ソラ(キングダムハーツ)とは、『キングダムハーツ』シリーズの主人公の一人である。
デスティニーアイランドに住む普通の少年だったが、ある日島が闇に飲み込まれるとリクやカイリと共に外の世界に放り出されてしまった。この時に所持していた鍵のような剣を不思議に思ったソラは、たどり着いたトラヴァースタウンで「キーブレード」という存在を知り、自身がキーブレードの所持者と自覚する。
その後、ドナルドやグーフィーと出会い、世界の闇と立ち向かい友を見つけ出すため世界を渡り歩く冒険に旅立った。
ソラはこの出来事がきっかけで数々の大きな戦いに身を投じることになり、多くの人の悲しみを背負っていくことになる。
明るくてやんちゃな普通の少年だったはずのキーブレード使い。その明るさや天然っぷりは様々な世界の住人とすぐ仲良くなれるほど。また、非常に多感で、他人のために怒ることも悲しむことも出来、時間かかっても状況に対する答えを提示することが出来る。感情的だけど純粋な子供のような心を持っている。
(現在では、他にまるでそれと同じような特徴を指摘されたキャラクターが存在していたことが明らかになっている。)
その性格で多くの人間を救い、多くの人との心の繋がりを持ち、それを力にしていく。
IQ面はお世辞にも高いとは言えないため、難しいことは「よくわかんないけど」と済ませるが、状況を把握してすぐに行動に移すタイプ。考えることよりも動くことのが性に合ってると言えよう。
そして自分の居た世界ではコンピューター等がなかったせいかその関係も疎く、2や3ではそのコンピューターについて扱うことが増えたものの、ソラはあまり扱うことがない。
シリーズを通じることで精神的な成長が伺える一方で、10代半ばにしても子供っぽい一面を持ち合わせており、世界によってはヒーローや海賊をノリノリで演じることも。
リクが年の割に大人っぽい要素を持っているのに対し、ソラは年の割に子供っぽい要素を持つ。
3では更に口調が砕け、今どきの若者的な要素が少しだけ付与されたものの根っこは変わらない。
なお周りにはバレバレであるが、カイリに想いを抱いており、リクからは度々からかわれ、2以降ではドナルドグーフィーからもからかわれている。
本来、キーブレードは継承の儀式を行い、キーブレードマスターの持つキーブレードに触れることにより、能力の資格を得る。しかし、ソラはこの儀式を受けずにキーブレードの使用が出来る例外的な存在である。この側面から、作中「普通の少年」と称されたり、「キーブレード使いの器ではない」と言われることもあった。
ちなみに継承の儀式が行われなかっただけで、本人はキーブレードを持つ素質そのものはあったと思われる。
元々、KH1の終盤に至るまで、親友のリクの所有するはずだったキーブレードであり、一時的にソラの元にいるだけだった。一度はリクに奪い返されたものの、後にそのキーブレードがソラの信じる心を認めキーブレードを使う資格を本格的に得ることになり、以後は完全にソラのキーブレードとなる。
ちなみに、彼の振るうキーブレードでの能力は矯正する必要があるほど「我流」と指摘されるレベルで、本来は師から学んで時間をかけて得るはずのものが早い段階で使えてたりする。
他のキーブレード使いは基本片手でキーブレードを扱うのがソラだけ基本が両手持ちというのはその我流によるものである可能性がある。
前述の通り「普通の少年」であり、最初の島では木の剣を振り回して遊んでいたが、キーブレード入手後は様々なアビリティやまほうなどを扱うようになっていく。
ただし初代においてはまだそこまで人間離れしておらず(中盤のあるところではキーブレード抜きでも魔法やアビリティ使えたけど)ギリ「普通の少年」の範囲からは離れなかったものの、COMを経て2ではドライヴシステムによるフォームチェンジや強化されたアビリティの影響もあり、完全に普通からははみ出しており、リアクションコマンドの関係もあり、ビルの側面を走るわ、大きな建物を切るわなど確実に普通ではなくなっている。
3Dではリクと共通ではあるもののフリーフローアクションもあり、理論上はどこへでもいけるなど磨きがかかり、3においては他のキーブレード使いが使うキーブレード変形を習得もし、恐らく我々が考える普通からは最も遠くなっている。
