490
31 ななしのよっしん
2016/11/20(日) 19:26:30 ID: 0YPGwkrFwl
>>26
福山の監督挨拶と質疑でそれははっきり言ってた。
あの時点であの結論に至った日本人は殆ど居ないというのが監督が資料調べて得た結論で、この時点ではあの台詞よりももっとすずさんのそれまでの生活に直接根ざした台詞(そして、主婦なら確実に体感しているであろう事実)で言わせた、と
最終的にすずさんは同じ結論に至ったとは思うけれど、それは戦争が終わってからもうちょっと経ってからの話になる、って
32 ななしのよっしん
2016/11/20(日) 19:28:34 ID: yu0LSeWrHO
33 ななしのよっしん
2016/11/20(日) 19:34:30 ID: oxmpdD7zri
>>30
そういうさそい文句にのって気楽に劇場行ったら、
日々のくらしのふとした瞬間に、一見どうでもよさそうな細かい部分ばかりが思い出されて仕方がなくなる作品
34
2016/11/20(日) 23:08:52 ID: WyYPX1ygFD
>>33
あるなそれ・・自分は自炊派なので、映画見て以来こっち、まな板使う度に、劇中ですずさんがニコニコ野草を刻んだりしているシーンが脳裏に浮かぶ。生きることは食べることなんだな~と。
35 ななしのよっしん
2016/11/21(月) 02:11:22 ID: UoyuihuhM/
>>28
百合っぽい描写が今ほど一般的でなかった1990年代半ばに
ガチ百合作品「街角花だより」でデビューしたお方ですし…
36 ななしのよっしん
2016/11/21(月) 02:49:01 ID: JhejZ35c1t
いろいろ見てて気がついた所(ネタバレ含む)
・子供時代のすずが船を下りるときに川に鯉がいる→広島といえばカープ
・子供時代の江波や広島には犬がうろうろしている→大人時代にはいなくなる、犬は軍用犬になった?猫は使いようが無かったのか普通にいる
・すずさんは天井の木目をよくなぞる
・子供時代の学校の後ろの習字は「廣島城天守閣」→大人になってすずが江波に里帰りした際には隙間風をふさぐために使われている
・節食の話の部分で三蔵の前でおままごとをする子供→雑草で料理を作る、食べ物が本当は無いことの意
・憲兵のセリフが追加「嫁でも所詮は他人だから云々」→まだ家庭に溶け込めないすずさんに追い打ちイベント
・化粧をして鎮守府に行くところでモブの軍人が「GKFの様子が云々」と喋っている→GKF=南西方面艦隊、水原の乗っている青葉もGKFに属している
・井戸に行くための溝の橋板が高射砲の破片で3枚のうち1枚が破壊される→以降のシーンでは2枚の板を組み合わせた橋になっている、戦争で物が擦り減っても我慢
・空爆が本格化し始めた頃から屋根に幻惑迷彩のようなものを施した建物が出現(効果は不明)
・空爆が本格化し始めた頃から水入りバケツ2段ピラミッドがあちこちに出現
・周作が武官に転身する前日の日曜日、周作の腹の上で堂々と寝る猫
・久々に白米を食べる北条家、やはり家長のお父さんだけはご飯の量が2倍くらいある
・終盤の妹が寝ている部屋、天井のランプの傘のヒビに魚形のテープが二枚張ってある(港町だから?)
・エンドロールで片足が義足の男性と船の模型を見る少年→晴美の兄の久夫?
・ラストのリンの横にすずが書き加えられるシーン→原作だとリンドウだけが手前に咲いているが本作ではすずらんとリンドウが一緒に咲いている?
