スレッタ・マーキュリーとは、TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主人公である。
以下、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の根幹に関わる重要な内容のネタバレを含みます。 |
概要
水星フロントからアスティカシア高等専門学園に編集してきた生徒で、パイロット科2年。学籍番号LP041。赤髪・褐色の肌・高身長・麻呂眉・水色の瞳が特徴のタヌキ少女で年齢は17歳。『ガンダム・エアリアル』と共に学園へと編入し、同機のパイロットを務めている。
内向的な性格でコミュニケーション能力が乏しく、慌てたときや他人との会話ではどもりがち。また緊張度が上がるとタブレットや他人などの後ろに隠れ顔を隠す。同年代の女性と比べて、精神年齢はかなり低い。一方で学園の景色を見て目を輝かせる等、好奇心は強い。ミオリネに対して横柄な態度を取る横恋慕さんグエル・ジェタークに対してビビりながらも引かず謝罪を要求するなど芯は強い。
学園に入ったのは「お母さん」の勧めであり、事あるごとに言いつけを引用する。髪飾りもお母さんからの貰い物であり、マザコンの気がある。
立ち絵の少々まぬけな顔などからパッと見は虫さえ殺せない印象を与える少女であったのだが……
能力・操縦技術
普段はオドオドしているスレッタだが、ミオリネから「体力馬鹿」と言われるほど身体能力が高く、ニカ・ナナウラをお姫様抱っこしながら走る、無理矢理迫ってきた自身よりも身長が高いエラン・ケレスを突き飛ばす、大きな瓦礫を持ち上げる等、身体能力が優れている事を示唆している場面が多々見受けられる。
また、幼い頃からエアリアルと共に水星で救助活動をおこなっていたこともあり、MSの操縦技術は非常に高く、実戦経験も豊富。特に反応速度は目を見張るものがあり、熟練のエースパイロットでもなかなかできない異常なレベルの動きでドローン攻撃やGUNDビット攻撃を回避することができる。観察眼や戦略性にも長けており、相手の力量を即座に見抜くことができたり、相手の変化を即座に読み取ったうえでの適切な判断を下すこともできる。
一方、突発的なアクシデントやイレギュラーに出くわした際にはメンタル面の弱さを露呈することもあり、心が折れてしまいまるで小さな子供のように泣きじゃくる一幕もあった。また、実技面では突出した技術を持っているものの、座学のほうは苦手なようで、「モビル重機理論」の試験では6問中2問しか正解できていなかった。
人物関係
前述した通り、普段はおどおどした内向的な性格であり、コミュニケーション能力が極めて低い。また、水星には老人しかいなかったので学園に入るまでは同年代の友人と接した経験が無く、空気は読めない。そのため、ストレートに物を言ってしまい、悪気がなく他人を煽って逆撫でしてしまうこともある。逆に、相手の言葉の真意を理解できず、そのまま信じてしまい、優しさからの行為を自分は必要とされていないと勘違いしたり、逆に甘い言葉に簡単に乗せられて騙される危うさもある。
搭乗MS
ガンダム・エアリアル
スレッタが学園に申請して持ち込んだ機体。性能・武装などについては項目参照。
幼少期からの付き合いで「家族」と認識している。それとは別にGUNDビットの事は「みんな」と呼んでいる。付き合いが長いからなのか、比喩としてエアリアルたちの声が聞こえると表現している。
この「声」はパーメットスコアのレベルが上昇するほどはっきり聞こえるようで、スコア6に達した際はまるでエアリアルと楽し気に会話しながら戦っている場面が見られる。
他社と共通規格の為、一般人が乗っても動かせるが、スレッタが乗り込む事でその性能を発揮できる。
ガンダム・キャリバーン
ガンダム・エアリアルに搭乗できなくなったスレッタの新たな機体。性能・武装などについては項目参照。
エアリアルと異なり、パーメットスコアの負荷を直に浴びる事となったが、スコア5まで上昇させる事に成功。そのまま実戦に投入し初陣ながらも護衛のガンドノードを一掃、かつての愛機にして、家族であるガンダム・エアリアルと対峙する事となる――
