閣下列伝とは (カッカレツデンとは) [単語記事]

閣下列伝とは、ておくれPが投稿するiM@S架空戦記「アイマスクエストIV 閣下列伝」の事である。

タイトルから推測できる通り、「アイドルマスター」と「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」の二つのゲームを題材にして「春閣下」というニコマス要素を加えた架空戦記である。

シリーズの総再生数1200万(2013年 9月時点)を超える非常に人気の高いシリーズであり、この数字はiM@S架空戦記シリーズでは勿論、ニコニコ動画全体で見てもトップクラスに位置する。（ランキングの他のシリーズは殆どがゲーム実況なので、ストーリー物に限るとトップになる）

アイマスクエストIV 閣下列伝

最初は「2週間で終わるつもりでつくった」というプレイ動画に会話を付け足した程度だったものが、1ヶ月後には、オリジナルストーリーを交え幾重もの伏線を重ねた、巨編ファンタジー架空戦記へと進化を遂げていた。その急激な変貌ぶりは、作中の用語にちなんで「進化の秘法」といわれている。

2009年 12月10日にておくれPから休止が宣言されるが、半年後の2010年 6月18日に再開を告知、そして2010年 7月6日、新しい制作スタッフを引き連れて戻って来た。

本シリーズの魅力
人それぞれ想いがあるであろうが、あえて挙げるなら以下のようになろうか。
- 多数の伏線を織り交ぜて練り上げられた精巧なシナリオと、そこに描かれる人間ドラマ
- 「知られざる伝説」「アイテム物語」など、ドラクエの様々な裏設定の有効活用
- アイマスの曲の歌詞やメロディ、果てには間奏までをも活かした演出
- 随所に散りばめられたキレの良いギャグ
この他にも「話数を重ねるごとに豪華になる戦闘演出」「人間的魅力に溢れたNPC達」「場面を盛り上げるアレンジ BGM」等々、全て挙げていては限が無い。最新話に追い付くまでに一度も泣かない・笑わない人はまず居ないと思われる。

これから見ようか迷っている人は
既に話数が100を超える長編であり、それゆえに「今から作品を追っていくのはちょっと・・・」と尻込みしてしまう人も居るだろう。そんな人はプロローグを見てから、ギャグが冴えていて話のテンポが良い第二章を視聴して判断する（※）ことをお勧めする。気が付いた時には三章に突入している事だろう。ただし、動画中に「ヤバイ・・・寝られない」等のコメントも見られるため、休日の前日に見始めた方が良いかも知れない。逆に最初の数話だけ見て判断するのはお勧め出来ない。はっきり言ってこの頃はプレイ動画に顔グラが付いた程度であり、本シリーズの魅力に触れていない事になるからである。第二章から見る事を勧めるのはこのため。（ただし進化の兆しは第一章7話からある）
※なお、ておくれPの演出は三章以降もメキメキと進化している事と、ファンの間でシリーズ最高回の声が高いのは六章ファイナルである事を付け加えておく。

原作（アイドルマスター・ドラゴンクエストⅣ）を知らない？
動画内のコメントを見る限りでは、両方知らない人でも楽しめているようである。とは言え知っているに越した事は無いだろうから、ドラクエⅣの主な登場人物の項目やアイマスの登場アイドルの項目（またはこの動画）を見て、予備知識を付けておくとより楽しめるかも知れない。

ネタバレ・予測コメント
本シリーズのシナリオには多数の伏線を扱っているため、ネタバレや先の展開を予測するようなコメントを付けてしまうと、他の視聴者の楽しみを大きく損なう恐れがある。よって動画内ではそのようなコメントは書かない事が望まれている。例え後の話で回収済みの伏線であったとしても、初見の人にとってはネタバレになりかねない事にも注意して欲しい。
ネタバレを気にするのであれば、最新話にたどり着くまでは、全てコメント非表示で視聴するのが安全である。逆にそう言った会話をしたい場合は、こちらのコミュニティ内であれば遠慮なく語る事が出来る。

