ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃんとは、Cygamesが手がけるアプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」のコミカライズ作品の一つである。
概要
2023年11月末より、オンライン雑誌「週刊コロコロコミック」にて連載開始されている漫画作品。
2023年10月のアニメ「ウマ娘 プリティーダービー season3」3話放送直後に放送されたCMにて、
「ゴールドシップを主役にしたコミカライズが連載決定」と発表され、翌11月12日にYoutubeのウマ娘公式チャンネル「ぱかチューブっ！」にてタイトルと内容・連載開始時期が発表された。
コミカライズ担当は柴田直樹で、幼稚園児になったゴールドシップが主人公のギャグ漫画である。
週刊コロコロコミック公式ページにはドロップキックをかますイラストも描かれており、破天荒な彼女がどのような活躍？を見せるのかが注目された。
実際連載が開始されると、その作風たるや「ウマ娘でボボボーボ・ボーボボをやってみた」というたとえがもっともふさわしい、毎週ゴルシ（達）がいろいろな意味で想定外の事態を巻き起こしていくものとなっていた。
なお、この作品は第1話冒頭で「あったかも知れない世界のお話」と書かれている通り、「アプリやアニメなどのゴールドシップの過去のお話」というわけではないはず。
なので設定上高等部と中等部であるゴルシとマックイーンが同い年になっていたりしても大丈夫なのだ。
ちなみに「プリティダービー」が付いていないタイトルであることに「ウマ娘 シンデレラグレイ」のファンも注目してるとかしてないとか
あらすじ
ここはみどり幼稚園。このごく普通の平和な幼稚園に、ある日新たな園児が入園することとなった。
初めてのウマ娘の受け入れということもあり、その子を受け持つこととなるまなみ先生はひそかに心を躍らせていた。
――彼女は知らなかった。
入園してくるそのウマ娘――ゴールドシップは、あらゆる常識を超えた行動を見せる恐るべき存在であることを。
主な登場人物
みどり幼稚園
ゴールドシップ
CV：上田瞳（ボイスコミック）
本作の主人公。幼稚園児と化してはいるものの、破天荒ぶりは他メディアとなんら遜色はない……というか、むしろ凌駕している部分さえ存在している恐るべき園児である。
初登場時から見知らぬ男性と卓球勝負を繰り広げたり、お昼寝回では自分の妄想の中に乗り込んで羊と格闘したり、果てには瓦割り世界記録のために高高度から落下傘無しで飛び降りたりとその行動は常軌を逸している。
まなみ先生
CV：野中藍（同上）
みどり幼稚園にんじん組を受け持つ先生。初めてウマ娘を受け持つこととなり楽しみにしていたが、そこに現れたのは常識に捉われないアクの強いウマ娘だった。
案の定四六時中ゴルシに振り回され、ひたすらツッコミを入れる生活を送ることとなった（ゴルシからも「オメーさてはツッコミ役だな？」と言われている）。
ボイスコミックの声優がビュティなのは狙ってるだろ
関係のない話だが、実馬のゴールドシップの厩務員を担当されていた方は今浪（いまなみ）さんという。
高橋すぎな
海外旅行から帰国したにんじん組の女の子。ローマ字で書くと「Takahashi Sugina」。アホ毛が特徴の強気っ子。
ゴルシとジャイアントスイングを限界までやって遊んで気絶してしまったまなみ先生の敵を討つべく彼女に挑戦する。しかしウマ娘と人間の力の差、そしてゴルシ自身の雑学に非常に詳しいという能力により敗北。結局彼女もゴルシの餌食となってしまうのだった。
関係ない話だが、実馬のゴールドシップを仕上げた調教師は須貝尚介（Sugai Naosuke）さんという。
外部の幼稚園
メジロマックイーン
お馴染み名門「メジロ家」のご令嬢。ゴルシとは別の幼稚園に通っており、幼稚園同士の交流会にて初登場した。
ゴルシから所謂「おもしれーヤツ」認定を受けてしまい、あの手この手で転園の勧誘を受けるが、毅然とした態度でそれをはねのけた。
――しかし、スイーツの誘惑には危うく負けそうになっていた。いつもの
その後もたびたび登場する準レギュラー枠で、特に番外編ではゴルシと二人で登場することがほとんどである。
ナカヤマフェスタ
別の交流会の際に登場したウマ娘。子供らしい遊びには興味はなくお前も子供だろ、ヒリつくような勝負を望んでいる。好物はモツ煮込み。
ゴルシと様々なものを賭けて果てしなく勝負を繰り広げていき……。
その後も何度か登場しており、そのたびに何らかの賭けをしている。
トーセンジョーダン
さらに別の交流会に登場したウマ娘。幼稚園児にしてすでにギャルである。オマケに（機能制限されているとはいえ）スマホも所持している。
みどり幼稚園を「フツー」と評していたところ、突如現れたゴルシにより危うく蹴られそうになる。
ゴルシの「ピスピース」を評価しマネしたのだがそれにブチギレされ、対抗したゴルシがギャルになってしまった。そしてなぜかバスケ勝負が始まった。
何言ってるかわからねーと思うが、こういう流れなんだからしょうがないだろ！
スペシャルウィーク
北海道から母親の仕事の都合で、一時預かりになったウマ娘。明るく元気いっぱいな子。
それまでほかのウマ娘に会ったことがなかったのだが、よりによって最初に出会ったのがゴルシであった。
ゴルシから気に入られなぜか育てようとされ、都会の洗礼（と称した謎の行為）を次々と教えられる。
すべてを乗り越えたスペに対しゴルシがごはんを奢ることになるが、案の定の結果となりゴルシのお小遣いは消滅した。
その後行われた大食い大会では圧倒的成績で最終戦まで進むも、自身のさらに上を行くオグリキャップを前に敗北してしまった。そして母親とともに北海道へと帰還している。
オグリキャップ
大食い大会に現れたウマ娘。名前を問われて夕陽をバックに「オグリキャップ」と答える様はどこかで見た気がする。
大食い大会最終戦においてはスペをも圧倒するスピードで食事を平らげ、あわや勝利目前と思われたが、そこにゴルシの帽子から現れたまさかの存在により敗北を喫してしまった。
その他
ゴリラ
2話からたまに登場する動物。誰かの比喩とかではなく、正真正銘のゴリラである。
初登場の回では食べられないハンバーガーを作りまくった上に逃亡しようとしたゴルシを捕まえ、無理やり口に詰め込んだ。
オグリキャップ（シンデレラグレイ）
大食い大会の際、力尽きたゴルシの帽子から突如として現れた別世界のオグリキャップ。ピスゴル世界のオグリをさらに上回るスピードで食べ続け、あっという間に優勝してしまいそのまま元の世界へと帰って行った。
同じウマ娘のコミカライズ作品とはいえ、掲載誌どころか出版社すら違う作品からのゲスト出演はあらゆる方面へと衝撃を与えることとなった。一応集英社は小学館から独立したという経緯がありはするのだが……。
なお、シングレの世界の方にはカメオ出演という形でゴルシとまなみ先生が登場している。さすがに本筋には絡ませられないよね
関連X
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関連リンク
関連項目
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