『ゆりかごの星』
一話放送に合わせて作品のOPである『祝福』の原作小説が公開された。コレはガンダム・エアリアル視点による0.5話に当たる話となっており、主人公がどのように成長したかが判明したわけだが……
- 水星には資源採掘基地しかなく、太陽風による強力な荷電粒子を含めた過酷な環境は人間が生活するには不向き。その為か作業者は老人ばかりであり、水星に主人公以外の子供が存在しない。
- 学校は勿論存在せず、どころか娯楽にも乏しいため幼い頃から主人公はゲームやライブラリによるコミック、映画ばかりで育ち、それらで書かれるフィクションの地球圏にいつしか憧れるようになっていく。
- 母親は水星と地球圏を行き来してなにやら動いているらしく、娘である主人公は年々放置され気味となっていく。その上で基地の人々の中には問題を抱えた親子が水星にいること自体を危険視する者もおり、孤独な彼女は唯一の避難場所であるガンダム・エアリアルのコックピットに閉じこもることも多い。
- それなりの年齢(作中では11歳での描写)になってからはエアリアルのパイロットとして事故がある度に呼び出されるようになり、その活躍もあって水星基地内での地位は向上。水星という過酷な環境下での操縦により技術が向上する一方、出世した母親もまた水星での発言力を強めていくことになる。
- 学校や友達、水星の外に憧れる彼女についに母親から「学園にエアリアルと共に行きなさい」という夢のような話が飛び込み、主人公は学園生活を夢見ながらその日を待ちわびる事となる……それがエアリアルが知る母親たちによる仇討ちの一手と知らないままに。
と、彼女の幼少期がとてもマトモとは呼べない状況だった事が明らかとなった。コミュ症な点も一話時点まで自分以外の子供と話したことすら無かったと考えれば、ある種当然の状況となる。同時に、エアリアルに限るが卓越したMS操作技術もここで培われたことが裏付けられる。
加えて、この原作小説の一人称通りならば「エアリアルには高度な思考意識らしきものが存在する可能性」が示唆されることになる。それが人為的なのか、自然発生なのかは小説内では言及されていない。
しかし分かるのは、スレッタがエアリアルたちを家族として心預けていると同時に、エアリアルもまた彼女を見守っていることである。
逃げ出すよりも進むことを
本編開始とともにアスティカシア学園に編入し、念願だった学園生活を送ることになるが、編入早々にひょんなことからホルダーであるグエル・ジェタークと決闘をおこなうことになる。スレッタはエアリアルのガンビットによるオールレンジ攻撃によってグエルのディランザを瞬殺。この結果、編入してすぐにホルダーになるとともにミオリネ・レンブランの花婿候補となってしまう。
まさに波乱の幕開けとなった学園生活だったが、その後もデータストーム逆流がないエアリアルに注目したベネリット内の暗闘に巻き込まれていく。さらには辺境の地である水星出身ということでスペーシアンの生徒からいじめや差別を受け、学園内で孤立し始める。しかし、花嫁であるミオリネの献身的なサポートや地球寮のメンバーに受け入れられ、株式会社ガンダムの設立など少しずつ充実した学園生活を送るようになる。内向的な性格が災いしてミオリネとすれ違ったこともあったが、追いかけっこの末にお互いの言いたいことを腹を割って打ち明けたことで二人は深い信頼関係で結ばれていた。だが―。
ここからはSEASON1終盤の重要なネタバレを含みます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
改修されたエアリアルを受け取るためにプラント・クエタを訪れた際、地球の組織「フォルドの夜明け」による襲撃に巻き込まれてしまう。初めて目の前で人が殺される惨劇を目の当たりにしたことでショックを受けるが、プロスペラから幼い頃から聞かせてきた「逃げたら1つ、進めば2つ」の言葉によって励まされ、スイッチが入る。
ガンダム・エアリアル(改修型)に搭乗したスレッタは、「地球の魔女」を名乗るガンダム・ルブリス・ウルとガンダム・ルブリス・ソーンとの交戦を退け、テロリストに命を狙われるミオリネの元へ駆けつける。しかし、
