「ありがとう、最高の褒め言葉だ」とは、「褒めてねーよ!!!!」である。
概要
文脈から大体想像できるかもしれないが、要するに「明らかに褒められてない状況で、皮肉染みた開き直りやジョーク、あるいはマゾヒズムを込めて発せられる言葉」である。
自分へのネガティブな発言を、あくまでポジティブな言葉として受け入れる姿勢を示すため、酷く罵倒された時のカウンターとして有効に活用出来る。
また、日常会話において他人から呆れられた時に冗談として言ってみるのも良いだろうし、他者からの暴言を快楽に転化できるマゾヒストの諸君も、様々なシチュエーションで活用すべきだろう。
え、説明がわかりづらい?このクソ記事主だって?
ありがとう、最高の褒め言葉だ。
主な発言者とそのシチュエーション
次に、この言葉を発した人物を紹介しつつ、そのシチュエーションを分析してみよう。
なお、この項目は新しい情報が入り次第更新を続ける予定である。
CASE:1 アビゲイルの場合(出典『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』)
アビゲイル:そしてD・S(ダーク・シュナイダー) あなたの最大の弱みは 私の手の中だ……。大神官令嬢ティア・ノート・ヨーコ‼︎ 貴方と 貴方の宿主であるルーシェ・レンレンの愛する少女だ‼︎
D・S:てっめぇ…‼︎
アビゲイル:ハハハハハ‼︎ 動くんじゃねェ〰︎〰︎〰︎‼︎ 赤斬光波(トール)‼︎
D・S:ぼぁ!
ネイ:ダーシュ‼︎
第69話『闇の反逆軍団編(68)「消滅」』からの一幕。破壊神アンスラサクスの封印を解こうとする四天王の一人・アビゲイルとそれを阻止するため封印を守るダーク・シュナイダー(D・S, ダーシュ)との戦いにて、追い詰められたアビゲイルがヒロインのヨーコを人質に取って満身創痍のD・Sに追撃を加えた直後の、D・Sの仲間ガラの罵倒に対するアビゲイルの返答。
アビゲイルは人質であるヨーコからも「人でなし‼︎どうしてこんなヒドイ事をする!?」「たくさんの人を苦しめて…それをなんとも思わないの!?」とこれまでの所業を非難されるが「愚かな人間どもの絶望と苦痛の叫びこそが 我が神 破壊神アンスラサクスへの最高の貢物なのだよ」と意にも介さなかった。
アビゲイルはそれまでにもD・Sの義娘であるネイを人質に取ったりと卑怯な手を使っており、「善」の側に与したD・Sらを「情愛にとらわれ制約を受ける」「脆く不自由な存在」として「無制限の絶対悪」である自分に敵う相手ではないと言ったりと、自らが悪の側であることを自覚しつつ悪であることに強さを見出しているような素振りを見せていた。
CASE:2 こんちゅうはかせの場合(出典『ギャグマンガ日和』)
第11幕『アカトンボのふしぎ』からの一幕。「三択でありながら選択肢の全てが不正解」という理不尽問題を出し非難されたこんちゅうはかせの発言。
博士の冷めた人間性と捻くれた性格を体現するような切り返しであり、更にはこんちゅうはかせの内に秘めた変態性をも感じさせる場面とも言えよう。
また、こんちゅうはかせは同エピソードで「大人はね ずるいんだよ」とも発言している。
『卑怯者』という言葉を褒め言葉とする彼からは「大人はずるくて卑怯」というある種の人生観を感じさせる。
CASE:3 刹那・F・セイエイの場合(出典『機動戦士ガンダム00』)
ロックオン:刹那、これだけは聞かせろ。お前はエクシアで何をする?