これらは毎回主人公になるたびにLv1へのリセットはあるものの、完全なリセットではないことを象徴しているのかもしれない。
なお彼自身がプレイアブルキャラであるため当然ではあるが、プレイヤーによって様々な戦闘スタイルがあり、中にはLv1で全クリ+裏ボスを倒すソラやアイテムやまほうなどを縛り敵を倒すソラなどある意味キーブレードマスターに相応しいかもしれないソラの姿が見えたりする。(3Dで修行し直す必要なくね?といわれたのは言うまでもない)
キングダムハーツを複雑と言わしめてる要素の一つ。下手に関係図を起こすと却って複雑になってしまい、実際の関係性を見た方が早いレベル。また、以下の人物のほとんどをソラが心の中に抱え込んで無自覚に保護していたことがあり、ファンの一部からは「心のアパート」とも称されることもあった。
また、以下のキャラクター以外にもシリーズのヒロインであるカイリがこの「心のアパート」に在住していた時期がある。
ソラは様々世界を旅する中、その世界だけパーティーに加わる仲間の存在もあるが、特筆すべき仲間といえばやはりドナルドとグーフィーであろう。
ドナルドとグーフィーは初代の際にミッキーマウスこと王様が手紙を残して飛び出していったため、その王様を探すのと残された手紙に記されていた「鍵を持つ者」を探すために旅立ち、トラヴァースタウンで紆余曲折がある内にキーブレードを持つソラを見つけ、ソラはドナルドにより半ば騙されるような形ではあるものの共に冒険することとなる。
最初はソラの「リクやカイリを探す」と「王様を探す」で目的が合わなかったこともあり、たまに衝突することも合ったが次第に友達として信頼し合うようになる。
初代中盤ではリクにキーブレードが返還されたような形になったために王様の命令に従う形でリクのほうについていったものの、その後対峙した際には二人共ソラを庇い、リクと敵対した。
ここで3人の友情は確立されたと言って良いものであるが、次作のCOMでは城の上層階へ進むにつれナミネの能力でソラの記憶が改変され、その影響でソラの中にはナミネの事で頭がいっぱいとなっている姿に二人は冷静さを取り戻すように促すもソラはそれを受け入れずついには二人を置いていってしまうが、ナミネの真実をXIII機関のラクシーヌにより明かされ、ソラが追い詰められた際に追いつき、ソラを助けている。
それだけ3人は強い絆で結ばれている。
2もそれは変わらず、特にドナルドは初代中盤までとは違い(必要性がある場合もあるが)各世界の出来事への関わり自体には反対しなくなっている。ただし3では再び世界の秩序対してプレイヤーに再確認させるという意図があるためか言及がある。
ちなみに、グーフィーはソラとドナルドが基本的に単純な分、落ち着いた性格のしている彼は洞察力に優れており、冷静に物事を判断して鋭く核心をついた発言をしたり、敵の問いかけに対して論破をしたり等の頭脳面を持ち合わせており、よく進行役になる役割にもなっている。
初代の際は二人はソラが逃げている際も敵にダメージを普通に与えて逃げ回っていたらHPが1という事例もあったのだが、カードで召喚するCOMを経て、2では大幅に弱体化されており、特にドナルドは元から打たれ弱かったのが更に弱くなり、高レベルの裏ボス(鎧の男、再現データ等)では真っ先に倒れるなど仲間があまり大事にされていない。
またドライヴではあるフォームを除いて各フォームでどちらかもしくは両方が居なくなる場合もあり、最終決戦の際には同行も許されないためか不遇。
3では解消され、パーティーが3人固定から最大5人はいれるようになりハブられることはなくなり、フォームチェンジも仲間依存ではなく最後まで同行してくれるようになり、システム的にも戦闘のAIが進化したこともあり、一転して優遇されることとなった。
キングダムハーツ コーデッド(及びリメイク版のキングダムハーツ Re:コーデッド)ではソラ本人の代わりにジミニーメモのデータを元に構成されたデータ上の存在のデータ・ソラが主人公である。
このソラは正確にはドナルドやグーフィー達と会うまでのソラであるため、その記憶はないものの、ソラ本来の性格自体はオリジナルと差はない。ただしオリジナルとは違い、王様は最初にミッキーと名乗ったためミッキー呼びする点が異なる。