まだまだ見てて思ったことが沢山あったけど情報量が多すぎ&最後に感動してる間に色々思い出せなくなる模様
37 ななしのよっしん
2016/11/21(月) 13:49:19 ID: 0YPGwkrFwl
笠のヒビに貼ってある魚シールは冒頭の幼少期から変わらない
鬼いちゃん含む三人兄妹で雑魚寝したあの部屋と同じ部屋
38 ななしのよっしん
2016/11/21(月) 16:01:26 ID: XkUw1jGGZU
君の名はを批判してた漫画家や(江川ではない)評論家がこの作品をやたら褒めてんな
あれか、深いテーマ性のある作品が薄っぺらい作品に売り上げで劣り
質の高いアニメがラノベアニメに負けたり良い音楽がAKBに負けるのとくやしいのと同じ心理か
39 ななしのよっしん
2016/11/21(月) 17:26:44 ID: b+vicU9g1b
具体例も挙げずにそんなこと言われても知らんがなとしか言いようがない
Twitterなり何なりで直接本人に聞いてみれば
40 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 04:14:54 ID: KC+ovGMTEQ
ニコ厨にはほぼ完全スルーされてる感じだねえこの作品
まあニコニコのユーザー層である小中高生、萌豚、ネトウヨに受ける要素が無さすぎる
41 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 04:46:19 ID: +cmGK91J5G
これは本当にいい映画だけど、萌え豚だの君の名はだのを持ち出して対立構造作ってくる奴らには本当にうんざりする
こういうアニメをマウンティングに利用するなよ
稼いだ金や注目度で勝った負けたを語らなくてもいいだろう
他にもっと語るべきことがあるはずだ
42 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 07:44:10 ID: 3lo5Mnaw3R
KAZUYAやボウズプロパガンダーが毎日のようにランキングで暗躍してる
ネトウヨの本拠地ニコニコでは受け入れられないアニメ
ニコニコ広告に金注ぎ込むの辞めて欲しい。ネトウヨ連中に目をつけられたらどうする。
応援したいならツイッターで宣伝しようや
43 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 09:00:05 ID: GcpV+90oD1
政治語りたい奴や対立煽りたい奴や売上で煽りたい奴やマスコミは糞って言いたい奴やら外野が煩すぎる
今年は面白い映画が多くてどれも楽しいってのに外野が泥を塗りたくりに来やがるのが嫌だ
44 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 09:29:05 ID: +cmGK91J5G
本当に変なのに目を付けられるのが残念だよ
この世界の片隅~に限った事じゃないけどさ
ちょっとマイナー路線で興行収入のかんばしくない、でも良作みたいな作品って対立煽りの格好の餌食になる
このアニメが好きなんじゃなくて、このアニメを見つけた俺が好きな奴ってほんとちょっと黙ってて欲しい
45 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 10:12:24 ID: pfUqZ4yQh1
内部の人間ですら、(ノンがらみで?)儲かって欲しくない人たちが悔しがってるとかツイート数が君の名はを抜いたってイベントで公言してるから
大元からそういう性質があるんだよ
46 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 13:41:55 ID: oxmpdD7zri
47 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 15:33:49 ID: hy86iev9QX
東浩紀
アニメには二つ方向がある。「僕たちもアニメのように美しい現実を生きている」と訴える方向と「僕たちは現実すらアニメのように解離して捉えているのかもしれない」と描く方向。「君の名は。」が前者だとすれば「片隅に」は後者である。好みはひとによって分かれよう。しかしぼくは後者を好む。
言い換えれば「君の名は。」は背景が物語に奉仕する作品。嘘の自然が視聴者の感情移入を支える作品。それはとても近代文学的。でも「片隅に」は違う。そこでは背景は背景として自立していない。すずは背景と物語を分離できない。でもそれこそがすずの生きる力になる。それは病者に力を与える作品。
48 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 15:56:50 ID: LCP8kW42Bv
最後の方に出てた哲さんて実際にあの場所にいたの?
それともすずさんの見た幻なの?
