ぼのぼのの哲学的なセリフ一覧とは、いがらしみきおによる漫画『ぼのぼの』に登場する心に残るセリフを集めたチラ裏一覧記事である。
一覧
ぼのぼの
- 草が風で動くのは変だ ホントは動かなくてもいいのに
- だから動くのは風となかよくしてるのかもしれない
- だから動かないのは風とケンカしてるのかもしれない
- 第1巻「ニクキュウを見にいこうの巻」
- この日のぼのぼのは「風となかよくしてみよう」と、そよ風に吹かれる勢いで転がる遊びをしていた。
- どの石がボクを好きなのかわからないなァ
- 第1巻「ニクキュウを見にいこうの巻」
- 貝を割る用の新しい石を迷っている理由について。アライグマくんからは理解されなかった。
- しあわせはプラスだ いじめるのはマイナスだ
- プラスにマイナスだとマイナスだけど マイナスにプラスだとプラスなんだ
- 第1巻「しあわせのプレーリードッグちゃんの巻」
- いじめられっ子のシマリスくんがプレーリードッグちゃんで癒されていることについて。
- 誰かが誰かをキライだという
- 『キライだ』っていうと少し気持ちよくなるのかな 少し満足するのかな
- 『スキだ』っていうのと同じように
- 第6巻「アライグマくんの家探しの巻」
- アライグマくんとショーねえちゃんがケンカしていることについて。
- ともだちっていきなりなるんだ いきなりじゃないとともだちにはなれないよ
- 第6巻「ボーズくん旅に出るの巻」
- シマリスくんの家に行くため、一人で森に出た泣き虫ボーズくんは、全く面識のないキツネくんが後をついてくることに気づく。
- ボーズくんは最初キツネくんを怖がったが、旅を続けた二人は最終的に友達と言い合える仲になる。
- ボクが生まれてから一番最初に悲しいと思ったのはお腹がすいた時
- 二番目に悲しいと思ったのはともだちのところに遊びに行ったら誰もいなかった時
- 第7巻「ボーズくん旅に出るの巻」
- ようやくシマリスくんの家についたボーズくんだったが、家から出てきたのはショーねえちゃんだった。
- ボーズくんとキツネくんは、案内をした物知りリスさんを上下から引っ張り上げる。
- 「こわれるから こわれるから」
- どうしてケンカをするんだろう ケンカってもう全部いらないっていうことなのに
- 第7巻「ボーズくん旅に出るの巻」
- ショーねえちゃん「やめろっウンコタヌキ 弱い者をいじめておもしろいのかっ」
- アライグマくん「うん おもしろいよ」
- みんながやってきたいろんなことを集めたらどれくらいになるのかな
- きっと誰も数えたことはないんだろう
- 第8巻「アライグマくんのおかあさんの巻」
- ぼのぼのの最近面白かったことは「腕で作った輪を足でくぐること」だった。
- アライグマくんのおとうさんの最近面白かったことは「高いところから掘った穴に石を落とし、崖から石が落ちるところを見ること」だった。
- 『おもしろい』のは変わるけど川みたいにどんどん流れていくんじゃないよ
- 落葉みたいにどんどん上に重なるの
- 第8巻「アライグマくんのおかあさんの巻」
- アライグマくんはヤマビーバーくんの派手な笑いを面白がったが、アライグマくんのおかあさんは面白くないと言った。
- アライグマくんのおかあさんは、ヤマビーバーくんの地味な笑いを面白がったが、アライグマくんは面白くないと言った。
- 誰でも誰も知らない部分はある
- それがず〜っと知られないまま自分だけわかってるとしたら 自分てスゴイなあ
- 第9巻「アライグマくんのおかあさんの巻」
- ボクがオトナになったら誰か『なったよ』って言ってくれるといいなあ
- そうしたらボクも少し安心だと思うんだ そうしたらボクも少しわかると思うんだ
- 第9巻「アライグマくんのおかあさんの巻」
- ぼのぼのはオトナと子供は全然違うものだと思っていたが、アライグマくんのおとうさんは違わないと言った。
- オトナってもしかしてかくれんぼのオニみたいなの?