そして王様達はディズニーキャッスルにおいてデータ・ソラへ指示を送りながらCOMの時点で白紙を起こしたメモの解析を行っていたが、ジミニーメモ存在そのものであるデータ・リクにより王様達はデータ世界へ転移し、更にマレフィセントのハッキングにより戻れなくなったため、王様達を元の世界に戻すという目的が増え、データ・リクや王様達と協力しつつもメモ内の世界を冒険していく。
そして中盤ではキーブレードをマレフィセントに壊されるという衝撃の展開が挟まれるが、ドナルドとグーフィーの協力もあり先に進み、結果再びキーブレードを手にすることができた。
なお最初のキーブレードはあくまでも王様達が付与したキーブレードの機能を持つデータであるためいとも簡単にマレフィセントに壊されてしまったが、データ・ソラが再び手にしたキーブレードはそのソラと王様達の絆を力にしたキーブレードである。ある種の光の世界、闇の世界に続くデータ世界のキーブレードといえる代物である。
そしてこの作品がKH1の姿のソラであったためリブートかなにかと勘違いされてしまい、特に海外では売上が微妙になったせいで3Dで新規衣装が作成されたというのはまた別の話
2021年10月5日、任天堂公式チャンネルより「スマブラSP最後の放送」が行われた。
祭典が終わりを告げ、十字が刻まれた聖火が消え、
集まったファイターたちがフィギュアへと戻ったとき。
聖火から落ちた小さな「灯火」。
その光に当てられたマリオは、その灯火を手に取り、そして思いっきり放り投げた。
「おまたせ!!」
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALにて
ソラ、参戦!!
かつて、様々なディズニー世界を渡り歩いた少年は、任天堂の世界へと現れた。
多くのファイターが見守る中、再び灯った十字が刻まれた聖火の前で、ソラとマリオは固い握手を交わす。
新たな世界で任天堂オールスターと…
そして、かつて剣を交えたライバルたちと共に、少年は大乱闘の舞台へと身を投じていく。
性能面としては、名前通りのエアリアルファイター。
ジャンプ力も高く、復帰距離が長いが、
その分挙動がふんわりしている他、体重はしずえさんよりも軽くふっとばされやすい。
弱攻撃、前強攻撃、空中攻撃、空中前攻撃は連打で3連コンボとなる他、
出は遅いものの、持続はやや長く打ち勝ちやすい。
各種技としては、ニュートラルはファイガ、サンダガ、ブリザガを順番に繰り出す「まほう」。
↑Bで回転しながら上昇する「エリアルスイープ」、→Bでは3回任意の方向に突進する「ソニックレイヴ」
↓Bでは原作のリフレクトガードを意識した「カウンター」が実装されている。
演出面としては、体力制乱闘でのみ、とどめを刺すと原作を意識した演出が施される模様。
なお衣装は基本がKH1ベースであり、成長後の衣装を着ることもあるが基本はKH1で成長後の衣装を着るパターンである。
また大元がゲーム作品の登場人物ではないということかミッキーやグーフィー、ドナルドなどのキャラが不在である。
掲示板
128 ななしのよっしん
2022/12/31(土) 08:00:55 ID: rvoWe+0WIX
弱くないとは思うけどね→ソラ かめめさんって人が結果残してるし
着地がふわふわして狩られやすい、メテオワザがないから早期撃墜技がどうしても素直な技が多いが故に撃墜許否されやすい、ジャンプが遅いってのがどうしてもあるから強く使えるようになるまでのハードルが高い
軽く触る時の使いやすさは凄いんだけども
129 ななしのよっしん
2023/02/12(日) 20:20:39 ID: 45Zn7y0zoO
うまく使いたいけど使い勝手悪くてカズヤの専属サンドバックと化してて悲しくなる。
130 ななしのよっしん
2023/09/15(金) 00:12:06 ID: v7irajmruR
任天堂からフィギュアが発売されるディズニーとスクウェアのキャラクターってもうこれわかんねぇな?
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/20(土) 03:00
最終更新:2024/04/20(土) 03:00
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