その他
章の終了後ごとに人気投票の結果発表と設定公開を行っているが、決まってておくれP自身が上位に入ってしまい、自身の身の上を公開する破目になる。

また、サブキャラを主役に据えた二次創作の小説も幾つか公開されている。アイマスクエスト自体がドラクエIV&アイマスの二次創作なのだから、そう言った意味では三次創作にあたる。

基本設定

本作の基本設定として、アイドルとドラクエIVの登場キャラが融合している点が挙げられる。

ておくれPのWeb サイトからの引用

融合すると両者の記憶や性格が混ざることになる。
融合には深度があり、心が拒絶すると混ざりにくい。しかし、一度混ざったものは戻ることは無い。

アイドル達はドラクエ世界のキャラに魂だけ融合した形となり、基本的に肉体はドラクエ世界に依存している。「性別」と「能力」はドラクエキャラに完全に依存しているが、容姿や雰囲気、魂に訴えかける何かはアイドル達の要素が混ざっている。（要するに性別と能力さえあっていれば姿は何でも良かったりする）

また、タイム・マ☆ティン使用者同士はお互いを魂で感じ取れる。その範囲は相手を目で意識的に見たり、注目することでわかる。（近くに存在するのを感知できるわけではない）

この設定が原作とは異なるストーリーを生み出す大きな要素を占めている。

各章紹介・動画一覧

以下の各章紹介にはアイドルの配役も含まれています。
配役も知りたくない人にとってはネタバレに当たるので注意して下さい。

ほ゛うけんをする

ひょうし゛そくと゛をかえる

ほ゛う

フ゜ロローク゛

ほ゛うけんのしょ　１：た゛い１しょう　おうきゅうのエーシ゛ェント

ほ゛うけんのしょ　２：た゛い２しょう　ヘ゜ったんひめのほ゛うけん

ほ゛うけんのしょ　３：た゛い３しょう　ふ゛きややよネコ

ほ゛うけんのしょ　４：た゛い４しょう　モンハ゛ーハ゛ラのホ゛ケホ゛ケしまい

ほ゛うけんのしょ　５：た゛い５しょう　しんかのひほう

ほ゛うけんのしょ　６：た゛い６しょう　こと゛くな＊＊せんし

ほ゛うけんのしょ　７：た゛い７しょう　まをすへ゛るもの

ほ゛うけんのしょをけす

プロローグ

インテルメッツォ

「いつもがんばっている皆を、今日は、時空の旅へとご招待しようと思うのだ」

高木社長が開発した怪しげな発明品『タイム・マ☆ティン』によって、765プロのアイドル達はドラゴンクエストⅣの世界に入り込んだ。彼女らの魂は、ドラクエ世界のキャラクターと融合してしまう。
導かれし者の宿命をその身に帯びて、それぞれの冒険に旅立つ。

第一章　　王宮のエージェント

真が融合したライアンは、バトランド王国の王宮戦士の一人だった。最近次々と起こる子供の失踪事件に頭を悩ませていたバトランド王は、ライアンら王宮の戦士たちに事件の調査と解決を命ずる。

「どうせならお姫様とかが良かったのになぁ…」
そうぼやく真だったが、段々とゲーム感覚でこの世界を楽しみ始める。失踪事件の真相は一体？　かしこさ1の真ライアンと、真美ホイミンとの冒険が始まる。

第二章　　ペったん姫の冒険

サントハイム王国のおてんば姫アリーナと融合した千早は、王様に力試しの旅に出たいと願うが許しを得られない。ついに城から飛び出してしまった千早を、城の神官クリフトと融合した雪歩と教育係の老魔法使いブライと融合した伊織が、大慌てで追いかける。

「どうせこの世界は別世界なんだから、誰とも深く関わらない方がいいのよ」
クールに言い放つ千早であったが、アリーナの性格が影響しておかしな方向へ…。本シリーズ最大のトラブルメーカーが繰り広げる、ドタバタ珍道中に乞うご期待！