- 第9巻「アライグマくんのおかあさんの巻」
- ぼのぼのは大人と子供の違いはわからなかったが、かくれんぼの鬼の「つまらないけどいつかは探しにいかなきゃいけない」感じが、アライグマくんのおとうさんが話した大人と子供の違い「楽しくなくなってからじゃないとやれないことをオトナはやる」に近いと感じた。
- タカラモノはね 何かに使うものじゃだめなんだよ
- タカラモノはね 動くものじゃだめなんだよ
- タカラモノはね 動かなくなったもの
- 第9巻「ふしぎな石を探そうの巻」
- 何か探すんだったら道をまちがえちゃぁいけないよ
- ひとつでもまちがえるともう見つからないよ
- でもまちがっても大丈夫 別なものが見つかるから
- 第10巻「ふしぎな石を探そうの巻」
- ぼのぼの、シマリスくん、アライグマくんは石を調べる旅に出た。
- 色々な人の話を聞く中、温泉や滝を知ることが出来たが、肝心の石のことはよくわからなくなっていった。
- ボクたちは森に帰ってきた ひさしぶりの森はボクたちをじ〜っと見ているようだ
- 第10巻「ふしぎな石を探そうの巻」
- 石を探しに野宿をしたぼのぼのが、翌日森に帰ってきた感想。
- ボクがこう寝てて目をあけると すぐそばにシマリスくんが寝てるのが楽しかったなぁ
- 第10巻「ふしぎな石を探そうの巻」
- 初めて野宿をしたぼのぼのの、素朴な感想。
- 痛いのはボクもキライだ
- 痛いのって痛いのだけじゃなくてなんだか怒られてるみたいだからだ
- 第11巻「フェネギーの退屈の巻」
- 痛がりなフェネギーくんは、ちょっと刺激するだけで恐ろしい顔になる。
- 自分にできることをみんなず〜っと探しているとしたら
- ボクたちはなんていうか すごくマジメなんじゃないだろうか
- 第11巻「木に登ってみたいなぁの巻」
- アライグマくんのおとうさんの「みんな自分にできることを探すために生きている」という話を聞いて。
- 健康なのはいいなあ いつも健康だとなにかする時に邪魔されなくていいだろう
- 第12巻「おとうさんのイボ勝負の巻」
- アライグマくんのおとうさんがツボ押しの石布団で健康になっていることについて。
- 世の中で一番楽しいことは治ることじゃないだろうか
- 第12巻「おとうさんのイボ勝負の巻」
- 治ることは「たくさん走ってから乱れた息が落ち着いていく感じ」に似ている。ぼのぼのは「治るのって気持ちいいね」とおとうさんに伝えた。
- この世はみんなのメモだらけみたいだなあ
- 第13巻「ボクが昔もっていたものの巻」
- ぼのぼのは「あったものは壊れたり小さくなったりはするけど、なくなったりはしない」という考えに至る。すると、その辺ですくった土の中にも、誰かの昔の思い出があるなら、世の中は誰かがそれを忘れないためのメモで満ちているように感じた。
- こわい考えは楽しい楽しい
- 第15巻「こわい考えの巻」
- 不安さえあれば、こわい考えは際限なく想像できる。そういう意味では、こわい考えはずっと考えられて楽しいとも言える。
- 好きなのってこの辺にあるような気がするよ なんだか丸くておでこに少しくっついてるような感じ
- 第16巻「ボクは歩くのが好きだの巻」
- シマリスくんは「脳天に突き刺さってる感じ」。
- ボクは旅人さんがカケラだけ持って行った貝をボクの宝物入れの中に入れた
- そこにはボクのいろんな思い出のものが入っている
- 旅人さんが持っていた袋と同じだ
- それを見ていたら ボクも旅をしているみたいだなあと思ったのだ
- 第19巻「旅人さんがやって来たの巻」
- ひとりでいる時ってただ歩いてる時だと思うんだよね
- でも誰かと話をするっていうのは こうやって景色を見ることなんじゃないかな
- 第20巻「誰かが話しての巻」
- アライグマくん「あ?さっぱりわかんねえぞ」
- 道を歩けばどこかに行けるのだ なにかあるのだ 誰かに会えるのだ
- 第22巻「道を歩いて行こうの巻」
- ぼのぼのは道を散歩するとき「この道はどこに行くのかなあ」という気持ちになるという。