「やめな…さい!」
の一言で躊躇なくテロリストを惨殺してしまう。さらにいつもと変わらず笑顔で手を差し伸べるスレッタに対し、返り血を浴びながら恐怖に引きつった表情のミオリネは
と拒絶する素振りを見せる。
謎めいた正体
アド・ステラのガンダム、GAND-ARMは常人では動かす以前に起動させる事が困難な特殊なシステム『GUNDフォーマット』が採用されている。
詰まる所、今作のガンダムパイロットである時点で普通の人間ではないと考えられていたスレッタだが5話で『エラン・ケレス』がエアリアル側が特別だと言及した事でスレッタ側は何もないと思われていた。しかし10話にて鉱物元素パーメットが無ければ動かせない『GUND』を動かしている事から体内にパーメットが流入されている事が示唆されており、エアリアルと関連しているのか不明だが人為的な何かによって調整が施されている事が判明した。そして6話にて『PROLOGUE』の時系列が本編の21年前であると説明されたことで、スレッタがエリクトではない可能性が高まる。
そして遂に14話ではスレッタとエリクトは別人だと明言され、16話で幼い身であるエリクトには宇宙の環境が過酷で耐えきれなかった事が判明した……がこの事実によって4歳の頃から宇宙にいるエリクトと同様に幼い身である筈のスレッタが過酷な宇宙の環境の中で特に問題なく育った事が普通の人間では有り得ない事が仄めかされる事となった。そして同じ16話でエアリアルに無断に乗った『エラン・ケレス』がデータストームを浴びた事で、平然とエアリアルに乗り続けるスレッタの特異性が浮き彫りとなる等、謎が増え続けており、何者なのかがより一層わからなくなり、どの様な存在なのか何もかもが不透明である事が現状の不穏な主人公であったが……
ここから先は、スレッタの素性について重大なネタバレ成分を多分に含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
リプリチャイルド
18話で明かされたその正体は『エリクト・サマヤ』の遺伝子から生み出されたリプリチャイルドの1人であり『鍵』とも呼ばれている。あくまでスレッタは複数存在する個体の1人であり、他には11人存在するが他の個体との明確な差は不明でどの様に生み出されたのか明かされていない。
これまでスレッタ自身にも知らされていない事実であったが、18話でエリクトからのデータストームを介した際に真相を知らされた。最初は流石に戸惑いを隠し切れなかったが、その後精神的に成長したこともあって事実を受け入れるようになり、地球寮のメンバーに自らの出生の秘密を打ち明けている。
リプリチャイルドと言う言葉は存在せず造語、リプリの語源は複写や複製を意味する英語であるリプリント、チャイルドは胎児や赤子の意味で直訳すると『複製された胎児』『複写された赤子』の意である。
なお、エリクトと同じ遺伝子を持っていることからスレッタ単体でもパーメットスコアに対する強い耐性がある。だが、エリクトのようにデータストームと共存はできないため、エリクト無しではデータストームの負荷を受け、命を削るリスクがある。ただ、キャリバーンで出撃した際にスコア5でも耐えていることから、エラン(強化人士4号・5号)やソフィ、ノレアなど他のガンダムパイロットよりも耐性は高いということになる。
目一杯の祝福を君に
プラント・クエタの事件から2週間後、スレッタはミオリネとの約束を守るために決闘を続け、エアリアルのえげつない戦闘力によって連戦連勝を重ねていた。
そこへ、フォルドの夜明けのメンバーであるソフィ・プロネとノレア・デュノクが転入してくるのだった。
ここからは水星の魔女の結末に関わる重要なネタバレを含みます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
大切なもの