第三章　　武器屋やよネコ

やよいが融合したのは、レイクナバの武器屋で働いている商人トルネコ。トルネコの商魂のせいか、やよいは妙にお金に厳しくなっている。
「ね？これも買って！　ね？ね！」
そんなあざとい売り込みも、全ては愛する妻と息子のためである。しかしトルネコには、世界一の武器屋という夢があった。その夢を叶えるため、故郷を離れて旅に出る事を決心する。
念願の貧乏脱出を果たしたやよいだが、その結末は如何に？

第四章　　モンバーバラのボ ×ボケ姉妹

美希が融合した姉のマーニャは、ギャンブル好きなモンバーバラの踊り子。あずさが融合した妹ミネアは、しっかり者で占い師…のはずだったが、あずさの方向音痴はしっかり融合されてしまったようだ。錬金術師エドガンの娘として育った姉妹は、殺害された父の敵・バルザックを探す復讐の旅をしていた。

「私、年齢的には女子高生だし全然問題無いと思うのよ！」
高校生相当まで若返ってあずささん大喜び、ツッコミ役不在のボケボケ珍道中、…かと思いきや、その旅路には過酷な運命が待ち受けていた･･･。

↑もと゛る

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第五章　　進化の秘法

勇者かっか(春香)

導かれし者たち

勇者の故郷

栄光への戦い

春香が融合したのは、山奥の小さな村で育てられた勇者かっか。しかしある日、村は魔物の襲撃を受けて滅ぼされてしまう。
「そのほうこうには　た゛れもいない。」
ただ一人生き残った勇者かっかは、失意のまま旅に出る…。

勇者の下に選ばれし者たちが集う、原作の五章前半部分を、多分にオリジナルストーリーを交えつつ描く長編。シリーズの冠名である閣下が初登場する章でもある。

第六章　　孤独な○○戦士

ライアンと融合した真の、一章最後から五章に至るまでの旅路を描いた完全オリジナルストーリー。○○の部分はストーリーが進むに連れて度々変化していく。

「ボクはいいんだ、別に死んだって…」

これは、運命に翻弄され
出会いと別れを繰り返し
戦い続けた一人の戦士の物語

第七章　　魔を統べる者

勇者かっか(春香)

ついに全ての導かれし者たちが勇者かっかの下に集った。地獄の帝王の復活を阻止する為に世界を巡る勇者一行の旅路と、ピサロと融合してしまったプロデューサーの魔界統一物語の二本立てで構成されている。本章のファイナルで、ついに物語の核心が明らかになる。

はるかな　むかしより　くりかえされし
ひとと　まものの　たたかいのれきし
それは　おきるべくして　おきつづける…
このせかいの　おおいなる　さだめ。

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第一部

高木社長の怪しげな発明品「タイム・マ☆ティン」によってドラゴンクエストIVの世界に入り込んだアイドル達。彼女らの魂は、ドラクエ世界のキャラと融合してしまう。導かれし者の宿命をその身に帯びて、それぞれの冒険に旅立つ。

第一章　「王宮のエージェント」

菊地真が主役の第一章。
バトランド王国の王宮戦士・ライアンと融合した真は、最近次々と起こる子供の失踪事件を解決するよう王様から命じられる。かしこさ1の真ライアンと真美ホイミンとの珍道中が始まる。

第二章　「ペったん姫の冒険」

如月千早が主役の第二章。
サントハイム王国のおてんば姫アリーナと融合した千早が、城の神官クリフトと融合した雪歩、教育係の老魔法使いブライと融合した伊織を従えて腕試しの旅に出る。

第三章　「武器屋やよネコ」

高槻やよいが主役の第三章。
武器屋で働いているトルネコと融合したやよいが、世界一の武器商人になることを目指し、故郷レイクナバを離れて金儲けの旅に出る。目指すは世界経済の支配！？

