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アドマイヤリード
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アドマイヤリード(Admire Leed)とは、2013年生まれの日本競走馬青鹿毛

町・ノーザンファーム生産、東・松田博資⇒須尚介厩舎所属
馬主近藤利一(アドマイヤ冠でお染みの馬主建築解体会社や警備会社の代表、創業者)

名は「冠名+先頭」。

な勝ち
2017年:ヴィクトリアマイル(GI)

生い立ち

ステイゴールド*ベルアリュールIINumerousという血統。

は現役最終戦香港GIを制し、種牡馬としても本が生まれた時点でオルフェーヴルゴールドシップなどを輩出し活躍していた。同期にはレインボーラインクロコスミア等がいる。アイルランド生まれで、現役時代にフランスアメリカで芝のGIII勝利のNumerous(ニューメラス)は本邦輸入種牡馬*ジェイドロバリーの全で、NureyevSadler's Wellsらの近にあたる良血で、現役時代こそGIII1勝に留まったが、種牡馬としてはシャトル先の南米で大活躍した。

叔父の*モンジュー産駒セントレジャーやオイロパ賞とGI2勝を挙げたJukebox Juryを始め、ヨーロッパを中心に重賞勝ちや入着が多くいる牝系に属している。本引退後の事であるが、半アルテミスSクイーンCで入着経験のあるベルクレスタがいる。

2013年セレクトセール・当歳で税込4830万円で購買され、その後マツパクこと松田博資厩舎へと入厩。アドマイヤとマツパクの組み合わせは、アドマイヤドンアドマイヤムーンなどがいる。

軍団復活の最前線

2歳~3歳春

2歳7月の中マイルデビューし、レースでは中中段から進め、直線では先に抜け出したシルバーステート標に、稍重ながら398kgという小柄な体を躍らせ、鋭い末脚で捉えて新勝ちを収める。なおこの後シルバーステートは休養を挟みつつ4連勝を飾り、念ながら未知なる大器として引退したのだが、それはまた別のお話。

閑話休題。距離短縮したファンタジーSこそ差し届かず8着に敗れたが、続く自己条件でマイル菊賞では、出脚は鈍かったものの直線では内に突っ込んで突き抜ける決め手を見せて2勝を挙げる。
続く阪神ジュベナイルフィリーズでは出遅れもあり、インを突いて伸びてはいたが流れに乗れず9着。

年が明け3歳となったが、ここで松田博資調教師が定年で引退。須尚介厩舎へと転厩。
後に須師が「から松田さんから引き継いだけど、ウチとは調教のやり方が違っていたので、が戸惑っていた。」と語り、転厩後はチューリップ賞16着、桜花賞5着、オークス15着、を挟んでローズS7着と、環境の変化、成長期に伴う体重の増加、距離不適等理由はあるが結果は残せず。

3歳秋~4歳春

しかし自己条件に戻った後、体重が420~430kg台で安定するようになり、1000万下(現2勝クラス)をタイムし、上がり最速で連続2着(この時の勝ちエテルナミノルジュールポレールとその後重賞を勝っている)となる。

明け4歳となり、京都北大路特別から始動し、ここでは直線で逃げ込み態勢のエイシンティンクルを大外から差し切って3勝を挙げ、続く飛鳥Sでは緩めの流れをの坂の下りから徐々にポジションを上げ、直線に入って大外から内のに3身差の圧勝を収め、オープン入り。

続いて阪神牝馬Sへ出走。ここでは1つ年上のGIミッキークイーンクイーンズリングに次ぐ3番人気に推される。上にクリストフ・ルメールを迎え、レースでは二の足が鈍く後方からとなり、直線に入って阪神外回りを生かし最内に突っ込むが、外からミッキークイーンが力強く伸びて2着。しかしジュールポレールなど当面の相手には先着を果たす。