- 全部自分と同じものでできていると思うと 花さえ友だちのように感じた
- 第38巻「海とはなんだろうの巻」
- おとうさんと「自然はみんな他のものが移動してきたものでできている」という結論に至り、ぼのぼのは自分自身も水や草など自然のものが「移動して」できていると考えた。
シマリスくん
- 罪の河は恥をのみこみ暗黒の海へと流れこんだのでぃした
- 第13巻「シマリスくんの犯人さがしの巻」
- アライグマくんの謀略により、家を荒らされてしまったシマリスくんは、事件をこのように表現。
- その後、シマリスくんの推理(?)によって復讐は果たされ、愛の翼は再び羽ばたき、光の泉にはまたローレアンの子らが泳ぎ始めた。
- 雲は気持ちを運んでくるのでぃす
- 第15巻「大きい雲の巻」
- 大きな雲はモヤモヤとした気持ちを運んでくると語るシマリスくん。
- これに納得いかなかったアライグマくんは、シマリスくんと喧嘩をするが、大きな雲がちょうど真上に来たところで雨が降り出し、喧嘩の結果はなあなあになった。
- 趣味というのは役に立たないことなのでぃす
- 第16巻「趣味ってなんだろうの巻」
- 「その行為が自身にとって何かしら役に立ったら、それは趣味ではない」とのこと。
- 渦巻くものは物のけれですよ
- 第18巻「歯がいたいの巻」
- 歯痛で泣き叫ぶアライグマくんに対し、淡々と抜歯を勧めるシマリスくん。その冷静さにアライグマくんは思わず驚いてしまう。
- なぜ落ち着いているのか、シマリスくんはこの世の理を説明。ことばの意味はわからんが、アライグマくんは共感し感動の涙を流した。
- 家族が増えると自分が薄くなってしまうように思えるのです
- 第42巻「コリスちゃんが生まれたよの巻」
- ダイねえちゃんの息子マホモちゃんが、妹が産まれてから家を空けるようになった理由の推察。
- シマリスくんもマホモちゃんが生まれた際に同じことを思っていた。
アライグマくん
- 後でこまるんだったら後でこまればいいじゃねえか なんで今こまるんだよ
- 死ぬ時が来たら死ぬしかないんだよ それのどこが難しいんだよ
- 第1巻「困ったぞの巻1」第2巻「困ったぞの巻2」
- 体質上何か食べ物を携帯していないと「こまってしまう」ぼのぼのが、貴重な貝を食べてしまい、後でこまることになることをこまってしまったことについて。
- みんなおなじじゃおもしろくもなんともないわけだ
- 第5巻「カシラがやって来たの巻」
- ぼのぼのの「どうして大きい生き物と小さい生き物がいるのか」という質問に対して。
- この後シマリスくんから「こう(全員同じ大きさ)だったら仲良くなれると思う」と言い返される。
- どうせ必ずもそもそメシを喰うことになるんだ
- 第10巻「ふしぎな石を探そうの巻」
- 自分がどれだけ良いことや偉いことを成し遂げたとしても、次の日にはそんなことなかったかのように、いつもの地味な日常を繰り返していくんだというアライグマくんの達観。
- オレたちがバカだからだ
- 第10巻「ふしぎな石を探そうの巻」
- 誰もがみんな、何かしらできないことがある理由について。みんな何かできないことがある=バカだとわかったアライグマくんは、世の中全てがグニャグニャのバカに見えてしまうのだった。
- 見ようと思っても見えないのは そこになにもないからさ
- 匂いをかごうと思ってもかげないのは そこに匂いがないからさ
- 誰かにさわろうと思ってもさわれないのは そこに誰もいないからだよ
- 誰かの考えをわかろうと思ってもわからないのは そこに言葉がないからさ
- 第22巻「何を考えているかわかる?の巻」
- 「見ようと思えば見えるし 匂いをかげば匂いがするし さわれるばちゃんとさわれるのに どうして考えることだけはわからないの」というフェネギーくんの疑問について。
スナドリネコさん
- 生き物は絶対こまるんだよ 生きてる限り絶対こまるんだよ
- こまらない生き方なんか絶対ないんだよ そしてこまるのは絶対おわるんだよ
- どうだ 少しは安心してこまれるようになったか?