第四章　「モンバーバラのボケ×ボケ姉妹」

星井美希と三浦あずさが主役の第四章。
踊り子マーニャと融合した美希と、占い師ミネアと融合したあずさの姉妹が、殺害された父・エドガンの敵討ちの旅をする物語。高校生相当まで若返ってあずささん大喜びかと思いきや、原作以上のハードな展開が待ち受けていた・・・。

第五章　「進化の秘法」

天海春香と春閣下が主役の第五章。
勇者かっかと融合した春香は、住んでいた村を魔物の軍団に壊滅させられるも、ただ一人生き残って旅に出る。春香の下に、導かれし者たちと融合したアイドルが集う長編。原作の五章前半までをオリジナルストーリーで描く。律子が登場する場面には、誰もが驚きと失笑を禁じえない。

第六章　「孤独な○○戦士」

菊地真が主役の第六章。
ライアンと融合した真の、一章ラストから五章に至るまでの孤独な旅路を描く完全オリジナルストーリー。
○○の部分はストーリーが進むに連れて度々変化していく。
第六章ファイナルの「迷走Mind」はアイマスクエスト最高回との声も多い。

第二部

ついに亜美を除く全てのアイドルが勇者（と融合した）春香の元に集った。
地獄の帝王の復活を阻止する為に、導かれし者たちは世界を巡る。

第七章　「魔を統べる者」　

物語の核心に迫る「世界編」。
勇者一行の旅路と、ピサロと融合してしまったプロデューサーの魔界統一物語の二本立て。
手がかりすら見つからない亜美の行方は如何に？
第七章20「激突！地獄の帝王エスターク」は非常に人気が高い回である。
そして、パーティーを離れる道を選んだ美希とあずさを待ち受ける更なる過酷な運命とは・・・？

第八章「導かれし者たち」

「地獄の帝王エスタークついに滅ぶ。」
しかし、すべては閣下の筋書き通りに過ぎなかった。
世界が平和の到来を信じて歓喜する中、真の閣下列伝の物語が始まる！

シリーズ名物

他のニコマスPの参戦
話の途中で時々魔物に扮したP達が参入してくることがある。そのほとんどがギャグ要員であるが、一部重要な役割を与えられているPも存在する。因みにこれらのPはておくれPが募集しており、自ら出演依頼をしているようである。
英雄ベロリンマン
戦った相手の服を脱がしていくと言う珍妙な戦闘スタイルを持つ魔物。何故かやたらと人気が高いキャラである。量産型の登場が熱望されている。( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟ　ベロリンマン！ベロリンマン！
一方で、所構わずベロリンマンネタを連発すると、ておくれPをはじめ、嫌がる人も多いので、ネタとして使う時は要注意。
宿屋の破壊
2章組（アリーナ千早、ブライ伊織、クリフト雪歩）の3人が宿屋に泊まるとほぼ間違いなく宿屋が破壊される。原因は主に千早と伊織の喧嘩のとばっちりと、それから逃げる雪歩の穴掘りである。また5章で勇者PTと合流した後はここにマーニャ美希も加わることになる。今後も彼女らの爽快な壊しっぷりに期待したい。
ヒゲの魔力
 トルネコやよいはヒゲをつけることによって性格が急変し（というより商人モードになり）、暴走モードに入る。そして暴走モードに入ったやよいが様々な出来事を引き起こしカオス状態に突入する。ちなみにヒゲを外すと大人しくなる。ライアンヒゲとブライヒゲにも、それぞれ異なった効果が備わっている。公式サイトにて、作者による記載が成されたので追記。
トルネコヒゲ：3章影の支配者。実は魔王説。
ブライヒゲ：持ち主のブライ分に関わっているらしい。実はブライ本体説。
ライアンヒゲ：装備した人物のかちこさに影響を及ぼすらしい。
また、非常に優秀な変装アイテムでもあり、ヒゲを用いた変装は、現在誰にも見破られていない。

作品リスト

お絵カキコ

ニコニコミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

閣下列伝単語

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