そして大一番のヴィクトリアマイル。前戦を解消したミッキークイーンが単勝1倍台の人気で、続いてルージュバックレッツゴードンキスマートレイアークイーンズリング等が5歳以上組が人気。本は単勝13.5倍の6番人気と中クラス人気関東圏への遠征はオークス以来となる。上はクリストフ・ルメールが続投。
前日のも残って稍重となった東京競馬場レースソルヴェイグが逃げスマートレイアーが続くが、ペースは半マイル479、1000m601と稍重としてもかなりのスロー寄り。アドマイヤリードは中は内の中団後方を追走し、4コーナーから直線にかけて他のが荒れた内を避けて外に持ち出そうとする中、結果的に直線ではほぼコースロス馬場の3分処に。先に抜け出したスマートレイアー、デンコウアンジュの間を突き抜け、大外一気のデンコウアンジュを封じてゴール

府中の内馬場は悪くなったが、かといって外差し一辺倒ではない、見えない内ラチに対する立ち回りがる好騎乗と、アドマイヤリードの末脚と勝負根性がレースであった。
GI初制覇は上と厩舎に初のヴィクトリアマイルタイトルし、アドマイヤ軍団2008年天皇賞(春)アドマイヤジュピタ以来となるGI制覇となった。

4歳秋~

女王となったアドマイヤリードだが、以後はいささかを欠く。
約2ヶけて札幌クイーンSに挑むが、最後方から前には届かず13頭立て6着。続く府中牝馬Sではこれまた最後方から一気の脚で伸びたが、やはり前には届かず3着。

年明けの東京新聞杯は中団後方から進めるも、前も後ろも同じくらいの脚色になり12着。
続く阪神牝馬Sではいつもより前に位置取り、別定56kgを背負いつつ脚を伸ばすものの、時計のかかる馬場を緩く逃げた前も同じくらいの脚を使って0.1差の4着となる。

リピーターレースとしても知られるヴィクトリアマイルでは前走の復調気配もあって2番人気に支持され、降る稍重の中去年のように中団後方から進めたが、今年は追われても反応が今ひとつで、上位から少し離された8着となった。戴冠したのは同い年で何度か戦ったジュールポレールであった。

続く府中牝馬Sではやはり最後方から進めるが、同じように立ち回ったディアドラ程の勢いはく、11頭立ての7着。次走のエリザベス女王杯では後方からそれなりに伸びたが距離不適か14着に敗れた(一応4位以下がかなりもつれて勝ちとは1.0差ではあったが)。

5歳の暮れ、同期も繁殖入りし始める頃、中山名物ディセンバーSへと出走。上に横山典弘を迎え、レースでは3番人気スタート普通に決めて、ダイリベラルが刻む緩い流れを内の後方追走。4コーナーから直線にかけて他のが内に進路をめる中、コーナーで外に持ち出し、そのまま中山の直線を駆け上がってゴール。約1年7ヶぶりの勝利となった。
このディセンバーSから約20分後、同じ冠名を持つアドマイヤマーズ朝日杯フューチュリティステークス勝利したのも、これまた別のお話。

その後、中山金杯では56kgを背負いながら好位から立ち回って0.1差の4着に入り、続く中山牝馬Sは最重量56kgを背負って中団後方から0.4差の10着となり、ここで現役を引退。故郷のノーザンファームで繁殖入りした。

余談

血統表

ステイゴールド
1994 黒鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ゴールデンサッシュ
1988 栗毛
*ディクタス Sanctus
Dronic
ダイナサッシュ *ノーザンテースト
*ロイヤルサッシュ
*ベルアリュールII
2005 栗毛
FNo.22-a
Numerous
1991 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Number Nijinsky II
Special
Mare Aux Fees
1988 芦毛
Kenmare Kalamoun
Belle of Ireland
Feerie Boreale Irish River
Skelda
競走馬の4代血統表

クロスNorthern Dancer 5×5(6.25%)

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1 ななしのよっしん
2024/01/06(土) 18:25:55 ID: 7k7zCEKJGl
第二キャプテンシー 3限リステッドで2勝を上げてOP
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2 ななしのよっしん
2024/04/21(日) 18:00:11 ID: 0alNlk3cfr
フローラS勝ったぞい
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3 ななしのよっしん
2024/11/15(金) 08:06:44 ID: kFSMqD5TgT
ほぼ実現しないと思うがシルバーステートとの配合を見たい
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