刹那:構わない、代わりにお前がやってくれれば。この歪んだ世界を変えてくれ。
刹那:ソラン・イブラヒムとしてでなく、ガンダムエクシアのマイスター刹那・F・セイエイとして。
刹那:ありがとう、最高の褒め言葉だ。
1stシーズン第19話『絆』からの一幕。テロリストによって家族を失った過去を持つ仲間『ロックオン・ストラトス』に、刹那自身がテロリストに所属していた事を明かしたシーン。
ここでの「ありがとう、最高の褒め言葉だ」は、微笑みながら冗談交じりで言った所も重要なポイント(刹那が劇中で初めて冗談を言い、笑ったシーンでもある。)
『仲間同士が自分の過去と向き合い絆を深める』という物語の重要なキーポイントである名場面にして、「俺がガンダムだ」「最高の褒め言葉だ」といった珍発言が飛び出す迷場面でもある。
かつてガンダムによって命を救われ、今はガンダムによって自らが世界を変えようとする刹那の根底には、ガンダムを単なる戦闘兵器とは見なさない、信仰に近い特別な感情がある。
そのため、「ガンダムバカ」という言葉は彼にとって(ジョークではあるが)最高の褒め言葉として受け入れられるのだろう。
物事に熱心に打ち込んでいる方は、だれかに「お前は〇〇バカだ」と言われた際、刹那に習って「ありがとう、最高の褒め言葉だ」と冗談を言ってみるのも良いかもしれない。
ただし、冗談ではなく本気と思われても当方は一切責任を負わない。
CASE:4 シックスの場合(出典『魔人探偵脳噛ネウロ』)
シックス:ところでネウロ おまえは『謎』を喰う魔人だそうだね そんなおまえに…素晴らしい茶菓子を用意したよ
(隣の館で一斉に殺人が行われる。)
男:ネーーウローーー!!私は今2階上にいた自分の親友を殺しました!!犯行現場からたった10秒で戻って来ました!!さて どうやったでしょ〜〜かッ!?
女:ネウロネウロ!!私は今ナイフ1本で7人を一度に殺す事ができました さてどーやったでしょ〜かッ!?
シックス:喰べなさい 大量の食糧を用意してあげたよ
(中略)
ネウロ:地上に出てきてだいぶ経つ 様々な感情を経験したが これほど…不快な気分にさせられたのは初めてだ
第123話『茶【ちゃ】』からの一幕。 シックスの交渉を拒絶したネウロに対する発言。
本作のラスボスに位置する人物「シックス」の正体は、7千年前より培われた「悪意」の定向進化によって生まれた人種「新しい血族」の頂点だった。
生まれついて人が絶望する様や苦しむ姿を見るのが好きだと語るシックスは、ネウロを「新しい血族」の野望の協力者に引き入れるために、ネウロの食事である「謎」を用意する。
館で行われた不可解な殺人は全てシックスの脅迫によって行われたものであり、殺人を行った人間は引き攣った笑顔と涙目で「謎を解いてくれ」とネウロに懇願する。
養殖された臭い「謎」を見せつけられることで自身の食事を侮辱されたネウロは、シックスに対し不快感を示す。しかし、悪意を極めたシックスにとっては、その感情も賞賛にしかならなかった。
今まで弥子や吾代に冷徹な暴虐を繰り返してきた人間味のないネウロが作中で初めて怒りの感情を見せたシーンであり、シックスの邪悪さも相まって、読者には印象的な場面となっている。
CASE:5 卑怯番長の場合(出典『金剛番長』)
卑怯番長:ところで白薔薇番長さん、お願いがあるんだけど…君、この「23区計画」から撤退してくれない?
白薔薇番長:ふっ…ふざけるな〜〜〜!!この白薔薇番長をナメるなよ……貴様ごときを葬るぐらいの力は残っているわ……!!
(渡された写真を見る。)
14撃目!!「ダンシングローズ」からの一幕。なお、卑怯番長は本話以降でもこの台詞をしばしば発言している。
勝てば日本の支配者になれる「23区計画」を卑怯な手で勝ち上がろうとする、板橋区の卑怯番長。
このシーンだけでなく、白薔薇番長の舎弟を口車に乗せることで、白薔薇番長を裏切り奇襲させた上に舎弟同士で潰し合いをさせるなど、卑怯の限りを尽くす。
卑怯番長初登場となるこのシーンだけでは、嘘をつくことも人質を取ることも意に介さない卑劣な男に見えるが、卑怯番長は「自分が育った孤児施設の弟妹のためならどんな汚い手も使う」という己の正義を貫いた卑怯者であり、後に発覚する信念を持った熱い性格や義理堅さは読者から高い人気を得ている。
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あ?今キミ「著作権違反の動画を堂々と載せるなこの犯罪者」って言った?
ありがとう、最高の褒め言葉だ。
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こんな言葉に関係ある商品なんて本当にあるのかねえ?探すのめんど。
そもそもニコニコ市場ってアフィ臭くてキライなんだよなあボクって。
非協力的?ものぐさ?
ありがとう、最高の褒め言葉だ。
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コミュなんてあると思った?
毎日毎日「ありがとう、最高の褒め言葉だ」なんて言ってる連中のコミュなんてあったらボクが見てみたい気分だよw バカかキミは、バカ丸出しwww
ありがとう、最高の褒め言葉だ。
最後に
え、こんな記事書いてる記事主は相当の暇人?そもそもこの記事必要無い?
じゃなくて、ありがとう、最高の褒め言葉だ。
ボクからすればこんな記事見てるキミの方が暇人だね!このニコ厨共め!!
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