- 第2巻「困ったぞの巻2」
- こまることをこまってしまうぼのぼのへのアドバイス。
- 生きていくことはどんどんこわれることだ それを止めることは誰にもできないだろう
- だから生き物は新しいものを作るしかない
- たしかに新しい物は余計なものばかりだ
- しかし余計なもので不幸になるとしたら その不幸もやっぱり余計なものだとオレは知っている
- そしてたぶん幸福もな だからオレは平気なんだ
- 第5巻「カシラがやって来たの巻」
- 元々流れ者だったスナドリネコさんが、縁もゆかりもない森の者たちのために命を懸けたことについて、過去を知るオオサンショウウオさんから「生きて死ぬ以外に余計な目的をつけ足すと不幸も増える 自分にできないことを守れ」と説教をされる。しかしスナドリネコさんは、ぼのぼのやヒグマの大将との「余計なもの」を大切にしていくと答えた。
- なぜなれるかは問題じゃないよ なぜなれないのかが問題なんだ
- 第8巻「カシラがまたやって来たの巻」
- カシラに対し「お前より善人にも悪人にもなれる」と言い切ったスナドリネコさん。
- カシラが去ったあと、「なぜ善人にも悪人にもなれると言い切れる」とヒグマの大将に問われ、このように答えた。
- 花鳥風月はひとりになることさ
- 第28巻「花鳥風月はおもしろいの巻」
- 「たいがいの頭にくることって他人といっしょにいるから起きること」と語るスナドリネコさん。
- ぼのぼのはこの話を聞いた後、広い自然の中で大きな月をひとりで眺め、花鳥風月を味わった。
アライグマくんのおとうさん
- 世の中はな『なる』も『ならねえ』もねえんだ 『なった』だけなんだ
- だからジタバタすんな たかが生き物だろうが
- 第6巻「アライグマくんの家探しの巻」
- 家出をしたかったが、おとうさんに居場所を突き止められてしまったアライグマくんに対して。
- ガキはな 大人は何もわかってねえと思ってるもんだ
- しかし…大人はな わかってねえんじゃねえぞ アキアキしてんだよ
- 第8巻「カシラがまたやって来たの巻」
- 森にカシラが再びやってきたことを報告してきたアライグマくんに対して。
- 楽しくなくなってからじゃないとやれないことをオトナはやるんだよ
- 第9巻「アライグマくんのおかあさんの巻」
- 世の中の結果が大体わかるようになるのがオトナだと語るアライグマくんのおとうさんは、ぼのぼのから「じゃあオトナって楽しくないんじゃないの?」と聞かれ、このように答える。
- 「楽しくなくなったからってやるときはやる」「世の中の素晴らしいことは頭の中にはかなわない」と語るアライグマくんのおとうさんの達観。
- 大自然の大きさにくらべればこの自分はなんと小さいことか
- なにも悩むことなぞありはしないのだ
- ああ生きろ生きろ 生きて死ね 虫のように 鳥のように
- 第9巻「アライグマくんのおかあさんの巻」
- アライグマくんのおかあさんの「巣の中の悩みも外に出たら大したことに感じなくなった」という話を聞いて。コマからはみ出るくらいハッキリ言った。
- できなかったら別なことをやれ それもできなかったら別なことをやれ
- 別なことばっかりやってる一生?それも悪くねえだろ
- まぁ枝ばっかりある木みてえなもんさ
- 第11巻「木に登ってみたいなぁの巻」
- できないことがあることに悩むぼのぼのへの答え。これを聞いたぼのぼのは、自分が登った枝ばかりの木を見て「それも悪くないのか」と気づいた。
クズリくんのおとうさん
- 思ったとおりにならなかった楽しさというのもあるものさ
- 第14巻「オトナの話の巻」