ランブルリングでソフィとノレアは学園にテロ攻撃をおこない、ソフィのルブリス・ウルに襲われる。プラント・クエタでの出来事を引きずるスレッタは追い込まれてしまうが、エアリアルがパーメット6を発動。これによってルブリス・ウルの制御系を乗っ取り、膨大なデータストームの逆流によってソフィは死亡する。
事件後、学園に戻ってきたミオリネから「人殺し」と思わず言ってしまったことを謝罪される。だが、これを聞いたスレッタは「あの時お母さんの言った通り進んで良かった」と答え、自らの殺人を肯定してしまう。不信に思ったミオリネから
と問い詰められたのに対し、
「お母さんが言うなら」
と答えてしまう。このことでミオリネは、スレッタが母親を盲目的に正しいと信じ込み、プロスペラがスレッタを操り人形にしていることを確信する。その後のプロスペラとのやり取りから、ミオリネはスレッタをプロスペラの復讐計画から遠ざけるために非常な決断を下すのだった。
ミオリネの17歳の誕生日当日にグエルとの最後の決闘をおこなうが、これはミオリネとグエルが共謀した決闘だった。パーメットスコアの上昇によってグエルのダリルバルデの機能を停止させ勝利目前となるが、ミオリネがエアリアルを緊急停止させてしまう。敗れたスレッタはホルダーとエアリアル、そしてミオリネの婚約者の座を全て一辺に失うのだった。
「さようなら、水星のお上りさん」
空っぽな私たち
失意のスレッタは、エアリアルのコックピットへ誘導され、そこでデータストームの向こう側にいるエリクト・サマヤと遭遇。そこでエリクトから自分がエリクトの遺伝子から作られたリプリチャイルドであること、全ての真実を知らされる。そしてエリクトからも決別を言い渡され、宇宙空間へと放り出されるのだった。
「君は僕にもお母さんにも縋っちゃいけない」
そこへプロスペラが現れ、信じてきた母親からも学園に戻るように言われ、宇宙空間へと再び置き去られてしまう。文字通り全てを失ったスレッタは、まるで幼子のように泣きじゃくるのみだった。
ミオリネもエリクトも、そしてプロスペラもスレッタの幸せを願ってあえて突き放したのだが・・・。
学園に戻ったスレッタはショックのあまり気力を失い、部屋に引き籠っていた。それでも、今や唯一の味方であるチュチュたち地球寮メンバーのおかげで気力を取り戻す。
そこで、マルタン・アップモンドがニカ・ナナウラをフロント管理局に通告した事実、地球でのプロスペラとエアリアルの凶行を知り、プロスペラたちが自分のために「一番じゃないやり方」を選んだことに気付く。そして自分がこれまで何も分かってなかったことを自覚する。
今、できることを
再び学園生活を過ごすスレッタだったが、ノレアの乗るガンダム・ルブリス・ソーンが再び学園を襲撃する無差別テロを敢行。多くの学生が犠牲になる痛ましい惨劇の中、スレッタも共に行動していたペトラ・イッタが瓦礫の下敷きになり重傷を負う姿を目の当たりにする。
地獄のような光景の中で[「今、できることをする」大切さを悟ったスレッタは救助活動、さらにはミオリネの作ったトマトの配給をおこなう。これまで母親の言う通りに行動していたスレッタが自分の意思で行動に移し、精神的に大きく成長した瞬間でもあった。これまでのオドオドした姿はなく、セセリア・ドートもスレッタの心の変化に気付くほどだった。
地球寮のメンバーに自分の出生の秘密を打ち明けたスレッタは、プロスペラとエリクトを止めるために危険を顧みず、今度は自分の意思でガンダム・キャリバーンに乗ることを決意する。
ベネリットグループ本社に辿りついたスレッタは、グエルとのフェンシングの決闘に勝利しホルダーの座を取り戻すと、ミオリネに会いに行く。クィーン・ハーバーでの事件の責任を感じ、すっかり意気消沈してしまったミオリネに対し、自分も過ちを犯したことを認めると、
「何も手に入らなくても前に行くしかないんだって」
「私がここまで来れたのはミオリネさんと出会えたからです。これは間違いなんかじゃありません。」
この言葉によってミオリネは再び前に進み、彼女もまた自分の過ちと向き合うことを決意。そして、ミオリネと互いの手を繋ぎ、すれ違っていた二人の絆がようやく結び直すのだった。
