プフレとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』シリーズに登場するキャラクターである。「restart」にて初登場。車椅子に乗ったお嬢さま風魔法少女。
ステータス | |
破壊力 | ★★★ |
耐久力 | ★★★ |
俊敏性 | ★★★ |
知性 | ★★★★★ |
自己主張 | ★★★★★ |
野望/欲望 | ★★★★★ |
魔法のポテンシャル | ★ |
好きなもの | 美味しい紅茶 護への悪戯 秘密 |
嫌いなもの | 有能な敵 無能な味方 |
「魔法の国」からの認可を受けた、本物の魔法少女。何の前触れもなくゲームの仮想世界に飛ばされてしまい、他の魔法少女と共に生死を懸けたゲーム攻略に挑む。
車椅子に腰掛けたお嬢様のような格好の魔法少女。ちなみに足が不自由ということは全くなく、普通に歩ける。本人に拘りがあるのか移動には何らかの手段を用いており、自力で歩く場面は少ない。ゲーム攻略のために自らチームを組織し、シャドウゲールとマスクド・ワンダーが所属している。特にシャドウゲールはパートナー的存在でよく一緒にいる。
基本にこにこと笑顔を湛えるが、思惑・思考・本心を表に出す事はほとんど無い。時には自分にも嘘を付き、仮の自分を演じきってしまう。付き合いが長いシャドウゲールでさえも、彼女の考えや本当の気持ちは測りかねない。ただし、隠しきれずに感情を出してしまった時もある。
作中では自身の能力を使って別の魔法少女の下へ駆け付け、直接交流を図っている。化け物じみた頭脳・才覚・洞察力・判断力の持ち主であり、魔法少女の中でもトップクラスの切れ者。目的のためには手段を選ばないタイプで、そのなんらかの目的のために突如始まった命を懸けたゲームをも利用し、物語をかき回す。
正体は人小路庚江(ひとこうじ かのえ)という高校生の女の子。人小路家は遠い昔から栄え先祖代々富を語り継いできた富豪の一族で、町一つがお屋敷、駅やバス停に「人小路邸前」がある、いたずらをした同級生が翌日遠くへ引っ越す、などなど二次元を含めても並ぶ者が稀なレベルの超金持ち。彼女はそんな名家の末裔である。彼女自身のスペックもものすごく高く、周囲の目を釘付けにするほどの美人なうえに、成績優秀(全国トップクラス)・スポーツ万能(全一レベル)で、ポテンシャルは全て高水準。何をやらせても優秀な成績を残し、人生の全てを中心で目立ち続けている。現在女子高生でありながら、人知を超えた智謀と容赦ない性格の持ち主。おじいちゃんっ子であり、よく祖父の口調を真似て話をするらしい。車椅子姿なのもその影響ではないか、とシャドウゲールは考察している。
シャドウゲールの正体である魚山護(ととやま まもり)は人小路家に仕える専属ボディーガードで、物心つく以前から庚江と四六時中一緒に暮らしている。主従関係なのをいい事に庚江は護をこき使ったり振り回したりと散々な目に遭わせており、護もこの扱いには反感を抱いている。
しかし、庚江にとって護は非常に大切な存在で、護が居れば他はいらない、どんなモノよりも、自分の命よりも護の身を優先するなど、病的に近いレベルで強い思い入れを抱いている。
記憶回復装置 これ以降はrestartの結末までの情報が記載されています。 展開のネタバレとなりますので、ご注意ください。 記憶を取り戻しますか? [ はい ] ↓ |
ゲーム開始序盤で自身を怪我人に偽装。「怪我人のフリをして正義感の強い魔法少女を釣る」という策を仕掛け、その結果マスクド・ワンダーをパーティーに引き入れることに成功する。そしてチェルナー・マウス戦での勝利や、マジカルコイン獲得など順調に攻略を進めていた。ところが、マスクドワンダーが何者かに謀殺されてしまい、計画が狂うことに。
ゲーム開始後二人目の死者を出した事と、チェルナー・マウスに唯一対抗できる魔法少女を失った事で、戦闘の前線に立たざるを得なくなる。シャドウゲールに自身の車椅子を全長30mの多脚戦車に改造させ、フィールドを独占するチェルナー・マウスに立ち向かうも、それをはるかに越えた大きさにまで体を変化させられて敗北。その後にチェルナーが脱落した事でなし崩し的にフィールドは解放されたが、ワンダーやチェルナーを殺した犯人の正体が分からないままとなる。以降、彼女は人物やゲームの仕組みを見極めることに尽力する方向へ行動を切り替える。
図書館エリアの解放からはシャドウゲールとのパーティを解散してディティック・ベルとラピス・ラズリーヌ、それにのっこちゃんのパーティに加わっている。この時、しっかりシャドウゲールには稼ぎ作業を命じている。魔王城攻略直前にパーティーに再合流する。
シャドウゲールと共に魔法少女となり、同じくクラムベリーの試験を乗り越えた。「クラムベリーの子ども達」の一人。だが、その試験の内容は参加者100人の魔法少女候補生の中で殺し合いをして生き残るという過酷な物だった。そのような条件下でも彼女は敵味方問わず騙し、利用し、裏切り、虚を突く事で、シャドウゲールを守りながら勝ち残ることに成功する。2人で最後に生き残った時に、シャドウゲールを共に試験の通過者とするようクラムベリーに直談判したのだが、その思いとは裏腹にシャドウゲールは自分がプフレに殺されると思っていた。この時の認識の違いが、二人の間に決して消えない傷となっている。