- 思った通りにスナドリネコさんを動かせたことについて。思った通りのことを成すために、クズリくんのおとうさんはかなり遠回りをしてしまったが、それもそれで楽しんでいた。
- 2922日ぶりに起きることなんだよ なんだってすばらしいと思わないかね
- 第18巻「スナドリネコさんの楽しみの巻」
- この2922日に一度起こる現象「モズレア」とは、「木の根元からちょっと水が出る」だけ。アライグマくんはそのしょうもなさに怒ったが、スナドリネコさんは誰よりもモズレアを楽しんだ。
- 父親になると父親の自分と自分の自分とふたつになるのだ
- 第19巻「父親はたいへんだの巻」
- クズリくんを立派に成長させなければならない、でもクズリくんとは仲良くいたい。クズリくんのおとうさんの悩みであり、この世の父親全員の悩みかもしれない。
- きっとおじさんは恋をしたいんじゃないのだ 誰かを好きでいたいだけなのだ
- だから誰にも言わない 誰にも知られたくない それがヒキョウ者の恋なのだ
- 第38巻「おじさんの楽しい日々の巻」
- クズリくんのおとうさんは、とあるリスに恋をしていた。ある出来事がきっかけで、おとうさんはリスと会う約束を取り付けたが、おとうさんは敢えて約束を反故にした。
- なお、この台詞はぼのぼのの台詞。
フェネックギツネくん
- 『なりたい』と思うのはアライグマくんのスキなところがみつかるのに似てるよ
- 『なる』っていうのはアライグマくんのスキなところをスキだって言うのに似てるよ
- 第4巻「うたうたいになりたいの巻」
- うたうたいになりたいフェネギーくんに対するアライグマくんの質問「『なる』ってなんなの?」に対して。
- 結果、アライグマくんは「さっぱりわかんねえじゃねえかバカヤロォ」とフェネギーくんを蹴っ飛ばした。
- おもしろいこともおもしろくないことも全部この世の中にあるよ〜
- だってこの世の中じゃない別な世の中ってないじゃない
- 第11巻「フェネギーの退屈の巻」
- 最近つまらないと感じるフェネギーくんに対し、おとうさんが「おもしろいことはここ全部にあるよ」と、万物・過去と未来すべてにおもしろいものがあることを伝えるが、これに対するフェネギーくんの答え。
- しかしおとうさんは、別な世の中についてある考えがあった。
- ボクらは誰かといっしょにいるのがふつうだから ひとりでいたらさびしそうに見えるのはあたりまえなんだって
- 第13巻「アライグマくんの退屈撃退法の巻」
- フェネギーくんのおとうさんの言葉。アライグマくんもフェネギーくんも全く逆のことを考えていた。
- その後、ぼのぼのから「いっしょに遊ばない?」と誘われたアライグマくん。直前まで一人遊びを満喫していたが、「うむ…まぁよかろう」と、ぼのぼのたちに合流した。
- 離れていても忘れないのは家族だけだよ そして忘れていいのも家族だけだよ
- いつか必ず思い出すのも家族だけだよ
- 第37巻「家族ってなんだろうの巻」
- 一度砂漠を離れていたフェネギーくんのおとうさんとおかあさんが、フェネギーくんの様子を見に帰ってきた。
- このまま砂漠でもう一度フェネギーくんと暮らすか、フェネギーくんの生活ぶりを見て決めようとしたが、フェネギーくんは「自ら」両親を送り出すことを選んだ。
その他
- 目に見えてることや今知ってることだけをわかっとればいいんじゃよ
- しかしそれはホントのことじゃないだろう
- そしたらまた目に見えたことやわかったことをわかってればええよ
- それもまたホントのことじゃないじゃろうがの
- 第4巻「キングオブラッコの巻」、シャチの長老さま
- ぼのぼののおとうさんの知らない過去があることがわかり、おとうさんがおとうさんじゃないかもしれないと不安になってしまったぼのぼのへのアドバイス。