幻だとしたら戦死したんだろうけど
49 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 16:51:01 ID: J0BG5+1VoC
50 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 20:24:42 ID: QJqlJFt5JJ
哲さんは戦場に行ってないだろ
何を見てたの
51 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 20:31:47 ID: J0BG5+1VoC
いや最後哲さんが見てるのが青葉だって意味分かってない人はいっぱいいると思うよ
俺最初読んだ時全然気付いてなかったし
52 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 21:55:40 ID: BLzGsuUQIi
「あの後哲さんは戦場に行ってない」てのは青葉の艦歴を知ってるか、少なくとも大戦末期の日本が絶望的なほど重油に困窮していたってことを知らないと出てこない判断なんだよ
かくいう自分も、例のゲームのにわか知識で知ってるだけだけど
ついでに言えば呉空襲でも戦死者は出てるから可能性が無い訳ではない
「青葉乗組員の」戦死者が出てるかという話になると分からんけど
53 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 22:40:02 ID: b+vicU9g1b
原作読むと分かりやすいかもだけどあそこで言ってることは哲さんも
すずや晴美さんの記憶を宿して生き続けてるってシーンだと思うから生きてるんじゃね
54 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 23:00:30 ID: oxmpdD7zri
>>47
そこだけ引っ張り出されても、何を言ってるのかさっぱりわからんな
55 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 23:05:20 ID: oxmpdD7zri
哲さんは結局死に損ねるどころか、戦場にすら行けなかったのか
ミリにはまったくうといので、青葉がどんな船なのか全然知らないまま見てたわ。
彼が普通普通いうたびに、アメリカンスナイパーみたいに内心の普通が狂ってしまっているのをひしひしと感じさせられたけど、戦争が終わっても、彼の普通はぶっ壊れたままなんだろうか
56 ななしのよっしん
2016/11/22(火) 23:35:37 ID: 5m8F99zpo5
原作が昔から好きで見に行ったが、晴美ちゃんの無邪気さがもうせつなすぎて登場するたび泣いてたw
57 ななしのよっしん
2016/11/23(水) 00:46:43 ID: KsA+LADa3v
今晩、テアトル新宿の1825~2045回で観て来た。
座席及び立見スペースは満員だったが、記事本文の『劇場によっては、全回満員で立ち見も出るほどの盛り上がりとなっている。』はシネマコンプレックスのスクリーンでは上映していても無縁な事象だ。誰か、削除するかシネコンに対応した表記に替えて頂きたく思う。
>>47
あずまん氏の論説は煩わしいので態々長文で引用して貰いたくない。
強いて反駁すれば、『美醜も含めて現実世界と直結した、創作世界なりの生々しさ』の対立軸が、『美醜も含めて現実世界と乖離した、創作世界ならではの作り物らしさ』だと思う。
殊更、あずまん氏の好悪だの片方こそが病者を力付けるなどという独善的な区分(好悪とはそういう物だが)に付き合わされたくない。
氷川竜介氏は両方のパンフに解説をお書きなので、総合的な観点をお示しなら拝見したい物だ。
周作たちが敗戦後に焼却した機密書類が、如何に重要な歴史的資料になるかと思うと残念だ。「ぼくのかんがえただいにっぽんていこく」な連中が悪魔の証明を弄ぶ一員にもなっているだろう。
さて置き、残存資料を製作に役立てた片渕監督に敬意を表したい。
58 ななしのよっしん
2016/11/23(水) 01:07:10 ID: YvpkU23iSR
ネタバレどれくらいあれなんかわからないのでネタバレしないで言うが、空襲のシーンはやっぱりブラックラグーン作った監督なんだな、と思いました。
あそこのアニメーションん、それまでとの違和感が怖さに繋がってる。
59 ななしのよっしん
2016/11/23(水) 01:07:24 ID: J0BG5+1VoC
東浩紀のアレはシンゴジラが思ってたほど庵野っぽくて面白くなかったっていうのの続きで自分にとってフィクションがどういうものであるべきかっていうことだから、その文脈抑えないでフワフワした観念に付き合っても意味ないよん
60 ななしのよっしん
2016/11/23(水) 01:09:54 ID: io+HTqv/kp
予備知識なしで観に行ったらOPの歌が入ったところでなんか涙腺に来た、なんでだw
雰囲気に流されて泣くのはダメだ、と思いながら最後まで観たよ・・・
すずさんのキャラクターよかった、悲劇には見舞われるけど、それで絶望してグダグダ・・・復活!みたいなキャラ付けになっていないところが好きでした。戦時の雰囲気がそうさせるのか、家族が戦争で亡くなることも勝つためには仕方ないって諦めている部分もあるし・・・淡白さを装ってる感じがところどころ透けて見えたり、最後に気持ちを爆発させる部分があるのも良かった。
北條のお義姉さんも良かった、普通なら主人公はこっちになりそうな立ち位置で喜怒哀楽あるし、失ってるものの多さではすずさんよりキツイ気がするしね・・・総じて観に行って良かった。
今度の海外遠征用クラウドファウンディングにはちょっと申し込んでみようかしら
ほめた!
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