けた魔術師。バギクロスを覚えるまで空気のような存在だったが、バギクロスを覚えてからは嵐のように敵をなぎ倒す。バギクロスはラストダンジョンまで使い続けられた。
　最終決戦で仲間を守るために神風特攻、風の中に散った。・・・ナイスガッツ、ボナンザ！
得意技『バギクロス』
ツクネ（キメイラ）
　回避率が通常の４倍ある、シャアもビックリな高性能ヤキトリ。多くの神回避で視聴者を興奮させ、次のターンには死んでいた。ベホマ・凍える吹雪と特技はかなり優秀なのだが、紙装甲が悩ましい。
　鳥なので、海上だろうと自由自在に空を飛ぶ。別次元ではラーミアと呼ばれているようだ。
得意技『こごえるふぶき』
らむりん（ダークホーン）
得意技『即死』
ロビン３（ばくだんいわ）
　正常進化を遂げた殺戮マシーン。勧誘の際に自爆し続け、作者の精神を破壊した。
得意技『メガンテ』
ハッサン
　神出鬼没のコメディアン。劇中では名前を変えて度々登場。やりたい放題を書いていたらキリがないので、動画を視聴して確認して欲しい。
　尚、DQ6においてテリーと双璧を成すネタキャラであるが、実力は雲泥の差。
得意技『せいかんづき』