- 『ふり』などやめろ 自分以外のものを受け入れようとすればすべて『ふり』になる
- 自分だけで在れ それによって孤独を背負わされようともじゃ
- 『ふり』など余計なことなのじゃ 余計なことを怖れよ 余計なことは生き物を滅すぞ
- 第5巻「カシラがやって来たの巻」、オオサンショウウオさん
- 襲われたヒグマの大将のためにカシラへ報復しに行こうとするスナドリネコさんへの助言。
- スナドリネコさんには完全にシカトされた。
- バクチってのは確率じゃねぇ…確率を利用することだ
- 裏をかけねえヤローは死ぬまで勝てねえのさ
- 第8巻「カシラがまたやってきたの巻」、カシラ
- 詳しくは「『ええーっそんなこと言わない方がいいのに』と思っている」の記事を参照。
- 『呼ばれたがる私』ってつけてもおかしくならないものが絶対あると思う
- ワタシがそれを見つけられないだけ
- 第9巻「アライグマくんのおかあさんの巻」、アライグマくんのおかあさん
- 「○○と呼ばれたがる私」というフレーズが馬鹿馬鹿しくて笑えることについて。アライグマくんは「と呼ばれたがる私」が面白いと感じたが、おかあさんは「○○」が面白いと感じていた。
- その理由がこの台詞だが、アライグマくんからは「いえ ワタシはそんなものはないと思います」と言い切られる。
- 考えることをふたつだけにすりゃあ やるべきことはすぐ決まるってもんだぜ
- 第13巻「大将の新しい生き方の巻」、ヒグマの大将
- 目の前にある問題をどのように片づければいいのか、簡単に結論を出すための考え方。
- ヒグマの大将は「DVを起こすテンの父親」について「母子がかわいそう」「父親は悪人ではなくばかだ」というふたつを考え、とりあえず父親を隔離することに決めた。
- 腹立つことがあっても許して忘れるのです
- 昨日あったいやなことを忘れずに今日も生きていると 自分がどんどん古びて行くような気持ちになりませんか
- 許して忘れるのです 一度やってみてください…
- 第17巻「シマリスくんのおにいさんの巻」、シマリスくんのおにいさん
- ぼのぼのにキレて殴ろうとするアライグマくんへのアドバイス。
- シマリスくんの腹違いの兄であるおにいさんは、シマリスくんのおとうさんに母親共々捨てられた過去があったが、それも許して忘れたという。
- ピッポが生まれた時もそうじゃった はじめてダッコしたらわしにションベンかけよった
- おんなじじゃわい おんなじじゃわい
- 第23巻「おねえさんに子供が生まれるの巻」、ピッポさんのおとうさん
- シマリスくんはダイねえちゃんの子供マホモちゃんが産まれることについて、「どんな子供が生まれても結局同じだと思うのでぃす シマリスや他の子供と同じようなことをやるだけではねいでぃしょうか」と捻くれていた。
- その後、初めて孫のマホモちゃんを抱いたピッポさんのおとうさんは、ピッポさんに同じことをされたことをしみじみと嬉しがった。
- これを見たシマリスくんは、何かを思いながら帰路についた。
- 悲しみは病気だよね じゃあ治すために生きようと思った きっと生きてることが治してくれるよ
- 第41巻「おかあさんのことの巻」、ぼのぼののおとうさん
- 幸せに生きることが悲しくなってしまうおかあさんを見て「悲しみは病気だ」と思ったおとうさん。
- おかあさんは幸せの絶頂、そして悲しみの末に命を落とし、おとうさんも悲しみに罹ってしまうが、その悲しみを治すことも生きていなければできないと考えたおとうさんは、ぼのぼののために、おかあさんのために生きることを決めた。
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