マスタリーとは以下のものを指す。
マスタリー(Mastery) とは、2006年2月25日生まれのイギリスの競走馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2009年:セントレジャーステークス(G1)、デルビーイタリアーノ(G2)
2010年:香港ヴァーズ(G1)
父Sulamani(スラマニ)、母Moyesii、母父Diesis(ダイイシス)という血統。
父Sulamani(スラマニ)はG1を6勝した名馬で、シャトル先の南半球を含め複数のG1馬を輩出した。
母Moyesiiは7戦1勝。その母でG1を2勝したチェロキーローズⅡは一時期日本で繁殖牝馬として供用されていた。
母父Diesis(ダイイシス)はG1を2勝し、3頭のオークスステークス勝ち馬など多数のG1馬を輩出した。
生産はダーレー、所有は当初のハムダン殿下名義からゴドルフィン名義に代わっている。
当初はマーク・ジョンストン厩舎に入厩しているが、途中でサイード・ビン・スルール厩舎に移動している。
ジョー・ファニング鞍上で2008年10月の8ハロン強のレースに出走して4馬身半差の勝利、同月に出走した8ハロン戦では3着。
2009年3月に出走したオールウェザー9ハロン戦でも4着であったが、5月にこの年を以てG1から降格したイタリアダービー(G2)に遠征するとフランキー・デットーリ鞍上で2番人気に支持され、1馬身半差で勝利。
6月のロイヤルアスコット開催のクイーンズヴァーズ(G3)では3着、7月のパリ大賞典(G1)でも3着、8月のグレートヴォルティジュールステークス(G2)では2着。
テッド・ダーカンが鞍上となったセントレジャーステークス(G1)は8頭中の7番人気であったが、同厩でデットーリが騎乗した1番人気Kite Woodに4分の3馬身差付けて勝利。
オールウェザーブームであったためオールウェザー14ハロンで行われていた今は亡きブリーダーズカップ・マラソンにデットーリ鞍上で出走し、3着。
2010年3月にはこちらもオールウェザーのドバイワールドカップ(G1)に出走して5着。(日本馬はレッドディザイアが11着。)
10月にはダラ・オドノヒュー鞍上でダーレーステークス(G3)に出走して3着。11月にはダーカン鞍上でリステッドのフラッドライトステークスに出走してDansili Dancerと同着での勝利。
12月にはデットーリ鞍上で香港ヴァーズ(G1)に出走して2番人気に支持され、2着に2馬身半差付けての勝利。(日本馬はジャガーメイルが4着。)
これでG1を2勝したわけであるが、引退した後の2011年からはロシアで種牡馬入りしたため、その後のことはいまいち不明である。
因みに2025年9月13日現在、ニコニコ動画で「マスタリー」タグが付いている競馬の動画は3本全てこちらの馬であった。
| Sulamani 1999 鹿毛 |
Hernando 1990 鹿毛 |
Niniski | Nijinsky |
| Virginia Hills | |||
| Whakilyric | Miswaki | ||
| *リリズム | |||
| Soul Dream 1990 黒鹿毛 |
Alleged | Hoist the Flag | |
| Princess Pout | |||
| Normia | Northfields | ||
| Mia Pola | |||
| Moyesii 1997 鹿毛 FNo.10-c |
Diesis 1980 栗毛 |
Sharpen Up | *エタン |
| Rocchetta | |||
| Doubly Sure | Reliance | ||
| Soft Angels | |||
| *チェロキーローズⅡ 1991 鹿毛 |
*ダンシングブレーヴ | Lyphard | |
| Navajo Princess | |||
| Celtic Assembly | Secretariat | ||
| Welsh Garden |
クロス:Northern Dancer 5×5×5(9.38%)、Lyphard 5×4(9.38%)、Tom Rolfe 5×5(6.25%)
マスタリー(Mastery) とは、2014年5月3日生まれアメリカの競走馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2016年:キャッシュコールフューチュリティ(G1)、ボブホープステークス(G3)
2017年:サンフェリペステークス(G2)
父Candy Ride(キャンディライド)、母Steady Course、母父Old Trieste(オールドトリエステ)という血統。
父Candy Ride(キャンディライド)はアルゼンチンで生産され、アメリカ移籍後含めてG1を3勝し、種牡馬としても多数のG1馬を輩出している。
母Steady Courseは7戦2勝。母母Steady Catの産駒には重賞馬Jump Start、母母母母Hopespringseternalの産駒にはMiswaki(ミスワキ)がいる。
母父Old Trieste(オールドトリエステ)は重賞4勝馬。種牡馬としては3世代を残して亡くなったが、複数のGI馬を出しており、日本では特に輸入種牡馬*シニスターミニスターの父として知られている。
生産はストーンファームで、キーンランドセールにおいて42万5000ドルで落札された後、シャイアンステーブルズがオーナーとなった。
ボブ・バファート厩舎に入厩し、2016年10月にラファエル・ベハラーノ鞍上でダート6ハロン戦に出走すると、1番人気に応えて4馬身差以上付けての圧勝。
11月にブリンカーを外してボブホープステークス(G3)にマイク・スミス鞍上で出走すると、ここも1番人気となり、直線で先頭に立って1馬身以上付けての勝利。
12月にはブリンカーを再び付けてキャッシュコールフューチュリティ(G1)(ロスアラミトスフューチュリティとも)に出走。ここも1番人気に支持されるとレース記録となる7馬身以上の着差を付けて3連勝でG1制覇。
2017年3月にはサンフェリペステークス(G2)に出走。ここも1番人気に支持され、先頭に立ったレースでは6馬身半差以上付けての圧勝となったが……ゴール直後に騎手が異変を感じて下馬。重度の骨折が判明した。
手術後の2017年6月には引退が発表され、バファート調教師は三冠馬American Pharoah(アメリカンファラオ)のような活躍を期待していたと惜しんだ。
2018年からはクレイボーンファームにおいて2.5万ドルの種付け料で供用された。3桁を数えた種付け数も産駒デビュー後の2022年には7頭、2023年には4頭という状況の中、日本に輸入され、2024年からはレックススタッドにおいて120万円の種付け料で供用されている。
ところが初年度2024年の種付け数は僅か38頭。一応数少ない輸入された産駒3頭のうち、サクセスローレルが2023年にオープン馬となり、(この年の種付けには影響していないだろうが)テリフィックプランも2024年にデビューしてその年に中央で3勝してはいるのだが……。まあ重賞を勝ったわけでもないし米国で不振だったという前提を覆せるほどではなかったか。
| Candy Ride 1999 鹿毛 |
Ride the Rails 1991 黒鹿毛 |
Cryptoclearance | Fappiano |
| Naval Orange | |||
| Herbalesian | Herbager | ||
| Alanesian | |||
| Candy Girl 1990 栗毛 |
Candy Stripes | Blushing Groom | |
| *バブルカンパニー | |||
| City Girl | Farnesio | ||
| Cithara | |||
| Steady Course 2001 栗毛 FNo.16-g |
Old Trieste 1995 栗毛 |
A.P. Indy | Seattle Slew |
| Weekend Surprise | |||
| Lovlier Linda | Vigors | ||
| Linda Summers | |||
| Steady Cat 1993 鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird | |
| Terlingua | |||
| Hopespringsforever | Mr. Prospector | ||
| Hopespringseternal |
クロス:Mr. Prospector 5×4(9.38%)、Secretariat 5×5(6.25%)
マスタリーとは2019年に投稿されたワカバによる初音ミクの楽曲である。
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最終更新:2025/12/27(土) 05:00
最終更新:2025/12/27(土) 05:00
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