記憶回復後の最後のログインでは、魔王と目されたメルヴィルを追いラズリーヌやペチカの熾烈な争いの痕跡をたどることになる。メルヴィルが倒された後もゲームが終了せず、さらにファルにより魔王を倒さないと絶対にゲームが終わらない事を告げられたことから、通行権を買い占めてフィールドの移動を制限。強制ログアウト前に魔王を炙り出すとともに、姿の見えない魔王の襲撃から身を守る。
最終的に荒野の広場に現れたクランテイルを魔王とし、シャドウゲールと共に戦いを挑むのだが、魔王はプフレの方ではないかという疑念を持ったシャドウゲールによりレンチで殴打される。結果的には、その一撃によって魔法の効果範囲から外れた事により彼女は真実に気づくことができ、ゲームは終わりを迎えた。
終了後は元の生活に戻り、ゲームで喪った13人の墓参りを生き残りである護(シャドウゲール)、寧々(クランテイル)と共に行っている。
これ以降はlimited~QUEENSの展開に関する情報が記載されています。 作品の大きなネタバレとなりますので、ご注意ください。 以上をご理解した方のみ下へスクロールしてください。 |
limited開始時でなんと人事部門の部門長にまでスピード出世を遂げる。つまり前巻表紙を飾っている7753の上司である。7753のB市派遣を指示し、さらにゴーグルを通じて指示や情報提供を行いB市の事件へ関わる。7753の交渉はほとんどプフレの無線指示であるため、実質17人目の参加者といっても過言ではない。
そして、その実はレイン・ポゥとトコの雇い主であり、かつ彼女達を揉み消そうとした人物。また、外交部門の結界構築や魔王パムの派遣、フレデリカの脱獄にも一枚噛んでいるような描写がある。つまり彼女こそlimitedでの一連の事件の引き起こした黒幕ということになる。
JOKERSでは、プフレが本拠地としていた人小路邸の離が何者かに襲撃された所から物語が始まる。これが自分する捜査のための計略であると見抜いたプフレは、三代目ラピス・ラズリーヌにより記憶を取りだして貰い、潔白を証明するという荒業に出る。実は、この時点で彼女はB市の事件に加えて人造魔法少女の制作に大きく関与しており、追及された場合にはそれ相応の処遇が避けられない状態だった。ちなみに、人造魔法少女の制作がどのような結果を招いたかはJOKERSの主展開の通り。ぶっちゃけこの作品でも黒幕である。彼女の策は成功したように思えたが、抜き出した記憶を見たシャドウゲールにより、記憶がスノーホワイトのもとへ渡ってしまう。
ACESでは自身の記憶が欠けていることに気付くが、その内容を突き止められないうちにシャドウゲールの誘拐が発生。シャドウゲールのために誘拐犯のプリンセス・デリュージの要求を全面的に受け入れ、ダークキューティーら人事部門の機密チームを動員しプレミアム幸子の奪取へ動く。ところが、幸子奪取より先にシャドウゲールが三賢人であるプク・プックに奪われてしまう。最愛のシャドウゲールを取り戻すために、彼女は全力をして三賢人へ挑むことを決意するのだった。
QUEENSでは、監査部門に赴きマナを陣営へ引き入れることに成功する。以後、機密チーム、デリュージ、マナに加え、プクの元から離れたうるるとファル、プクの計画阻止という目的を同じとするハムエルらオスク派と共にプク一派のいる遺跡へと攻め込む。計画の最後の一工程の所でついにプクの魔法を受けた状態のシャドウゲールと再開。プクの計画を阻止し、シャドウゲールを救い出すための最後の一手として、プレミアム幸子が残した『絶対的な幸運を得る代わりに、最も大事な物を失う契約書』にサインをすることを勧める。それに従ったシャドウゲールにより、装置の完成という幸福とプクの命や装置の喪失という不幸が生じ、プクの計画は阻止されるのだった。
しかし、プクが死んでいく所を見て、他のプク派と共にシャドウゲールが崩壊する装置へ向かってしまう。それを止めようとして駆け寄るも、取り乱したシャドウゲールにより胸を貫かれてしまう。自分を殺してしまったという記憶にシャドウゲールは耐えられないと判断したプフレは、自分に関する記憶の全てを取りだして貰うよう三代目ラピス・ラズリーヌに頼み、シャドウゲールを抱きながら息絶えたのだった。
リボンが付いた金髪のふわっとしたロングヘアーにフリル満載なドレスを着ている。瞳の色は赤色。左目はヒヨコの形をした眼帯で隠し、首と腕には包帯を巻いており、車椅子に座っている。露出度は低め。か弱さを感じさせる怪我人のような風貌をしている。
シャドウゲール曰く、魔法少女の中でも水準以上・顎のラインがキレイとのこと。
車椅子は玉座のような豪勢な作りになっており、車輪には鳥の作り物が飾り付けられている。
専用アイテムである車椅子を使って、超速で走り回ったりする。どの乗り物も追い越せるスピードを出せる。また、ビームを放って攻撃を可能。
現在はシャドウゲールの手により徹底的に魔改造が施されている。車椅子の速度を越えて音速を突破しての移動、自動での迎撃システム、階段や絶壁すら上れる程の異常な走破性、プフレの反射神経を越えての回避行動。目を瞑ってても目的地までいける自動移動システムと、もはや車椅子の原型をとどめていない。
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最終更新:2024/05/03(金) 16:00
最終更新:2024/05/03(金) 16:00
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