キャリバーンに乗ったスレッタは、パートメットスコア5の負荷に耐えながらもクワイエット・ゼロへ出撃。ガンドノードを撃破し、ついにエアリアル(エリクト)が目の前に現れる。
「止めに来たんだよ!2人を!」
目一杯の祝福を君に
「スレッタの分からず屋」
「お母さんを…悪い魔法使いにしたくない!」
スレッタの命がけの呼びかけもエリクトは応じず、攻撃の手を止めない。それでも、ミオリネたちのクワイエット・ゼロ侵入の時間を稼ぐという役割は果たしており、ミオリネが停止コードを入力したことでクワイエット・ゼロは機能を停止する。
だが、そのとき宇宙議会連合が放ったレーザー送電システムがクワイエット・ゼロに襲い掛かる。いち早く危機を察したエリクトは、スレッタに微笑みかけると身を挺してレーザーからスレッタやプロスペラを守りぬく。スレッタの目の前には大破したかつての愛機エアリアルの姿が映っていた。そして、これまでの負荷のダメージが限界に達してしまい、気絶する。
グエルたちに回収され、一度グループ本社に戻ったスレッタは体はすでに限界に達していたもののエアリアルを抱えたまま再びキャリバーンで出撃し、プロスペラの前に現れる。
「さあエリィをクワイエット・ゼロにつないでちょうだい」
「やだ。エリクトは渡せない」
初めて母親の言うことに拒否をしたスレッタは、クワイエット・ゼロを使わずキャリバーンのスコアを強引に上げることでエリクトを救おうとする。そこへエリクトのような情報生命体となった強化人士4号が出現。お互いの想いを打ち明けあった二人は、力を合わせてスコアを上昇させ、エアリアルの再起動に成功。同時にエリクトも復活する。
「私、欲張りだから。お母さんともみんなともやりたいこといっぱいあるから!。」
スレッタの決意を聞いたエリクトは、エアリアルのガンビットをキャリバーンに合体させ、パーメットスコア8を超えた虹色のパーメットを発動させる。この虹色のパーメットによってミオリネのグループ解散宣言を地球圏全体に届けることができ、エアリアル・ファラクト・シュバルゼッテの力を借りて、第2射を発射しようとしていたレーザー送信システムをオーバーライドして機能停止させる。
スレッタとエリクトが発動させた奇跡の力は、データストームに還っていた死者と生者の対話までも実現させていた。夫や恩師、かつての仲間との再会を果たしたプロスペラの前に姿を見せたスレッタは、復讐よりもエリクトのための未来を選んだ母を肯定する。
「お母さんの選択を私は肯定します。」
「僕はスレッタとこれからも一緒にいたい。お母さんとも。」
二人の娘の言葉にプロスペラは母エルノラ・サマヤの顔に戻り、一連の騒動は終結。クワイエット・ゼロと全てのガンダムはパーメット粒子によって分解されて消えてしまう。
キャリバーン消滅の瞬間、スレッタはエリクトたちをエアリアルからホッツさんのキーホルダーに移し替えていた。その後、意識を失い、宇宙空間に投げ出され漂流していたところをミオリネが見つけ出す。
「さっさと返事しなさいよ…バカ」
3年後、データストームの後遺症から少しずつ体が動くようになり、子供たちと遊びながらリハビリに取り組むスレッタの姿があった。母やキーホルダーに宿る姉・エリクトと共に地球へと移住。ミオリネと正式に結婚し、夢であった学校の設立に尽力。家族や仲間たちと穏やかな日々を過ごしていた。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- ガンダムシリーズの登場人物一覧
- 女性主人公のガンダム作品一覧 / 主人公
- アスティカシア高等専門学園
- スペーシアン
- ミオリネ・レンブラン(嫁)
- プロスペラ・マーキュリー(母)
- 御三家
- GUND-ARM Inc.(地球寮)
- エリクト・サマヤ(姉 / 遺伝子元)
- ガンダム・エアリアル
- ガンダム・キャリバーン
- クワイエット・ゼロ
- 水星
- 逃げたら一つ、進めば二つ
- やめな…さい!
- またしても何も知らないスレッタ・マーキュリーさん(17)
- 麻呂眉
- タヌキ
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